ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 水車小屋のネネ

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    ネタバレ

    2026.10再読
    ヨウムのネネと姉妹を中心に描かれる40年間の物語。
    こんなに長い話なのに、描かれてないところも読みたいな〜と勝手に妄想までしてしまう。
    (聡さんの告白のその後読みたすぎるんですけど)
    とにかく出てくる人皆が優しい。
    でもその優しさは持って生まれたものじゃなくて、「人に与えられたから自分もそうする」って感じだから押しつけがましくない。だからこんなに沁みるのか。
    ずっとネネがかわいい。最後にどんなに時が経っても、「けんじくん!」と呼んだネネにちょっと泣いた。

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    2026年10月02日
  • 熟柿

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    はじめはおばさんが亡くなったんだーそれで?と思って読み進めていたけど、途中からドキドキハラハラの連続、まるでサスペンスのようでした。
    誰にでも隠したい、蓋をしてしまいたい過去がきっとあってこのかおりさんにもあってでもどうしようもなくて、そこを深掘りしていくけど後半は涙でなかなか読めませんでした。揺れ動く感情がしっかり感じ取れて本の題名と表紙に納得。人生悪いことばかりではないんだ、待って流れに身を任せることも大切なんだなー深い、深いなあ。読み終わったあとしばらく放心状態でした。本屋大賞とってほしかったな。

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    2026年10月02日
  • 宝島(下)

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    登場人物たちそれぞれが見た景色や体験したことは、そのままその当時を生きた島民たちの目線なのだ。本土に住んでいる者には到底わからない悔しさや悲しみを募らせ、多くの犠牲を出しながらみんな戦後という戦時を生きていた。

    だがこの物語は過去の苦しみを嘆いて同情を誘うだけの物語ではない。島民たちがかつての自分たちの島を取り戻すための闘いの物語なのだ。悲しみを振り切って闘った先にある幸せを求めた人々の命を懸けて誰かを守りたいと思う愛情、未来への希望を失わない強さがキャラクターを通して描かれている。

    この本を通して沖縄の過去を知ることができてよかった。真藤先生に心から感謝申し上げたい。

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    2026年10月02日
  • ストーンサークルの殺人

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    何転もするストーリーにずっとワクワクした!10数年ぶりに小説を読もうと思わせてくれた快作であり、出会えてよかったと思える1冊。

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    2026年10月02日
  • 三千円の使いかた

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    フィクションとはいえ、お金についての自分の感覚を下敷きに読み進めたので叩きのめされました。知識がないのに貧乏貧乏なんていうのはただの弱者である…。

    富裕層でも貧困層でもない一般階層であっても、お金の不安が付きまとって仕方がない。
    お金のために自分を押し殺すのか
    お金によって楽しく生きていくべきか
    これでもかと現実を突きつけて、それでも最後に希望を一粒おいていく。

    もしこれを「貧困小説」なんてカテゴライズすることがあれば、そんなの、この国の終わりかけだよ

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    2026年10月02日
  • バニラな旅立ち

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    シリーズ3作目。今作も美味しそうなお菓子がいっぱい!
    フランスでのお菓子旅が始まると思いきや、全然想像と違った流れ。ラストのエピソード4が衝撃の展開。面白かったけれど、フランス旅でのスイーツ話が読みたかったー。

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    2026年10月02日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    噂通り、あの1行でどんでん返し。穴があるところも完ぺきな犯罪がないという冒頭の回収になっていて、美しい作品。

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    2026年10月02日
  • 宙わたる教室

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    初めて読んだ伊予原さん
    科学畑が苦手ですが、とてもわかりやすく簡単にイメージできる描写、弱さと戦いながらも新しい羽を手に入れていく蛹のような登場人物は、それぞれ全く違う境遇なのにするりと感情移入できた。それだけ世界に引き込まれたのだと思う。
    清々しく読み終えられた作品だった

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    2026年10月02日
  • 星を編む

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    1ページめくるごとに、櫂と暁海、ふたりを見守るあたたかい人たちの世界が目の前に広がって、心がきゅっと鳴り続けながら一気読みしてしまった

    今からでも、あのひとたちのように大切なもののために強くある自分になりたい、と憧れさえ感じる魅力的なひとたちと世界だった

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    2026年10月02日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    話題の三宅さん。初めて作品を読みました。終盤の熱いメッセージには胸を打たれました。本好きの私の背中を強く押してくれ、今は一冊買うのに新刊は高いし、お金かかるってよく言われる趣味だけど、誇りを持とう!と思いました!だって読書は楽しいですもん!心からそう言えるきっかけをくれた一冊でした。労働者の歴史の勉強にもなりました。

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    2026年10月02日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    加藤シゲアキさんの作品を全部読みたくなり購入。中盤から複数の主人公の場面が変わるまで、息ができない緊張が続きました。最後は頼もしく成長する生意気な後輩。満腹、お腹いっぱい大満足でした。

