小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
不安が全くない(入院時のアンケートで)、と答えた筆者。
すでにもうここで悟りの境地に入っている。
分子標的薬が効いたかどうかはわからない。
ここまでくるならメンタルの持ち方が効いた可能性がある。
必要な手放しをし、必要な経験を積んで、今世を謳歌している。
これからもういちど、死神と対峙することになったとき。
そのときは、こう言おう。
「あー、面白かった。最高に楽しかった。もう満足だよ」
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他の本に書いてあったことを思い出す。
人生でもっとも恐ろしこと。怖いこと。
死ぬときに、
「もっとああすればよかった、こうすれぼよかった」
と思うことだ。 -
Posted by ブクログ
この巻は一気に面白さが増しました。
大人に成長した早季は町の保健所に就職し、異類管理(バケネズミ管理)課で勤務している。
ある夏祭りの日にバケネズミの反逆が始まった。
同時に悪鬼が現れ、人間たちを次々と殺戮していくという内容。
途中、東京に向かった早季たちを襲う、進化した昆虫たちには気色悪いのに読むのが止まらない!
作者さんの想像力に感服しました。
ラストは正直、何か後味の悪い気持ちに。
特にバケネズミの正体を知ると尚更、そう感じました。
全体を通して、質も量共にお腹いっぱい状態。
最初はグロテスクなバケネズミに引き気味でしたが中盤から後半は圧巻の内容でした。
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Posted by ブクログ
なんや、神経質で繊細な子やなぁと思った。
小松茉子は今日から6-7歳年上の従兄の伸吾を社長と呼ばねばならない。亀田さんは特別なパートさんだから会話に気をつけるように言われる。伸吾の父が心臓を患って引退して、社長職を継ぐ。事務の子が辞めるからと伸吾に誘われた。
家に帰ると満智花が両親と映画を見ていた。菜の花の辛子和えは満智花が作ったらしい。満智花は同じマンションに住む看護師。最近ちょっと茉子の家に入り込み過ぎているのではないかと思っている。
二ヶ月たった。亀田とは親しくしていない。亀田は以前、こまどり庵で勤めていたが、結婚出産後復帰して事務のパートに回っているらしい。江島さんのパワハラチッ -
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関東大震災2年後の大正14年から終戦の昭和20年までを、5章にわたり女給の視点から描いた作品。カフェーで働く女たちの人生を通して、終戦までの社会の変化がよく伝わってくる。
女性の職業選択肢が少なかった時代でありながら、美貌や接客の才覚を武器に高収入を得る女性たちの姿はたくましく魅力的だ。チップを多く得るために工夫を凝らし、竹久夢二の絵に似せた厚化粧で人目を引こうとする女給のエピソードなどは、自信に満ちた女性という感じで好きだ。読んでいて、「チップ制を復活させたら面白いのでは」と思うほど、職場で彼女たちは生き生きしてる。
戦前の華やかなカフェー文化が日中戦争以降衰え始め、業態変更してくる。カ -
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クリーニング屋さんの奥にあるお弁当屋さん日替わり弁当の他にその人たちの為だけに作られた特別なしふく弁当と呼ばれるものがある。依頼人から話を聞いてお届け先と依頼人の二人に同じ物を食べてもらう弁当だ。1.夫は単身赴任中で5歳の双子と8ヶ月の長男をワンオペで見ている果英。毎日ギリギリの日々なのに職場復帰のヒアリングの電話が来る。2.甲子園を目指していた野球少年は大学生になり地元を離れ野球も辞めた。3.保育士のゆりなは地区運動会の引率を頼まれる、その日は大好きなあめくんの誕生日でホテルも予約してあった。4.フランス人の彼と暮らす泰美は社内向け情報サイトの仕事をしているのだが、帰りが遅くなる度に彼に話す
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デルフィニア戦記の外伝の2冊目です。面白かった!外伝1作目は本編の前日譚的な位置付けでしたが、こちらは本編の第四部が始まるかその辺の時間軸です。あの時こんなことも起きてた…的なお話です。
中編くらいの話が2つと極々短いお話1本です。
個人的には最後の「シェラの日常」が面白かったです。ちょうど今、新装版の第二部の1巻目を並行して読んでるんですが、シェラがはじめて登場した辺りで、まさかここまでの重要人物になると思って当時(そんな前の話ではないですが…)は読んでなかったなーと。一冊限定のゲストキャラだと思ってたんですよ。まさか本編最後まで出てくるのみならず外伝の主役を張るとは。。
貴人の侍女にし -
Posted by ブクログ
藩邸差配役シリーズ大好き。一見派手ではないけどこういうのがいいんです…。
読み始めて前作の設定が頭から抜けていたので読み直してからこちらへ。前作のあの衝撃の真相をすっかり忘れていて同じところで驚くという…自分の鳥頭ぶりにもびっくり。
大工さんが言っていたとおり、五郎兵衛さんとの仕事は何も起こらないというのがほんとそれそれ!と思った。さりげない気の配りようが心地よい。いささか酔いが回った五郎兵衛さんをみんなでおうちに送り届けるエピソードに愛され具合が感じられてほほえましい。剣のたつ梔子姫の話が特に好き。
続きが気になるので、オール讀物で追っかけます! -
Posted by ブクログ
宝塚駅から西宮北口駅まで、そして折り返し宝塚駅までの各駅ごとのお話でした。
駅の数だけ人と人とのストーリーが紡がれていてとても面白かったです。また、1つの出会いがまた新しい出会いを生んだり、その人によって感じ方が違ったりしていて私の持っていない感性を知ることができました。
私も電車をよく利用していますが、乗車中は読書かネットサーフィンばかりでした。しかし作中の登場人物は、電車の中だからこそみえる景色を眺めたり会話をしたりと、自分だけの世界に入りすぎていないからこそ新しい出会いが生まれているんだなと思いました。
閉鎖的な自分を少し解放し、外の世界を感じてみたいです。また些細な人と人との繋がり
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