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Posted by ブクログ
2026/07/09
基本的に新潮文庫から出てるお笑い芸人の人が書いたエッセイはいい本であるという自分の中の定義があって、この本も例に漏れず本当にいいなと思いました。
ふかわりょうさんは当然テレビで何回も見たことあるし、色々なシーンで登場していた記憶があります。
それぞれのエッセイの内容は省きますが、ふかわりょうさんという人となりが全面にあらわれているなぁという感じです。
短編で構成されていますが、ふかわりょうさんが日常を生きてく(生きてきた)中で感じたことや考えたこと、思ってことが本当にそのままの文章で綴られているので、彼自身の考えをなぞることができて面白く読むことができました!
Posted by ブクログ
本屋さんで目が合ってタイトルにひかれて、1度手に取って止めたけどまた戻って買いました。だってこの1冊がlastだったし、今の私にピッタリくるフレーズだったから。
ふかわりょうさんは知ってたけど、どちらかと言うと苦手なタイプだった。
でも私と同じ気質と知った頃から少しづつ見方が変わっていって嫌いじゃないと思ってた。
そんな矢先に出会った本。
本書を読んで確信しました。
やはり同じ気質の方だと。
共感できる事が多々ありました。
そしてふかわりょうさんという人を昔苦手だと思っていた気持ちは今ではすっかり無くなり同士のように親近感を抱くようになりました。(軽く失礼な事言ってすいません)
もしテレビで見かけてたら暖かく見守り応援しようと思いました。
「もし子供がいたら」とちょいちょい仰ってるのがふかわさんの「隙」に思いました。
Posted by ブクログ
ふかわさん、本当に文章が上手い。解説が綿矢りささんというのも凄い。
世の中のあれやこれや、ふかわさんがちょっと感じる違和感をウィットに富んだ形で表現したエッセイ集。
結構、なるほど~と思う言葉が溢れていました。
・ちゃんとしようと思うほど、力が入ってしまう。力を入れるよりも、力を抜く方が難しいかもしれません。「浮力」みたいな感じでの振る舞いをしたいもの。
・(ふかわさんの女性の見方)解決することよりも、状況を共有することに価値を置いているのもあると思います。「見てよ、これ、もう最悪~」と誰かに伝えて共有することによって、痛みから解放される。解決することが目的ではない。
・文字通り、顔を合わせるだけ。重要な話し合いはしません。具体的に生まれるものは無いので、「これ、意味あるの?」と疑問に思う人もいます。確かにその瞬間の生産性は無いかもしれません。しかし、そこでワンクッションを入れることで、次回の話し合いや重要な決め事がスムーズに進み、「もつれ」を回避。だから、「わざわざ」顔を合わせるのです。
・(「1年生になったら」)入学する子供達に寄り添うこれらの朗らかな詞がやがて重圧に変わります。まるで友達が多くないといけないような錯覚に陥ってしまうのです。私なら、「一人で生きて行けるかな~」に歌詞を変えます。
・人間は本来孤独であって、一人が当たり前。孤独死だって、あえて「孤独」をつける必要もない。
・本当は好き嫌いがあって当然。嫌いを好きに変えようとする必要は無く、嫌いは嫌いのままで良い。嫌いになっちゃいけない…という価値観が人々を苦しめるのです。
・忘却は人間の素晴らしい機能だと思います。この機能がなかったら、悲しみも消えず、痛みが癒えることもない。生きるのが辛くなるでしょう。(歌詞を忘れてしまう高齢の歌手のエピソード)「あら、また忘れちゃったわ」。臆することのないその態度に、お客さんは喜び、拍手すら起こる会場。それはまるで、記憶の痛みから解放されているかのようでした。
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