ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 夫婦茶碗

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    夫婦茶碗
    妻はいるけれど、やっぱり捨てられそうな堕落的主人公。妻と仲良くしようと奮闘するも、妻は自分の欲よりも家のことを考えていて、それに落胆する。しかしそんな妻も実は自分を裏切っていて、それでも仲良くあろうと茶柱を立てようとする。立ってね。茶柱。立てこます。

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    2026年06月11日
  • 私はスカーレット 下

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    上巻に続いて読み終えました。
    現代の考え方にそぐわないからってことか‥
    それをふまえて当時はこうだったってこと。
    スカーレットは自分の考えを持ったひとつの女性像だと思います。

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    2026年06月11日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    狙撃兵という特殊な役割で、戦争を生きた生きた少女の話。物語としてて狙撃兵としての話が多いが、狙撃兵となる前そして戦争が終わった後の話も非常に感慨深い。
    それぞれの個性がある狙撃兵仲間とともに戦うが、私たちの誰もが、それぞれの個性を少なからず持っていると思う。
    私はオリガが好きかな。つらい生き方だと思うけど。

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    2026年06月11日
  • タイム・アフター・タイム

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    ネタバレ

    あっという間に読み終えてしまった。読み終えた後何度も何度も色んなシーンをふと気付くと思い出しては、その感情に浸るというのを繰り返してる。
    「別れて良かった」という一言に全てが詰まってる気がして、この20年の間の色々があったからこその今の2人なのかなと。
    20年ぶりに2人で島を訪れるシーン。変わったものと変わらないものが入り混じる風景を見るのって、懐かしさだけじゃない切ないとも違うけど、何かノスタルジックな思いにさせられて少し苦しくもあり幸せな気持ちにもなった。

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    2026年06月11日
  • ある女

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    やっぱりアニーエルノーはの本は面白い。
    自分の母親というとんでもなくパーソナルで自分と深く結びついた関係をていねいに解き距離を保ち極めて客観的に描くことで、自分の母親の物語ではなく、ひとりの女とその生きた時代を描いていく。ひとりの人間から社会が見えてくる。ここまで徹底的に個人的なことを全く客観的に見つめ書くことができれば、どんな事象でも深く興味深い主題にできるのではないか。アニーエルノーすごい。
    『嫉妬』の冒頭に「書いたものご出版されるときには自分はもはやこの世に存在していないという前提で書きたい」と書いてある。これはシンプルに見えて非常に難しい取り組みだけど、この前提があるからこそ、アニーエ

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    2026年06月11日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    表紙からはほのぼのとした物語を想像していたが、実際に読んでみると予想外の物語でした。

    小説を読みながら泣いたのは久しぶりです。途中までどうか救われますうに…と願いながら読んでいました。
    最後、いきなり一緒に過ごすのではなく、お互いが負担をかけすぎないような、今よりも少しでも対等に、周りの人たちに支えられるばかりではなくなるように期間を設ける、という結果にしたのはすごく良いと思いました。お互いが目標を持ち生きていけるから。
    どうか素敵な人生を。魂の番という言葉がすごく印象的でした。

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    2026年06月11日
  • カレーの時間

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    男らしさにこだわるじいちゃんと、現代っ子の僕の話。寺地はるなにしてはスピード感と元気の良い作品で、そしてものすごく良かった。

    第1話 隣の席の小西はどんどん侵略してくる。僕はは広げたくなんかない。自分の世界を快適に保つことにエネルギーを注ぎたい。

    一昨年の夏に戦争が終わった。でも玉音放送はよく聞こえなかったし、何言ってるかさっぱりだった。橋の下で寝起きしてる男に、ご飯を恵んでもらった。母が自殺してからいろんな家をたらい回しにされている。飯のお礼にアケビを持ってくるといったら、いらないから、お前が大人になった時、腹を空かせている奴に食わしてやってくれと言われた。

    僕桐矢とあずきの母は三女で

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    2026年06月11日
  • ふたつの月の物語

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    ネタバレ

    児童書だから読みやすいけど内容がしっかりしてて面白かった、最後の終わり方とても好きです。2人がまた家族になれてるといいな

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    2026年06月11日
  • いつか別れる。でもそれは今日ではない

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    すごく考えさせられたし失恋したばかりの私には響いた。向き合うのが辛くて失恋直後は聞けなかったかも、、笑
    別れて10日後に聞きはじめました。
    けど忘れたところたくさんあるからまた読みます。

    悪女になろう。
    話を聞くのが上手な人になろう。
    言葉にしなすぎるのもしすぎるのもだめなんだな。

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    2026年06月11日
  • 新装版 ぺこぺこ

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    王様という最も強い立場の人間がぺこぺこしていることに意味があるよね。
    へこへこではなくぺこぺこ。
    いばりんぼうにはぺこぺこ返し。
    戦争というもっとも不毛な行いがなくなりますように。

    佐野さんのオシャレな絵と言葉に魅了された。

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    2026年06月11日
  • 見えるか保己一

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    ネタバレ

    江戸時代の実在の学者の生涯。幼い時分に視力をなくしたけれど、持ち前の向学心、向上心で江戸の町に出たけれど、あん摩では満足できなかった。栄花物語の暗記とか、視力以外の感性を働かせての普段の生活での冴えわたる生き様、驚いてしまいます。周りの人たちとの関わり合いも特筆すべき点でそれも、裏もその裏もあったり。最後の最終章まで楽しめた。章ごとのかな文字に当て字も秀逸で気がついた時には得した気分。
    「正しく見えるものなんてこの世にありゃあしないんだよ」幼なじみのてるちゃんの言葉。染みました。

