ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 白い衝動

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    「誰か、先生にとって邪魔な人間はいませんか?」
    「え?」
    「ぼくに、その人を殺させてくれませんか?」

    「答えは出た?」
    「はい。『美しい』は、自分より上位のものに向けられる気持ちなんだと気づきました」
    「上位?」
    「そうです。芸術作品も、大自然も、動物も、ぼくたちより強いものだと思うんです。自分では届かないもの、かなわないもの。ひれ伏す感じ、というか」
    「たしかに、神様に向かって『かわいい』とは言わないかもね」
    「神は『美しい」ですよね。だって、ぼくらの生殺与奪を握っているから。だったら『かわいい』は、自分より下位なんじゃないかって思うんです。自分の支配下にあって、自分には害がなくて、その気

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    2026年03月20日
  • 言語化するための小説思考

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    ネタバレ

    『君のクイズ』や『火星の女王』の作者である小川先生の頭の中を覗ける!
    そして先生の創作過程がわかるそんな貴重な1冊!

    小説は読者の目線を考えて書くのが大事。
    それ故、自分の書いた文章はまるで日記みたいになってるのか。
    このことで、自分が小説を書けない理由を理解して、納得した。

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    2026年03月20日
  • リラの花咲くけものみち

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    生と死が物語の至る所で取り上げられるため、そこに悩み苦しむような物語的な深みがありつつも、読みやすく世界に入り込めるテンポ感がよかった。

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    2026年03月20日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    職種や年齢にかかわらず、美味しいごはんはいつでも心を救ってくれる。大切な人たちと共に食事する時間をとても大事にしたくなるような本でした。表紙のオムライスがとても美味しそうで食べたくなります。

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    2026年03月20日
  • 後宮の烏7

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    終わって欲しくないと思いなかなか読み進められていなかったがようやく読み終わった。

    長い長い呪縛の末、いろんな思惑や感情が入り乱れ、みんなが納得出来る形になった。
    高峻が子供を作った際になんだか裏切られた気持ちになってしまったが、寿雪との間の愛は確かにあったんだと改めて思った。
    恋とかそんな陳腐なものでお互いを縛り付けたりしたくないと言う気持ちを、最後の最後までお互い貫き通したんだと、すごい良い終わり方だったと思った。

    こんな長いシリーズをしっかり読んだのは初めてだったが、雰囲気がとても好きな物語だった。

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    2026年03月20日
  • 家族シアター

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    家族の日常が溢れている作品。姉と妹の物語。孫と祖父の物語。最後に凍りのクジラ以来、ドラえもんの道具がでてくる話。中でも孫と祖父の話は泣ける。越してくる長男夫婦の子が新しい学校に馴染めるか、お友達は出来るかと心配する祖父。孫の通う学校に竹とんぼ作りの講師として呼ばれた祖父。孫娘の前でカッコいいところを見せて距離が縮まるも、孫の友達のお誕生日会で問題が発生。孫の成長を直に感じる幸せ。心温まる物語。人としっかりと向き合うことの大切さを思い起こさせてくれた。ありがとう。

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    2026年03月20日
  • 蟻の棲み家(新潮文庫)

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    「みんなが当たり前のように歩いているあの日の当たる大地に辿り着きたい」

    世の中を知った。生きるのって難しい。

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    2026年03月20日
  • 朝が来る

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    ここ半年ぐらいで1番心に強く響いて感動した本だった。
    誰との繋がりもなく必要とされない世界であれば、ここで終わらせてしまいたいというひかりの気持ちもすごく共感できる。
    だからこそ最後救われて良かったし、ひかりと佐都子を繋いで救うきっかけになったのは朝斗だったのも印象的。

    この本を読みながら、親にとって子供がどんな存在かを改めて考えさせられた。
    泣きながら子供が来てくれて幸せと語る母親の様子を見て、自分も両親にそう思わせられているかなと思った。

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    2026年03月20日
  • 鷹野鍼灸院の事件簿

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    鍼灸に興味があるので、鍼灸知識も付き、すごく面白かった。人が何人も死んだりする重い感じのミステリーでは無いので、淡々と、でもほっこりと読める感じ。ドラマで実写化しないかな〜…?役者当て嵌めるなら誰かな〜?などと妄想しながら読んだw鷹野先生は柳俊太郎、真奈ちゃんは古川琴音なんかどうだろう…?疲れた時にほっこり観たい。第二弾も積読してあるので近々読む予定。

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    2026年03月20日
  • 峠越え

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    徳川家臣団の強さを感じた。皆が意見を言い、最終的には家康が決める。恩には報いる。生き残っていくには訳があるんだと思わされた。

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    2026年03月20日
  • 天才はあきらめた

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    山ちゃんのサイン本ってだけで買った本だけど、とても面白かった。
    山ちゃんというと、よくMCで見かけるから喋りが上手いイメージ。若林さんも書いていたように山ちゃんは天才なんだろうなと思っていた。
    だけど、この本を読んで天才なんて言葉で表現できない努力を知った。私もつい逃げ出すしネガティブ思考だから、今日から山ちゃん言葉を心に住ませたい!

