小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
とうとう、ラスト。
最後まで楽しく読めました。
前に描かれた出来事を、別の登場人物の目線で描かれるたびに、ああ、そう思われてたんだな、とか、あの時のことか!とか、思い出されて楽しかった。伏線回収というのとは違うのだけれど、成瀬や登場人物達の繋がりが増えるようで、気持ち良くなる。
色々な登場人物がいたが、最後には成瀬を好きになる。
自分の「ワクワク」に一所懸命な姿なところに惹かれるからかな?他人の目を気にしないところかな?
最近、マイノリティ側の切なく苦しい気持ちや、理不尽に苛まれる辛さなどを追体験させられる小説を読んだりしてたので、救われました。
成瀬の強さは、真似できないものかもしれないが -
Posted by ブクログ
ネタバレ兄妹の絆をテーマにした素晴らしい作品だった。それも「絆」の一言で表していいべきか悩むほどの尊さがある。
視点が定まっていないことで主人公たちの目的、他の人物から見た主人公たち、と様々な印象を受けながら読むことができた。一冊完結ものにしてかなりの文章量があった割に、最後まで飽きなく読めている。事件は壮絶なものだが、兄妹の会話などは心を温かくしてくれるため辛くなりすぎない。
ドラマは未視聴だが一定の評価や相関図は把握しているわけで、小説内では兄妹間の恋愛模様を匂わす描写はないし、個人的に最も不要であると感じた。一冊の最初から最後を通して、兄たちは妹の安全と幸せを第一に考えていた。それは流星を見に行 -
Posted by ブクログ
ネタバレ知の領分で犯人の心を挫く草津と暴の領分で犯人をねじ伏せる霧島、犯人を捕まえるためには証拠の捏造や破壊工作までしてしまう探偵と、犯人からの依頼を受ければどんな手を使って無罪に仕立て上げるヒミコの掛け合いが見事で面白かった。
話の作りやキャラクターも魅力的で、シリーズものにしても良さそうな作りであるにも関わらず、一冊できちんと締めくくったのもとても良かった。どんな手を使っても犯人を助けるヒミコが何故そのような手段を取るようになったのか、今までの事件にもしっかりと関連づけられており、キャラクターが何故そのような行動を取るのかがとても自然で物語にのめり込みやすかった。 -
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Posted by ブクログ
p199
自分にはこうやって好意を寄せてくれる友人がいて両親も一人娘の自分を可愛がって育ててくれたしやさしい恋人だっている。
決して虐げられていい人間なんかではないと自分に言い聞かせた。深呼吸をしてゆっくりとメッセージを打ち返す。
p256
どちらかというとガサツな印象の人なのに哀愁を帯びた顔が美しかった。風が彼女の髪を揺らし、横顔を半分隠した。青白い頬にちらりと光るものが見えた。
離れているのに色を失った唇が震えているのがわかった。この人は苦しいんだ。この人に感情をぶつけてもダメだ。都はそう思った。
p269
たくさん仕事してやりたい勉強もして旅行したり興味のあることに打ち込んだりそうゆう人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しめた。面白かった。
読みやすく、情景や香りだけじゃなく、色と音も想像
させるような文章が印象的だった。
朔の声を紺色と表現した一香の感性も好き。
新城の、源さんの声は…と、読みながら勝手に想像した
りもした。
天才的な嗅覚の持ち主で、色々な面で”普通”とは違うけ
ど、一香を遠ざけた理由が”普通”で、なぜだかホッと
したし嬉しかった。匂いじゃなくても、記憶は様々な
形で遺る。音だったり、空気だったり、雰囲気だったり、
感覚だったり。でも、香りを再現できる朔にとっては、
避けられるのなら避けたい、という気持ちは理解できる。
それにしても「紅茶の味が違う」って…なんという殺し
文句!それに対して -
Posted by ブクログ
ネタバレ柘榴
すっごく面白かった。やっぱどんでん返しがいいね。どこも驚くところばっかりだった。硫酸殺人事件…名前からしてもかなり怖い……。全ての行動に意味があって、ラストもまさかの展開で面白かった。警察の考えることよりも先の先を読んで犯行する、読んでいて自分の予想の斜め上にいったものばかりでよかった。
人でなしの恋
面白かった。人形に恋をするのは理解し難いけど、妻を愛そうと努力しても愛せない夫は妻に直接ひどいことはしてないみたいだし、夫も夫なりに普通になりたいと努力をしていたのかも。根本的な悪いやつではないから、そこが難しい。人形を壊されただけで、自分の命までも絶ってしまうのは、彼なりに生きる理由が
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