小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ予約して半年以上待たされましたが、その甲斐がありました。徹夜一気読み。
江戸川乱歩賞受賞作とのことですが、納得ですし、既にシリーズの次作が刊行されてます。並行して石持浅海の殺し屋シリーズも読んでいたので、同じ殺し屋でも随分違うなぁ、と。
本作は、凄腕の「営業」術をもつ主人公が不幸にも殺人現場に出くわし、自らの命を救うため、「殺し」の営業を請け負ったことが発端です。だもんで、実行はしませんし、できません。主人公が出会った殺し屋チームは、スキルはあるもののおツムの出来はいまひとつで、ケツモチのヤクザから予算の未達を責められ続けていて、多少ヤバい仕事でもやらざるを得ない、という状況。予算なんと3億 -
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自分が気にしている事項あるいはその優先順位が、自分の関係している他の人と異なる、このことについて、何を気にして何を気にしないか? あるいはその結果、その各人が取ったあるいは発生した行動に対して、どのように評価したり感じたりするのか。そして、これらに対し、人はどこまで責任をとる必要があるのだろうか。
つくるがフィンランドに飛び判明した事項からそんなことを考えた。そして自分でコントロールできない事柄について、どこまで気にするべきであるか?
「色彩を持つ、持たない」ことについても同様。名前という表層の世界でも、実際の活動に対する評価としての「色彩」についても、観念的な世界では極めて主観的である。 -
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高校生の時に初めて読んで、初めて小説で泣いて、何度も何度も読み返した大切な本。
私は不登校ではなかったけれど、保健室登校をしていた時期がある。主人公のまいと重なる部分もあり、高校生の時はこの本を支えに生きてきた。何度も何度も読み返していたのに、大人になるにつれていつの間にか読まなくなってしまっていた。読まなくなって十数年。ぼろぼろになった本だけれど、大事に取ってあって、久々に手に取った。
…大号泣。話の内容も結末もほとんど覚えていたのに、高校生の時とはまた違った感情が押し寄せてきて涙が止まらなかった。私にとっての西の魔女がもうこの世にいないというのもあるかもしれない。
大人になり、子どももい -
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スペインへの憧れクラシックギター、フラメンコ高校生の頃好きだった!いじめや親子関係。若者が生きづらい世の中をサバイブしていて、習い事って異文化や言語を学ぶことって楽しいってことや、
情熱的強い感情の爆発。読んでて気持ちいい本だった。ファッションの描写が具体的で情景が浮かんだ。おじいちゃんのフラメンコ。認知症だけど本服飾プロのおばあちゃんの手作り衣装。老齢のかっこいい人がたくさん出てくるのも好き。
いじめる側といじめられる側の苦悩とか、理不尽だけど誰もが苦しい。
これを機にプレイリストとInstagramのフィードは全部フラメンコになった -
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涙が溢れて溢れて泣きまくった。
私はこれまで生きてきて、お葬式やお通夜といったものには一度しか出たことがなく、幸か不幸か、死と向き合ったことがほとんどない。
身近な大切な人を亡くした方々は、どう立ち直っているのか、故人への後悔やこれからの未来とどう向き合っているのか、この物語を自分ごとに置き換えることで、少しだけ理解できたと思う。
大切な友人や家族が亡くなってしまった時、あの時こうしていれば良かったと後悔の念に押し潰されないよう、笑顔の思い出をたくさん思い返せるよう、大切に生きていきたいと思った。
コロナ禍当時の、感染して入院先で亡くなった方々のお見送りについては初めて知った。感染のリスクが -
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ネタバレイギリスの街、リトル・キルトンに住むピッパ。自由研究のテーマは5年前に街で起きた殺人事件の真相解明。
被害者で今も死体が見つかっていないアンディ・ベル。そのボーイフレンドのサル・シンは森のなかで自殺しているのが見つかった。
初めは記事やFacebookの情報、警察や記者へのインタビューから始まった。サルの弟、ラヴィと出会い、サルの友達、アンディの妹、ドラッグの売人…などどんどん広がっていった。
サルを殺したのは、親友カーラのパパのエリオット。
そして、アンディを殺したのは妹のベッカだった。
長いけど、特に最後の方はわくわくしながら読み進めた。
サルの無実が証明され、ラストシーンでラヴィ -
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夏川草介氏の『神様のカルテ0』を読んだ。
「神様がそれぞれの人間に書いたカルテってもんがある。医者は、その神様のカルテをなぞっているだけだ」――大狸先生のこの言葉が、本書のタイトル『神様のカルテ』の意味を象徴しているように感じた。これまでシリーズを読んできたが、本書を読んでようやく、そのタイトルに込められた意味が少しわかった気がする。
特に心に残ったのが、元国語教師である患者・國枝さんの言葉だ。
「人は、一生のうちで一個の人生しか生きられないが、本は別の人生があることを教えてくれる。そうすると、たくさんの人の気持ちがわかるようになる。そういう人々の気持ちがわかるようになると、優しい人間に -
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登場人物が誰一人死なずに
しかも全員が幸せになる
物忘れの激しい探偵という設定
大きなお話の前に、謎を解く手がかりとしてという意味合いもある前置きがある
ということなど、お話作りという点でも参考になります。
児童書の面白さに気づいたのは、この作品でした。
このシリーズを全て読破し、ついでに教室に置き…。
こよなく愛読していた教え子の一人は、ネットでふと見つけた記事によると、少なくとも高校時代文芸部でとてつもない才能を発揮したとのこと。
(今、何をしているかは知らないが、作家になったのかな…幸せであることを祈っています。)
星何個でもつけたい作品です。
追記
Audibleが登場したの