あらすじ
ミステリー文学賞&年末ランキング4冠! 本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作!
かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。
ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。
そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。
蓬莱倶楽部の悪徳商法を調査する将虎の軽妙なハードボイルド探偵の活躍を楽しむあなたに、ラストで襲い掛かる大どんでん返し!?
日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞&「このミステリーがすごい!」「本格ミステリベスト10」で第1位!
中居正広さんほか、たくさんの著名人も激賞!
二度読み必至の究極の徹夜本です。
感情タグBEST3
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タイトルを深く考えたくなる本
どこかずっと違和感を感じてた。
怒涛の展開が始まってからも、混乱したけど、すごく楽しめた!
いつまでも満開の人生を送りたい!
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もう一度読まねば!と思ったのはこれが2冊め。1冊めはベルンハルト・シュリンクの『朗読者』。映像化もされた。目に見えない生い立ちというか、その人の過去を知っているかどうかで読み方が変わるものだった。素晴らしい作品だった。
そして、この『葉桜の季節に君を想うということ』。YouTube番組の『ほんタメ』でよく出てくるタイトルだったので、ついに買って読んでみた。うーん、面白いけど、まぁ、ミステリーだよなぁ、どんでん返しはどんな感じなんだろうと思っていた。どんでん返しは必須だから、あらゆる可能性を考えながら読んでいた。ふふーん、たぶん分かったぞ、なんて考えていたが。
しかし、だ。いや、これはダメだ。映像化はできない。文章だからこその大どんでん返しだった。こんなどんでん返しは読んだことがない。主人公の職業的な身軽さなんかも、こういうことだったのか。
最後の章。何だか途中でセリフの意味がよく分からなくなった。私が今まで頭の中で勝手に想像していた登場人物たちの例のアレが、大前提が、ガラガラと音を立てて崩れたというか、、、。これかー!
最後に、並行して進んでいた物語が一つにまとまる。
そう言うことだったのかー。いやー、やられた。作者にだまされた!
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何も知らずタイトルだけ見たら恋愛小説かと思ってしまいそうなミステリー小説。
叙述トリックがすごいとの触れ込みが気になって手に取った本作。
確かに綺麗に騙された。
とあるシーンから、世界の見え方が全て変わってしまって、やられたという感じ。
途中で小さな違和感を覚えることは確かにあったが、種が明かされた後で考えてみるとなるほどと納得させられてしまう。
叙述トリックネタ一点全振りというわけでもなく、主人公である成瀬の軽快な語り口がなんだか妙に面白くて全編通して楽しめた。
葉桜の季節に君を想うということ
元私立探偵の成瀬将虎が
同じフィットネスクラブに通う高校の後輩キヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、線路への飛び込み自殺を図ろうとしている間宮さくらと出会う。
前々から気になっていた歌野晶午先生の作品
桜前線も近づいてきたので読んでみようかなと…(葉桜とは
序盤から少し違和感を感じながらも
読み進めていくと あ…やられた。って感じの典型的な叙述トリック
物語のあらゆるところに鏤めてある伏線の数々を見事に回収していく様に
終盤は一気に読み進めてしまいました。
是非、再読したいと思った作品です。
紙と鉛筆のご準備を
2回読みました。1回目を読み終えた時に色々なことを確認したい衝動に駆られ、2回目は紙と鉛筆を準備して読みました。ミステリーの内容も最高でしたが、歌野さんの読者に対するメッセージ性もあって、読後にあたたかい気持ちになりました。とても素敵な作品でした。
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賛否両論はあるようだが、まず主人公の性格が快活で好感を持てた。ワイルドな主人公のミステリーも珍しいだろう。ところどころに散りばめられる些細な違和感が最後に全て回収され、その作者の文章力には感嘆しかない。タイトルの意味も読み終えて初めて理解出来る究極の叙述トリックというやつだ。個人的に最後の描写から恋愛要素で終わったところは少し物足りないというか、想像するようなミステリーとは少しずれているというかはあったが、エンタメ小説としてはかなりの完成度であるだろう。なにより作者の文章表現能力の高さを見せつけられるばかりであったあとタバコがちかっこいい
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私達って思い込みを結構しているものだな、と思った作品。
思い込みをなくすと、あーそうかぁ。という感想が。
序盤のたった一言で、全編を騙されて(思い込まされて)いたことに気付きました。
でも、なんとなくテンポやスッキリさが今一つな感じがして⭐️四つ。
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物語が行ったり来たりしてると思いきや繋がる、読み終わった後は殺戮にいたる病を読み終わった後と同じ気持ちになった。引き込まれたし面白かったけど、人におすすめするならまた別の本かな。
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騙された!
ちょこちょこ、ん?って思う部分はあったのに気づけなかった!くやしい!
