ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ゴリオ爺さん

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    初めてフランス文学を読んだ。
    時代背景もわからずに読んだので、最初は苦戦したが、ページが進むにつれて、どんどん面白くなった。
    ラスティニャックが、真っ直ぐで不器用で、好きだ。

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    2025年12月26日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    あっという間にシリーズ5作目。1冊読み終わるのが勿体ないと思えるほど、本当に毎作心に染み渡る名言が多い!
    一葉が連句を始めて2年。ひとつばたごからきりん座メンバーとの新たな交流、迷走していた蛍が遂に就職と、連句を巻きながら季節が巡り、少しずついろんなことが変化している。毎日が過ぎ季節は移ろいでも、くりかえしではない。同じような日々に思えても、人は少しずつ進んでいることを伝えてくれたのが何だか凄く響いた。
    本編に出てきた「自由丁」のお店が凄く気になる!お菓子だけじゃなく実在するお店も色々描かれていて、興味があちこちに湧いちゃう¨̮♡
    言葉の園のお菓子番シリーズは心がざわざわするような不穏な空気が

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    2025年12月26日
  • 掬えば手には

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    最高!もう、読むの止まらなくて困った。
    ちょっと泣いたし、めっちゃ笑った。
    超、超おすすめです。
    別冊(初版限定?)のアフターデイも、すごく笑った。

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    2025年12月26日
  • スーツケースの半分は

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    スーツケースを主役に、主人公が次々と変わっていく短編集。
    また旅に出たいと思わせてくれる本。
    それぞれ色んな生き方があり、人生一回しかないのだから自分自身の生き方に自身を持ち、その時の気持ちを大切にすることが大事だと思った。

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    2025年12月26日
  • ベツレヘムの星

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    ネタバレ

    クリスマス当日に読みました。なんて素敵な短編集。いつもよりほんの少し慈悲深くなれそうな、かつお説教臭くなく読書の楽しみも与えてくれる、クリスマス期間中に読むのにぴったりの作品でした。クリスティ作品は結構読んだけど、これは恥ずかしながら知らなかった。タイトルを『クリスマスの奇跡』的な感じにして、カバーデザインももっと華やかに、かつハードカバーにしたらクリスマスプレゼントとして随分売れるだろうにと思うんですが、どうでしょうね早川さん?

    そんなそろばん勘定はともかく、構成も素晴らしい本作品。はじまりのお話は、イエス様を出産されたばかりの若き母・マリア様。そしてマリア様の最期を描いたお話で締める。本

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    2025年12月26日
  • ストーリー・セラー

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    すごく好きな文章で、読む手が止まらなかった。
    普段はあまり作家で本を選ばないが、この作家さんの本は他のものも読みたいと思えるそんな素敵な本だった。

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    2025年12月26日
  • イクサガミ 神

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    本当ドラマ化も良いけどアニメ化して欲しい・・・
    こんなに技がかっこよくて戦闘シーンが映える小説、アニメでじっくり見てみたいと思いました。

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    2025年12月26日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    とても面白かったです。
    童話の絵がどのようにして事件に関わってくるのかワクワクしながら一気読みしてしまいました。
    今回はsister編とbrother編とは違く、多重視点で描かれているので木暮兄弟と内山姉妹たちはこんな事を考えて事件を解決していくんだと思いました。

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    2025年12月26日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    ネタバレ

    著者は大学3年生の冬、軽井沢で鳥の観察をしていて「餌の場所も天敵の来襲も鳴き声で伝え合っているのかもしれない!」と気づく。卒業研究では、3カ月山荘にこもって、コガラの「ディーディー」、シジュウカラの「ヂヂヂヂ」、ヤマガラの「ニーニー」が集まれという意味だということを発見。その後の実験で「ピーツピ・ヂヂヂヂ」は「警戒して・集まれ」で、小鳥たちが二語文を操って天敵のモズを追い払っていたこともつきとめる。ビックリ!いつか見てみたい。"動物はしゃべらない"という二千年以上にわたる史上最大の誤解を解き、井の中の蛙化した人類を救うのは「世界で僕しかいない!」とすごい使命感で、SNS作戦

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    2025年12月26日
  • 虚弱に生きる

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     「自分みたいな人が他にもいるんだ」という安堵感が得られるエッセイだった。人並みの健康を維持したいが故に努力をしても人並み以下の労働力しか得られない虚しさに共感しっぱなしだった。私も小動物を一匹飼える程度には元気になりたい。
     現代社会において労働しない、できない人間は狂気として見做され矯正される対象になるとフーコーは語っていた。(生活保護受給者へのバッシングなどが最たる例だろう)この社会において並の労働力を持たない人間の生きづらさって半端ない。週5フルタイムでの就労が難しい人間のロールモデルが世の中にほとんど出ていないので、著者にはこれからも虚弱体験談を出してもらいたい。

