行方

行方

660円 (税込)

3pt

公園から忽然と姿を消した三歳の琴美。両親は必死に捜すが、一向に見つからない。――22年後。自堕落な生活を送る幸子のもとに、一通の手紙が届く。差出人は、消息不明の妹を捜し続けている男だった。同じ頃、浜名湖畔で楓は父親の誠司とペンションを営んでいた。ある日を境に、誠司に対して不信感を抱く楓。父は何か秘密を抱えて生きているのではないか。交わるはずのなかった人生が交錯したとき、浮かびあがる真実。切ない想いが胸を満たす長編ミステリー。

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行方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大切な娘の行方が分からなくなった話。前半はハラハラドキドキしながら読み進めていった。
    誠司の不自然な振る舞いも全て楓を失いたくない想いからだった。
    なんか、色々な人に感情移入しちゃったけど、最後はハッピーエンドで良かった。

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    母親の娘を思う気持ちと同様に父親(であろうとした)誠司の娘を思う気持ちも評価されて良いのではないかと思ってしまう。もちろん誠司がしたことは許されることではない。それでも、この本を読んで、最も泣けたのは、誠司が「父ではありません」と救急隊に答える場面だった。
    最後のエピローグで、琴美がおひさまに戻って

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ


    伏線にモヤモヤしながら、そんな複雑な回収ではない。しかし、終盤スッと腑に落ちたところで終わりません。凍ってしまった低体温の身体を、不整脈が起きないように、ゆっくりゆっくりゆっくりと復温していく親心。これ繰り返されて、泣かされた。

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    読みました。
    もどかしい感はあるけど、母親の深い、自分の思いは娘のために飲み込むような愛情に泣かされました。
    取り返せない年月を思うと犯人を恨むのも当然なのに、大切な娘を作ったのはその犯人との年月でもあることを受け入れる家族の偉大さ、寛容さに涙します。
    欲を言えば最後に犯人と主人公の後日譚も知りたか

    0
    2025年11月24日

    匿名

    購入済み

    子供が行方不明になる。母親の悲しみが痛いほど伝わってきて何度も涙が出ました。ずるい人間や、自分達の保身に走る人達。関係のない人間からの心無い言葉。被害者家族に対してそんな酷いことができる人が本当に存在するのが事実で怒りが湧いてきました。そんな中でも子供を思う親の強い愛は変わらなく。琴美ちゃんが見つか

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    義母、夫、ご近所、どこにも味方がいない、娘が行方不明になる、辛すぎる第一章。その22年後の第二章。そりゃぁこの構成なら真実はそうでしょうけど、至る過程や描写が丁寧で引き込まれる。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    とても切ない結末だったけれども、面白かった。あの時誰かが少し手を差し伸べていればという場面がいくつかあった。社会生活、特に育児は大人一人で抱え込むとろくなことない。
    親の気持ちが手に取るようにわかって辛かった。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    3歳の娘が行方不明になり22年後に発見されるストーリー
    読んでいるうちに、この子が琴美でこの人が犯人と分かってくる。それがどのような展開で公になるかと一気読みした本でした。22年行方不明だったのに、刑が6年とは短い。犯人の琴美への愛情はただの拘束のような気がする。妙子の強さに感心した。母が子を思う気

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    人間の「嫌な部分」が克明に描かれており、読み進めるのが苦しいほどリアルな不快感に終始イライラさせられました。
    事件はなかったことにはできないが、それでも最後には救いがあってよかったです。

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    辛くなるからあまり母親に感情移入しすぎないように読んでいたけど、ラストでやっぱりもってかれちゃいました。

    0
    2026年03月08日

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