【感想・ネタバレ】銀河ホテルの居候 また虹がかかる日にのレビュー

あらすじ

南軽井沢の銀河ホテル。イギリス風の瀟洒な洋館の一角に、「手紙室」がある。室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男。彼の手紙ワークショップを受けると、なぜか心の奥のほんとうの気持ちが見えてくる。娘家族と最後の思い出作りにやってきた老婦人、秘密を抱えたまま仲良し三人組で卒業旅行にきた女子大生――銀河ホテルを訪れたお客さんが、好きな色のインクで、思い思いの言葉を綴る。手紙を書くことで己の人生を見つめ直し、人生と向き合う感動のシリーズ第1作!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一章100ページなのでスッと読めちゃう。
とにかく描写が丁寧でとても読みやすい。
この人は誰に手紙を書くのだろう、どんな手紙を書くのだろう、と思いながら読んでるとあっという間。
次の巻も読みます。

0
2026年02月06日

Posted by ブクログ

ほしおさなえさんの作品を初めて読みました。
星5では足りない。大大大好きな作品でした!

銀河ホテルの洋館の一角にある「手紙室」
このホテルに居候する苅部さんのワークショップを受けると、自分の心と向き合い本当の気持ちが見えてくる。

特に3章の「また虹がかかる日に」の
穂乃果と自身が似ているところがあり強く共感しました。それと同時に「あぁ、こういう考え方素敵だな」「自分自身を信じていきたい」と背中を押されました。

個人的に今年に入って1番好きな作品です。
人生に行き詰まりを感じた節目節目に、
何回も読み返すことになりそうです。

シリーズものなので買って全部読みたいです。

0
2026年01月31日

Posted by ブクログ

書き留めたくなる言葉がいくつもあり、言葉の美しさも感じられる素晴らしい本。中でもお父さんの手紙た私書素晴らしかった。今後の人生の節目でも思い出したい。

0
2026年01月11日

Posted by ブクログ

銀河高原ホテルを舞台に、色々な人たちの視点で物語が進む。軸となっているのが手紙室ワークショップで、出さなくてもいい手紙を書きながら自分の気持ちと向き合うこと。読んでたらインクを集めてみたくなったし、手書きで物を書くことをやってみたくなった(止まってたアナログ手帳の日記を再開してみようかな)

0
2026年01月05日

Posted by ブクログ

すごく読みやすく、寝る前の読書タイム、朝の読書タイムで読み切りました。
ホテルのスタッフになった方のエピソード、娘家族と思い出づくりに来た老婦人、学生の仲良し3人組、みんな色々なものをかかえていて、それが手紙室のワークショップでそれぞれ前向きに歩き出せた姿を読んで勇気づけられ、感動する作品でした。
手紙室のスタッフさんの過去が気になります。続編も読みたいです。

0
2025年12月27日

Posted by ブクログ

軽井沢の銀河ホテル、英国風の建物やイングリッシュガーデン、ホスピタリティも言うことなしとなれば、夢のよう。
最近食べ物に癒される感じの小説は多いけど、ここでは手紙のワークショップが登場。千色あるインクの色が記憶や感情を呼び起こす鍵になるのも面白い。

0
2025年12月12日

Posted by ブクログ

心があたたまりほっこりする物語でした。
とはいえ内容は、現代社会において皆がなんらかの不安や悩みを抱えている、自分にもどこか当てはまる登場人物達が、軽井沢のホテルの手紙室で千色あるインクの中から自分だけの琴線に触れた色でペンを紙にすべらせていく、そのうちに内側にあった気持ちに気付かされ、救われていく

自分の気持ちを持て余し見えないように蓋をしがちだが、手紙を書くこととはその蓋を少し開けるようなことなんだろう。

インクにも興味があるし、私もペンで手紙を書いてみたい!軽井沢のホテルを本当に探してしまいそう。

シリーズものなので、疲れて一日を終えたあとの寝る前読書に、とてもオススメです。

0
2025年12月12日

Posted by ブクログ

読んでいると、その世界にいるような感覚になりました。文字をかいてないなぁ、、、言葉を書いてみようと思った作品です。素敵です。

0
2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても温かい
幸せな時間というのは、終わっただいぶ後に気づくものなのかな。
絶賛子育て中の今の自分をいつか羨む自分がいるのか

