ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • スロウハイツの神様(下)

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    夢を追う若者たちの葛藤や才能への嫉妬、人とのつながりの温かさが丁寧に描かれていて胸に残った。
    伏線が少しずつつながる展開も面白く、読み終えた後は仲間の大切さを改めて感じる作品だった。

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    2026年05月20日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    ネタバレ

    今年のベストがもう決まってしまった。
    本当に出会えて幸せな一冊。
    とにかく面白い!アナとディンのキャラクターも最高だし、世界観も唯一無二でダークファンタジーを兼ね備えているミステリなのがめちゃくちゃ贅沢。

    ディンが自分の秘密をアナに明かすところは泣いてしまった。なぜだか自分が救われたような気持ちになる。

    訳者のあとがきを読んでびっくり!
    アメリカでは去年続編が一冊でており、今年も一冊刊行予定とか。
    しかも現時点で五部作の予定らしい
    早く読みたくて仕方ない
    もはやアメリカ人になりたい
    英語の小説を読めない自分を殴りたくなってしまう

    最高の小説!

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    2026年05月20日
  • 漂流

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    稀に出会う名作…

    私は読書のスピードが遅いです。しかし、500ページ超の長編を、通勤電車の中だけで3日で読み終えてしまいました。

    江戸時代、土佐藩の船乗りの長平が、小笠原諸島から更に離れた絶海の無人島に漂着し、水も湧かない、作物も育たない環境で12年以上過ごし、奇跡的に帰還する物語です。

    とにかく次の展開が気になって気になって仕方なく、あっという間に読み終えてしまいました。(全ての小説がこれくらい面白かったら、いくらでも本を読めるのに)

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    2026年05月20日
  • 時をかけるゆとり

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    ゆとり3部作の1作目。
    朝井リョウさんの大学生活を主とした自伝エッセイです。

    あー面白かった笑
    読みながら、何度も声に出して笑っていたので、旦那と子供達から生暖かい目で見られました。

    まず書き出しから笑ってしまう、
    「私はお腹が弱い。」
    この題名が“便意に司られる”笑

    浮かんだのは、つい最近見た本屋大賞の授賞式。
    この時朝井氏は大丈夫だったんだろうか…と考えてしまいました。

    他に美容師との対決や、お母さんの話、黒タイツのおじさんの話、東京から京都まで自転車で走った話、脱出ゲームに参加した話など、面白かったです。
    これの前に、“正欲”を読んでいたので、いやギャップよ…
    なんというか言葉の

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    2026年05月20日
  • マグネット

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    罪と罰がテーマの短編集。
    殺人、放火、結婚詐欺、覗きetc...
    最初からもう良すぎて読み終わりたくなくてゆっっくり時間かけて読んだ。
    性的で、さみしくて、可愛らしくてすこしぞっとするような、まさに山田詠美ワールドだった。
    これが大好きだからずっと山田詠美大好き。

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    2026年05月20日
  • みんな、好きが下手

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    うわぁぁぁぁ!何があかんかった?
    どうしたらよかった?
    わたしも女やけど、女心難しい!
    SNSも難しいし、もはや怖い。
    でも、めちゃくちゃおもしろかった。
    分からへんとこもあったけど、そこがまたおもしろかった。そんな考え方もあるんやと新鮮やった。
    こんなに、次どうなるんやろ?そんなこと言うても大丈夫?って、心配しながら読み進めたのもはじめて。
    とにかく読んでみてって、めっちゃ言いたい。
    わたしの言葉のままで言いたい。

    ◎思わず、関西弁でなりふり構わず、人にすすめたくなるような作品でした。

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    2026年05月20日
  • 婚活食堂

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    そんなトントン拍子に!と思うところもありますが、美味しそうなご飯やその後のおふたりが気になるので続編を読みたくなりました。
    レシピが載っていて、作ってみようかと悩んでいます。

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    2026年05月20日
  • 復讐の女神

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    前作『カリブ海の秘密』の続編のようなもの。『牧師館の殺人』でちょっと出てきた人も出てきます。


    『カリブ海の秘密』から2年近くたったある日、ミス・マープルは新聞の死亡欄で富豪ラフィール氏の訃報を知る。数日後、ラフィール氏の弁護士から「あなたに遺言があります」との知らせを受ける。ラフィール氏はミス・マープルに「1年以内にある謎を解いてくれたらまとまったお金(かなりの大金)をあなたに遺そう」と書き残していた。ミス・マープルを「復讐の女神」と見込んだこと、正義に対する鋭い勘を信じているというのだ。
    しかし何を解決すれば良いのかのヒントはまったくない。(ここで、『カリブ海』に登場したラフィール氏の使

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    2026年05月20日
  • すぐ死ぬんだから

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    やはり著者の「高齢者小説」シリーズは面白い。皮肉とユーモアたっぷりの心のつぶやきの連射が心地よく、ハイテンポなリズムを生み出しているように感じる。外見を意識して磨くことの大切さを痛感させられた。

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    2026年05月20日
  • 変な地図

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    ネタバレ

    この本を他の人に勧めるとしたら理由は?と下に出てるけど、面白かったから。謎解きはなんでこの説になるの?と思ったりもしたけど、キャラクターも良かったし、栗原さんも救われて良かったです。変な家の栗原さんをあまり覚えてなかったのでもう一度変な家読んでみようかなとおもいました。

