ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 謎の香りはパン屋から

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    ネタバレ

    ほっこり小説

    登場人物にはそれぞれ人に言えない障害や、
    悩みがある、それをほっこり解決するミステリー

    人は死なない

    ・クロワッサンはトルコ軍の侵入をオーストリア軍が防衛したことを記念してつくられた、トルコのシンボル三日月を食う
    ・フランスパンは丸パンと違ってナイフで切る必要が無い、喧嘩の時にナイフが無いと人が死なないからつくられた
    ・シナモンロールは尊いという意味であり、良い人だけど報われないという意味もある
    ・チョココロネは日本生まれのパン、フランス語で角を意味するコルネの説と楽器のコルネットの説両方あり
    ・カレーパンの起源は昭和の初め洋食が高すぎて食えなかったからカツレツに近づけるためにカレー入れてパンを揚げた

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    2026年10月01日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    「レーエンデ国物語」があまり刺さらなかったので、この作品もどうかなと懐疑的に読んだのですが、とても良かった。冬至の長い夜に語り部の口から紡がれる、静かで、そして残酷な物語。自分も焚き火の揺らめきを見つめながら、傍で聞いているかのように感じられた。ラストの伏線回収もお見事。何より装丁が素晴らしく美麗。ハードカバーで欲しい。

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    2026年10月01日
  • 空、はてしない青 上

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    まだ上巻なのにすごい満足感。これで終わりでも文句ない。でも下巻があるんだ。
    どうしよう、ずっと手元に置いておきたいかも。

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    2026年10月01日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    人の考え方、感じ方は千差万別ではありますが、個人的にはこの話を読んでバッドエンドだからダメ。と切り捨てるのはもったいない気がします。結末が北斗の思い通りになって気分が悪いと捉えることもわからなくは無いですが、夕理子は過去に北斗によって救われた部分もありそのまま添い遂げる可能性もありますし、なにより千弥子目線からすれば、大好きな祖父やお腹の子が悪夢により無き者にされる思いをするのは言って見れば雄司の「籠り」ともとれます。私はこの話は真と偽の争いではなく真と真の争いだったのではないかと感じます。 

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    2026年10月01日
  • テスカトリポカ

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    めちゃくちゃ面白かった。エンターテイメント小説として、最後まで一気に読んでしまった。終盤になるにつれて、「もう終わってほしくない」と思うくらい、物語に引き込まれた。

    この作品のオリジナリティを作っているのが、バルミロのルーツでもあるアステカ文明の風習。前半にはアステカ文明について説明される部分があり、ここは少し読みづらく感じた。ただ、後半の物語につながっていく重要な部分なので、ここは少し我慢してでも読んでほしい。ここを通り抜けると、本当に面白くなってくる。

    そして、僕が一番印象に残ったのが、復讐相手の心臓と左腕を冷凍庫に保存しておく場面。

    一年後、テスカトリポカの祝祭のためにそれを冷凍庫から取り出し、心臓を常温解凍する。そして左腕を、食べやすいようにハンマーで細かく砕いていく。

    かなりグロテスクな場面なのだけど、ここでなぜか少し笑ってしまった。

    というのも、僕は筋トレのために鶏むね肉を大量に買って、小分けにして冷凍している。食べるときは冷凍庫から出して解凍する。

    「心臓を常温解凍して、左腕をハンマーで食べやすいように砕く」という描写を読んでいて、なぜか普段の鶏むね肉の扱いを思い出してしまった。

    この作品には印象的な場面がたくさんあるけれど、僕の中ではなぜかこの場面が一番記憶に残っている。

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    2026年10月01日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    記録ではなく、記憶に残る走りをする関東学生連合の選手たちの成長や苦悩が表現され、来年の箱根駅伝は学生連合に注目したいと感じるほどに面白かった。それぞれのキャラクターも素晴らしく、特に寡黙だがどこか芯のある辛島アナが好きになった。

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    2026年10月01日
  • 時をかけるゆとり

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    小説もすきだけどエッセイもすきです!www

    読み終わった後に何か得るものは無いけど⬅️
    日常に疲れた私含む現代人がゲラゲラ笑える最高エッセイです!

    三部作の続きも読みたい〜〜

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    2026年10月01日
  • 給食のおにいさん

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    大人も子供も何かと問題をかかえているけれど、給食を通して心が通じたり一歩前に進むことが出来たり、心温まる話でとても良かった。

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    2026年10月01日
  • パンどろぼうとさすらいラーメン

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    親子で大好きなパンどろぼう!今回は食べ物としても大好きなラーメンが出てくるとあらば、読まずにはいられず♡ユーモアのあるストーリーと思いきや、感動の展開にやられました。ラーメン屋台のデザインとアイデアも圧巻。
    なんども読み返したい名著です!

