小説・文芸の高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ面白すぎる。
王子に対する読者の憎悪感をこれでもかと募らせてくれる。誰か早くこの悪ガキを退治して〜!と叫ばずにはいられない。
最も不運な人間と最も幸運な人間の戦い。
こんなに主人公級のキャラが勢揃いで収集つくのかと心配になったが、それを気づけばスッキリ収めて治めてくれているのが著者のすごいところ。
殺し屋シリーズがきっかけですっかり伊坂幸太郎のファンになりました!
これからもシリーズどんどん続けてほしい。
木村夫婦が主人公のバージョンとか、スズメバチをもっと掘り下げた話とか、そしてやっぱり押し屋は気になる。何者!?もっと知りたい!劇団もね、フォーカスしたら面白そう〜
-
Posted by ブクログ
ネタバレ皆さんの評価を見ると低めだが、私は最高のエンタメ、さすが伊坂さんだと思った。
夫を殺してしまい混乱状態の、まさにスノードームをひっくり返したかのように感情がとっ散らかった状態から始まる。大学時代の友人の手伝いのもと、遺体を隠しに行くが、途中眠らされて山奥に置き去りにされ、若い夫婦に助けられる…という話。
終始混乱状態で、これは果たして夢か現か…極限状態だからそう思うのか、それとも本当は現実じゃないのか?
全体の9割が混乱状態の量子が描かれている。ただし、伏線をたくさん仕込んである。残りの数ページで真実が明らかになり、急にモヤが取れる。これぞ伊坂さん!あれ?あの部分はそういうことだったのか…と -
Posted by ブクログ
自分も保育園利用してる身だから、園の先生ってどんな気持ちで働いてるんだろうっていうのが垣間見れてよかった。色んな親や子がいる中で働く保育士さんはもっと尊敬される人だと私は思う。大事な子供を親の代わりに世話するって大変だし、もっと感謝しなくてはと改めて思った。
そしてなぜか保育士さんに心の中見透かされてるんじゃないかなって思ってるのは私だけ?でもそれだけ保育士さんも親がどう思ってるのかとか考えたりして日々働いてるんだろうなっていうのはこのお話からも見てとれた。親のため子のためと行動する文乃先生に拍手。
そして子供のため生活のためと働いて子供の世話もしてと頑張ることもすごいことだなと。
表紙も可愛 -
Posted by ブクログ
ネタバレ台湾のごはんが、とにかく美味しそうだった。
列車に乗って、知らない街に降りて、その土地のものを食べる。そういう旅の空気がすごくよくて、読んでいる間、何度も台湾に行きたくなった。
でも、この本は単純な旅行記としては読めなかった。
舞台になっているのは日本統治時代の台湾で、そこにはどうしても、見る側と見られる側、支配する側とされる側の関係がある。
鉄道が敷かれ、インフラが整い、生活が便利になった面はたしかにあったのだと思う。
ただ、それを日本人である自分が「日本が台湾を良くした」と受け取ってしまうのは、かなり危ういことだと思った。
便利になった、発展した、という言葉の裏側には、もともとそこにあった -
Posted by ブクログ
ネタバレ私たちはみな百年の子だ。
ここでタイトルの意味が繋がるのか〜とちょっと感動。
途中は長くて離脱しそうになったけど最後まで読んで良かった。
実際の小学館や手塚治虫や藤子不二雄をモデルにしたフィクション。
フィクションではあるものの、戦時の社会情勢、そこからの復興、女性社会進出の歴史が描かれていて興味深かった。
その時の環境、社会情勢に人の考え方や価値観は強く影響うけるものだなと。改めて感じた。
女性の人権を描いたものとあるが、人権だけでなく家族、親子関係についても考えさせられる。それぞれの想いが通じ合うまでに、何度もすれ違い、やっと通じ合うこともあれば、不信なまま終わる場合もある。子供あり -
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。