ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 地雷グリコ

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    ネタバレ

    おもしろかった~~~~~~~~!!!!!!!!!!
    2026年ベスト2冊目!!!
    頭を使うゲームは苦手なのでいつも考えるのを放棄するんだけど、
    これは自分たちが知っている子どもの遊びをベースにしているから想像しやすくてわかりやすい。まあ最後の話はちんぷんかんぷんだったけど、最終決戦が読者にも想像しやすいゲームだったらすごさがわからんもんな。仕方ない。
    最初読んだとき、うわっクセツヨ名前のラノベっぽいキャラ立ち!最後までいけるかな~と心配になったけど杞憂だった。今ではみんな好き。あとゲームの始まり方が屋上に出店する権利を得るため、っていうのが入りやすくてよかった。最初からコインの話されたら一気に

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    2026年07月10日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    フルコミの保険マンの主人公が大量の解約で行き詰まった時に、不思議なタクシーに乗って人生の運を転じる学びを得る話。
    人のためにやった事とやってもらった事の差が「運」。
    幸運を掴むためには常に上機嫌で、色んなことに突っ込んでいくアンテナを常に張っておく。チャンスはいつくるかわからないし、ひょんなことがチャンスに繋がるかもしれない。
    取り返しのつかない失敗をしても、あの時の事がいまの成功につながっているなんてことはしょっちゅうある。
    何が成功で何が失敗かなんてわからないので、全て経験、全て学びだ。運を貯めよう。
    すごく読みやすく、面白い本でした。

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    2026年07月10日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    登場してくるキャラクターがみんな本当に良くて、サトル叔父さん、貴子ちゃん、桃子さん、それぞれに辛い過去があるからこそ、言葉に深みがあって心に響いた。色々なことを経験してきたからこそ、人に伝えられることがあるんだなと感じる。

    ​特にサトル叔父さんが言っていた「人を好きになることを恐れないでほしい。例え上手くいかなくても、誰かを愛した記憶はそれだけで自分の心をじんわり温めてくれる」という感じの言葉が、すごく胸に刺さった。自分の過去を振り返ってみても本当にその通りだなと思うし、昔のことを思い出すと温かい気持ちになって、また前を向いて頑張れる気がする。

    ​全体的に本当に温かいお話で、とても読みやす

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    2026年07月10日
  • 妖怪一家 九十九さん1 妖怪一家 九十九さん

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    ゆかいな妖怪たち、すきだなあ。みんなマイペースで、思い思いに過ごしてる。ちょっとわるい人間をおどろかすのも楽しい。

    団地の人間たちと妖怪が共生するっていうテーマも面白い。地域共生課の野中さんは妖怪の存在を知っている数少ない人間。そんな野中さんと手を携えて、人間が暮らすアダシノハラ団地で、ちぢこまらずに妖怪らしく生活していく様子は、読んでいて気持ちがいい。

    野中さんが、妖怪たちがいる世界の楽しさを分かっていて、それをヌラリヒョンたちに伝えてあげるところ。妖怪たちは嬉しかっただろうなー。それに、不思議な世界を描き続ける冨安陽子さんの心の根っこが見えた気がした。

    「妖怪がいなくなって、人間が、

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    2026年07月10日
  • はつ恋

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    古い日本家屋の庭の、四季折々の草花や生き物たちの息吹が、鮮明に丁寧に描かれていて、美しい。
    何度も読み返して、じっくり味わいたい文章たち。

    小説家のハナは、50歳過ぎとは思えない可憐さだし、
    恋人のトキヲも40歳過ぎとは思えないたくましさとカッコ良さ。
    でも大人同士の余裕もあり、素敵なカップルだなぁ。
    お互いの寂しさをちゃんと伝えて、でも自分の領分(仕事や家族のこと)はしっかりやって、愛を育んでいる。
    正に「大人の恋愛小説」。

    巡る季節を共に生きている幸せを噛み締めたくなる、そんな小説でした。

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    2026年07月10日
  • 晴れの日の木馬たち