以下、心に残った言葉

子どもを育てていた時期が、人生で一番充実した時期だったと思う。日々目が回るほど忙しかったし、責任で押しつぶされそうで大変だったけど。

生きてるということはたまたま命を与えられただけ、世界全体からしたら命は小さい。だけど私たちにとっては全て。命を精一杯感じること。それがどんなに幸せなことか、森を歩くたびに思う

0
2025年12月06日

Posted by ブクログ

軽井沢にある銀河ホテル、手紙を書くワークショップ、こんな体験ができるホテルに泊まってみたい。瓶に入ってる千色もあるインクは一つ一つ名前がついていて素敵だなと思った。どの話も良かった。続きも読みたい。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

心が温まる作品です。
人生の迷いや不安は誰しもが抱えているものですが、そんな人達に寄り添い、背中を押してくれるような作品です。

0
2025年11月18日

Posted by ブクログ

自分の中にモヤモヤしていること。
何かに迷いがあるとき。
ほしおさなえさんのこちらの作品を読むとスぅーとします。

0
2025年11月15日

Posted by ブクログ

全てのお話が素敵でした。

銀河ホテルにある「手紙室」のお話。
でも、今の時代に手紙?と、はじめは思った。

銀河ホテルの手紙室では、好きな色のインクを選び手紙を書く。
発送しない手紙でもいい。それは過去の自分、まだあっていない未来の恋人や子供、離れ離れになって居場所がわからないだれか。それから、亡くなった人とか・・・
書いた手紙は保管室で預かっておく。保管してある手紙は自分で受け取ることもできるし、ほかの人を指定することもできる。

私のお気に入りは第三章の『また虹がかかる日に』。
心にささった素敵なフレーズは『生きるというのは、たまたま命を与えられたということだ。世界全体からしたら命なんて小さなものだ。だがわたしたちにとってはそれがすべて。自分に与えれれた命を精一杯感じること。それがどんなにしあわせなことか。森を歩くたびにそう思う。』

手紙って素敵ですね。

『銀河ホテルの居候』シリーズ他の二巻もぜひ読みたい。

0
2025年11月13日

Posted by ブクログ

軽井沢にある銀河ホテルをめぐる短編集。

ひとつめはブラック企業で働く社員が、過労で駅から転落。そうこうしている間に会社がつぶれ、生まれた家に帰ってホテルで働き始めるというもの。

ふたつめは子育てや舅姑の介護、夫の介護を終えた女性が、施設に入った後で娘家族と共にホテルに泊まりにくるお話。

みっつめは大学でショートムービーを作った3人の女友達が、門出に向けて泊まりにくるお話。

2つ目の施設に入った女性のお話がすごく好きで、施設に入ってからも旅行に誘ってもらえるのは羨ましいと思ったし、手紙を書くワークショップで絵を描く楽しみを思い出し、これからも続けていこうと思うのは素晴らしかった。いいおばあちゃんになりたいものだ。

0
2025年10月29日

Posted by ブクログ

手紙室のワークショップを受けてみたくなります。
最初の過労で倒れてしまう旬平の話は、真に迫っていてドキドキしました。

0
2025年10月24日

Posted by ブクログ

とくに良かったのが旬平が手紙室に入り父との思い出の緑沼の色のインクを選び手紙を書く場面。ふいに亡くなった父の声が耳奥によみがえる。強く生きるんだという父の言葉に生きるとはどういうことかを考える旬平。生きるとは自分で働いて、生きる道を探す- 自分自身も働いている意味を最近よく考える。生きるため。では何をして生きるのか。私も書いてみようかな、手紙を。涙をふきながらそう思った。

0
2025年10月13日

Posted by ブクログ

今度軽井沢に行くので手に取った本。
ほんとにこんなホテルがあったらぜひ泊まってみたい!
手紙室っていうのがすごく魅力的!
全種類もの様々な瓶に入ったインク、壮観だろうなぁ。
またインクに付けられた名前も素敵!
手紙を通して自分と向き合うことで本当の自分の気持ちがわかり、前向きになる。
それにしても苅部さんのこれまでの人生が気になる!

