ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 生きる言葉(新潮新書)

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    ネタバレ

    「言葉」は日常に溢れているけれど、ただやりとりしているだけでなく、いろいろな力を宿してるな改めて感じた。
    「クソリプに学ぶ」はとても興味深かったし、面白かった。SNS見ると喧嘩腰の人多いものね…。

    「言葉は、受け止める側のコンディションにも左右されるのだ。」の一文はその通りだなと強く響いた。
    自分から発する言葉を大事にしたいな。

    年末に良い作品を読んだ。

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    2025年12月27日
  • 猫まくら 眠り医者ぐっすり庵

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    サブスクから。江戸時代が舞台の連作短編集。生物は三代欲求の一つ睡眠、眠れない人達を眠らせる治療をするというものだから眠れないと悩む人々はどうしても重い。だが、主人公兄妹、看板猫により柔らかい雰囲気で進んでいく。私自身、睡眠障害で睡眠薬を飲んで寝ている者だ、医者というのは基本的に薬で治療するものだ。だが主人公達は薬は使わず患者の悩みを聞いて悩みを解決し寝られるようになるもの。医者というよりカウンセラーに近いかな。寝たい、寝られないとはいつの時代も自身の悩みであるかもしれない。この本書で寝られるように願う。

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    2025年12月27日
  • 青森ドロップキッカーズ

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    audible 。今度はカーリングだ。氷上のチェスと言われ,知恵と体力の織りなす熱い青春物語。
    主人公がのんびりぶらつく本のほうか面白いけどね。

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    2025年12月27日
  • おしりをしりたい

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    おしりが大好きなおとしりごろな子どもたちはもちろん、大人も楽しめる絵本。表紙の裏からもうクスッと笑えます。そして意外と勉強になる。あー面白かった。

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    2025年12月27日
  • ナチュラルボーンチキン

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    かさましまさかさん と遊びを削ぎ落とした浜野さんの 特殊な飛んでる言葉遊び。面白い!!この2人の四角四面の枠を外していく会話が好き。平木直理さんの常識を外れているようで正論な言葉もよい。泣けるし

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    2025年12月27日
  • ぼくは刑事です

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    ネタバレ

    相変わらずいいわ〜
    小野寺さんのこの感じ

    「刑事」を意識して、読み始めた人には
    物足りないんだろうけど
    私は小野寺さんの小説を
    読みまくってるから
    刑事なのに、刑事な話じゃない
    このノリが、すごく好きやった

    刑事の話なのに、メインが恋愛!
    なのに、ちゃんといたるところに
    「正義」が散りばめられてる

    律、絶対めっちゃ性格いい奴やん
    まんまとはまった

    普段あまり悲しいことが起きない
    小野寺さんの話に
    悲しいことが起きたのは
    びっくりした

    そして最後の展開
    普通なら、こういう展開には
    いやいや子供育てるって大変やで?
    無理やろと否定的に考えちゃうけど
    律くんなら、どうにかするんやろなぁ

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    2025年12月27日
  • デッドエンドの思い出

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    数日前から体調が悪く、病院にかかったらやはりインフル。高熱がでるわ頭は痛いわ咳が止まらないわで死にかけになって本も読めず。ようやく回復してきて手に取ったのがデッドエンドの思い出。体調は良くてもメンタルが追いついていなかったのか、2話目の「おかあさーん!」は私にクリティカルヒット。自分がいったん決めたことを変えるのが、頑なまでにできない主人公が柔軟さや優しさ、深い愛に触れ自分をあるべき場所に戻していく話。ボロ泣き。自分が弱っている時に、優しい話に触れるとてんでダメ。p.120のゆうちゃんが、せっかくとった休みで結婚したり新婚旅行に行ったりしようかと優しく声をかけてくれた所は、主人公と同じくそんな

