ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ウォーク・イン・クローゼット

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    「いなか、の、すとーかー」は、綿矢りささん特有のオチが読めるのに奇妙で、あり得ないだろっていう描写がたっぷりなのに人間の"あるある"が詰め込まれてる感じ。

    表題作である「ウォーク・イン・クローゼット」は、特に28歳の私自身の"あるある"が詰まっていてちょっと苦しくなった。
    主人公の早希は自意識過剰で自己肯定感が低くて生きづらくて人に期待しては傷ついていく弱くて強い女の子。
    親友のだりあは反骨精神で生きてて強いけど純粋で実は柔らかい女の子。
    そんな2人の幼馴染のシスターフッドが描かれている。

    「死んだら皆が泣いて惜しむような人間になろうって」と気高く生

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    2026年05月21日
  • 活きる

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    同僚から中国語教材として「活着」という本を勧められました。「活きる」はその日本語訳です。原書を読む前に内容を把握しておこうと思い読みましたが、語学勉強が吹っ飛んでしますような内容でした。終戦後の激動の時代を生きた家族の話です。中国の現代史を疑似体験できます。家族がどんどん死んでいく悲惨な話なのですが、読後は静かな感動に包まれます。

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    2026年05月21日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    久しぶりに大変読み応えがある物語だった。クローズドサークルでの殺人事件が起こり、あれ?まだ半分も読んでないのにテンポよく死んでいくぞ?と思っていたらこれが前段で、後半は主人公が変わって真相解明編に進む。ありそうなのに意外とない新鮮な展開で、続きが気になってどんどん読んでしまった。結構厚みのある文庫だったが、満足感が高いまま読み進められた。Z世代のアガサクリスティー、今後の作品も期待します。

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    2026年05月21日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ガールズバンドの青春
    泣けた

    青春って一瞬の出来事で、その当時は、懸命に打ち込んだり、壁にぶつかったりする

    歳を重ね、振り向いた時にあの瞬間が、その時だったんだって思う

    正に、それが、この本で、その素晴らしさを読ませてもらい、泣けました

    バンドを握りしめていた瑞葉と、それを離した瑞葉が交差して、瑞葉の苦しさ、痛み、自分の存在、比較、すべてが青春の苦しさ、苦さなんだなと
    好きなものを手放す勇気、手放さなければならない葛藤

    最後のページに近づくにつれて、心が震えました。一緒に苦しくなりました。

    瑞葉が、私が選んだ未来は〜 の言葉に涙が流れました

    青春はすべきものですよ

    ありがとう、

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    2026年05月21日
  • 傲慢と善良

    購入済み

    恐ろしいほど繊細な描写

    「人生に刺さる」という触れ込みは伊達ではないと感じました。
    読み手にどのような影響を与えるかは人それぞれで、まるで読者自身を映し出す鏡のような作品だと思います。
    もし婚活をしているとしたら、お相手にもこの作品を読んでいてほしい、そう思える一冊でした。

    #共感する #深い

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    2026年05月21日
  • 金の角持つ子どもたち

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    私にはいつ頃まで「金の角」があったのだろう。

    大好きなサッカーをやめ日本最難関中学の合格を目指す俊介。根性とか努力とかが軽い言葉に感じられるほどの受験に向かう俊介の姿。それには理由があって…。

    そして彼を支える周囲の大人たちの視点からも中学受験が描かれており、鼓舞奮闘し新たな一歩を踏み出す姿が心を打つ。

    小説の随所には心に留めておきたい力強いエールがたくさん詰まっていました。
    自分を諦めず、自分を信じて前へ進む全ての人の頭には金の角が生えているものだ。

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    2026年05月21日
  • ウチの共有不動産揉めてます!

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    ページ数は少ないけど、ぎゅっと「不動産の遺産わけ」について書かれてて。一気読み。4人兄弟それぞれの性格や現状の悲喜交々もうまく入ってて。面白かった。さすが桂さん。

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    2026年05月21日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    十角館に続き本書を手に取る。
    前作は自身に期待値を上げすぎたこととカタカナニックネームの困惑にて超えてこなかったが、本作品はまたガラッと変わったミステリ。

    水車の音や描写を絡めてきていたことから水車内トリック?(実は人一人が通れるようになっていて外に出られるとか)かと想像しながら読み進めた。

    しかしまぁ見事にはずれて寧ろ気持ちいい。
    ピアノを教えられないのは人違いではなく物理的にということ、倉本執事は本当に気づいていなかったのかな、となどまだまだ深められそうで…とても好き。

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    2026年05月21日
  • 長いお別れ

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    「恍惚の人」を読んだときはかなり衝撃的だったのを思い出した。この本は、そこからは世の中の認知症に対する理解は進んでいるとしても、平成版「恍惚の人」、多くの課題や現状も提起してもらった。何より、認知症って周りの人が理解できずにモヤモヤするけど、認知症の人の中身を少し言語化してもらえて「そうだ、そうだ、そんな気がする〜」と思いながら読んだ。

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    2026年05月21日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    前作の続編&深掘り。
    タカノは取材先へのリスペクトが半端ないから気持ちよく読めるし、行動力は異次元、文章もおもろくてジャーナリストとして完璧だと思う。
    普通に生きてちゃ絶対知り得ないフィクションみたいな人たちの生活をこんなおもしろく知ることができるのはほとんど奇跡。

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    2026年05月21日
  • 空、はてしない青 上

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    そろそろ夏を感じますねっ!ということで
    秋冬の間積んでいた本作
    『空、はてしない青』。
    フランス人作家メリッサ・ダ・コスタ作、山本知子さん訳。
    山本さん、タイトル素敵です。
    フランスの空、高く澄んでいるイメージです。

    アナタの好きな青はどんな青ですか?

