ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    最後の最後で、ふじ子は果たして救われたのだろうか。生まれつき足が悪く、肺を患い、回復してからいよいよ恋人と結納だというタイミングでその相手を失い。この後、ふじ子はどうなったのだろう。時代背景とかを考えるとこれ以降の結婚は難しいのかな。今の時代だったら、結婚だけが幸せじゃないって考えもあるけど、当時はそうもいかないだろうし。キリストへの信仰が心の支えにはなるだろうけど、それがどこまで大きな力となってくれるのかな。不憫でならない。吉川と信夫は良い関係性の友達になれて良かった。小学校時代の、唯一、夜間に学校に集まろうという約束を守ったもの同士。それがきっかけで仲良くなって、あろうことか義理の兄弟にも

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    2026年07月09日
  • 塩狩峠
    小説・文芸
    4.3
    (32)

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    ネタバレ

    最後の最後で、ふじ子は果たして救われたのだろうか。生まれつき足が悪く、肺を患い、回復してからいよいよ恋人と結納だというタイミングでその相手を失い。この後、ふじ子はどうなったのだろう。時代背景とかを考えるとこれ以降の結婚は難しいのかな。今の時代だったら、結婚だけが幸せじゃないって考えもあるけど、当時はそうもいかないだろうし。キリストへの信仰が心の支えにはなるだろうけど、それがどこまで大きな力となってくれるのかな。不憫でならない。吉川と信夫は良い関係性の友達になれて良かった。小学校時代の、唯一、夜間に学校に集まろうという約束を守ったもの同士。それがきっかけで仲良くなって、あろうことか義理の兄弟にも

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    2026年07月09日
  • 望みしは何ぞ 道長の子・藤原能信の野望と葛藤

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    誰もが栄耀(えいよう)を当然としている鷹司の一族の中で、(女児を産んだ)彼女はその幸運から脱落した。
    ………
    前の「この世をば」で主人公だった、りんしの鷹司系ではなく、明子の高松系の息子よしのぶが主人公。
    鷹司に変わって、高松系に主導権をと、狙っていたのが、
    自分が一人ずっと支えてきた、ていし(道長の孫)の息子、後三条天皇が自分の死後ようやく誕生し、
    さらにその息子の白河天皇によって、摂関政治から院政に変わってゆく、っていう、切ない結末。
    世の中思う通りにはいかないな(;;)

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    2026年07月09日
  • サーキット・スイッチャー

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    エンジニアにとっては心が踊る描写ばかりで、視点も結末もとても面白かったです。ますます安野さんのファンになりました!

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    2026年07月09日
  • 暮らしの信じ方

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    「好きな食べ物が見つからない」で出会った古賀及子さんの最新作。リード文と目次で即買い…!
    「主義」か「事情」か?っていう2択、まさにすぎ。
    ・待ち合わせは余裕たっぷりでギリギリに
    ・腕時計はつけない派だったけどつけたらやめられない
    ・パンのことめっちゃ大好きだけど朝食にするのは仕方なく
    などなど、かなり高い解像度で共感できてしまった。
    「忘れたこと、忘れないままのこと」もぜひ読みたい。

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    2026年07月09日
  • 暁星

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    普段小説を読み返すことはない私が、終わったあとすぐにもう一度読み返したほど自然に盛り込まれた伏線の数々が見事な一冊。湊かなえさん凄すぎる。

    リアリティのあるスタート、宗教と共に生きる選択肢、常識外れの恋愛模様。なにもかもが知らない世界で、自分の無知さを突きつけられるようなのに、違和感なく入ってくる情景描写に唸らされる。

    はんぶんこ の概念をずっと覚えていたい。

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    2026年07月09日
  • サムシングブルー

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    30歳を目前に控えていろいろナイーブになる主人公の心情がよく伝わってきた。高校時代のエピソードも青春って感じでさわやか。高校、女子校だったから共学いいなぁと実感。最後にわかるあることも素敵♪元気になれる話。

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    2026年07月09日
  • 杏のパリ細うで繁盛記

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    目まぐるしい日々のはずなのに、感性豊かで知的で母業と仕事だけに留まらずたくさんの冒険をしている杏さん、本当に素敵です!読むだけで旅をした気持ちになれるし、私も楽しもうと元気を貰えます。言葉選びも素敵で、情景や登場する人々の様子・気持ちがスっと心に入ってきます。

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    2026年07月09日
  • 正義の申し子

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    ネタバレ

    ちょーおもろかった。
    相容れない2人の冒険譚?であった。ユーチューバーのジョンと半グレが織りなす駆け引き、はたまた息のあった連携でどんどん魅了されてしまった。
     視聴者は、起承転結の「転」知らぬが全てを知る読者として優越感に浸れた。人間味ある作品で面白かったな。染井作品に乞うご期待!

