小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレキャット、、、、、、
いやぁ〜〜〜ゼイデンは勿論
非の打ち所がないくらいに格好良いけど、
取り合うとなるとこう…なんか癪だな…
こういう醜い!?争いをする事になるのが
不本意でイラっとするのよね……
(自分が取り合うわけじゃないけど気持ちとして!)
ベニンとの争いは手に汗握るし、
絶対にソーヤーを失いたくないし
誰も欠けることなく生き抜いて欲しい。
なのにエンド、欠けることはなくとも
その恐れのある事態になってしまって…
ゼイデンがまさか、死ぬことは避けられたとしても。
続きを飲んで安心するまで眠れないってッッ
デインが時々出てきてヴァイオレットを気遣うのも
ちょっとワクワクする不届きもの -
Posted by ブクログ
5つの章立てからなる長編ミステリー、読み終わって思わずため息が出る。何というストーリーか。
AX, BEE, Crayon, EXIT, FINE。何故Dで始まる話がないのか。死 deathを外したという裏メッセージか?そんなことではなかったらしいが、とにかくどういう展開で進むのかを追いかけていきながら、主人公の兜、そしてその妻と息子の幸せを願わずるを得ない。今回の殺し屋ものは単に見事な仕事ぶりを描いていくのではなく、恐妻家でフェアであることを大事にする人情味溢れる仕事人の物語だ。
冷徹な仲介者の医師、仕事から足を洗いたい家族思いの仕事人、本当に彼らはなんの話をしているのかわかっているのか?と -
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ネタバレ木戸役者の口上に耳を貸したら、気づけば枡席で極上の芝居を見入っていた。
とてもいい小説だった。粋でありながら、軽やかだ。古いけど新しい。昔ながらの歴史小説家には怒られるかもしれないが、歴史小説初心者の僕にとっては非常に読みやすかった。
まず文章がいい。本当に小気味よく頭に入ってくる。語り部によってその読み口が異なるのだけど、どれも味わい深い。特に『枡席の場』は格別だった。
森田座の人たちの来し方もいい。時代背景は違うはずなのに、不思議と胸を打つエピソードがいくつかあった。人が何かに悩み、それを乗り越えることはいつの時代だって同じなのだと勇気づけられた。
そしてなんといってもあだ討ちに秘 -
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ネタバレこれをどんでん返しって言うんじゃないのかっていう。
一人称の小説を読んでいても、これが主人公の目線を通して描かれた物語だと意識する機会は少ない。
その見え方しかしていないのだから、主人公から見て悪役なら悪役だと思うし、主人公が正しいと思っているのなら正しいと、読者の目線も語り手と同一になっていく。
それが覆された時の気持ち良さがもの凄い。そこら辺のミステリーより余程どんでん返ししてる。
だって観察眼に自信を持つ主人公と同じ目線になって、読者も知らず知らずのうちに「ああそういう人間っているよね」って優越感に浸ってると思うのですよ。自分のことなんて微塵も考えずに。
ほぼ登場はしていないギンジのこ -
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常識と信仰の違いは何だろう。
常識は正しくて、無害で、基準みたいなもの。様々な共同体の中で絶対的なもの。
信仰も基準となり得るが、個人的なもののように捉えられる。偏りがあったり、他人から見ると間違っていると考えられたり。
本書を通して、同じ信仰を持つ人々が共同体となったとき、信仰は『常識』になるのだろうと思った。
そうであるとすると、常識にどれだけ意味があるだろう。僕が常識だと思っていることは、本当に僕が信仰していることだろうか?常識とされていることをトレースすることにより、信じる事から逸脱してはいないだろうかと不安になる。
僕の『信仰』は何だろう。
あの人の『信仰』は何だろう。
考え -
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ネタバレ食欲と睡眠欲と物欲は人を裏切らない(が、性欲は人を裏切る)。
異性に性欲を抱くことができないマイノリティが、明日死なないために繋がりを得るためにはどうすればよいか。マイノリティ同士で理解し合い、コミュニティを作るしかないのか。大也は、マジョリティから理解される必要はないと考えている。
わしも性癖の極北とか最終処分場とか言われる界隈に身を置いているし、お金を出してそういうコンテンツを買っているが、それは女性や裸体に向けた性欲と抱き合わせのものだ。だから「人間の身体そのものには一切欲情しない」という登場人物たちの気持ちは分からない。無理だと思う。あ、でもクリリンがフリーザに殺されるシーンには興 -
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ネタバレマカン・マラン、営業が続いていたようで安心しました。
灯るあかりに新たに引き寄せられてきた人も、お馴染みの人も、その人生まるっと抱え込んでくれるような懐の深さがありますね。
店主のシャールはというと、自分の手術がひと段落したと思ったら、今度は父親を看取るというこれまた大きな試練が待ち受けていて、でも「ひとりじゃない」ことで、シャールなりに乗り越えてまたみんなのところに帰ってくることができました。
背中を押してくれる人、帰りを待っていてくれる人、疲れたら肩を貸して休ませてくれる人、そんな人がいるって幸せですよね。ってことを考えながら読みました。
すべてがきれいにハッピーエンドというわけに -
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同じ出来事でも、誰の視点で見るかで意味が変わる。
その残酷さを静かに突きつけてくる一冊。
母に認められることに執着する母と
その母に愛されるために自分を削る娘。
「私は母の分身なんだから、違う感情を持つなんて許されない」
その前提が少しずつすべてを歪ませていく。
お互いへの思いは見事に食い違っていて、母目線は
「私は愛情を注ぎ、娘を大切に育ててきました」
「私がどれだけ娘に愛情を注いでいたか」
と語るのに対し。娘視点では
「母から殺したいほど憎まれる」
「胸を切り裂かれそうな言葉を投げつけられる」と描かれる。
心配をかけまいと涙をこらえる娘の顔は
母には“愛想のない仏頂面”に映る。
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ネタバレ文は教科書のように、必要で正しいことのみで埋め尽くされた暮らしをしていた。朝はハムエックとトースト。サラダはレタスときゅうりとトマト。わたしはその教科書にたくさんの落書きをした。ハムエッグにケチャップをかけ、休日は寝坊とデリバリーを楽しんだ。
あれが子供のころでよかったと思う。あのころは寂しい会いたいという感情だけで、それを意味のある思考としてまとめることができなかった。だからまだマシだったのだ。あのころの寂しさや悲しさや惨めさを、しっかりとした言葉で組み立ててお城を建ててしまったら、わたしはそこに閉じこもって抜け出せなくなったかもしれない。
最近正欲と、そしてバトンは渡されたを読んだと
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