    上下巻800ページは強敵です。
    まずは上巻。
    26歳の若さで若年性アルツハイマーを患い、余命2年のエミルが、最後の旅を共にしてくれる人を探すところから物語がはじまります。
    いや、かなりな設定ですが、これから冒険が始まるワクワクも描かれていきます。

    ただ旅を共にするジョアンヌが不思議っ子すぎて
    ストレスじゃないか?ってくらいな二人の旅が

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    2026年05月21日
  • 渚のリーチ!

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    Mリーグが発足したこともあって、少しずつ「麻雀」というゲームが「オジサンたちの博打」というイメージから変わってきたのかな、という気がします。
    中高生もオンラインの対戦アプリで麻雀をしている生徒がちらほらいるようです。

    麻雀小説というと阿佐田哲也の『麻雀放浪記』のようなド昭和・ヤクザな渡世モノのような作品が思い浮かびますが、この作品はMリーグやプロ麻雀選手の「クリーン」な世界が舞台で、著者(あるいは主人公)の純粋な麻雀への愛が感じられる作品でした。
    主人公の言う通り、打牌一つひとつが選択の連続である麻雀は人生にも似ているような気がします。目先の勝ち負けにとらわれたり、過去の失敗を引きずったりし

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    2026年05月21日
  • ハウスメイド

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    結末が先に書いて大きな伏線を引いた後に2人の女性の視点から少しづつ回収していくのだが、隠された大きな謎がだんだんと顔を出してきて、終盤一気に回収している時はすっかり夢中になってました。
    海外小説なのに余計な修飾がなくすごく読みやすいのも印象的でした。
    個人的には大変良かったです。
    オススメです。

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    2026年05月21日
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―

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    この本は人に対して「面白かった」、「良い本」「ぜひ読んで欲しい」と面と向かって言うことができない、それだけの凄惨な内容がノンフィクションで綴られている
    だからこそこのような匿名の場でしか勧められない、一生残る読書体験が得られると思う

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    2026年05月21日
  • 27000冊ガーデン

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    学校の生徒によってもたらされる謎解き
    どの謎にも本が関わっていて、実際にある本が登場したりするからそれらの本も読んでみたくなる
    嫌な気持ちになることなく読めて、謎が解き明かされるたびにスッキリできて次はどんな話かな?どんな本が関わってくるかなと期待感が膨らむ
    誰かにすすめたくなる話

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    2026年05月21日
  • 山田太郎の話

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    くすっと笑って、え、えっと驚き、ほろっとくる。
    久しぶりに読後感が幸せな本に出会えました。

    ハイヒールがハマった状況から、こんな展開になるなんて(笑)
    彼の周りの人たちみんな癖があり個性的。昭和のホームドラマ見ているような展開、なんだか懐かしさもあり。

    スピンオフでも良いので、第2弾を!

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    2026年05月21日
  • 黒の皇子

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい ◯
    その他◯

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    2026年05月21日
  • 異常に非ず

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     銀行人質立て籠り事件の詳細が描かれているものと思っていたが、事件そのものについては全くと言っていいほど触れられておらず、犯人、その母、その愛人、事件の背景を追う記者達とその家族が複合的かつ丹念に描かれた力作。
     章立てがなされていないのは、若干読みにくい。

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    2026年05月21日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    8割くらいのところまでは単行本とだいたい内容は同じだったけど、そのあとからあれあれ、こんなこと書いてなかったなという流れになり、結末は全然違うものだった。文庫版のほうがただのおもしろいホラーで終わらずに、悲しみを持って幽霊になってしまった存在を見ていて、大切な人を亡くすつらさが迫ってくる。とても悲しい話だった。映画は見ていません。

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    2026年05月21日
  • 踊りつかれて

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    読むのがキツすぎる、辛すぎると思うところもあったけど、全体としてはぐいぐい引き込まれた最後までとてもよかった。

    有名人に対するネット上の誹謗中傷は目に余るものがあるし、現実でもそれが原因で失われた命がある。「枯葉」のしたことは過剰で罪にも問われることだけど心情的にはすごく理解できる。

    作中のアイドルはあの人っぽいなとかイメージを重ねたり、昭和のテレビ業界をリアルに想像したりしながら読むのもおもしろかった。笑えると言う意味でのおもしろさではなく。

    たくさんの登場人物が出てくるけど、それぞれの人たちのドラマが読み応えがありおもしろかった。現代的なテーマだけでなく、ほかにもいろいろ中身の濃い小

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    2026年05月21日