ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 海べをはしる人車鉄道 東海道線のいま、むかし

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    いろいろな至難を乗り越えて、いまの東海道本線があるんだなと思った。人車鉄道は、人が本格的に押すなんてあぶないなと思ったし、下り坂でスピードが出すぎて自分たちが落ちてしまうかも知れないから、きけんだなと思った。

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    2026年03月19日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    和犬とシェパードの雑種犬・多聞を巡る7作の短編集。
    表題作の少年と犬の舞台となる熊本まで、様々な人と出会いながら仙台から旅をする。その過程で、人々の孤独を癒やしていく多聞。旅路の果てで、多聞を待つ者とは…。直木賞受賞作。

    これは良い本だ。
    読み始めてすぐにそう思った。賢く、慎み深い多聞をすぐに気に入ったし、誰と出会っても西の方をじっと見つめるという謎がちょうどよく興味を引いて、先へ先へと読み進めたくなった。表題作「少年と犬」に辿り着く頃、私はどこに連れて行かれるのだろうとわくわくした。そして、それが幸せな結末であることを祈りながら読んだ。

    「老人と犬」で、片野弥一が多聞は孤独と死の匂いを嗅

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    2026年03月19日
  • 復讐の協奏曲

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    御子柴弁護士シリーズ5作目。シリーズ通してずっと面白いです。
    今回は、事務員の日下部洋子が殺人容疑で逮捕され、御子柴礼司が弁護人となる。日下部洋子の生い立ちが明らかに。日下部洋子や宝来弁護士との会話が面白い。
    今までのこのシリーズの中で最高作品かもしれません。御子柴の「情」が感じられた作品だと思います。

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    2026年03月19日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    久しぶりに貪るような読書体験をした。
    ホテルを起点に交差する、普段関わりのない人たちの人生。
    大きな事件が起きるというより緩やかに進む物語といった感じ。
    先を早く読みたいと言う焦りはあるものの、物語自体が切羽詰まったものではなかったので、おおらかな気持ちで読めてよかった。

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    2026年03月19日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ハイクオリティなミステリーである。完全に著者のトリックに引っかかってしまった。是非、人に勧めたいミステリーである。

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    2026年03月19日
  • 最後に「ありがとう」と言えたなら(新潮文庫)

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    最初から最後まで鼻の奥がツーンとして涙がでてきそうになりページをめくるのに時間がかかる。

    最期の時間をどのようにして迎えるか。家族側のケジメをつけさせないといつまでも後悔してしまうのかも。
    我々は100%で死ぬ…避けては通れない死をそっと頭の片隅にいれ生を満喫するしかない。死んだときに家族やみおくる者に笑顔や想い出をたくさん話せる人間にならないとな〜


    ぜひ〜

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    2026年03月19日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    胸がぎゅっと締め付けられる

    ブラスバンド部の部長と宏樹の話が好き。

    普段全く思い出さないのに、
    自分の学生時代の記憶が鮮明に蘇って来た。
    当時の感情が具現化されていたからだろうな。

    これが本を読むってことなのか、最高じゃん

    会ったことない人が自分の感情を知ってるのって不思議だぁ。朝井リョウ大好き!

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    2026年03月19日
  • 容疑者Xの献身

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    実は原作は読んだことがなかった。映画同様素晴らしい。有名すぎるが故にこれを読んでミステリーや東野圭吾にハマる人もたくさんいそうだが、こんなクオリティの作品を一番最初に読んでしまったら、感動のハードルぶち上がりでかえって苦労するんじゃないかとさえ思った。

    アガペーとでもいうのだろうか、愛する人のためなら殺人だって厭わない、と思えるほどの愛に共感できる人はどれくらいいるのだろうか。

    ひょっとしたら自分の心のどこかに、今は穏やかな日常に隠れているだけで、石神と同じような感情が潜んでいるのかもしれないと考えた人も実は多いんじゃないかな、と思う。私自身自分はどうなんだろう、と少し恐ろしくなった。

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    2026年03月19日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・いっちばん
     連続スリ事件と一太郎への贈り物を競う妖たち
    ・いっぷく
     三途の川であった冬吉の兄・七之助に出会う。
    ・天狗の使い魔
     天狗にさらわれた一太郎
    ・餡子は甘いか
     一太郎は18歳
     安野屋で修行している栄吉が菓子作の情熱を失いかける。
    ・ひなの千代紙
     白塗りをやめた雛

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    2026年03月19日
  • 流浪の月

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    自分の中に、誰にも邪魔されない王国があるという心強さ。終わりを迎えるにつれて清々しくなってきてページをめくる手が止まらなかった。
    状況が良くなっていくわけでは決してないのに、何故か読み終わったあと救われたような気持ちになったのは、どんなに周りに指を刺されても酷い言葉を投げられても、2人はきっと、2人でいれば立っていられるような気がしたから。2人の中に、誰にも邪魔出来ない王国があるから。この作品に出会えてよかった。

