あらすじ
三人は同じ日に出会い、恋に落ちた。俺は彼女に。彼女はあの男に。そして、あの男が恋をした相手は俺だった。なぜ俺なのか、とあの男に訊いてみた。健やかな馬鹿がタイプなのだという。それって悪口じゃないのか? それはともかく俺たちの一方通行の三角関係は、しかしそれほど時間を置くこともなく、べつのものへと姿を変えていった(「明日世界は終わらない」)。せつなかったり、さびしかったり、困ったりしている愛すべき人たちが、右往左往しながら新しい関係を築いてゆく珠玉の六編を収録する。新作を発表するごとに注目度が高まる俊英による、軽やかでメランコリックな作品集。/【目次】なにも傷つけないように、おやすみ/明日世界は終わらない/不自由な大人たち/家族の事情/砂が落ちきる/単行本版あとがき/【文庫版ボーナス・トラック】そしてゆっくりと眠る
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Posted by ブクログ
なんだろー。
ちょっと描かれてる女性が島本理生さんの描く女性と似てる気がしてなんか既視感がある気がしたけど、全体的にこの世界観が好き。
不思議な感覚。
なんか切ないというかいつまでも読んでいたいと思う心に残る感じ。
どの作品も好きだけど、「家庭の事情」の杏子はちょっと怖い笑
何気に番外編の「そしてゆっくりと眠る」が1番好き。
Posted by ブクログ
短編で、ここまで余韻が残る作品は初めてだと思う。
すっごく良かった。すきだーーー。
もっとこの世界に浸っていたい。この人たちのその先を見てみたい。
Posted by ブクログ
単行本で読んだ時とても大好きと思った短編集で、文庫化にあたり1編新しく追加されたとのことでそのために文庫版も買いました。追加された1編は他の5編に比べるとだいぶ短いですがあの大好きな雰囲気がありました。正直もっと読みたい思いがあるので満足ではないですが、文庫化されてもっとたくさんの人が読む可能性が高まるのはなんか嬉しいです。