ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 鎌倉うずまき案内所

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    読み進めるにつれて何度も「あれっ」と思うところがあり、気になってページを戻ると新しい発見が見つかり、どんどんいろいろなことが繋がっていきました。
    ワクワクしながら、とても楽しい時間を過ごせましたし、ある事実にもびっくりしました。

    時間とともに変わっていくものはたくさんありますが、「人の縁は時間を超えて繋がっている」――そんな気持ちにさせてくれた一冊でした。

    特に「ト音記号の巻」がお気に入りでした。
    共感で心が苦しくなるところもありましたが、「自分らしく生きていいんだよ」と応援するような気持ちで読んでいました。

    「困ったときのうずまきキャンディ」、私も一つ欲しいので、鎌倉の町を散策してみた

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    2026年04月08日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    大好きなエッセイ
    ほむほむこと、穂村弘さん
    まず装丁がたまらない
    『鳥肌か』という題名だけに
    指先で表面を撫でると
    ボツボツと細かな突起物がある
    まさに鳥肌
    なかなかこんな本には
    お目にかかれない
    内容も今回はちょっと
    ぞわぞわするものがおおい

    ほむほむだけに
    何冊エッセイを読んでも
    まったく飽きない
    毎回笑えるし、感動する
    まだまだ読んでないエッセイ
    積んである
    早く読まなければ‥

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    2026年04月08日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    梁山泊と官軍との戦いが激化してきましたね。もはや感想を書く必要がないです。

    無駄な事をたくさんやって、大事なことがわかるんじゃないか p92

    大事なこと、見つけるために若いうちは色んなこと沢山やっとけ、って事ですね。

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    2026年04月08日
  • リラの花咲くけものみち

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    とても良かった。泣きながら読みました。
    友情、恋、家族愛、信頼、挫折、奮闘、成長… 全部描かれているのに、詰め込まれた感なく自然ななストーリーになっています。王道だからこそ、その根底にあるテーマは普遍的で心を動かされます。手元に置いておきたい1冊になりました。

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    2026年04月08日
  • 月の立つ林で

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    人とのつながりの難しさと暖かさがツキない、日常の営みを描いた連作短編集。
    自分では気づくことできないけれど、もしかしたら自分の言葉や行動が誰かの救いになっているのかな。
    4月17日は新月。
    何かを始める良いきっかけにできるかも。

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    2026年04月08日
  • 震える牛

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    2つの社会問題を刑事と記者がそれぞれの視点で追いかける緊張感、謎が解けた時のカタルシスと信じていたものに裏切られた虚脱感がたまらない!

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    2026年04月08日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    命令が自分の母親と重なる。「出ていけ」「辞めろ」と言われ大人しく家を出れば「土下座して謝れ」「開き直るな」(94ページから1部抜粋)と、祖父母や近所の人、警察を呼び探させる。何事も無かったかのように就寝させる。母の呪縛に囚われた自分は向き合っていくしかないのか、母が亡くなったらお互い報われるのか知りたくなり今後の人生まだまだいけるな。と思いました、。

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    2026年04月08日
  • おとうさんとぼく

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    2018年の展示を観ました。
    時代背景と著者の境遇、その中から出てくる思いに触れられるような作品。
    ユーモアのある温かさと切なさ
    大切にしたい本です。
    新版発行で読めたことに感謝。
    友人にもプレゼントした思い出。

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    2026年04月08日
  • 雪冤

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    ミステリー小説。小説を読んでいると登場人物に対して、この人は良い人そう、この人はなんか嫌な人とか、なんとなくの白黒の「色メガネ」をつけて読んでいるものだが、この作者はほんの些細な描写一つで、「えっ、、もしかしてあの人が犯人なの?」と、こちらが認識していた登場人物の色をガラッと変えてくる。その度にページを遡ってその人物のセリフや態度を、もう一度色メガネを変えて見てみると、まるで見え方が変わってくるゾクっとくる感覚が、この小説では、数回仕掛けられている。

    小説を見終わった後には、物語の結末の切なさに加えて、この小説を読み終えてしまう寂しさを感じさせてくれる傑作小説だった。

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    2026年04月08日
  • 踏切の幽霊

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    踏切に現れるという“幽霊”の噂を追う中で、過去の出来事と人間関係が複雑に絡み合っていく。やがてその背後にある、思いもよらない真実が明らかになっていく。

    ひとりの幽霊の想いを紐解いていくミステリーでありながら、描かれているのは「記憶」と「喪失」とどう向き合うかという物語でもある。丁寧な心理描写と地道な取材によって、断片だった事実が少しずつ繋がっていく過程に強く引き込まれる。

    事故や報道によって形づくられる“事実”と、当事者の内面にある“真実”のズレが印象的で、何が本当に残され、何が忘れ去られていくのかを考えさせられる。幽霊という存在を感情ではなく“事実”として追っていく構造が、この作品に独特