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    2025年12月26日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    店主の麻野がお客さんの話からなどを解いていく話の第4弾。


    5話収録されている中で、わたしが心に残っていることを深堀して行く。

    5話目の『私の選ぶ白い道』。
    主人公理恵が所属しているイルミナが売却されると聞き、移籍か、部署異動か転職かで今後の生き方を迷っていた。
    その時に麻野が「ストレスを感じないという基準で選択する手もある」という提案をする。

    そして、以下の言葉が続く。
    「どんな仕事でも困難には必ず遭遇するでしょう。
    それを乗り越えるときに負担が少なければ、より大きな仕事にも取り組めるはずです。
    それはさらなる成長や達成感の獲得に繋がると思います。
    それにストレスが減ればプライベートも

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    2025年12月26日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    大好きな作品。
    読んだのが昔なので当時の感想文を引用。


    - 不良でない人間があるだろうか、とあのノートブックに書かれていたけれども、そう言われてみると、私だって不良、叔父さまも不良、お母さまだって、不良みたいに思われて来る。不良とは、優しさの事ではないかしら。

    このフレーズが当時の僕にはどうやら刺さったらしい。

    大切な人を守るために狂人であろうと自身を奮い立たせている誰よりも心優しい主人公像に自身を重ねていた模様。
    再度読み直したい。

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    2025年12月26日
  • 何者

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    この作家は性格が悪いと心底感じた。
    読んでいて苦しかった。

    以前読んだ『正欲』同様に、作者の強い思想を
    表すような強い言葉がいくつも出てくるのだが、
    今回はそれらが直撃した。他人の立場から
    物語を読んでいた前作と違い、今作はテーマが
    身近であったため、自分事のように思われて痛かった。

    ここまでは中盤の話。
    物語はどんどん加速度的にグロくなっていく。
    そして終盤、物語のグロさが頂点に達し、
    途中無心には読めなくなった頃合いを見計らって、
    唐突に銃口がこちら側に向けられる。
    自分と身近なテーマであるがゆえに、ガラス越しに
    「観察者」として物語を楽しんでいた僕らに
    刃を向けてくる。

    そんな話。

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    2025年12月26日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    今年ずっと気になっていて、やっと読んだ!めちゃくちゃ面白かった!!!
    私が子どものころから「鳥たちは意味を持って鳴き交わしているようだ」と何とな〜く思っていたことをこの方は研究して…最終章の展開には私も興奮した。
    初の著書だそうで次回作も楽しみだし、今度は失敗に終わった研究の話も読んでみたいかも笑(小声)…あるよね、きっと。

    いきものが好きな小中学生も楽しく読めそうだと思う。

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    2025年12月26日
  • 現代お笑い論(新潮新書)

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    師匠に成り代わり、現代のお笑いをに「自分」の視点で楽しみ論じる。楽しく読みました。そして、全体に流れる「日本文学」がオシャレな柱。

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    2025年12月26日
  • 恋

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    純粋な若者と時代の背景がそうさせた 、、とだけは簡単に括れない。
    若者だった頃、意味もなく世間に逆らったり、親に干渉されたくなかったり。拠り所もないのに偉そうにしたり。そんなだった気持ちを思い出さされる。
    ちょうど精神的疾患やら、エロスやら、気になってはいるものの話し合える友達もいなくて、どこか空虚で、それならばおとなしく勉強だけしていればいいのに、手につかず。そんなしょうもない学生時代だった自分に比べれば、最初は給金が目当てだった布美子のほうが、数段、自分の人生にまっすぐで、尊敬できる。雛子と信太朗の関係には驚かされた。いろんな事象をこうやってつなげていくのかとつくづく感歎させられた。

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    2025年12月26日
  • 悪逆

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    圧倒的な知識量と、無駄のないストーリーのながれ、食事シーンは楽しく、登場人物の輪郭も際立って、スピード感もあって面白い。プロの凄みを感じる一冊!

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    2025年12月26日
  • 悪女について

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    ほんまに悪い。悪い生き方をしても、生きることができる。
    良い、悪いはほぼ関係なくて、その人はその生き方じゃないと生きれなかった。

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    2025年12月26日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ネタバレ

    作中の描写に抵抗がある人も居ると思う。
    サイコキラー半端ない。
    最後の母親への犯行とかも狂ってる。
    どんでん返しにやられた。気づけなかった。
    ゲーセンの少女の、「おじさん」発言と、そこに点を打っていたのが読者へのヒントだった。
    良作だと思う。

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    2025年12月26日
  • ヘヴン

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    リアリティないじめの描写。
    いじめた側は、何もなかったように人生を過ごしていくんだろうな…
    いじめられた側は、死ぬまでその記憶は消えない。決して…

    コジマは、その後どのようになったのか?1か月前に読み終えたのにずっと頭のなかにこびりついています。苦しいが読むべき小説です。

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    2025年12月26日