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    この人の作品は(同じ作者なんだから当然と言えばそうなんだけれど)すべてが繋がっている。
    それが既視感となって「あれ?この本はもう既に読み終えていたかしら?」と感じてしまう。
    その感覚は決して嫌なものではなく、読み易さにも繋がっているし、作者との一体感にもなっているようです。
    何はともあれ、大好きな作家さんです。

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    2026年07月10日
  • ラスト・イニング

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    ネタバレ

    本作は、6巻まで続いた『バッテリー』の続編である。新田東は横手に勝てたのか? 巧と豪、瑞垣と門脇のその後はどうなったのか? 6巻では明記されなかった試合の行方が気になる人には、ぜひ読んでほしい。

    勝敗を先にいうと、新田東は3対1で横手に勝利する。瑞垣の悪魔のような言動を乗り越えた巧と豪の絆はより強く結びつき、かつて瑞垣自身が「姫さん」と揶揄した相手は、二度とその名で呼べないほどの本物の「怪物」へと、皮肉にも彼自身の手によって仕上がっていたのだ。

    瑞垣の門脇に対する積年のコンプレックスは、目の前で門脇が泣いても晴れることがなかった。それどころか、それさえも新たなトラウマとなり、夜な夜なうなさ

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    2026年07月10日
  • 婚活マエストロ

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    すらすらあっという間に読破。
    婚活マエストロ、会いたいなぁ。
    いくつになっても、変われる。
    希望がもてるんだ。
    心地よく、無理やりでもなく、自然と一歩踏み出すのもいいかなって思えた。
    きっと2人は今日もサイゼリヤにいるんだろうな。

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    2026年07月10日
  • 逃亡刑事

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    フォローしている方が絶賛されていたので読んでみました。久しぶりの中山七里先生。面白かったです!冴子さん、かっこいいです。
    警官殺人の冤罪で8歳の男の子を連れて逃亡するお話。猛くんも賢くて2人の関係も良い感じ。スピード感たっぷりです。
    猛くんの10年後が楽しみ。

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    2026年07月10日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    新訳をAudibleにて。買って持っているのは旧訳だが名作との噂を聞いてもったいなくてまだ読んでいなかった。好きなマープルとポアロをできるだけ後回しにしてマイナーそうな他作品から読み途中で挫折した20数年前の過ちを繰り返してはならない。
    日本の震災の話が出てきた辺りとその後の下りで、やり方はともかく犯人は分かった。鉄壁のアリバイは逆に怪しいよね。凝った見立ての理由が合理的なのが嬉しい。ここがよくわからんとなんでそれやったの?となってしまうので。キャラクターもそれぞれ魅力的で面白い。
    そして何よりラストが素晴らしい。
    いやークリスティー読んで泣くと思わなかった。最後がとても切なくてよい。ミス・マ

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    2026年07月10日
  • 探偵チームKZ事件ノート 危ない誕生日ブルーは知っている

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    誕生日ブルーって知らなかった。まぁ、自分の誕生日の日を悲観してしまう人がいるのもわからなく無いが。本編では若武が誕生日なのに被害者翼とか、酷すぎて笑ってしまう。まぁ、彼の鼻があるせいで、事件あっさり解決してしまっただろうし。チームが充実してきてしまったせいで、柔い事件はお話にならなくなってしまうよね。
    今後も楽しみ。

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    2026年07月10日
  • 羊と鋼の森

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    音楽を趣味でやっているので何もかもすんなり入って心地良く読めました
    しかし、ここまで言葉にできるのは当たり前やけど凄いなあ

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    2026年07月10日
  • わたしを庇わないで

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    ネタバレ

    『 世紀の善人』
    めちゃくちゃ笑った!
    すばるに掲載されていた2024年に読んだ時も、2024年に読んだ小説の中で一番好きだったけど、単行本で改めて読んだらやっぱり面白かった。1ページのなかで笑っちゃう文章が沢山出てきて、思わず音読したくなった。
    本当に、サンゾウ(職場の昭和的なおじさん達)の気持ち悪さについて、ここまで色々な表現で数十ページにわたって面白く書けるのすごいなーと思う。
    職場のおじさんが嫌いな女性達に布教したい。

