ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    重くて読んでいて辛い部分も多いけどすごく衝撃的な本だった。
    いじめや自殺願望、復讐など出てくる内容がすべて負の要素だけど読むのをやめられなかった。
    2人の間に友情はあったのか。
    読後の余韻がすごい。

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    2026年08月28日
  • あなたが正しくいられたとき

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    ネタバレ

    どれも軽く読めて、ちょっとイヤミスっぽくて楽しい。
    十時刑事はシリーズものとして読みたい。

    表題作の『あなたが正しくいられたとき』がなんだかスッキリしない。
    私の考え方が窪田くんと同じヒーロー的なんだろうか。
    いくら父親が自分(娘)を助けたせいで亡くなってしまった重荷から解放するためとは言え、母親がわざと落として他人に助けさせて記憶を上書きするかな…?
    それが本当の正義なの?
    意図的にいろいろなことを準備したとしても絶対安全なわけでもないし、それに人の口に戸は立てられぬとも言うし上書きしてもいつか本当のことを知ってしまうかもしれない。

    …っていうところまで考えさせるお話だったってことなのか

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    2026年08月28日
  • エピクロスの処方箋

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    雄町哲郎は京都の街で働く内科医である。京都の街を自転車で巡り、治療を中断し、自宅療養を選択した人々の診療を行っている。マチ先生には、大学病院で准教授を務める花垣という友人がいる。というのも、マチ先生は昔は一線で腕を振るっていたが、姉の子どもを引き取って育てるために、大学病院を辞めたのだった。その花垣から、重症患者の難しい手術を頼まれる。その患者は大学病院の飛良泉教授の父親だった。

    前回に引き続き、素晴らしい内容だった。哲学と医療が組み合わさって、生と死について深く考えさせられる。中でも印象にのこった会話が、最後のマチ先生と西島先生の会話。「人を救うのは医療ではない。人なんだ。」医療技術が素晴

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    2026年08月28日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    印象深いのはやっぱり直治の最後の手紙。下品を装っていても、本当は、……。
    あとはお母さまが庭でお花を折る(婉曲表現)シーン。気品とは対極のことをしているのに、妙に品を感じる。これぞ最後の貴婦人。
    最後に明かされた、M・Cの本当の意味……!

    お母さまと上原ってなんかちょっっっっとだけ似てない? 気のせい??
    5章まではお母さまお母さまだったかず子が6章から上原上原になるのが気になって。お母さまの気品って、骨つき肉にかぶりつくとか庭でお花を折る()シーンとか酒があれば寝れる発言とか、野蛮そうな行動によって強調されている気がする。上原の不良的なところに惹かれてるのって、何だか、その悪さの中にお母さ

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    2026年08月28日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    1938年、日本統治下の台湾。日本人作家の青山千鶴子と、台湾人通訳の王千鶴が鉄道で各地を巡る。

    失われてしまった台湾の美しい風景、おいしそうな料理、そして二人の友情。そんな楽しい旅行記なのかな?と思って読み始めたら、それだけではなかった。

    統治する側と、統治される側。千鶴子は、植民地に対する帝国の偏見も、女性に対する男性の偏見も批判してきたつもりだった。だからこそ、自分はわかっている側だと思っていたのだろう。
    けれど、ふとした言葉からこぼれ落ちる、自分でも気づいていない傲慢さや偏見。人と話していて、何気ない一言から、この人は本当はこう思っていたんだと気づく瞬間がある。あの感じが、読んでいて

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    2026年08月28日
  • 仏果を得ず

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    文楽ものは有吉佐和子のを読んだことがあるが、あれは正統派というかかなり重たい作品だった。しかしこの「仏果を得ず」は現代的な明るい作品でとても面白く読むことが出来た。丁々発止とかわされる会話の面白さ、銀大夫のやりたい放題に見えて弟子への愛があふれている言動など、現代の文楽がもしこの作品の通りの状況なら、いいなあと思う。とても温かい気持ちになる作品。作中の都々逸合戦もとてもいい。

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    2026年08月28日
  • ブラッディダイスの殺人 上

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    面白い

    魚臭い、海上保安の話から始まるから、え!何のシリーズだっけと、思って笑った
    そうか、チームは解散させられてシリーズは前回で最後かと思ったりしたのだ
    が、やはり続くのですねー
     作家自身が書いていて面白いと思うのだから続くよねー

    今回は連続殺人スナイパー登場です、後半が更に楽しみ

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    2026年08月28日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子とポプラ社、これ以上の組み合わせは、なかなかお目にかかれるものではないと、勝手に思っています。
    今作でも得意の連作短編がズバリと決まり、読む者をいつの間にか青山美智子ワールドに惹き込んでいきます。
    そしてその世界を田中達也氏のミニチュア作品が鮮やかに彩ります。

    今作はゆっくりと始まり、中盤から一気に加速したように感じました。
    ちょうど、老夫婦と姪孫が主役となるフードコートでのお話あたりから。

    優しさに浸りたくなったら、この本を手に取ることを強くおすすめします。

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    2026年08月28日
  • 赤と白

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    地元が舞台なので痛いほど良くわかる
    冬の閉塞感、雪かきの辛さ、太陽が登らない暗い空、いつまでも溶けない重い雪
    冬の間はどんなに陽気な人間でも毎日の雪に辟易して眉間に皺を寄せてしまうほどの豪雪地帯
    この作品は雪国に住む者ほどリアルに情景を思い浮かべることが出来ると思う
    そして主人公となる少女たちの家庭環境
    現実にありますよ
    こんなに不幸なのはリアリティを感じられないと言う人はなんて恵まれた幸せな人生なんでしょう
    そもそも人には人の地獄があるというのに

    人には言えない家庭の秘密を抱く少女たちの物語です
    読後感はとても悪いです
    絶望が転がっています
    私はとても好きですが苦手な人には受け入れ難いかも

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    2026年08月28日
  • 復讐の協奏曲

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    やはり御子柴礼司愛されているよ。
    自分が周りに受け入れないって思ってるけど。

    人としても御子柴が成長していくシリーズなのかもしれない。

    洋子と倫子いいコンビだわ!!