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    2026年03月19日
  • 黙示録 上

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    琉球の国王には影として寄り添い、時に国王の身代わりとなる月しろの存在がある。
    地獄のような境遇から抜け出そうと必死にもがく野良犬のような了泉。琉球舞踊の英才教育を受け、不断の向上心を持つ雲胡。ともに月しろの候補であるふたりは異国、日本の江戸へと派遣される楽童子選抜試験で踊りを競い合う。
    惜しくも雲胡に敗れ失格となった了泉だったが、あの手この手の卑劣な策を用いてなんとか補欠としてすべり込むことに成功する。
    かくして一行は薩摩、大坂を経由して、はるか江戸へと旅立つのであった...

    琉球舞踊を題材とした芸術物ということで、恩田陸の「蜜蜂と遠雷」や「チョコレートコスモス」のような作風を想像して読み

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    2026年03月19日
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)

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    夢中で読んだ方がいい作品。勢いよく読み進めると楽しめるけど、リアリティを求めすぎると楽しめないこともありそう。

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    2026年03月19日
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    薦められて読み始めて、タレントが書いたの?と舐めてたけど面白かった…舐めてすみませんとなりました。読みやすいところも良かったです。

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    2026年03月19日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    好みが分かれそうな作品。賛否がある作品は良い作品なんだなと思って読み始めたけれど、自分は夢中になって読み進めてました。
    皆さん言ってるエログロなところが特に好みが分かれそうだけれど、自分は異常性のようなものが伝わってきて良いなと思いました。

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    2026年03月19日
  • 完全無罪

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    前回読んだ法廷遊戯と同様に冤罪を題材にした話だった。ドラマ化されているだけあって展開が二転三転して面白かった。

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    2026年03月19日
  • 朝鮮漂流

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    ネタバレ

    言葉も文化も違う相手も、誠実をもって対すれば自ずと心通じるものがある。太守との別れは我が身のように辛かった。この壮大な漂流記を現代に蘇らせてくれたことに感謝。安田がする詩の訳が面白い。軽妙な文章で書かれているけれど、船人たちの苦労は並大抵ではなかったと思う。 国の土地を踏めなかった川上を悼む。

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    2026年03月19日
  • ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族【電子特典付き】

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    楽しかった。
    専門的なあれこれはなく、有名な古典文学作品を現代風に触りを教えてくれる、恐らく著者が意図した通り、古典文学の面白さを布教しようという内容だった。
    古典を読むのに必須な当時の文化・習慣・価値観や漢詩引用のワケなどなど…古典に向かう気力を与えてくれる著書だと思います。
    少しでも古典文学が気になる人はぜひ、入門より前の布教本として読んでみてはいかがでしょうか。

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    2026年03月19日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    ネタバレ

     『成瀬は信じた道をいく』を読んだ。1作品目と2作品目を読んだ後にそれぞれのレビューを書いているため、内容が混ざっている部分もあるかもしれない。

     前作以上に成瀬が周囲に与える影響が広がっていると感じた。島崎をはじめとする周囲の人たちが、改めて成瀬の存在の大きさを実感している様子が印象的で、とても面白かった。
     1作品目も十分面白かったけど、成瀬の人柄が分かってきたからか、今作はさらに面白く感じた。これまでは身近な人との関係の中で描かれていた成瀬の生き方が、より多くの人に影響を与えていく様子が描かれていて、その存在の大きさを改めて感じた。相変わらず、思いついたことを迷わず実行する姿がかっこよ

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    2026年03月19日
  • ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

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    この本を7年前に読んでからずっと興味があり、この春実際にボスニアに行った。想像以上に酷い被害で30年経っても爪痕がしっかりと残っていた。何かと戦争に首を突っ込むアメリカだが、この時はアメリカがいなかったらボスニアという国は存在しなかったかもしれない。この本ではムスリム人のナラティブが紹介されているが、セルビア人のナラティブに触れることはなかった。一方的な歴史認識ではあるが、この戦争ばかりはアメリカのおかげで最悪の事態を避けることができたと思う。しかし、9.11の後にこの戦争が勃発していたら、そしてトランプ大統領が当時のアメリカの大統領だったとしたら、また違った歴史になっていたはずだ。

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    2026年03月19日
  • 逆ソクラテス

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    伊坂幸太郎の本は読みやすい!あっという間に読み終えちゃった。短編だからこれといった伏線はなかったけど、いろんな話あって飽きない一冊。

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    2026年03月19日