    『私を庇わないで』
    デブに「デブ」と直接言わないことで、暗にデブと言っている罪についての話。これも面白い。
    直接的に「デブ」と言ってくる人を「正直者」や「挑戦者」と書

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    2026年07月10日
  • 雪国(新潮文庫)

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    全体を通して表現がしつこくない美しさで作者の感受性の豊かさを感じた。
    雪国を舞台とした島村の一人旅の結晶みたいな小説。情景の美しさはもちろん、生々しい表現が全くないのにも関わらず駒子との親密さが伝わってきた。さらに葉子を島村の世界に引き込んで理解しようとする過程も絶妙だった。
    伊藤整さんの書評『島村の思念の限界は、美にその存在を賭してはいるが、それは抽出され、燃え上がり、変化する瞬間の美であり、その瞬間がすぎると空白になるという性質にある。』
    これがこの本を理解する上でとても分かりやすかった。もう一回読み直したい

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    2026年07月10日
  • 海をわたる言葉 翻訳家ふたりの往復書簡

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    村井理子さんはもともと大好きだが、クォン ナミさん、に俄然興味がわいてきた。
    そもそも翻訳してきた本がすご過ぎ。
    村井さん、その後の介護はかしら。気になってます。

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    2026年07月10日
  • 羅生門・鼻

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    芥川の初期の“王朝物”を集めた短編集
    収録作品は羅生門、鼻、芋粥、運、袈裟と盛遠、邪宗門、好色、俊寛の8篇。
    芥川が教師時代に選書した短編集(英米怪異・幻想譚)が面白かったのでこちらを手に取る。
    芋粥と好色が好き。邪宗門も未完ならではの面白さが良き

    芥川は教科書で蜘蛛の糸を読んだっきりだったので8作品全て初見。
    前半は「教科書に乗りそうな“ザ・文学”って感じだなー。まぁ、芥川賞が純文学だしなー」って思いながら読んでたから、邪宗門で「おや?」となり好色で「これは話が違う(真顔)」ってなったよね(笑)
    いやもう、すごいな、癖が笑→

    好色読みながら、いや、そういう読み方をする私が汚れているのか…

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    2026年07月10日
  • DANGER

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    読んで良かった。中国で戦争を生き抜いて、戦後はシベリアに抑留され、帰国した後にバレエダンサーとして成功していった久我と、満州に家族と渡り、看護婦として従軍し、帰国後は幸せに生きていった、さかゑ。当時のあまりにも過酷で理不尽な日々に胸が締め付けられた。戦争の頃の話は色々読んでいるが、まだまだ足りない。

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    2026年07月10日
  • きみのいいところがみつかる えほん

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    6y2m
    つよみをみつける練習。身近な人の強みも考えられる。SSTに適している。
    お気に入りの絵本。

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    2026年07月10日
  • おもいでエマノン

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    ネタバレ

    先にマンガを読んで原作が気になったので読んだ。
    描写にややノスタルジーがあるなと思いつつ、面白さが褪せない作品だなと思った。

    30億年の記憶を持ったエマノン側の苦悩に焦点を当てるのではなく、周囲の人々の視点を通して風来坊としてのエマノンを色んな角度から描き出す、という構成が面白さを引き立たせているのだろうと感じた。

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    2026年07月10日
  • 漂泊の星舟

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    ネタバレ

    日米ハーフの女性作家によるSFミステリー。ミステリーの要素の方が強め。
    ・地球温暖化が進み、沿岸部は水没、第三次世界大戦後の一時的平和の時代に、80人の女性クルーを乗せた植民宇宙船が舞台。突然の爆発により船長らが死亡、日米ハーブの代替要員の女性が原因・犯人探しに取り掛かる。
    ・デジタル拡張現実DARが24時間実装され、船のAIが操作。さらにAIが個人の介入してくるので、2001年かと思ったら、半分ほどでAIが犯人との説が出され、AIではないと判明。
    ・地球での対立、米/中、レーシスト、過激環境主義者等はそのまま船内にも持ち込まれる。
    ・12歳程度の少女800人が選抜され、10年間の教育・選抜の

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    2026年07月10日