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    2026年10月01日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    箱根駅伝が題材ということしか知らずに読み始めた。1つの大学にスポットを当てた物語ではなく関東連合チームを取り上げたお話だったのか~。そして学生たちとテレビ局の話が同時進行していく。箱根駅伝は大好きだけど、放送について思いを巡らせたことは今までなかったな…改めて、確かにあれだけの人数の選手、あれだけの距離を生で放送するのは大変なことだよなあ~と実感。メインアナウンサー、辛島さんが引き受けてくれて良かった。浩太の話しもグッときたけど、各校の陸上競技部の生徒たちが応援のためにサプライズで集まってたシーンが泣けた…。テレビ局の話も甲斐監督の動向も気になるけど、やっぱり学生たち一人一人の活躍や心の機微がなんといっても…!下巻も楽しみ!!そして、読んでる途中で『風が強く吹いている』の好きなシーンを思い出し泣き。
    登場人物でいうと、計図が好き。ドラマで奥智哉さんが演じるのもイメージにぴったり。

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    2026年10月01日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    心に刺さりまくって、読むのがキツくなるくらい。

    最初の語り手と、本編中の語り手が違うのがトリッキーでまた、話の展開的にもよい。
    私はてっきり都はニャンさんとくっつくのかと…騙された。

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    2026年10月01日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    面白い小説だった。愛についての誠実な語りはもちろん良かったし、その語りをひきたたせるためのメタ的な作品構造も良かった。しかし、いかんせん作品の構造が複雑でその意味を拾いきれておらず、あまりハマりきっていないな、という感がある。でも「愛は祈りだ。僕は祈る。」から始まる書き出しはバチバチにキマっていて最高にカッコ良く、読んで良かったなと思った。

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    2026年10月01日
  • 未来図と蜘蛛の巣

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    めちゃくちゃ良かった。未来について考えることの不安に追い込まれ現在地に甘んじて留まるような作品集だった。読んでいる間、叫び出したくなるくらいに感情を揺さぶられた。私は何で生きているのだろうか、とも思わされたし、それでも生きていくのだ、とも思わされた。矢部嵩の小説は、このくそったれた世界に順応するでも反駁するでもなく、鋭利な言葉の刃で現実を反射している。その様子があんまりにも美しい/あんまりにも生々しい痛みを伴っているので、わたしはもう、何にも言葉を紡げなくなる。「エンタ」「リペアのコピー」「現在地のゲーム」表題作「未来を予言する才能について」が特に好きだった
    本当に良い小説だった。愛している。

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    2026年10月01日
  • 感応グラン=ギニョル

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    素晴らしい。全部傑作でした。凄まじい筆力に溺れる。文章力もさることながら構成力が凄まじく、その力がピークに達している「地獄を縫い取る」が最高だった。一貫して傷を負った者たちを描いた作品だった。それに憐れむような目線や享楽的な目線を向けた読者にもすかさず銃口を向けて
    くる。
    「そうして何より、あたしを憐れむな!」
    「痛みを忘れない限り、わたしの躰は、わたしのモノだ」。
    感応グラン=ギニョル』という物語は徹頭徹尾作品内の少女たちの物語に終始している。読者のためでもない。彼女たちの物語だ。

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    2026年10月01日
  • 虐殺器官

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    面白かった!社会派的な内容を扱う丁寧な手つきも非常に良かったし、「虐殺の文法とは?」という作品の根幹に迫るときの冒険小説的な面白さもよかった。エピローグの展開が非常に良かった。社会を見つめる目線がシームレスに個人を見つめる目線に移行したのがよかった。

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    2026年10月01日
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち

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    本著には数多くの人物が登場するが、その中でも前沢と三谷の2人の関係者への大変粘り強く交渉する姿に感銘を受けた。著者の高い取材力のなせる技だと思った。

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    2026年10月01日
  • ポンコツ一家 最後の2年

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    ネタバレ

    母と過ごした最後の2年。
    今までポンコツ一家シリーズを読んできたので、本当に寂しい。悲しい。切ない。
    自分が言われたら傷つきそうな暴言の応酬の裏にも、揺るぎない母の愛、娘の愛が隠れている。それがふとした瞬間に滲み出る場面があって、胸がギュッとなる。
    一緒に外食に行く時にお化粧をしてあげるシーン、喧嘩した後のお母さんからのメール、新しい携帯を買ってあげた後の練習メール、日常の些細なやりとりが思い出として、読者の心にも積もっていく。
    そして、お母さんが亡くなった後、お母さんの後ろ姿の写真に語りかけるシーンには涙が出そうになった。

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    2026年10月01日
  • もものかんづめ

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    スラスラ読めました。
    積読だったけど。
    文庫本の値段見てびっくり。
    800円。
    文庫本だから安いと思って購入は
    危険な時代に!

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    2026年10月01日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

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    本当に良い本に出会えた。
    タイトル通り、読めばこの気持ちになるそんな本だった。

    そしておにぎりが食べたくなり、おばさんの友達が欲しくなりました!

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    2026年10月01日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    池井戸さんの本は毎度、感動して泣けるのですが、過去一泣いて読んだかもしれない。上巻からの人間関係を10区間全てにぶち込んできます。しかも、辛島アナの学生連合チームのコメントが毎回、泣かせると分かっているのもあり、コメントが始まるだけで泣いてしまう。
    この後に読む本がなにか物足りなくなるほどの熱い感動の本でした。来年の箱根駅伝が楽しみですね。

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    2026年10月01日