小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
大好きすぎる。優しくてあたたかくてドキドキワクワクして、、私は夏のドラえもん映画を観るのが好きだけれど、劇場で観ている時とおんなじ気持ちになった。未来だったり、別の星のお話だったりで現実離れしているのにそこにあるテーマが愛ややさしさだからすごくどの話も身近に感じて不思議な気分。それを一番感じたのが「スペクトラム」だった。ルイ、、、。
表題作の「わたしたちが光の速さで進めないなら」もすごく良くて、好きな言葉がたくさんあった。世界が広がるということは、同時に孤独が増える可能性もあるわけで、、数百年後にはほんとうにそういう悩みを抱えるだろうな。
韓国SF、すごい。キムチョヨプ全部読破しよう -
Posted by ブクログ
様々な死を前にして、心が奪われる作品だった。40年前の作品でも色褪せない名作だと思う。
読み始めのきっかけは、約25年前に通った予備校教師のミシマ先生が、浪人生の切ない恋の小説だと紹介していたのを思い出し、読んでみたくなったから。読んでよかった。
情景描写が主で、多くを語らない、心理描写が少ない作品が、死をこんなにも素敵に、切なくあらわしていることに感激した。
全ての話に心が切なくなったが、自分なら限りなく不幸を感じるであろう状況でも、読みながら不思議と絶望を感じなかった。その理由は、死を静かに受け入れる作者の想いが、作品から滲み出て伝わったからなのだろうか。