ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 流浪の月

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    「真実と事実の違い」について書かれた一冊。
    外側から物事を見た時、人は自分の中の真実を作り上げてしまう。その真実が本当に起きた事実とはかけ離れていても、人は自分の中の真実を曲げようとしない。なんなら、その真実を裏付けるようなことを探し求めてる。そうやって事実とは異なる真実が膨らんでいくと、事実に目を向けられなくなってしまう。そして当事者をさらに窮屈な場所へと押し込んでしまう。
    「流浪の月」では、恋愛ではない男女の関係性が周りにレッテルをどんどん貼られていってしまう話だった。実際に、現実世界でも恋愛に限らず、被害者と加害者が生まれる出来事では真実と事実の乖離が起きることは少なくない。そして皮肉な

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    2026年08月07日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    ネタバレ

    自分もイギリスに少し滞在していたので当時の記憶と重ねながら楽しく読んだ。
    心に残った部分
    ひと言で言えば、「とにかく大変で辛かった」留学最後の一年間。でも不思議と「もうやめたい」とは一度も思わなかった。

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    2026年08月07日
  • 雪夢往来

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    出版まで40年!!さすがに気の毒すぎ( ・∇・)
    京伝も馬琴も悪徳業者すぎる(°▽°)
    この史実は別として、木内昇作品ハズレなし。またまた星5確定。北国の方言にちょっと戸惑い、少し時間がかかってしまった。

    北国にいる鈴木牧之の様子と並行して、江戸にいる京伝、京山、曲亭の様子が描かれたが、江戸っ子言葉は楽しかった。わっちとか、おまえさん、よござんすとか笑

    、、、にしても、曲亭はイヤなヤツだったなあー
    ちょっと興味深いので、「曲亭の家」by西條奈加を読もうっと。

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    2026年08月07日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    読んだのはかなり以前20年くらい前なので、詳細書きませんが、大作、名作です!NHKでアニメ化されたのを偶然見たところから原作に入りました。かなり綿密な作り込み、文化背景のあるファンタジーに,脱帽。作者の肩書きを見て納得した記憶。

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    2026年08月07日
  • 空をサカナが泳ぐ頃

    購入済み

    わちゃわちゃ感がよい

    著者の「神様の御用人」シリーズから来ました。

    初期の作品ということで、神様の御用人から見ると少し若い感じがしますが、著者の文体や話の運び方が好きな方にはお勧めできると思います。

    怪しげなタバコを吸って魚が見えるようになるという突飛な設定ですが、主人公と取り巻く人々がわちゃわちゃとする感じが楽しめました。

    タイトルを見て新井素子氏の初期作品が頭をよぎりましたが、全然違う作品でしたし面白かったです。

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    2026年08月07日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    どんでん返しからのどんでん返しで、どんでん返しの渋滞がおこってた。
    すごすぎてなんも言えない。
    やられた感が半端なくて、読み途中でも読み終わったあとも、地面にのたうち回りたいし転がり回ってジタバタして「や〜ら〜れ〜たぁぁぁ」と喚き散らしたい。

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    2026年08月07日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    単行本で読んでいたけど、追加があると知ってこちらも読む。モンゴル、アイスランド、あとがきが書き下ろしとあるが、100ページ以上追加されているとは嬉しい誤算だった。
    派手な文言や目を引くテクニックを使っておらず、素直だけど心に響く文体。
    自分もこのようなエッセイを書けるようになりたい。見ていることのディティールも細かく、常に気を張って生きているんだろうなあとも感じさせられた。

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    2026年08月07日
  • 天地明察 上

    購入済み

    人と人との係わりに胸を打たれた

    評判になった時には読まず、最近になって初めて読みました。作品のテーマは数学と天文学ですが、人と人との係わりを描いた小説だと感じました。

    もちろん、数学や天文学に造詣があれば更に楽しめることと思います。

    周囲にいる人物がみな主人公の成功を願い、祈り、力を尽くすところに胸を打たれました。主人公と相容れない立場の陣営については深く掘り下げないので、黒々とした悪意に触れることなく、気持ちよく投了することができました。

    著者の作品は他に読んでいないのですが、他の傾向の作品も読んでみたいと思います。

    #カッコいい #泣ける #アツい

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    2026年08月07日
  • フォー・ユア・プレジャー

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    花咲と城島の会話に笑う。
    エンタメとしてしっかり面白いのに、扱う問題がしっかりしています。
    2000年当時で、こんなに保育園問題や育児問題ってあったんですね。
    とは言え、
    保育園の経営危機の為に奮闘するわけで、ハードボイルドな面が楽しませてくれるわけです。

    で、お目当ての山内練。
    作品がややライトさがあるので、その恐さはハートフルにも思えるのは残念かな
    いや、そういう面があるって方が麻生のためかも

    -他人にとって何が幸福かを自分の尺度で勝手に決めてしまうのは、この世でいちばん傲慢なことなんだよ。

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    2026年08月07日
  • シャドーゲーム

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    真山氏の「ロッキード」と合わせて読むといいのかもしれん(未読)。小説だから仕方ないのだが、これが角栄でこれが中曽根で、と答え合わせしながら読むのはかなりまどろっこしい。内容は面白かったけど、小説だからここまで大部でなくても良かったのではとも思う。。

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    2026年08月07日
  • 影絵の街にて

    購入済み

    巻末に著作リストが付いてます!

