小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレどれも軽く読めて、ちょっとイヤミスっぽくて楽しい。
十時刑事はシリーズものとして読みたい。
表題作の『あなたが正しくいられたとき』がなんだかスッキリしない。
私の考え方が窪田くんと同じヒーロー的なんだろうか。
いくら父親が自分(娘)を助けたせいで亡くなってしまった重荷から解放するためとは言え、母親がわざと落として他人に助けさせて記憶を上書きするかな…?
それが本当の正義なの?
意図的にいろいろなことを準備したとしても絶対安全なわけでもないし、それに人の口に戸は立てられぬとも言うし上書きしてもいつか本当のことを知ってしまうかもしれない。
…っていうところまで考えさせるお話だったってことなのか -
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雄町哲郎は京都の街で働く内科医である。京都の街を自転車で巡り、治療を中断し、自宅療養を選択した人々の診療を行っている。マチ先生には、大学病院で准教授を務める花垣という友人がいる。というのも、マチ先生は昔は一線で腕を振るっていたが、姉の子どもを引き取って育てるために、大学病院を辞めたのだった。その花垣から、重症患者の難しい手術を頼まれる。その患者は大学病院の飛良泉教授の父親だった。
前回に引き続き、素晴らしい内容だった。哲学と医療が組み合わさって、生と死について深く考えさせられる。中でも印象にのこった会話が、最後のマチ先生と西島先生の会話。「人を救うのは医療ではない。人なんだ。」医療技術が素晴 -
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ネタバレ印象深いのはやっぱり直治の最後の手紙。下品を装っていても、本当は、……。
あとはお母さまが庭でお花を折る(婉曲表現)シーン。気品とは対極のことをしているのに、妙に品を感じる。これぞ最後の貴婦人。
最後に明かされた、M・Cの本当の意味……!
お母さまと上原ってなんかちょっっっっとだけ似てない? 気のせい??
5章まではお母さまお母さまだったかず子が6章から上原上原になるのが気になって。お母さまの気品って、骨つき肉にかぶりつくとか庭でお花を折る()シーンとか酒があれば寝れる発言とか、野蛮そうな行動によって強調されている気がする。上原の不良的なところに惹かれてるのって、何だか、その悪さの中にお母さ -
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1938年、日本統治下の台湾。日本人作家の青山千鶴子と、台湾人通訳の王千鶴が鉄道で各地を巡る。
失われてしまった台湾の美しい風景、おいしそうな料理、そして二人の友情。そんな楽しい旅行記なのかな?と思って読み始めたら、それだけではなかった。
統治する側と、統治される側。千鶴子は、植民地に対する帝国の偏見も、女性に対する男性の偏見も批判してきたつもりだった。だからこそ、自分はわかっている側だと思っていたのだろう。
けれど、ふとした言葉からこぼれ落ちる、自分でも気づいていない傲慢さや偏見。人と話していて、何気ない一言から、この人は本当はこう思っていたんだと気づく瞬間がある。あの感じが、読んでいて -
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地元が舞台なので痛いほど良くわかる
冬の閉塞感、雪かきの辛さ、太陽が登らない暗い空、いつまでも溶けない重い雪
冬の間はどんなに陽気な人間でも毎日の雪に辟易して眉間に皺を寄せてしまうほどの豪雪地帯
この作品は雪国に住む者ほどリアルに情景を思い浮かべることが出来ると思う
そして主人公となる少女たちの家庭環境
現実にありますよ
こんなに不幸なのはリアリティを感じられないと言う人はなんて恵まれた幸せな人生なんでしょう
そもそも人には人の地獄があるというのに
人には言えない家庭の秘密を抱く少女たちの物語です
読後感はとても悪いです
絶望が転がっています
私はとても好きですが苦手な人には受け入れ難いかも -
Posted by ブクログ
続編である本作は、前作から半年後の設定です。表社会で凄腕営業マンだった鳥井は、殺人請負会社でも着実に業績を上げていました。
ところが突然、上部組織組長のもとへ連行され、鷹見という男と拒否不能の「出世レース」を強要されます。勝てば自身が身を置く殺人請負会社社長、負ければ死、という物騒な話でしたが、あろうことか(いや極道なのであるんです)、最初から仕組まれた出来レースなのでした。この絶体絶命の状況を、鳥井がどう打開していくのか、という筋です。
追い詰められた主人公が最後に大逆転、いう展開はよくあるパターンではありますが、本作はよく練られています。形勢逆転が繰り返されるのです。この乱高下の -
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笑顔がステキな女性が表紙の本、タイトルは「85歳のチアリーダー」。アラフィフの私よりもずっと若々しく見えます。
写真の人物であり、この本の著者である滝野さんは、日本初のシニアチダンスチーム「ジャパンポンポン」を立ち上げた人。ダンスの事はもちろん、滝野さんの色々な活動の様子が、この本に詰め込まれています。
滝野さんは、とにもかくにも行動力があり、どんどん色々な事を実現させていくパワーがあります。
やってみなけりゃわからないから、一度はやってみる。ハマればラッキー。断られたら、即、諦める。以上。
至ってシンプルで、パワフルで、でもあっさりしている絶妙なバランス感覚だなと思いました。
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