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    2026年07月09日
  • あのこは貴族

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    とても読みやすく、最後まで夢中になって読めた一冊でした。

    私自身、日頃からさまざまなことで悩んだり、誰かを羨ましく思ったりすることがあります。でも、上流階級に生まれ育った華子も、地方出身の美紀も、それぞれに満たされない思いや悩みを抱え、誰かを羨んで生きている姿を見て、「どんな環境にいても悩みはあるんだ」と感じ、心が少し穏やかになりました。ここ最近は特にメンタルがあまり良くなかったこともあり、この作品に出会えたことで少し救われた気がします。

    一方で、読んでいて「私は上流階級の人たちとはきっと相容れないんだろうな」とも感じました。振り返ってみると、私の周りにも結局は自分と近い価値観や環境で育っ

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    2026年07月09日
  • なりすまし

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    ネタバレ

    人生を変えるその為に戸籍を変える。そんな男の妻も戸籍が変わっていた。妻は誰なのか、男の周りに戸籍を変えた人が集まってくる。まさかの本人の登場に驚いた。人生を変える難しさを痛感した。面白かった

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    2026年07月09日
  • リカバリー・カバヒコ

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    優しい本。
    リカバリーしたいと言っても、いろんな方法があって、一回で解決しなくてもいいって思えた。
    ゆっくり時間をかけてもいいし、焦らないからリカバリーできる時もあるんだな。

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    2026年07月09日
  • アリアドネの声

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    勘の悪い単純な小説好きでよかったと心から思う。
    こういう小説に出会ったとき、読書が好きでよかったと思う。
    誰かに勧めたいとか、この感覚をもっと味わいたいとか、前向きな感情を持てる。
    またひとつ、いい出会いをした。

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    2026年07月09日
  • 容疑者Xの献身

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    久しぶりに感動するミステリーを読むことができた。
    映画化されるのも納得。
    最初から最後までノンストップで読み切れる400ページ。

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    2026年07月09日
  • 風と共にゆとりぬ

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    【尿道カテーテル】
    その読後感たるや「笑いと洞察のジェットコースター」という他ない。特に「肛門記」における壮絶な痔瘻体験談は、申し訳ありません不謹慎ながら爆笑を禁じ得ず、著者の身を削る覚悟に感服。また、オクラがもたらす人間ドラマは、思い出し笑いのトリガーとして脳裏に焼き付いている。鋭い観察眼と俯瞰的な視点から繰り出される言葉の数々は、日常の「あるある」を極上のエンターテイメントへと昇華させている、凄い!これは単なる読書ではなく、「文章を読む」という行為の醍醐味を再認識させてくれる、稀有な体験であった。

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    2026年07月09日
  • 犯人に告ぐ 下

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    まるで映画を見ているような劇場型捜査が最高に面白かった。
    上巻から捜査の邪魔をしていた上司を罠にはめて捜査から追放させる場面はスカッとした。
    最後の出演になるだろうニュースで巻島がバッドマンに対して「今夜は震えて眠れ」とすごむシーンは格好良くてしびれた。
    まさにエンターテインメント小説であり名作だと思った。映画も見てみたい。

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    2026年07月09日
  • 笑う森

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    さいっこうに面白かった。
    結構な厚さの単行本なので、日曜に読み始めたものの、結構な厚さなのでこれは月曜からこの結構な厚さの単行本と同伴出勤か、と、思ってたのに、日曜に一気読みよ…。

    めちゃくちゃ面白かった。これはまた…全力でおすすめしたい本やなあ。
    ページをめくる手が止まらんかったもん。

    著者はイチゴ農家の話を最初に読んだもので、どうしても人生やりなおしほのぼの小説の印象があるけど、ちゃうよな。
    わりと、こっちの雰囲気のほうが強そう。

    この小説をひとくちで言うなら何やろう。
    とにかく面白いので、わたしが今書いているこの文章よりもこの本を読んでくれと言いたいくらいやけど(何やねん)
    作中に

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    2026年07月09日
  • スリーピング・ブッダ

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    昔、ファンシーダンスという漫画が流行って、永平寺モノだったのだけど、あの系統かと思いきや、今の葬式成金仏教に対し、新しい仏教がどこまでいけるか足掻く若い僧たちの物語で、すごく気に入った。「もちろん宗教とは?」はすごく深い問いで、答えなど出るはずもないが、最後広也が共依存のカルト宗教みたいな方向に祭り上げられてきちゃうのも、宗教に寄りかかるタイプの人がいる限り仕方がないことなのかも知れない。


    北陸の憲和寺の跡取り広也は、宗派である敬千宗の直轄大学卒業後、得度式をあげて僧となり総本山長穏寺に入山する。大学の同窓生のロッカーになりそこねた隆春もたまたま同日上山になった。同日上山は6人。最初から古

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    2026年07月09日
  • しあわせのパン

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    北海道へ足を運びたい
    おいしいパンを口に運びたい

    だだっぴろい緑の広がる場所でぐーーんっと寝転がりたい
    信じられない光を放つ月をこの目でみてみたい
    ひとつのものを、ふたりで分けて、おいしいね、と言葉を交わしたい

    いつか、わたしのすきが肯定され続ける生活を送れますように
    そして、わたしがわたし自身を肯定できますように

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    2026年07月09日
  • これが生活なのかしらん

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    りんごちゃんとめろんちゃんの3人暮らしの話がなんか良かったです。心温まりますし、地味に面白いんです。
    なんか、ふふふとなるような感じです。
    「なんか」〇〇という感想になる本でした。心のどこかに「なんか」として刺さるんです。

    原稿を書くときは、いつもアイスコーヒーとカルピスを用意するのもなんかいいなと思いました。
    白いものと黒いもの、甘いものと苦いものがあるとなんとなく落ち着くそうです。面白い人だなとますます好きになりました。

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    2026年07月09日