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    2026年03月20日
  • 塀の中の美容室

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    犯罪者か、そうでないか、は意外と紙一重な気がする。けれど、多くの人はそれに気づかず、自分とは違う人、違う世界の人、と見てしまう。車で事故を起こしたり、法を守ろうと思っていてもある日突然犯罪者となってしまうこともある。でも世間様は一緒くたに犯罪者として自分を見る。犯罪者は一生罪を犯そうとしている人種ではなく、理由なく、誰でも彼でも傷つけようとする人たちではない。でも自分とは違うと思っているから、何をされるかわからない、と怯えてしまう。ああならないように、という反面教師にはいいかもしれないが、一旦そっちに行ってしまった人が、また生活をしようとするのにはものすごいハードルになってしまう。この本の前に

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    2026年03月20日
  • 10ぴきのかえる ざんざんやまへ

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    【ママ評価】★★★★★
    水辺の生き物にとって水がどれほど大切かということがわかる。
    「水は宝。命の元」という文が子どもでも読みやすいようにサラッと描かれているけど、その重みはちゃんとあるし、水がないと大変ということは子どもにちゃんと伝わると思う。
    そして水辺の生き物の中でも弱肉強食があるけど、水がなくなってしまったら皆おなじ仲間というのも考えさせられる。
    同じ敵ができたら仲間、みたいな。
    でもそんな深いことは子どもにはわからなくても、ストーリー自体が面白く、展開をわくわくしながら読み進められる。
    教育的すぎず大切なテーマを教えてくれる絵本。

    【息子評価】★★★★
    ストーリーを楽しめるようにな

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    2026年03月20日
  • 暗殺者の回想 上

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    現在と12年前の出来事を行ったり来たりする構成になっていました。12年前の出来事と現在の出来事のつながりがだんだんと明確になってきます。今回も謀略に巻き込まれるグレイマンです。
    これまでの作品同様、読み始めるとページを捲る手が止まりません。

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    2026年03月20日
  • リバース

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    ネタバレ

    とても面白かった。特に最後の1ページで全身に鳥肌が立った。本を読み始めたのは最近のことではあるが、今のところ一番面白い作品だと思う。同著者の「告白」は映画でしか見たことがないがとても好きな作品だったので、著者で作品を選びたくなる気持ちが分かって嬉しくなった。

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    2026年03月20日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    …いやあ〜、なるほど。
    恐れ入った。w

    ちょうど去年のこの時期、『火車/宮部みゆき著』を読んでいたと思うけど、なんかそれっぽい重めのミステリーかなあ、というのが最初の印象。
    読み進めていくと、話が過去に行ったり現在に戻ったり、それに伴って登場人物が変わるし増えるし…、この人たちがどう繋がって来るのかと、途中から整理がつかなくなってきたが、終盤でそれが集約された時、アハ体験をしたような感覚を覚えた。w
    いや、うまいこと読者の先入観を利用させられたなあw。
    これは映像化は難しいだろうなあ。『文章』だからこそのトリックかも知れない。
    序盤と終盤で、登場人物たち(主人公の将虎)が見ていた視点が自分た

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    2026年03月20日
  • ライオンのおやつ

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    一気読みしてしまった!1ページめを開いたら、そのまま最終ページだった。テレビドラマで一度見たはずだけれど、原作には違う良さがあった。多分、涙腺が弛むので、人目のあるところで、読むことはお勧めしない。

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    2026年03月20日
  • かがみの孤城 下

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     読むのが一瞬で最後まで読んで良かったと感じた。さすが本屋大賞作品。人それぞれに事情があり、見えるものだけが正解ではないと思った。
     子供達が少しで多くの選択肢や場所を選ぶことができるように大人達は動いていくべきだと思った。

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    2026年03月20日
  • 謎の香りはパン屋から

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    軽快でリズム感が良く、なめらかに一気に読めるのが大変好ましい。登場人物が作者の境遇に近いので馴染みやすいのと絵に描いたような設定の謎解きのギャップが大きくてすごく楽しい。五話の連作で各編の置き方が絶妙。結末が明るいし広がりがあるのもイイ感じ。最終話はちゃんとホロりとさせられる。爽快。

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    2026年03月20日
  • しっぽのカルテ

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    とても深みのある人間物語、面白かった、一気に読んだ。五話あるうち第三話のDV男の話が他のところに比べて重過ぎて読みづらかったが主人公の背景も重ねて合わせていて、ちょうど真ん中を盛り上げたようになっていたと最後まで読んでふに落ちた。それがあったから読後感が爽やかなのかも。不自然な伏線もなく素直に読み進めたし、でも、続編があってもイイように全ての設定が良く練られているし、楽しみでもある。

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    2026年03月20日