ネタバレしてから自分の頭の中の主人公たちがどんどん老いていくのが面白かった。
元気おじぃちゃん。
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冒頭から主人公の性生活と自論から始まって、なんだこいつと読むのをやめてしまおうかと思ったけれど(笑)
その描写が若者だと決めつけさせるミスリードだと気づいた時は膝を打った。そこから、70代だって20代のように奔放に溌剌に生きて何が悪いと展開していくのは爽快でした。
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完全に叙述トリックに騙された。
さくらと節子が同一人物なんて思いもしなかったし、同一人物だと明かされて一瞬で年齢まで結びつけられないくらい混乱した。
節子が久高の次のターゲットを安さんにしてると言ってたけど、安さんが1年前になくなってると明かされた時は流石に訳は分からんかったし、節子が別軸で動きすぎてて、このあと単体で出てくるのか?なんなんだ?とは思ってたけども
終盤は読み進めるたびに、登場人物みんなジジババだと分かり、見てた世界が全部塗り替えられた。
中盤はスピード感もあるしヤクザパートも単体で別の謎を追ってる感じでそちらのミステリーも楽しめた。
蓬莱倶楽部とヤクザが全て関わって解決するのかと思ってたけど大きなミスリードというか、主人公の人格形成として必要な章だったんだなと思った。
なにより読んでる時のワクワク感と没入感が楽しかったからとても満足。
しかし、どんでん返されるまでの将虎とさくらのキャラと若者の恋愛話として普通に好きになってしまって、ひっくり返されたことによってその2人の像がなくなり、爺さん婆さんの恋愛、しかも節子かい、ともなってしまってそこが残念に思ってしまった。
残念というか、失恋した気分?だった、ちょっと登場人物を好きになりすぎてしまったなーと思った。
ただとてもワクワクしたし、読めて良かった!
Posted by ブクログ
ずっと、私は何を読まされているんだろう、という感じはしていたけど、最後の最後に驚いたし、
『人生の黄金時代は老いていく将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。』という引用にも深く感銘を受けた。
人におすすめしたい。
Posted by ブクログ
いろんな本読んできたけど記憶に残る好きな本。ミステリーとしてももちろん裏切られたけど、それだけじゃなくて読んだあと、自分の人生を見つめ直すきっかけにもなる本だった。出会えてよかった。
Posted by ブクログ
読みやすかった。想像を裏切られたし、ミステリーの内容も分かりやすくてついていけないということはなかった。もう一度読みたいかと言われると微妙かも。
Posted by ブクログ
ミステリーとして勧められたので少し爽やかだなあと思いつつ、最後でなるほど的な
ミステリーとして読まない方が面白かったと思う、最大のトリックは別にわかったとてみたいなところある
ハードボイルド
生きる素晴らしさを教えてくれるね
Posted by ブクログ
『向日葵の咲かない夏』と同じようなオチだった。お腹まで切り裂かれる殺人ってどんな理由がと思ったけれどあぁなるほどねと思わせるもので面白かった!
作品紹介も何も読まず予備知識なしで読み始めたので、冒頭は推理小説とさえ気付かず、作品の雰囲気や話がよく飛ぶなという印象。
終盤、こういう読者のミスリードの仕方は好きじゃないなと少し嫌な気分になりましたが、最後の主人公の語りは力強く引き込まれました。
後半、えっ?えっ~って感じでした。最初に人物のイメージを頭の中で設定してしまったので最後ものすごい違和感でした。なので、内容をわかったうえで人物イメージを設定しなおして2回目よみました。
題名からして、もっと穏やかな内容かなと思ったのですが…
けっこうハラハラドキドキな内容で とても読みごたえあり、騙されました。
Posted by ブクログ
あらゆるミステリーの賞をとっている本。
冒頭の描写で躓きそうになるもラストまで読むともう、ね。叙述トリックで有名て知ってたのに…!この類大好き。本のタイトルもセンス良くてツボ。
初読は絶対にネタバレなしで
1度読み終えた後で、すぐにもう1度読み返したくなった。そして、そうした。1冊で2度美味しいとはこの本のことだ。どこで自分がミスリードされたかを見つけるのも楽しいし、何しろ物語の風景そのものが別のものになる。マジックを好むように、人間は正々堂々と騙されることに快感を感じるのかもしれない。この本も、一流のマジシャンのように上手く私を騙してくれた。もちろん内容も面白く、一気に読めた。思えば、内容と似つかわしくない題名の雰囲気も伏線だったのだろう。
話を整理するのに時間がかかった
気が付くと「んっ???」何の話をしてんだ。
ストーリーをどこか見落としたかと思うほどだまされた。
色々突っ込みどころはあるが、
人間の先入観や想像力を見事に利用した話だった。
Posted by ブクログ
全体に散りばめられた
ジム
筋トレ
恋愛
出会い系サイト
セックス
海外旅行
などなど
様々なアイテムが若者を無意識に連想させる。
それによって自分から勘違いのドツボにハマる。笑
最後にどんでん返し!
