小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わってから実際にあった事件をモチーフにしていると知りました。
なんて悲しい話しでしょう。
とても重いお話で、この本を貸してくれた友人も
『落ちてる時に読んだらダメだよ』
と念をおしてくれたことも頷けます。
虐待の連鎖…。
虐待ではない?けれど母娘の歪んだ関係。
母が娘に依存してがんじがらめにしてしまい結局娘も同じ人生を歩んでしまう。
そして起きた事件…。
最後にこの母娘四代にわたる連鎖を断ち切るのは四代めの娘。
お腹に娘を宿している。
どうぞ本当に断ち切れますように。
このお腹の子供はそんなことを知らずに育ちますように…と願わずにはいられません。
重くて読むのがしんどいけれど読 -
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やっと吉田健一譯『ラフォルグ抄』(小澤書店、1977)の中古本を購入した。
さっそく、ワクワクしながらページをめくる。
ありました、ありました、探していたラフォルグの「伝説的な道徳劇」(「伝説寓話」「モラリテ・レジャンデール」などとも表記される)が。
< (略)
――私の兄さんのヨリツクよ、私はお前の頭蓋骨を家に持つて帰る。私はこれを部屋の棚に、オフェリヤの手袋と私の最初の乳歯との間に飾つて置くことにしよう。あゝ、これだけの材料があれば、私はこの冬どんなに仕事をすることだろう。私には無限に書きたいことがあるのだ。
日が暮れていく。そろそろ行為に移らなければならない。ハムレットは夜になった街 -
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ネタバレシリーズ累計100万部突破! ! 『屍人荘の殺人』シリーズ第3弾!
『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後――。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟""として人気を博す地方テーマパークだった。園内にそびえる異様な建物「兇人邸」に、比留子たちが追う班目機関の研究成果が隠されているという。深夜、依頼主たちとともに兇人邸に潜入した二人を、“異形の存在""による無慈悲な殺戮が待ち受けていた。待望のシリーズ第3弾、ついに刊行!
廃墟風の遊園地の中のある兇人邸に潜入した葉村と剣崎と、その他傭兵たち。クローズドの状況にな -
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ポッドキャスト「となりの雑談」を、愛聴すること数年。深いけれど軽さとパワーのあるスーさんの言葉に、頷いたり、驚かされたりするのが心地よくて、スーさん個人の本を読みたくなった。
精神的にめためたにやられている時に、掴んだ藁のようなこの一冊は、大声で笑いながら、笑い涙を拭きつつ、膝をバシバシ叩いて読むという、人生で初めての経験をした本になった。
40代に突入し、情緒が安定している時などほとんどない。この苦しさと鬱陶しさを言葉に表そうとすると、しみったれてしまいそうなのに、重みを残しつつ、軽快に押し出してくれるスーさんに感服。
ポッドキャストだけでは足りなくなったときにも、音がうるさく聞こえる -
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共感できそう。という内容が目白押し。
題名のとおり、ある夫婦が土地・家を買うお話。
家かマンションか、土地はどこが良いかなど、何に迷って右往左往して、といった情報が事細かに書いてあります。
そして、特に共感できたのが作者の心配性の部分。自分も心配性のせいか、高額な買物のせいか、自分が同じ立場だと思う…なんて感じました。
「マンションの場合」
・管理費+修繕費積立金
・大規模修繕
・管理組合
・新築マンションであれば、まだできてないものを買う不安
「一軒家の場合」
・ご近所付き合い
・災害
・値段が高い
・どの工務店にするか
これからお家のことを考える方には参考になると思いますので、ぜひ。 -
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ネタバレケインがリンダに木っ端微塵にフラれてて笑った。1番の笑いどころかもしれない。
ディヴィーがいなくなればリンダは自分のものになるかも!? と思って遺書を盗みエイキンに連絡し……と頑張ったのに、ブチギレたデイヴィーを必死に止めるリンダが
「やめて、デイヴィー! わたしがこんな男に気があるはずがないでしょう! デイヴィー、だめ! 懲らしめる価値もない男よ! お願い、デイヴィー!」
容赦なさすぎて好き笑
しかし最後の最後までハウイーにムカついたな…職務に忠実なんだと言えばいいけど、特権意識が垣間見える阿呆って感じでどうにも好きになれなかった。 -
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ネタバレ主人公の侑平は、亡き祖父母の家で13月のカレンダーを見つけた事から、祖母寿賀子の壮絶な子供時代に遡っていく。
親友の喜代や、亡くなった兄の親友義夫との出逢い。
原爆投下の日、あの日に何が起きたのか。
生き延びた人達は被爆者だという差別に合う。
喜代の息子剛が白血病になってしまい、最後に『母さんも原爆の犠牲者なのになんで謝るんや』と言って最後まで被爆2世にはならないと抗っていた剛。
戦争の話は何処か遠い昔話になりつつあるけど、本当にあった惨く怖しい出来事だったんだと、改めて感じました。
最後にずっと寿賀子が言っていた奇跡に、思わず鳥肌がたってしまった。 -
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これから40代、50代以上になるのにあたり、「やらないこと」「やめること」を知りたいときに役立つ本。
心、おしゃれ、食べる、日々の暮らしで手放すこと、50代でやめた方が良いことのリストが参考になりました。
そして、そこに至るまでの気持ちも。
特に響いたのは以下の3つ。
・「わかってからやる」をやめる
・「誰かと一緒」をやめる
・反省をやめる
ファンデーション、疲れる靴、高級下着…やめることはマイナスではなく、今使っているものを大事にするためのステップやそぎ落としなんだと沁みました。
"幸せになる方法をあれこれ探すより「幸せだ」と感じる心を磨いた方がずっと近道"(1 -
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『トラジェクトリー』が面白かったので、こちらも読んでみた
グレッグさんの背景から見ると『アメリカ人なのに日本語でこんな文章が書けるなんてすごい』になるんだけど、序盤ですぐにそんな感想は無くなってしまう
第二言語を持つことで第一言語との距離感も変化していくことや、観光客と同じに見られてしまうちょっとした切なさからのそれが日本で暮らす外国人の自由さを奪っているかもしれない、という思索、文法的にはあっているけどニュアンスとして壮大になってしまっている英語直訳看板について、などどの章も興味深いことばかり
ちょうど朝ドラばけばけを楽しんでみているので、ヘブンさん(小泉八雲)とグレッグさんを重ねて見たり -
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いざという時のために取っておいた秘蔵の一冊。鈴鹿の山々を満たす清涼な空気、沢のせせらぎ、秋草の彩り。冬の間、長らく恋しく思っていた自然が目の前に広がった。
番犬ゴローが行方不明となり、わずかな手がかりをもとに最後に目撃された山へと分け入る綿貫。前作の『家守綺譚』では妖や霊、人がひっきりなしに彼のもとを訪れたのに対して、本作では彼自身が赴く。河童、天狗、赤竜に、イワナの夫婦。坊主に神主、村の人々。様々な存在とのささやかな邂逅がささくれだった心に沁みる…。最近寺社仏閣巡りにハマっているのもあり、あちこちと寄り道をする主人公に自分を重ねながら読んだ。辛い現実からしばし目を逸らさせてくれたかと思いき
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