小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
山岳遭難の話で有名なのは、羽根田治氏の山岳遭難シリーズがあります。
遭難者本人や関係者にインタビューをして遭難状況を紹介しているが、「そんなことで遭難するの?」とか「遭難の予兆に察していれば遭難しなかったのに」などといった内容が紹介されている。そして、自分は羽根田治氏の本で多くのことを学んだ。
ところが、この本の著者はインタビュー内容ではなく、看護師としての実体験をもとに紹介している内容になっている。
初心者の目線で遭難のプロファイリングをしたり、遭難者家族と接触することで心境の変化や家族に与える影響などが伝わってくる内容になっている。 -
Posted by ブクログ
変わりゆく時代の中で、決して変わることのない家族との絆や専門家としての矜持。愛すること、去りゆくことの美しさを精緻な人物、舞台設定で描く素晴らしい短編集でした。幌舞駅の乙松駅長しかり、オリヲン座の仙波座長しかり、印象的な登場人物ばかりでしたが、どの編も人物像と背景となる粗筋、方言を交えた科白が完璧なまでに一致しており、完成度の高い世界観を堪能できました。平成生まれの私にとっては、日本が右肩上がりで成長していた昭和の暮らしや雰囲気を鮮やかな解像度で想像できる貴重な一冊です。個人的には『オリヲン座からの招待状』を笑福亭鶴瓶師匠の主演でドラマ化して欲しいです!
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