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主人公は探偵まがいの悪徳業者の捜査とある女性との青春模様のストーリー
叙述トリックには確かに騙されたが、思いの外騙された!といった感覚はなく、ただ疑問符と少しばかりのずるいという気持ちが残った。
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全員高齢者だったとは驚いた。何か仕掛けがあると知っていても、見抜くことは出来なかった。
ただ、主人公の荒っぽい性格が苦手だけど、ヤクザの潜入捜査の時はあまり嫌悪感がなく、別人のようだと引っかかっていた。50年も経てば性格や振る舞いが変わるのも納得で、書き分けが見事だと感じた。
最初は苦手だったけど、安さんのために必死になったり、生き生きした老後を過ごしている主人公を最後は好意的に感じた。
長生きして色んなことを楽しみたいと思っていたので、最後の作者のメッセージは希望があり嬉しかった。
Posted by ブクログ
主人公が、20歳くらいだと思って読んでしまい、途中から、違和感を感じてたけど、最後の方まで騙されてしまった。色んなところに、ヒントが散りばめられてたゲド、気づかず一気読みしてしまった
Posted by ブクログ
ミステリには意外のワイルドさを感じさせる主人公は新鮮で、自分的には読んでて面白かったです。
どんでん返しや叙述トリックで騙されたから面白かったと言うよりは、タイトルに込められた想いに強く惹かれました。
Posted by ブクログ
綺麗にどんでん返し食らったし、
読んでる時にちょっと違和感があった部分がちゃんと繋がったのもあって読書体験としては良かった。
たまにあるそんなんズルやろっていうどんでん返しでもない。
ただこれは自分の期待値がミスってしまって、ミステリーとして読み始めてしまったが故に内容には物足りなさを感じてしまった。
星2の可能性もあったけど、
YouTubeの解説でこの本でミスリードされたということは、
人はいくら歳を取っても気持ち次第でいつまでも若くいられることを理解したということとのことで、
なるほどなと星3。
Posted by ブクログ
携帯の名前が覚えられない。デオドラントスプレーを使ってた、虎が通ってたジムも年齢層広いし、キヨシも改めて見たら最初からスキンヘッドじゃん!何でも屋ってのも、シルバー派遣か!そりゃ何でも屋だし、パソコン教室もやるわ。虎が勃たなかったのもメンタル的なところだけじゃなかったんかい!笑
騙そうと書かれてるわけじゃないのに、ちゃんとその通りに書かれてるのに、勝手に騙されてた。読み返したらちゃんとトラちゃん含め登場人物大体お年召されてる方じゃんってわかるのおもしろ。葉桜の季節っていうのもそういうことね…題名の意味も読み終えて納得。
ミステリー?というか、定年迎えてからもバイタリティー溢れる人たちの話だった。
正直なんかすっきり終わる感じではない。好み分かれるかもしれないけど、読書体験として俺は結構おもしろいと感じた。これは映像化できないわ、これだから読書はおもしろい!
Posted by ブクログ
この小説の書かれた年が今から二十年ほど前で、物語自体も平成初期頃を時代背景にしているのかなと思い、少し古い印象を持ちながら読み進めたが、その違和感が最後しっかり回収された。
何歳になっても新たな挑戦をする事も恋をすることだってできると気づかせてくれた。
少し今の時代的に大丈夫なのか心配になる行動もあったが、どの時代にも言葉が変われど、同じような事が行われているなと感じた。
物語の最後の続きがとても気になるが余韻のある終わり方だった。
Posted by ブクログ
すごい!騙された!ってよく聞くから楽しみにしてたのに、何がすごくて騙された要素なのかわからんくて、他の方の感想よんで、あぁ、そこか。ってなった。
普通にあー、そうやったんや。って読み進めてたわ…
【求】感受性
Posted by ブクログ
見事に騙された。
将虎はまだ若いと思いながら読み進めていたのに実際は70歳。愛子が隆一郎のことをおじいさんと呼んでいたり、キヨシが高校生ってことと歳が近いことだけ明かされていたり、そう読んでしまうように書かれてる。
年齢のこともあり、さくら=節子も全く気づけなかったなあ。
Posted by ブクログ
面白いと思う反面、違和感を感じ得ない。冒頭の性的表現も今ならどう?って感じだし、敢えて若い人だと思わせたいのだとしたらもう少し違うやり方で攻めて欲しい。
ところどころで古い話(チャーリーズエンジェルとか)が出て来るので作者の年に合わせているのかと思ったが、ちょっとずつヒント的に出していたのね。
沢山のこの手の悪どい商売を聞いたりするが、こんなに簡単に騙されて、大して魅力のあるとは思えない女に引っかかって命を取られるの?どの部分をみても古屋節子、麻宮さくらは人を惹きつけるものを感じないし、好きになれない。という事で最後の終わり方もそんなに好きではなかった。