0
2025年10月01日

Posted by ブクログ

南軽井沢の銀河ホテル。
そのホテルの人気アクティビティ、「手紙室のワークショップ」を中心にそこに泊まる宿泊客たちが人生を見つめ直す物語。

個人的には「ラクダと小鳥と犬とネズミ」のお話が印象に残った。介護付き老人ホームに入るということがどういうことなのか、すこしイメージすることができた。

インクの名称が出るたびに、ネットで画像検索。旬平が購入したインクめっちゃビンがカッコいい。欲しくなるし、つけペンで手紙を書きたくなりますね~。こういう小説めっちゃ好き。

また、経営者の息子である上原旬平と、手紙室の苅部の今後の展開も楽しみ。

0
2025年09月26日

Posted by ブクログ

朝顔。

紫陽花。

露草。

月夜。

青色パイロットインクの美しい名前たち。

その中でも『月夜』はこの小説の中にも出てくるインクである。

銀河ホテルの手紙室にはインクが千色あるという。

銀河ホテルの手紙室ワークショップ。

インクを選び、付けペンで試し書きをして、思いを込めた手紙をしたためる。

その手紙は届けられない手紙でもいい。

『月夜』

私も同じ名前のインクを手元においている。

それをコンバーターで吸い上げて万年筆にセットして使う。

インクの色の違いは微々たるものだったりするが、そこが美しいのだ。

水ににじむ時など、色の違いを深く感じさせてくれる。

染料インクと顔料インクでまたニュアンスや使い勝手も違う。

『インク沼』

うっとりとするような世界に引き込まれる。

銀河ホテルの手紙室では、誰が何を思い、誰に手紙を書くのか。

私も好きなものに囲まれ眼福に浸りながら、その時にしか書けない手紙を書いてみたい。そう思うのだった。

0
2026年02月12日

Posted by ブクログ

軽井沢にある趣あるホテル舞台にした3つのお話からなる1冊。
どの作品にも自分の人生に対して、「本当にこれで良かったのか?」というモヤモヤを抱えてる。
劇的な展開などはないけれど、それぞれの主人公が手紙を通して自分を知り、前を向く過程が胸にストンと落ちた。
受動的では気づけないことがあって、望んでるものも、もしかしたら既に持っているのかもしれない。自分を振り返り「足るを知る」ことが人生に満足することに繋がるのかもしれない。

0
2026年01月04日

Posted by ブクログ



3つの話が収録されている。

1つ目
ホテルのオーナーの息子さんが、実家に戻りホテルで働くようになるまでの経過の話。

2つ目
夫に先立たれて介護施設で暮らしている主人公が、銀河ホテルに宿泊し、手紙室で手紙を書くことをきっかけに、自分自身と向き合い、人生に前向きになっていく。

3つ目
大学生の3人の女の子達が、人生の岐路に迷いながら、銀河ホテルの手紙室で手紙を書くことで、迷いを振り切り自分の人生を切り開いて行く様子。

銀河ホテルの佇まいから中のインテリアの様子、荘厳な雰囲気さえある手紙室、そして謎めいた雰囲気のあるホテルスタッフの苅部さん。
どの様子も完璧に絡み合って、想像以上に面白く読めた。

次作では雁部さんの秘密?が明らかになるのかな?
次作も楽しみです!

0
2025年12月22日

Posted by ブクログ

銀河ホテルを巡るオムニバスストーリー。
人生の前の向き方、みたいなのが軸なのかな。手紙を書くためのインクにもたくさんフォーカスされてて少し珍しくて買いたくなった。

第1話
P98の、おじいさまの言葉がとても良かったです。
『与えられるのを待つんじゃなくて、手で触って足で歩いて生きるんだ〜〜』

2話で、主人公の心理描写に、どこかに行かなくても楽しいことは全部自分の中にある、つらいことは全部濾過されて楽しいことだけが残っている
といったようなことが書いてあって、先日高齢の祖母と久々に会って旅行したときとリンクして、美しい気持ちだなと思い、思わずホロリ。わたしもそんなふうに過去を振り返ったときに思える人生を歩みたい。

