ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 僕の隣で勝手に幸せになってください

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    人間の愛くるしさをここまで端的に表現できる文章力がとにかく羨ましかった。相手の気遣いに気がつける人も、気遣いができる人と同じくらい素敵で、人の良さに気がつける人は、きっと相手からも良いなあと思われていて。相手は自分を映す鏡だったりするのかなと想像し、そうだったら最高かもなとほくそ笑んだりした。相手に愛おしいという感情を抱く人もこの上なく愛おしい。人間からしか得られない栄養が確実にある。人と関わることが大好きなのは、時々垣間見える相手の人間らしさを見つけるのが楽しくて面白くてしょうがないからかもしれない。人間っていいな。

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    2026年07月10日
  • 探偵小石は恋しない

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    読む手が止まらなくて、1日で読み終えてしまいました。自分の先入観や偏見を丸裸にされる読書体験でした。本格ミステリでもあり、ラブコメ要素もある本作は、ミステリの入門書と言っても過言ではないでしょう。
    ミステリ好きの人、ミステリに挑戦してみたい人、両者におすすめしたい一冊です。どうか、事前情報一切無しで読んでください!

    ★こんな人におすすめ
    ミステリに挑戦してみたい人
    ミステリが好きな人
    伏線回収が好きな人

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    2026年07月10日
  • いい子のあくび

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    先生の長話。
    “優等生”はあくびを嚙みしめる。
    そのあくびは、どこに消えるのか。

    とてもいいタイトルだと思った。

    SNS全盛の時代。
    社会規範へのアクセスの機会はとても増えたし、
    そこから外れたときのバッシング熱は高まるばかり。

    はみ出ないように、あくびをかみ殺して生きていると、
    自分がどんな人間だったのか、見失うこともあるかもしれない。

    表題作「いい子のあくび」のほか、「お供え」「末長い幸せ」の3編を収録。

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    2026年07月09日
  • ととはり屋敷

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    ネタバレ

    比嘉姉妹シリーズ最新短編、まさかこんなにも切なくて悲しい話とは思わずかなり喰らってしまった。毎話消えていく兄弟に対して、捻じ曲げて広げられるH家の噂が醜悪な対比を感じてもはや腹が立つレベル。そう思うと(創作前提とはいえ)洒落怖の映画化とか、モキュメンタリー的作り方って他人の人生を玩具にしていると言えるし、それを楽しむ自分だってこの腹の立つ人々と同じなんだよなぁ。

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    2026年07月09日
  • デッドマンズ・チェア

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    ネタバレ

    今回は様々な事件が同時進行で入り組んで進んでいく。
    面白かった。めちゃくちゃ面白かったけどラストが悲しすぎたー(´;ω;`)
    終盤の方まで全然気付かずまさかの真相。。沙雪は好きなキャラクターだったのでショックだし悲しいし、益々この犯人への怒りが湧く。
    あと新キャラクターの趙は結構好きでした。
    はたして敵なのか味方なのか。
    自作が待ち遠しいです✨

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    2026年07月09日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    本当に面白かった!!
    なんでこんな発想できるの?っていうような設定ばかりで約80年前に書かれたなんて信じられない。展開も全く予想できなくてとにかくオチが綺麗。狂気がテーマの作品集なのかな?読んでる途中こっちまで頭がおかしくなりそうになった。長編も読んでみたい。
    表題作、不死鳥への手紙、ユーディの原理、ぶっそうなやつらが特に好き。特に不死鳥への手紙は好きなフレーズが沢山あった。ぶっそうなやつらは本当に面白くて翻訳小説でこんなに笑ったの初めてかも。

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    2026年07月09日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    上位を目指す学連チームの駆け引きの様子が臨場感たっぷりでとてもよかった。沿道の声援や選手の息遣いまで聞こえてくるようだった。個人的には9区横浜の給水シーンが予想外で1番アツかったかも。

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    2026年07月09日
  • たゆたえども沈まず

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    途中から涙が、、。
    飛行機で読み終わった後、そのままゴッホ美術館に行ったらゴッホの絵画を見た瞬間今までにないくらい感動した。

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    2026年07月09日
  • 正欲(新潮文庫)

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    正欲とは、正しいとは何か。
    どう生きるのか。
    社会、法律、言語、心理、教育、生物、文化、全ての視点で、答えが変わってしまう気がします。

