【感想・ネタバレ】世の中と足並みがそろわない(新潮文庫)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

世間とのズレを感じる筆者に対して非常に共感を持てた。自分が何者であるかを考えさせられた。非常に共感できる本のタイトルが世の中と足並みが揃わないというのは非常に皮肉である。本の中身はとても救われるがこの内容に救われる私も世間と足並みが揃っていない事が分かり余計に苦しみから解放されない。

0
2024年02月15日

Posted by ブクログ

こじらせ芸人ふかわりょうのやさしく頑固なエッセイ。
こじらせ、と言うけれど
世の中の大半が
疑問に思っても考えるのが面倒でスルーしたり
ただそういうものだと受け流すことに対して
しっかり自分の意見を持って疑問を呈す。そうすると時間もかかるし歩幅も小さい。
だから周りから見た時にめんどくさいこじらせたやつになる。

拗らせてるやつは、めんどくさいけど
ちゃんと自分の意思や思考があるやつなんだ。たぶん。

わたしも世の中と足並みが揃わない。
いくつか挙げてみた。
●させていただきすぎる現代人
●今更聞けない、がどうしようもなく嫌い
●マッチングアプリで会うのは恋じゃない
●付き合えないのではなく付き合わないだけ
●年下の女と良い思いをしようとするキモおじさん共

0
2024年05月04日

Posted by ブクログ

バンダナしてた頃の印象が強くて苦手だったけど
彼が感じる世の中に対する違和感に妙に共感して
それを文字に起こせるのってやっぱり
ふかわりょうの才能だなって思った。

とても読みやすいエッセイで
クスッと笑える話から
だんだんただの愚痴の羅列に聞こえてくるんだけど
私が普段ぼんやり思ってることを
うまく言語化してくれててすごくスッキリする。
言ってることほぼ間違ってないと思えてくるマジック。

特に「河川の氾濫」の話はなるほどだった。
不満を不満で終わらせず
ちゃんと掘り下げて考えてるとこが凄い。

彼の人柄のようにゆるーく読めるのも良くて
人におすすめしたくなるエッセイ。
ふかわりょう、好きになった。

0
2024年01月29日

Posted by ブクログ

きっと読めば8割の人が確かにな〜って共感できる本。
日々流れる日常でこの視点で着目して言語化できるってすてき。

エッセイが好きになれる一冊

0
2024年01月12日

Posted by ブクログ

府川さんの本は初めて。学生時代は長調だった(明るかった)のは知らなかった、意外。どの話もなんとなく分かって、共感できて、私もどっちかといえばそっちの人間(府川さん寄り)なので面白かったです。クスッと笑えて癒されるエピソードもたくさんありました。

0
2024年01月12日

Posted by ブクログ

うーむ

ふかわさんポイと言えば
そうなんだけど、
爆笑するようなエッセイではない。

ふ〜ん、
なるほどね、
こんな事思ってるんだぁ…

理屈ではないかもしれないけど、
いろんな事をこねくり回して、
説明してくれているんだけど、
あまり共感できない。

そうか、
タイトルどおりと言うことね。

1
2023年12月16日

Posted by ブクログ

初婚ではフェアレディZのような男性を選ぶのに、離婚すると、次はカローラのような男性と再婚する女性を見かけます。なぜ1回目でカローラの魅力にきづけないのか。

は笑ってしまった

0
2024年04月03日

Posted by ブクログ

学生時代の陽気でキラキラしてたふかわさんが想像できない。タイトル溺れる羊でもよかったかも。ポルトガルもアイスランドも行ってみたいなー。

0
2023年12月31日

Posted by ブクログ

子供の頃はモテモテでみんなのヒーローだったのに、芸人になったら思いの外呻吟して拗らせていく(けど挫けない)ふかわりょうさんの飾らない主義主張。

0
2023年12月29日

Posted by ブクログ

私が中学生の頃、同級生に勧められ、長髪に白いヘアバンドという出で立ちの著者を深夜のブラウン管で目にしてから随分と月日が流れ、まさか著作を読むことになろうとは当時の私は夢にも思うまい。前半はタイトルの示す通り、世間とのズレに悩まされる著者の日常が愉快に描かれているが、中盤以降は著者の真面目で実直、そしてロマンティックな人柄が全面に出ており、本書に【お笑い芸人】らしいエッセイを期待した私としては、少々【コレジャナイ感】を抱かずにはいられなかった。然し乍ら、知性と優しさに満ちた文章で、これはこれで悪くなかった。

0
2023年12月15日

「エッセイ・紀行」ランキング