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    2026年04月08日
  • 透析を止めた日

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    読んでる時に、その本にとらわれて、頭から離れないことがある。
    そんな本だった。

    人工透析には血液透析と腹膜透析があることを知りながらも、多くの患者はその違いを十分に説明されず、選択肢を持てないまま苦しみの中で亡くなっていく。
    その現実を突きつけられたとき、私は「知らされないこと」そのものが人を追い詰め、尊厳を奪うのだと痛感した。
    著者の夫もまた透析の果てにとても辛い最期を迎え、その体験が記者としての冷静な視点と重なり、文章に圧倒的な力を与えている。


    堀川さんの聡明で澄んだ言葉は、重く難しいテーマを驚くほどわかりやすく伝え、心に真っ直ぐ刺さってきた。

    読み進めることは辛くもあったが、その

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    2026年04月08日
  • 月白

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    月白という冷たい印象の白。それが表す贖罪の色。
    戦後の浮浪者と虐げられた女性たちが生きていくために確信的にして来た事、無策の政府高官たちの犠牲になった悲劇。妻を亡くしたフリーライターが殺人鬼とされるフサの生涯を掘り起こす事で立ち現れる真実。重い物語ですが、息子の夏樹少年の存在に救われます。

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    2026年04月08日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    未だにこれ以上びっくりした作品がない。
    結構読んできたけど。
    わたしが衝撃に慣れてなかったのかもしれないけど
    これがデビュー作だと…?

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    2026年04月08日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

     若年性アルツハイマーを患ったエミルと、大好きな父と息子を失ったジョアンヌが、エミルの最期の旅として、ピレネー山脈を旅する物語。
     下巻で明かされるジョアンヌの過去がとても悲しく、エミルの死により、ジョアンヌが再び一人になることに心を痛めた。しかし、エミルはジョアンヌに、未来を与え、新しい生命を宿した。生と死の辛さと美しさについて教えてくれる小説だった。

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    2026年04月08日
  • あなたの命綱

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    久坂部羊『あなたの命綱』。実用書ではたくさん学ばせてもらったが小説は初読みの作者さん。医療ジャーナリスト中道颯子ががん治療について取材する一方、末期がんの宣告を受けた友人との葛藤や混乱に直面する…。榊の「癌との共存」論は説得力がある。全読したい作家さんに出会った!期待通り。

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    2026年04月08日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    変わり者で才能溢れる成瀬と、成瀬をとりまく人たちの話。色んな人の視点から成瀬の人柄がわかる作風で面白かったです。地元愛を感じて作品の舞台に行ってみたくなる。日常系だけど飽きずに読めました!なんとなく成瀬のポジションが令和のハルヒっぽい…。

    ずっと注目の的が成瀬だったけど、成瀬も島崎のことを大事に想っているのが伝わってきてほっこりしました。そのうちアニメ化しそう。

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    2026年04月08日
  • 同じ星の下に

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    真相が予想外だったので驚いた。
    誘拐された有乃が語る虐待は、淡々と語られるが故に
    辛さが増す気がした。
    有乃が言うように、この星は不平等があふれている。
    それがタイトルにつながったのも、なるほどな。
    「隠れた名作」という販促フレーズだったが、まさにその通りだった。

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    2026年04月08日
  • 背表紙の学校

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    思いと行動と、それを表す言葉が強い。奈倉さんの頭には、きっとここまで膨大に読まれてきたロシア文学の世界と、ご本人が忘れないように大切に保存してきた記憶と、そして何より感情と思考、いろんなものをからませてできたたくさんのことばがあるんだろうな。前作含めて、このかたの視点、世界の捉え方を知れたのはとても幸せなことだし、何かのきっかけになっていると思うのです。背表紙の学校は本好きな人なら覚えのある感覚なんじゃないかなぁ。

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    2026年04月08日
  • 罪と罰 3

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    すべてを一度で読み取れたわけではなく、再読は必要だが、重厚で秀逸な展開と描写。
    それはそうと、なんという美しい終わり方。

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    2026年04月08日
  • もものかんづめ

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    【学びたいこと】
    幼い頃からちびまる子ちゃんが好きで親しんできた。
    今日は知識を得るための読書ではなく、純粋に「読む楽しさ」を味わいたい気分である。
    本書を通じて、改めてさくらももこの独特なユーモアや世界観を堪能したい。

    【本の概要】
    本書は、さくらももこによる初のエッセイ集。
    「ちびまる子ちゃん」の作者として知られる彼女の日常や感性が、ユーモラスに描かれている。

    【感想】
    ・比喩表現が豊富で、一つひとつが印象的かつ面白い。情景や出来事が自然と頭に浮かび、読んでいて引き込まれる。
     ・比喩:「野口英世並みの熱意で研究」「ボーッとし具合ときたら、水族館の水槽の中をグルグル泳ぐマグロのよう」

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    2026年04月08日