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    2026年06月11日
  • 宮沢賢治 詩の世界

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    2026年刊。「別冊太陽」、宮沢賢治の詩の世界。『春と修羅』を中心に35篇、賢治の詩の魅力を伝える。
    「小岩井農場」「春と修羅」「原体剣舞連」「岩手軽便鉄道の一月」「永訣の朝」「青森挽歌」「東岩手火山」など、その構成のセンス、それに添えられた写真もいい。なによりも、A4見開き2ページ(or4、6ページ)にひとつの詩篇、その詩を俯瞰的に味わえるのがいい。
    最愛の妹トシの死に際して詠んだ「永訣の朝」のページの後には、青森までの夜汽車内の心象風景を詠んだ「青森挽歌」。こう配置されると、2つの詩の関係がよくわかる。「青森挽歌」はまるで『銀河鉄道の夜』のよう、そこにはとし子も登場する。ということは、銀河

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    2026年06月11日
  • ぼくらは回収しない

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    一本目「街頭インタビュー」、謎解きの外側に少し苦い物語が置かれていて心地よかった。大満足。

    最後の「ルナティック・レトリーバー」で題名「ぼくらは回収しない」が回収されてすっきり。

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    2026年06月11日
  • お探し物は図書室まで

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    とっっても好きだった。

    またどこかで読み返したいと思える本だった!
    特に、仕事と子育ての間で奔走する夏海が好きだった。

    足枷だと思っていた経験が、いつか強みになったり。うまくいかなかった出来事にこそ意味があったと気づけたり。

    物語の最後、主人公たちの話が少しずつ繋がっていく。
    最初に出てきた頃とは少し違う表情をした彼らが思い浮かんで、なんだかホクホクしちゃった。

    答えがほしいわけじゃなくて、
    ふと気づく瞬間がほしいんだな、、!

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    2026年06月11日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    衝撃の結末だとかどんでん返しが凄いだとか、みんながみんな口を揃えて話題になるので期待して買ってみた作品
    そんなことを言いつつも今まで読んできた作品の大抵は中盤になるとまぁ大体予想がつくものが多かったりするのだが、この作品は最後まで分からないままだったし、なんなら最後のページを読んで思考が混乱し、何度か前のページに戻ったりもして頭の整理をしたくらい
    最後のニュースの一文を見た時、殺された人間が一体誰なのか、こんな奴いたか?とわけが分からなくなっていたのが、なるほどどうして巻末の解説を読んでようやく理解
    そう言われると確かに所々おかしな点はあった
    これを踏まえた上でもう一度読んでみたい作品
    叙述ト

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    2026年06月11日
  • はるを呼ぶ

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    10年自分の名前が呼ばれない村八分にもあうそれはどんなに辛かったか。想像もできない辛さだと思う。でも生きた春菜は頑張って生きた。
    最後のシーンでは思わず涙が出て来てしまい感動した
    どうかこれからは小春としてではなく春菜として彼女の人生を取り戻せますように

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    2026年06月11日
  • 今夜、喫茶マチカネで

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    人の数だけいろんな経験談がある。
    東京オリンピック、大阪万博(いずれも前回)。
    ちょっとの期間だけ近くの銭湯に住み込んでいた、ストリッパー。
    その人間模様が、読み応えあったし。

    大阪の実際の話が多く。「マチカネワニ」って知ってる?
    知っている人にはなお、興味深いと思う。
    ラストがねー、思いがけないファンタジーテイストで。
    まいりました。

    「NHK大阪」で、3回くらいのドラマが作れそうです。

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    2026年06月11日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    軽い気持ちで、起こしたことが、人を追い詰め、とんでもない事に。ネットの世界は恐ろしい。心の隙間に、悪魔が棲みつく〜。怖くなった。この読書感想だって、日記のように、書いているだけだけれど、発言には気をつけようと思った。中山七里さん、ありがとう。

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    2026年06月11日
  • くるまの娘

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    ネタバレ

    息が詰まるような閉塞感が文字越しにも伝わるような、読後感のなんとも悪い作品だった。宇佐美りんさんが「かか」で表現したかったことを更に煮詰めた結果がこの作品だったのかなとも思った。記憶と現在が入り混じった難しい構造や、娘が親を憐れむ気持ち、無関心な兄弟たち。ただどっちにしろ2つとも読んでいて苦しくなる。家族という言葉の持つ欠点というか、血縁から生まれる断ち切りがたい繋がりが、命綱にも縛り付ける鎖にもなる、そんな現実を嫌でも意識させてくる。その鎖は親から子へ嫌でも繋がっていく。そんな理不尽を最後は天からの光のせいにしてしまう、それだけどうしようもない理不尽なのだ。
    「あの人たちは私の、親であり子ど

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    2026年06月11日
  • ボタニストの殺人 下

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    解説によく表現されている通り、よくできた娯楽小説だった。
    章立てが細かくて読み疲れせず、先を読みたくなるようなヒキもあるので後少し…と読んでしまう。

    ストーリーとしては、2軸の事件があり、どちらも謎が多く、どう事件が絡むのか?という事も期待しながら読む形になる。

    過去作ではなんとなくモタつくような所もあったが今作ではそれが殆どなく、どんどん読めた。もう次も出ているので次も読みたいと思う。

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    2026年06月11日