    著者の「おはなし」は“星へ行く”シリーズが刊行されたころから読んでいて、エッセイなども含めれば相当網羅しているほうですが、手元にない作品も収録されているので購入しました。

    実は紙の本も購入しているのですが、短編集なので隙間時間に読むため持ち歩き用に電子版も購入した次第です。

    連作短編も良いのですが、個人的には「チグリスとユーフラテス」の外伝が読んでみたかったのが大きな購入動機です。

    既に所有している本に収録されている作品も多いのですが、著者のいろいろな面を一度に読めるので、ファンの方はもちろん、今まであまり触れたことが無い方にも読んでいただけると良いなと思います。

    なお、巻末の著作リス

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    2026年08月07日
  • ドロップぽろぽろ

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    初めての中前さん。
    文章が綺麗で心が軽くなるような、
    澄んだような気分になった。

    どれも素敵で感動したけど、
    “スーパーマンじゃない”、“おひさま”
    がお気に入りかなあ

    とてもよかった。

    他の作品も気になる!

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    2026年08月07日
  • スタープレイヤー

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    それこそきっかけがないと、エンタメ系やファンタジーものは読まない、というのがこの本を読んで分かった。私は今まで内面描写重視の小説を好んで読んできて、ファンタジーなんてもってのほか!と思っていたけど、課題本で読んでみたら、1.5日で読んでしまった!1日目にもう200ページは突破していて、無我夢中で読んでいた。
    最近周りに、「内面描写系は読まない。実生活で経験してるので十分だから」という人に出会うことが多くて、その人たちの気持ちがわからなかったけど、やっとわかった。時間もお金もかけてわざわざ読むのだから、遠いところへ自分を連れてっていってくれる本というのもまた格別なのである。
    読んでる途中で、小学

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    2026年08月07日
  • さよならの保険金

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    地道な仕事だなぁと思った。

    青森で起きた漁船の転覆事故。父の行方は3日目の今日もわかっていない。麻海は母を亡くしている。母方の叔父の響介がやってくる。ラーメン屋にいく。まだ就活の最中だ。2日後に父の捜索は打ち切られた。

    就職先は決まらない。叔父の響介に引き取ってもらう。響介の仕事を手伝うことになった。SNSの監視だ。海外旅行で高級腕時計を盗まれて、保険金請求中。SNSで友達がしているのをチェックする。

    65才の男の買い物を麻海はカメラに収め、真っ黒な証拠を手に入れた。サイクリングの最中の事故で左腕ご全く使えないという申請をしていたのだが、両手普通に使っていたのだ。本人に認めさせるのは嫌な

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    2026年08月07日
  • 謎の香りはパン屋から

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    一話ごとにパンとともに謎が明らかに
    読みやすくて、あっという間に読破
    チョココロネが食べたくなりました

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    2026年08月07日
  • 暁星

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    物語の構成が巧みで、物語が連鎖しながら進展していく。このため、前のシーンを読み返しながら読み進めていく体験ができた。
    登場人物の思考のクセ、その結果に至る過程を描いていて分かりやすい。
    現実におきた大きな事件を発想にした作品と、読み始めて直ぐにわかるが、これに重なるかのようにフィクションとノンフィクションが物語中でも交錯し、その境界線を曖昧にさせていく。見事な筆致だと感じました。

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    2026年08月07日
  • 見えるか保己一

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    ネタバレ

    小説の醍醐味の1つは、全く自分と違う人生を想像させて、それを垣間見させてくれる事だと思う。塙保己一という人が盲人で、「群書類従」という書物を編纂した、という知識しか無かったが、目が見えないということも自分の側に引き寄せて体感させてくれるような小説だった。

    江戸の当道座や、その役割や雰囲気なども、想像が着くような丁寧な描き方だった。
    見える者と見えない者、身投げや不義密通、家族の絆すらも、正しい見方などありはしない(どのようにも受け取れる)という「見え方」「感じ方」の差を、伏線のように織り込んでいく構成も見事だった。必ず何かが対になっているように思える。ドキドキしながら、何回もどんでん返しを喰

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    2026年08月07日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    まず、「え!?本屋に言ってパっと興味を惹かれた紙の本を買って読む人って少数派なの??」と驚きました、、、

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    2026年08月07日
  • 青天

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    アメフト用語が難しく調べながら読みましたが、最後の方痺れっぱなしで鳥肌が止まりませんでした。

    作中に出てくる音楽もどれもカッコよくて、音楽小説としての側面もあると感じました。
    聴きながら読むとより映像が目に浮かびました。
    もし今後映像化する機会があるならば、原作そのままの挿入歌を使ってもらえるとかなりかっこいい作品になりそうだなと思います。

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    2026年08月07日
  • ペンギンとセルフケア 自分を整える111の方法

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    イラストがかわいい!
    すぐにできそうなことがたくさんあるし、実践するとペンギンとお揃いの気分になってほっこりできそう(*^^*)

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    2026年08月07日