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    2026年08月28日
  • 占(新潮文庫)

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    大正時代、占う側と占いに頼る側それぞれの悲喜交々を描いた短編集。
    不確かなことを占いに頼ってしまい、卑屈、嫉妬、プライド、執着などのネガティブな感情が増幅して振り回される様子が解像度高くておもしろい。
    ラストの"北聖町の読心術"が1番好み。おもしろかった!

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    2026年08月28日
  • 新世界より(中)

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    不穏な空気の漂わせ方が上手い!
    「悪鬼」と「業魔」というシンプルながら厨二心をくすぐるワードセンス好きです

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    2026年08月28日
  • 容疑者Xの献身

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    言葉数は少なく、無表情な石神に心を揺さぶられました。
    本心を語らず、密かに思い続ける愛情の深さが計り知れないです。最後まで読んでも、石神の愛の深さは見えないのだろうなと思いました。
    それほど、石神の愛が感情を揺さぶられ切なくなりました。
    好きになった人にここまで愛を思える人は、存在するだろうかと考えてしまいます。

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    2026年08月28日
  • 殺し屋の出世術

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     続編である本作は、前作から半年後の設定です。表社会で凄腕営業マンだった鳥井は、殺人請負会社でも着実に業績を上げていました。
    
 ところが突然、上部組織組長のもとへ連行され、鷹見という男と拒否不能の「出世レース」を強要されます。勝てば自身が身を置く殺人請負会社社長、負ければ死、という物騒な話でしたが、あろうことか(いや極道なのであるんです)、最初から仕組まれた出来レースなのでした。この絶体絶命の状況を、鳥井がどう打開していくのか、という筋です。

     追い詰められた主人公が最後に大逆転、いう展開はよくあるパターンではありますが、本作はよく練られています。形勢逆転が繰り返されるのです。この乱高下の

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    2026年08月28日
  • 警察猫いなりの追跡 香箱座りの名探偵

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    いなり、今回も大活躍!
    ルークとのコンビ、最高だわ。
    新登場のロダン、凶暴になっている理由を想像して苦しくて、そうさせたヒトが許せなくて。
    いなりが、ルークがいてくれてよかった。
    虐待なんて、最低の最低だから、みんな、同じことをされればいいと思う、まじで。
    で、栞里とあの2人、どうなっていくのかな。
    栞里がけっこうしたたかに2人を振り回すのも面白いんだけど、3人の関係が変わっていくのか、それとも?と想像するのも楽しい。で、いなりとルークはそれをどう思うんだろう。続きが楽しみ。

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    2026年08月28日
  • 火怨 下 北の燿星アテルイ

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    想像の域を出ない時代の物語とは言え、本当であったと信じたい阿弖流為と母礼、そして田村麻呂であった。自分のご先祖様は岩手であり、天明の大飢饉を期に一揆により、仙台藩に亡命して今に至る。
    それだけに、もっと昔のご先祖様は、蝦夷であると考えているだけに、この物語を読むと阿弖流為のお陰で今の私がいるのだと感謝している。

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    2026年08月28日
  • 暁星

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    どっちが本物なのかは、読者に委ねているところが好きです。ノンフィクションと書いているけど、それは本当?それとも嘘?どっち!?って悩みました。二つの違った物語の構成ではなく二つだけど一つの物語。主人公だけで印象がガラリと変わるところが面白かったです。

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    2026年08月28日
  • 85歳のチアリーダー

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     笑顔がステキな女性が表紙の本、タイトルは「85歳のチアリーダー」。アラフィフの私よりもずっと若々しく見えます。

     写真の人物であり、この本の著者である滝野さんは、日本初のシニアチダンスチーム「ジャパンポンポン」を立ち上げた人。ダンスの事はもちろん、滝野さんの色々な活動の様子が、この本に詰め込まれています。

     滝野さんは、とにもかくにも行動力があり、どんどん色々な事を実現させていくパワーがあります。
     やってみなけりゃわからないから、一度はやってみる。ハマればラッキー。断られたら、即、諦める。以上。
     至ってシンプルで、パワフルで、でもあっさりしている絶妙なバランス感覚だなと思いました。

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    2026年08月28日
  • 殺し屋の出世術

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    おもろすぎて一気読み!!

    一作目から引き続き個性豊かなキャラクターとドンデン返しの連続!テンポが良く中弛みパートがない!

    ラストスパートは早く本読みたすぎて、現実の仕事が進まず!!!!笑笑

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    2026年08月28日
  • 科警研のホームズ

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    科学警察研究所•本郷分室の分室長 土屋、「科警研のホームズ」と言われた男と研修生として招集された北上純也•伊達洋平•安岡愛美の3人のそれぞれの専門性を活かし、事件の真相や犯人をあぶり出すストーリー。
    1話毎に事件が変わる連作短編集となっている。
    非常に良く考えられている小説で一気読み必至!
    大変おもしろかったです。
    このシリーズはあと2冊ある様なので是非読みたいと思います。

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    2026年08月28日