    苦しい、苦しいけど、知れて、考えさせられてよかったです。

    (朝井さんは若者の心理を描くのが上手で、心理描写が刺さります。登場人物たちが、周りにも自分にも振り回されながら生きてる感じが、ジワジワとグサグサと心にきます。)

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    2026年07月09日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    全く共感できない主人公でした。ただセリフを切り取ると、なぜかその一部のセリフを気づいたら、味わって読み進めていました。一万円もらって権利のくだりは、気分悪く私の労働意欲を削いでいきました。

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    2026年07月09日
  • 燻る骨の香り

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    今回の話はこれまでのシリーズの中だとダントツで複雑だった。でも、不思議とすらすらと頭に入ってくる。そもそもこのシリーズ、千早茜さん特有の言葉の並べ方で人物の心情と香りや情景が一気に入ってくるから、起承転結が大きくなくても映画1本見たような読み応えがある。その分余韻も凄い。最近はこの香りはあの場面の香りに近いのかもしれない、と香りに対する意識も高まっている。是非オススメしたい。

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    2026年07月09日
  • 三体3 死神永生 下

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    紛れもなくハードで限りなくドラマティックな物語が完結する。このスケールは物語が進むたびに想像を遥かに超えて、読み終えた時にカタルシスに達する。最高の物語だった。

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    2026年07月09日
  • 三体3 死神永生 上

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    三体Ⅱの幕引きは完璧だった。そこからどう物語を展開するのか、期待を全力でぶっちぎってくる。最高の物語。

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    2026年07月09日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ネタバレ

    人間らしさとアンドロイドらしさは連続的で流動的なものである、ということだと解釈
    人間然とするためには、親切にして生きよう

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    2026年07月09日
  • パッキパキ北京

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    自暴自棄でもなくうまく生きるコツをしっかり掴んでてかっこいい!見習いたい!
    本読んでてこんなにポジティブな主人公ってなかなか出会えないから新鮮でとてもいい!
    北京途中まで行きたかったけど、一旦行かなくて大丈夫かも!

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    2026年07月09日
  • わたしたちが光の速さで進めないなら

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    大好きすぎる。優しくてあたたかくてドキドキワクワクして、、私は夏のドラえもん映画を観るのが好きだけれど、劇場で観ている時とおんなじ気持ちになった。未来だったり、別の星のお話だったりで現実離れしているのにそこにあるテーマが愛ややさしさだからすごくどの話も身近に感じて不思議な気分。それを一番感じたのが「スペクトラム」だった。ルイ、、、。
    表題作の「わたしたちが光の速さで進めないなら」もすごく良くて、好きな言葉がたくさんあった。世界が広がるということは、同時に孤独が増える可能性もあるわけで、、数百年後にはほんとうにそういう悩みを抱えるだろうな。
    韓国SF、すごい。キムチョヨプ全部読破しよう

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    2026年07月09日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    長編SF小説だが、物語に引き込まれてあっという間に読んだ。記憶喪失から始まり、記憶を思い出すつれ過去と現在の話が交錯しながら話が進む。読んでいてアストロファージが話の中心で、如何に地球を救うか?を科学的専門用語を交えて議論するが、後半の出来事から大きくストーリーが動いて上巻は終わる。正直、前半のシリアスな流れ行くことを期待したが、後半の出来事でエンタメ性が強くなった印象。とはいえ、下巻を読むかのが非常に楽しみ。

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    2026年07月09日
  • ダイヤモンドダスト

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    様々な死を前にして、心が奪われる作品だった。40年前の作品でも色褪せない名作だと思う。
    読み始めのきっかけは、約25年前に通った予備校教師のミシマ先生が、浪人生の切ない恋の小説だと紹介していたのを思い出し、読んでみたくなったから。読んでよかった。
    情景描写が主で、多くを語らない、心理描写が少ない作品が、死をこんなにも素敵に、切なくあらわしていることに感激した。
    全ての話に心が切なくなったが、自分なら限りなく不幸を感じるであろう状況でも、読みながら不思議と絶望を感じなかった。その理由は、死を静かに受け入れる作者の想いが、作品から滲み出て伝わったからなのだろうか。

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    2026年07月09日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    心にくる作品だった。
    人の声を聞くのと同時に、自分の声をまわりに聞かせるのも大事だ。
    イトシもキナコも幸せになってほしい。

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    2026年07月09日
  • 遠慮深いうたた寝

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    業務日誌を見て肩の荷がおりました。身近に感じるようになったかなと思いつつこんなに感性が豊かな人はやっぱりいないと思いつつ

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    2026年07月09日