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    2026年05月20日
  • カリブ海の秘密

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    ミス・マープルは療養のためカリブ海のサントノーレ島のリゾートホテルにやってきた。常連客のパルグレイブ少佐は、誰彼構わず写真を見せてはそれに係る自分の過去の話、自分が知る殺人者の話をしている。虎狩りで…、象に乗って…、そういえば殺人者の写真を見せてあげよう。
    だが紙入れから写真を取り出しかけたバルグレイブ少佐は慌てたように写真をしまって話題を変える。
    翌朝、少佐は自室で死んでいるのが発見された。ミス・マープルは、彼が自分に見せようとした「殺人者の写真」を探そうとするが、それは紙入れからなくなっていた。さらに少佐の部屋には、彼が患ってはいない病気の薬瓶があったのだ。
    これは写真の殺人者に口を封じら

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    2026年05月20日
  • エピクロスの処方箋

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    「スピノザの診察室」といい、「エピクロスの処方箋」といい、マチ先生には、やられっぱなしでした。
    訪問介護の現場で働いている身としては、心に響くことばかり。
    素敵な本です。

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    2026年05月20日
  • 世界99 上

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    独創的でSF展開でとても面白い!
    なんでこんな面白い展開とフレーズが思いつくんだろてしみじみ思う。
    過去作品をブラッシュアップした感じ。
    みなが日常で無意識に行っている行動を改めて描写しているため、感情や人格を知る教科書みたいな印象。
    人が自分らしさをどのように定義するかは、他人との関わりでわかる。
    というより、付き合う他人ごとで見せる自分がそれぞれあって、作者は分裂と表現する。
    第二章(35歳)は朝井リョウの生殖記と似てて、各人がそれぞれの世界に支配され、道具と化している

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    2026年05月20日
  • 三つの棺〔新訳版〕

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    ひまわりめろんさんから「読まねばなりません」とお勧めされたので読みました(^O^)


    探偵役はギデオン・フェル博士。私は本作で始めてなのですが、どうやら巨体で髪はもじゃもじゃふさふさ、皮肉さといたずらっぽさを感じされる雰囲気。いろんな博士号を持っていて、著作とか講演とかしていて、その知性だとか観察眼だとかを買われて警察の顧問??なのかな、名前は知られているようだし堂々と捜査してるので。
    このフェル博士が友人から話を聞く。数日前に神秘研究家のグリモー教授が仲間と酒場でワイワイやっていると、奇術師のピエール・フレイという男が割り込んできて「棺の中から抜け出すことのできる人間もいる。自分か、弟に気

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    2026年05月20日
  • 小麦の法廷

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    ネタバレ

    傷害事件で有罪になりたい被告人の無罪を主張するとは?こちらで罪を認め有罪判決を受けると同時刻の東雲殺人事件のアリバイが証明される、そういうことか!新米弁護士の小麦も賢いけど津川もキレキレ、彼は何者だろう。映像で見えるようでストレス解消、面白かった。木内作品を続けて読む、ひとり強化期間。

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    2026年05月20日
  • 喫茶おじさん

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    主人公のおじさんにはイラッとすることも多かったけれど、笑
    出てくる喫茶店や(どれも実在するところらしい!)、そこで出てくるコーヒーの描写が素敵すぎて、喫茶店に行きたくなった!

    私も喫茶店に行くことが生きがいで、何よりも好きな時間で、コーヒーを飲みながら本を読むことや文章を書くことも多いけれど、ただその空間にいるだけで何もしなくても満たされるんだよな、わかるわかる〜〜と思いながら読みました(´ `*)喫茶店らぶ

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    2026年05月20日
  • MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY

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    その目的って何?
    社会人になり、何万回聞いたか分からないこの言葉。
    方向性を誤らないために、この問いはとても大事です。

    ただ、目的に縛られすぎた時、自分が面白いと思う事はあまり出来なかったなあと、振り返ってみると感じます。

    この本は、俳優の仲野太賀さん、テレビディレクターの上出遼平さん、カメラマンの阿部祐介さんの3人で、ネパールの世界一美しい谷を目指す旅の記録。

    文章を読みながら旅の様子を想像し、間に差し込まれている旅の写真で答え合わせをする。この反復がとても楽しかったです。

    上出さんのハイパーハードボイルドグルメリポートや、仲野太賀inアラスカ(YouTubeで見れます)もおすすめ

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    2026年05月20日
  • 倫敦スコーンの謎

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    「小市民たれ」という願いのもとに互恵関係にある小鳩くんと小山内さんが高校一〜二年の時に遭遇した謎 4編

    久しぶりの小市民シリーズ、
    相変わらずの小鳩くんと小山内さんの雰囲気に落ち着く
    美味しそうなお菓子たちも描写がクドくなくて、そしていつのまにか小鳩くんもスイーツ好きになって、食べることを堪能している

    「冬期限定ボンボンショコラ」で完結したかと思ってたからまた読めて嬉しかった

    忘れた頃にまた刊行してほしい
    その時はまた読むと思う

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    2026年05月20日
  • SPEED

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    ――アクセルを思い切り踏め。
    オーケイ。

    ゾンビーズ三作目。
    今回は毎年ゾンビーズが侵入を試みるお嬢様学校の女生徒・岡本佳奈子が主役。
    ゾンビーズと共に家庭教師の自殺の真相を探る。アギーに運転を、舜臣にパンチを教えてもらいながら己と向き合い己の世界を変えようと頑張る佳奈子はかっこいい。
    こぶし二つ分踏み出してアクセルを全力で踏む。
    最高のフィナーレでゾンビーズに追いつけずに涙するシーンは切なくて思わずわたしも涙がこぼれた。
    一作目から、彼らが羨ましくてゾンビーズに入りたいとおもっていたから、佳奈子のように混ぜてはもらえても同じにはなれないとハッとしてどうしようもなくなった。

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    2026年05月20日
  • ノーメイク鑑定士

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    全部が面白く分かる分かる。とうなずきながら読む。残業の話が1番楽しく読めてメイクの話はうるさいわっと文句を言いたくなる。

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    2026年05月20日