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    2026年10月02日
  • 夜明けのはざま

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    とってもとっても優しい気持ちになりストーリでした。弱さと向き合う。それは怖いことだけど、それで手に入る優しさもある暖かい世界がある。自分に優しくなれる。死というものを通して改めてそれに気が付きました。各章のどの主人公の方にも「幸あれ。」と心から想うほど感情移入しちゃいました。
    また明日からも自分を大切に大切な人との何気ない笑顔で大切にしていこう。そっと背中を押してくれる一冊でした。

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    2026年10月02日
  • 私たちの世代は

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    途中までは名前も出ないし、時系列もバラバラだし、何が何だかわからないまま読み進めて。

    最後は涙が。

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    2026年10月02日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    まずお勧めする本である。絶対ネタバレなしで読むべき。ほんと頭のなかでこれまで歩いてきた道と足元がすべて崩れ落ちていくってのを経験できる。

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    2026年10月02日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    最初読んだときはあっという間に終わってん?何が面白かったんだろうって思った。が、よくよく思い返すとあらゆるシーンが頭にのこっており、これ結構面白かったなって思えた本である。

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    2026年10月02日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    人生のおけるお金の使い方 について 書いてある本だと思います!
    投資に失敗して 人生を棒に振った人もいるんだなと思いました!

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    2026年10月02日
  • 可哀想な蠅(新潮文庫)

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    ⭐︎可哀想な蝿
    佐藤里依紗
    パブロフ康成
    芽衣子
    西野
    吉村
    田中

    ⭐︎まりこさん
    ゆみ…篠宮由美
    まりこさん
    石田
    岡本

    ⭐︎重ね着
    瞳
    文聡
    御坂拓真

    ⭐︎呪縛
    麻希
    平岡
    桜
    井之頭
    木下
    茅原詩乃
    水原
    岡井
    正広

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    2026年10月02日
  • ブラッディダイスの殺人 下

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    ネタバレ

    エンターテインメントのすべてが詰まったような、シリーズ第7作
    序盤に衝撃の匂わせがあり、やや動揺しつつも、今回はこうきたか、受けてやろうじゃん、という気概を持って読み進む
    著者の巧妙な手法を過去作の経験で理解しつつも、まんまと術中にハマっていく…その感覚がなんとも心地よい

    英国全土を揺るがす謎の連続狙撃犯、打つ手も対策もなし
    そして登場するワシントン・ポーとティリー・ブラッドショー、フリン、ドイル、メイザーズ、ロック…アベンジャーズみたいなメンツに子供のようにワクワクしてしまう
    あぁ、それとエドガーとバーティおじさんも…

    シリアスな事件と対比するようにポーチームの掛け合いパートが諸所に挟まれ、緊張感の中にもほっこりさせてくれる

    が、話が進むにつれて、謎のスナイパーのクソヤバさが浮き彫りになり、ポーチームは衝撃の展開に突き落とされる

    呆然と読み進める中、前作のこれまたクソヤバい人物が登場し、物語は急転直下に加速していく

    チェスゲームのような攻防、頼れる相棒タウラー、ワシントン・ポーの苦悩、彼を信頼しサポートするチームの奮闘
    圧巻のクライマックスネタバラシ

    またしても著者の掌の上だった…
    そして、またしてもそれを期待している自分がいた

    ラスト、結婚式をドタキャンしようとするヘタレなワシントン・ポーにかますティリー、そしてエステル・ドイルの手紙がクッソ可愛かった

    彼らの活躍をずっと見守っていきたい、そんな感想を抱かせる至福な読書時間

    あと、エピローグ2の一行に完全にやられた

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    2026年10月02日
  • 男ともだち

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    よ(良)ぉ、、、、、。

    めちゃくちゃ、わかる。
    そう言うと、人格を疑われそうで怖いけど、めちゃくちゃ、わかる。
    きっと僕も何かが、欠けている。
    でもハセオはその一歩先にいて、おそらく全ての行動は、カンナを大切に思っての自覚的なものなんだろうなと思う。
    どこか野生的で、でも美しい、と思う。

    正しいことが、間違っていないとは、限らない。

    あなたにとっての間違いだって、その人には必要不可欠なものなのかもしれない。

    うん。
    そうだよな、みんな違うもんな。自分自身、そこに自覚的に生きていこうと思ったし、もっと他者のことを慮れるような余裕ある人間になりたいなと思った。

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    2026年10月02日
  • 硝子の塔の殺人

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    作中に出てくるミステリーが読んだことのあるものが多く、うんうん、それわかる!と、つい共感してしまいました。
    最後の展開にも驚きが。シリーズものにしてくれたら嬉しい。
    医療をテーマにした作品が多いなかで、この作品は先生の好きなミステリを散りばめて、読者も先生も楽しませてくれているのかなと思いました。

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    2026年10月02日