小説・文芸の高評価レビュー
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【あらすじ】
明治から現代に至るまで、日本各地で発生し続ける「右園死児」現象。
「右園死児」は、人や動物はもちろん、無機物や概念に至るまで、その名称となった対象や周囲に異常な影響を及ぼす存在。ひとたび関連事件が発生すれば甚大な被害をもたらすため、日本政府は明治時代以来、報告を受けた事件を迅速に収束させ、秘密裏に処理してきた。
本書『右園死児報告』は、そうした政府機関に残された報告書という形式で、「右園死児」にまつわる数々の事件を描くホラー小説である。
【 感想 】
明治時代から政府に寄せられる「右園死児」にまつわる報告をまとめた作品。
この本の面白さは、「右園死児」が引き起こす現象 -
Posted by ブクログ
ネタバレママが「つかれた・・・よし!ママもしばらくあかちゃんになるわ!」とあかちゃんになるところがすごく可愛い。
ゴロゴロして、痛いときに思いっきり泣いて、そのまま心の中のいろんなガマンしてたものも一緒に泣いて全部吐き出す。
すごくすごく共感した。
あかちゃん、は自分の感情、欲求に素直になる、気持ちを我慢しないということなのかな。
「よし!おわり。」と切り替え、子どものオムツのことを考え始め、ママに戻っていく姿が、元気もらう。
あなたは十分頑張ってるよ、でもときどき休んでいいんだよってヨシタケさんが応援してくれているようで、嬉しかった。 -
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長らく積んでいたけど、辻村作品を読んだ勢いで読み始めた!(「本日は大安なり」の登場人物がこちらにも出てくると思っていたら勘違いで、出てきたのは「家族シアター」の方だった!こっちも再読したい..)
辻村さんの青春物語、やっぱり最高だ〜と思いながら、上巻だけでも何度もジーンと泣きそうになりながら読んだ。もうコロナ最盛期から何年も経つけど、当時の空気を思い出す。たしかにいろんな制限があったけど、医療関係者でもない自分と比べたら、ほとんど学校の中の世界が全てである子どもたちの苦しさ、悔しさはどれほどだったろうと考えて胸がぎゅっとなる。でもこの物語に出てくる大人たちが、しっかり子供たちと向き合ってくれる -
Posted by ブクログ
哀しく美しく、力強い
二十六聖人の像のような本です。
故郷の小さな書店は、娘が幼い頃に訪れて以来、数十年ぶりだったけど、今も変わらず、私の本屋さんだった。
この本も、高校時代と同じように、ふと手に取りたくなる棚にまるで贈り物のように置かれていました。
挿絵にハッとして、
描かれたのはどなた?と急いで頁をめくり、
「舟越保武」という名前を見たとたんに
胸がいっぱいになってしまって、まだ読み始めたばかりなのに、その気持ちを記しておきたくなった。
出窓に飾った、母の洗礼名でもあった「セシリア」の像のポストカードを観る。それが、毎朝カーテンを開けるときの、祈りの時間のようにもなっています。
練馬区 -
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土砂降りの雨の中、同時にタクシーに走りより、乗り合わせたのは20年ぶりに会う高校の同級生だった。
たまたま同じプロジェクトの担当として顔を合わせることになった尾崎颯と久遠愛。
現在と過去を交錯させながら物語は進んでいく…。
2人に関わった人たちの思いが、鮮やかな記憶となって甦ってくるのは、情景描写が素晴らしいからだろう。
単に高校の同級生というだけじゃなく、長崎での淡い初恋から始まり、2〜3日の旅行のつもりが沖縄で暮らしていくことになった…という場面が、とても印象的だった。
いつも一緒に笑っていた2人が、どんなに思い合っているのかがよくわかる。
そっとしといてあげて…となるような場面ばか
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