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    2025年12月27日
  • 野の春―流転の海 第九部―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読み終わって数日、反芻するようにこのシリーズを考えては少し涙を流す、ということを繰り返した。
    これほど読み応えのある小説とは。想像をしていた物語の遥か上を行った。
    それぞれの登場人物が、最高に幸福ではなく、かといって絶望的に不幸でもなく、本当に現実的にある範囲で描かれる。
    熊吾と房江にはあとほんの少しだけ、幸せな時間をあげてほしいと願ってしまった。また3人での生活ができるようになるとか、一本松に行けるとか、せめて3人で会話する時間がもう少しあるとか。
    でも最後は3人で過ごせた。最悪のような場所かとも言えるが、「野の春」を感じることのできた場所でもある。
    多くの人の人生に関わった熊吾が、最後見送

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    2025年12月27日
  • 公爵さま、執事には負けません

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    ネタバレ

    「ごきげんよう。ありえないと思うでしょうが、わたしは本当にケスグレイブ公爵夫人です。シェフの死について調査に来ました」

    ケスグレイブ公爵夫人となり幸せいっぱいのベアトリスだが、壮麗な公爵家と大勢の使用人には戸惑うばかり。まずは家政婦を味方につけようと地階へ向かったベアトリスは、執事のマーロウが「ムッシュー・アルフォンスの不幸な死について、奥さまに調査をお願いするなんて許さん」と従僕のジョセフに話しているのを立ち聞きする。

    急な結婚式と、公爵家に引っ越してからのドタバタが面白い。ミステリーよりこっちをメインにやって欲しい。公爵家の威光を振りかざして事件のあった家に上がり込むなど、変人っぷりを

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    2025年12月27日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段恋愛小説を読まないのですが、それでも読みやすかったです。
    恋愛小説のはずなのにどこか恋愛小説っぽくないところも読みやすかったポイントかなと思います。
    人気作家さん達が描いた物語がどれも素敵でした。

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    2025年12月27日
  • 地のはてから(上)

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    ネタバレ

    冬休みに入り、一気に読みました。
    開拓者、ってかっこいい響きがあるけどとんでもない。
    序盤北へ向かう電車の下りの場面を読むだけでも不安で胸がいっぱいになった。
    その後も思うようにいかない壮絶で厳しい暮らしの連続に胸が詰まった。
    自分の意志では人生をなんとかできない女の人たちが沢山出てきた。男性ももちろん然りだけど、レベルが違う。
    とわは賢い女子、不遇かもしれないが運もよかった。
    とわの母親が歯を食いしばって育てた姿に思いを馳せる。そう考えると今日本はいい時代。物価は高いけど、でもやる気があれば教育を受けられる。
    後編の隣に住んでいたタマヨさんとの会話のシーン、立場ほ違うけど必死に生きてきた二人

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    2025年12月27日
  • こちらあみ子

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    優しい人でいたい。その想いは人一倍あるはずなのに、周りの人や大切な人を次々と傷付けてしまう。自分がいると周りが不幸になる、でもどうして良いのかは全く分からない。その想いはいつの間にか自分自身をも傷付ける。

    あみ子は世界とのずれに臆する事なく進み続けるんだけど、自分はこのズレを敏感に感じ取ってしまって言葉を出せなくなる事が良くある。優しさよりも傷付ける怖さを強く感じてしまう。

    あみ子も気付かず振る舞っているようで実は誰よりも実感してる。だからこそ、こちらあみ子、応答せよ。と、か細く唱え自分の秘めた想いを電池のないトランシーバーにぶつけるシーンは胸が苦しくなった。声は出るのに、届く仕組みだけの

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    2025年12月27日
  • 下北沢について

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    ネタバレ

    家族とのふるさとをつくりたくなった。

    P.27
    なんてすてきなんだろう、人生は、なんていいものなんだろう。
    嬉しかったことが悲しくなる場所もたくさんあるけれど、同じくらいの力で、悲しかったことが嬉しくなる場所もある。なにも固定されていない。生きているかぎり更新され、紡がれていく。

