小説・文芸の高評価レビュー
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国立西洋美術館の礎となる「松方コレクション」をめぐる物語。
どこまでが史実でどの辺までが創作なのかが分かりませんが、心熱くなりました。
解説によると、作品を買い集めるのに協力し、さらにフランスからの返還交渉を進めた田代雄一が矢代幸雄さんの偽名で、ほかは実名とのこと。
松方幸次郎の「美術館を作る、そのために美術品を買い集める」という想いは熱い。
そして、その想いのもと、協力した人たち。
ビジョンあるところに、人が集まり、それが行動となって、引き継がれ実現されていく。
それを最も感じたのが、日置釭三郎の物語。
戦時中、ナチに占領されたフランスで、命がけでコレクションを守り通した彼の生き様に -
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ネタバレ第23回開高健ノンフィクション賞受賞作。
1935年生まれのガーセムを家長とするアブドゥルラティーフ一家は、シリア中部のオアシス都市パルミラに住む四世代、総勢70名近くからになる大家族。著者の夫はガーセムの子16 人の末っ子の12男。シリアの家族の物語は、著者の家族の物語であった。
内戦で荒廃していく故郷。秘密警察に囚われ、二度と帰ることのなかった6男サーメル、家長ガーセムはISに支配された故郷から避難民として国内を転々とし、最後はトルコへ入国。その後、一家の残りの家族も不法入国の斡旋業者のサポートのもと、谷や山、荒野を歩き、徒歩で国境を越え、シリア国境に近いトルコの街へ。しかしシリ -
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ネタバレお久しぶりのハゲタカ続編。第6弾。
あの空気感をたっぷり堪能。
鷲津さん、ちょっと年をとって落ち着いてきました。
それもまたよし。
今回は、、、
台湾の世界一の半導体企業FSCを巡って、中国、アメリカ、の攻防戦に巻き込まれ?っていうか、恩人に頼まれてそのFSCを守ろうとする鷲津さん、のお話。
台湾有事とか、半導体とか、なんとなくは知ってたけども、よくわからなかった。
これはあくまで小説なので、全てを鵜呑みにしてはダメだけど、あぁなるほど、こういう事か、という。
わかりやすい。有難い。
武力行使してくるという発想が、なかなかに怖くて。
そりゃあみんな警戒するよねーというか。
そういう国だと -
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暴力を振るってきた夫を殺してしまった…
そこから先は…
まるで「鏡の国のアリス」の世界??
荒唐無稽な展開でどこまでが現実でどこからが夢なのか、伊坂幸太郎ワールドが広がって、読者も不思議な世界に引き込まれる。
「あまりにも恐ろしい出来事や、悲惨な事件、むごたらしい戦争が世の中には溢れていて、一向になくなりそうもないんです。僕が心配して心を砕いているのに、世の中はそれに応えてくれないばかりか、嘲笑するようにひどくなっていくんです。
これは現実ではなく、僕の脳が見ているだけなのかもしれない。そう思うようになってきたんです。」
伊坂作品は風刺が込められているが、この言葉をよりわかりやすく伝え -
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みくのしんさんのリアクションと、かまどさんのツッコミが面白すぎて、ひさびさに声を出して笑った。クラムボン殺人事件とか、「僕も盗みました」とか、枕草子ザ・ムービーとか。写真も合わせて見ることで面白さが倍になる。あの顔芸ずるい。。
それにしても、みくのしんさんの情景を表す言葉に対する感受性がすごい。一つの表現からあんなに、光や音や匂いに始まり季節感や時間帯まで想像できるなんて、、
そして登場人物に対する感情移入もすごい。
なんて豊かな読書だろうと感動した。
読書に慣れてきた今、こういう想像をせずに軽く読み飛ばすように読んでしまっている実感がある。もったいないことしてたかもな。やろうと思ってできる
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