第3話は、地方コンプレックスの人なら一度は感じたことのある心理描写が多くて、わかるわかるってなりました。

0
2025年11月18日

Posted by ブクログ

高齢者が出てくる話に最近涙腺が脆くなっている。苦笑
『ラクダと小鳥と〜』のおばあちゃんが娘夫婦とお孫さんへ絵手紙カードを渡すシーンとか…。
いちいち最初の旬平くんのお話から刺さるフレーズ多くて、私は気になるところとか刺さるところをピンクマーカーで引くから冒頭からピンクだらけw。
何気に手紙がプチマイブームになっているから余計に響く。
いかんな〜、ガラスペンとインクにまで趣味が広がりそうだw。

0
2025年10月18日

Posted by ブクログ

銀河ホテルの経営者の息子、上原旬平は、東京で就職したが過労で倒れ実家のホテルに戻ってくる。家業を継ぐことに葛藤を覚えながらも、銀河ホテルの人気アクティビティ•手紙室との出会いにより少しずつ前向きになっていく。2話以降では、お客さん目線からの旬平がホテルマンとして着実に成長していることが窺えて嬉しくなる。

0
2025年10月11日

Posted by ブクログ

軽井沢にあるこじんまりとした老舗の銀河ホテル。
そこの経営者の息子の逸話から物語はスタートする。

ストーリーごとに語り手が入れ替わる連作短編のようだ。

銀河ホテルでは、トレッキングや手紙室などのアクティビティも用意され、そこが舞台になった展開も多い。
手紙室では、1000種類以上のインクボトルが並び、未来や過去や友人や故人など誰でも手紙を書けるというプログラムになっている。こんなプログラムがあるなら受けてみたいところだ。

登場人物たちは、何かに悩み、もやもやを抱えている。
けれどホテルで過ごすうちに、自分なりの解決を見つけ、自分の力で踏み出そうとする逞しい姿がとても印象的だった。

こういう場所が身近にあったら嬉しい限りだ。

0
2025年10月07日

Posted by ブクログ

読みたかった本。第二話ボロ泣きでした。自分と重ね、自分の母と重ね。なんか色々思い出したりして鼻がツンとする。
どれも素敵なお話ばかり。インクの名前も良い。ずらっと色とりどりのインク瓶が並ぶ手紙室、見てみたい。

0
2025年09月30日

購入済み

ほしおさんの作品は何作品か平行して読んではいるが、新しいシリーズの最初の上巻をやっと読み終えた。次は下巻をと思っていたら、次のシリーズの上下巻と刊行ペース割と早くて最近読むの遅くなってるので大変💦

0
2025年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

手紙室でインクを選ぶシーンや苅部さんというキャラクターに含みを持たせる感じが良かった。続編で苅部さんがどういう人物なのか少しずつ明らかになるのだろうか
読みやすく気軽に読めるので気が向いたら続編も読んでいこうかなと思えるくらいには楽しめた。

0
2026年01月18日

Posted by ブクログ

軽井沢にあるイギリス風の洋館、銀河ホテルが舞台。

千本のインク達がお出迎えしてくれる手紙室が見てみたいなと思いながら、昔インクに憧れて瓶でちょこちょこ集めたあのインクたちの存在を思い出した。

どこにしまいこんだのだろう。

その時の私は何色を買い込んでいたのか気になって仕方ない(笑)

0
2025年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

彼氏と別れたことを言わなかった美紅。
就職をやめて実家の本屋を継ぐことにしたのを言わなかった穂乃果。
中国勤務になったことを言わなかった萌音。

「水臭い、言ってくれればよかったのに。友達でしょ」と言いたい気分でしたが、皆、自分の気持ちの整理がつくまで言えなかったのだと思うに到りました。

私は日頃から手紙を書く方ではありますが、1000色あるインクを前にして改まって想いを伝えたいのは誰だろうと考えてみました。答えは出ませんでしたが、このような手紙室が実際にあるのなら、行ってみたいと思いました。

0
2025年10月18日

Posted by ブクログ

インクとガラスペンを使って文字を書きたくなる本。老いることは、出来なくなることも増えるかもしれないけれど、思い出を抱きしめて好きなことをして残りの人生を生きていくこともできる。
大人になることは、自由が減って単調な日々になることもあるけれど、自分の大切なものを自分の手で守ることも、大人だからこそできること。

今の自分の姿をもう一度捉え直して、丁寧に生きてみたいなと思える物語だった。

0
2025年10月01日

「小説」ランキング