    P.124
    あの雨の夜、いつも両親と過ごしていた上野の街で、もうひとりの私が叫んだあの人生は、いったいどこにいってしまったんだろう?
    選べなかったほうの人生を夢見ることはできない。でも、選べなかった人生が私に微笑みかけてくれるとき、いつでもその人生に恥じないようにあることはできるかもしれない。

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    2025年12月27日
  • 蛍たちの祈り

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    心が抉られる物語でした。子どもは親を選べない、どんなダメな親でも子どもは親を愛してしまう、だからこそ親は子どもにありったけの愛情を注がないといけない(というかふつうはそうなるはずが、出来ない親は確かに存在する)というメッセージを受け取りました。逆に愛情さえあれば、家族になれるし、親殺し(他人も含めて)を完全に否定している点にも共感しました。そして、最後には全てを許した正道の器の大きさに只々感動いたしました。

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    2025年12月27日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    ひと夏の思い出。脆く儚く忘れがたい日々。
    誰しもそんな夏が一つくらいはあるのかもしれない。
    社会の中で生きている限り、人はどこかで必ず繋がっている。
    人は皆、その時その時差し伸べられた手に縋り、絡まり合って生きているのかもしれない。
    永続的な関係ではなくても、今まで出会ってきた人たちは、その瞬間瞬間を生きるのに必要な出会いだったのだろう。

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    2025年12月27日
  • 女王様の電話番

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    「女王様の電話番」読み終わった!最高。
    最初からずっと面白かったけど、主人公がアセクシャルであるということが明らかにされた中盤以降が、特に最高だった。
    主人公の言動、選択、決断、サブキャラたちの性格や立ち位置、考え方の全てがわたし好みで、読んでいてひとつもモヤモヤするところがなかった。
    落ち込んで、暗い気持ちになるんだけど、それでも生きていかなきゃいけないし、生きていくことを選ぶしわたしは、っていう主人公の軸みたいなものに共感した。
    小説そのものの語り口も、饒舌すぎず、軽すぎず、サブカル寄りになることなく(それが悪いというわけじゃないけど最近そういう小説はちょっと食傷気味で)、必要なことが必要

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    2025年12月27日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    家族が集まる楽しいクリスマス
    そこで殺人事件が起き…

    クラシックな雰囲気がこのシーズンにピッタリでした
    そしてストーリー自体も古さを感じさせないおもしろさ
    どの作品もですが結末には驚かされました
    さすがアガサ・クリスティ

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    2025年12月27日
  • 虚弱に生きる

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    わかる

    私自身、とても体力がなく、体調を崩しやすい。なにが原因なのかはわからなくて、だけどそれをなんと呼ぶのか…虚弱って呼んでもいいのかな?そう思えた。
    私も自分をもっと大事にしたい。

    #共感する

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    2025年12月27日
  • 魚神

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    ネタバレ

    情景描写の日本語が美しくも儚く
    どんどん読んでしまった
    読みながら耽美な甘い香りが届くかの如く
    全ての考察を読者に任せる小説で、
    甘いお伽話だった、、

    白亜とスケキヨという兄妹愛なのか、
    本当は血の繋がらない2人の恋愛物語なのか
    前半は近親相姦めいた描写もある

    蓮沼の理性、頭のキレの良さ、人情、が垣間見える場面がありその度格好良い男だと思った
    ただ蓮沼は近親相姦を受けていたという境遇

    白亜と似た境遇としたのは何故だったのか
    白亜が蓮沼に想いを寄せるきっかけのためだったのか
    白亜の蓮沼への思いは恋心だったと思いたい


    スケキヨは雷魚の、白亜はかつての伝説の娼婦の生まれ変わりであることが随

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    2025年12月27日
  • 神の光

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     全編"消失"というシチュエーションのみを扱った本格ミステリーで、銃のスコープの中の屋敷、砂漠の街、ポオの遺稿に書かれた小屋、神聖な丘の頂上に建つ鳥居、複数の人間の夢に現れる白亜の館の五編が収録されていて、どれもが読み手の意表を突くトリックと幻想的な雰囲気が魅力的で外れ無しの短編集だった。

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    2025年12月27日