小説・文芸の高評価レビュー
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多様性。全ての人を包み込むような言葉だと思ってたけど、結局は多数派の人間の想像できる範囲のものでしかないと思い知らされた。
終盤、八重子と大也のやりとりが印象的。欲に関することではないが、どちらかといえば少数派の自分は大也に感情移入したため、八重子の綺麗事のように聞こえる言葉には正直苛立った。と同時に前向きに生きようと行動を起こす八重子に心動かされるものもあった。
「そうやって不幸でいるほうが、楽なんだよ」
何も分かってない相手に言われるのは内心腹立たしいが、とても刺さる言葉。
結局、救われるには人と手を取り合うしかないのかも。マジョリティ側の人間であっても自分の正しさを押し付ける啓喜の -
Posted by ブクログ
なんて染み入る小説だろうと思って本を閉じようとした矢先に、マグダレン洗濯所の事件が紹介され、実話を元にしていたことに度肝を抜かれた。
マーガレット学院と訓練学校とが壁一枚を隔てて立っていることが、名付けができないけれど社会の上でのもしくは人のある側面での二項対立的な事象が、実際は紙一重であるということをシンボライズしているように思われた。
キリアンマーフィー主演のこの映画も観たいし、クレアキーガンの他の本も読みたい。また偶然にも、この本の前に読んだヴァージニアウルフの「灯台へ」の訳者も鴻巣友季子ですっかりファンになりました。この方の他の訳書も読みたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「〈西洋の星〉盗難事件」
二つとないような物は文字通り二つとない・・・なるほど
ドラマではヘイスティングスが原作よりもおバカに描かれているんだけど、これは視聴者のレベルに合わせてるってことだろうか
「マースドン荘の悲劇」
ドラマではよりホラー仕立て
けっこうひどい事件だよな
「安アパート事件」
原作ではわりとアッサリな(アッサリ過ぎてよく分からなかった笑)ところ、ドラマではいろいろ肉付けされてて楽しかった
「狩人荘の怪事件」
ドラマでは登場人物も増えて、無理じゃん?感があるんだけど、でも視覚的に分かるのは楽しい
「百万ドル債権盗難事件」
そろそろクリスティーにも慣れてきて?さてはこうだ
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