ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 神の子(下)

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    初めての薬丸岳さん小説でした。めちゃくちゃ大作であるにも関わらず、上の最初から下の最後まで、とにかく先が気になって一気に読んでしまいたくなる。実際にはさすがに数日かけましたが。。。超高いIQ、犯罪組織、少年院、ホームレス、起業、、、と設定も盛り沢山ですが、どこも手抜かりがない感じで入り込めました。

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    2026年03月20日
  • 容疑者Xの献身

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    ネタバレ

    色んな人からオススメされて読んでみたらあっという間に読み終えた。こんな一気読みしたのは久しぶり。
    トリックは明かされるまでわからなかったし、とてつもない愛に感服した。石神の気持ちを尊重したいけど話さなければと話す湯川の気持ちが苦しかった。苦しいのに感動した。読んでよかった。ガリレオシリーズ一作も見たことないけど見てみようかな。

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    2026年03月20日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    人間だけでなく、シジュウカラにも言語能力があることに驚いた。この本を読むまでは、人間は他の動物に比べて高度であり、言語能力を持つのは人間だけだと無意識に思い込んでいた。しかし、それはまさに井の中の蛙であり、他の動物たちにも言語能力があっても不思議ではないと感じた。
    これからは、鳥の鳴き声にも耳を傾けていきたいと思う。

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    2026年03月20日
  • 傷痕のメッセージ

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    物語の設定にまず惹かれた。「胃壁にメッセージ」が。その言葉だけですごく興味が惹かれてしまった。読み進めていくうちに、主人公と同化したように謎が気になり、誰が犯人か気になり、一気読みだった。最後まで読んだときに、犯人を知った驚きは大きくなかったが、全ての真相がわかったときの驚きは大きかった。そして、今までの話が繋がってきて読後感がすごく良かった。早く次の本を読もうと読書欲を沸かせてもらった。

    ちなみに、天久鷹央とのつながりが見えたのは、ファンからすると嬉しかった。

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    2026年03月20日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    総合的に、面白かった!!というか怖かった!
    個人的には金子さんの『ゼリーに満たされて』がダントツで好き。
    本当に最後の一行で「ゼリ郎ーーーーーーー!!!!!」って心の中で叫びました。

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    2026年03月20日
  • アルプス席の母

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    本当は女の子のお母さんになりたかった。

    全てを読み終えた後に、この一文を読むと、この一言に至るまでの葛藤がひしひしと伝わってくる。

    気がつけば航ちゃんを応援する母の視点で読んでおり、涙が止まらなかった。
    一冊の本を通して、成長する高校球児とその母親の姿を俯瞰して観る(読む)ことで、もう味わうことが出来ない高校野球(甲子園)の一コマを感じることができた。

    グラウンドの上だけじゃない戦いにドキドキが止まらない。苦しいながらも成長していく航ちゃんを応援しながらページをめくった。

    負けも挫折も、苦汁も味わったからこそ、アルプス席から観える勇姿に心が熱くなった。

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    2026年03月20日
  • 人間標本

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    ネタバレ


    綺麗で、怖い。
    そして、おそらく多くの人は絶望を強く感じるだろう。
    私はその中でも「綺麗」という感覚が一貫して残った。

    なぜこれほどまでに残酷なものを、美しく描けるのか。

    一つは蝶や、人間標本の作品一つ一つの描写だろう。作品の背景、つまりは標本になった男の子たちの背景 が作品として表されている事もそうだ。

    そしてそれとは別にもう一つ、登場人物一人ひとりの思考や行動が、道徳的には逸脱しているにもかかわらず、それぞれの内側では一貫した合理性と整合性を持っている。それも綺麗と感じた。

    この物語における「人間標本」とは、単なる観察対象ではない。
    それは権威と才能の象徴であり、それに対する羨望

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    2026年03月20日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    待ちに待ったハゲタカシリーズ。鷲津ファンなら迷わず手に取ることをおすすめしたい。やっぱり面白い。

    世界の覇権争いをする米中が台湾の半導体ファウンドリーを巡ってマネーゲームを繰り広げる話の前半。あくまでも小説だが、米中がなぜ台湾にこだわるのかがよく理解できる。やはり毎度鷲津を待望したくなる。

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    2026年03月20日
  • 大いなる遺産(下)(新潮文庫)

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    大いなる遺産は恋愛小説であり、冒険小説であり、ミステリー小説であり、ピップの成長物語だ。まさにそのとおりである!物語としてあまりに面白く、エンタメとしての見どころが多い。
    エステラへの恋は正直あまり共感できるところがなかった。恋とは意外とそんなものなのかもしれない。
    身近な人の幸せを自分のことのように喜べるだろうか。家族なら喜べるかもしれない。離れた親戚は?友人は?同僚は?人間少なからず嫉妬はするものだが、ジョーはその様子を一切見せない。嫉妬の感情と向き合うこと、あるいはその人の幸せを自分のことのように喜べる人を作ることが、人生のひとつのテーマのように思う。

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    2026年03月20日
  • 中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く―(新潮選書)

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    特に後半。是と、読点の使い方というか使われ方について説明した、稀有な書。中国語中級以上の人、中日翻訳をバイトでできるぐらいになった人、台湾生活で言えば 語学学校で1年ぐらい勉強して1年ぐらい生活したぐらいの人にめっちゃオススメしたい。
    私自身、台灣で中国語を使って生活してきた中で、「ようわからんけどまあそういうもの。特に誰も気にしてないし雰囲気で。」とやり過ごしてきた、積年のモヤモヤを、見事に解消してくれた。
    後半、目から鱗のオンパレードで、ドッグイヤーだらけになりました。

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    2026年03月20日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    人の弱さを知った人ほど、強い人はいない。
    化物のような彼らでさえ、小童の時代があった。父から、そして憧れの人から火消を学び成長を遂げる。己が犠牲になろうとも……。

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    2026年03月20日
  • 平場の月

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    一言メモ、想う気持ちは一緒なのに、欲することは違う辛さ

    イメージ配役
    青砥…あべさだおさん
    須藤…しのはらりょうこさん

    終始、辛さ、切なさがあるストーリー。長い時間をかけて築いた関係も、一瞬で終わるはかなさ。相手を想う気持ちは一緒なのに、何かずれている。
    最後の2ページで書かれている、2人が過ごした場所が、走馬灯のように青砥が思い出す描写が、どんどん涙腺を刺激する。後悔する青砥の気持ちが伝わって痛い。
    映画も観たい。

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    2026年03月20日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    映画「逃亡者」さながらの新之助の活躍に大興奮!!

    動けぬぼろ鳶に代わり、真実の解明に動いた加賀鳶と、もう1人の銀煙管に心が熱くなった。

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    2026年03月20日
  • 小麦畑できみが歌えば

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    2人の友情と葛藤を描いた物語。
    オペラについて何も知らなくても惟吹がみえている景色が鮮明にみえた。

    ふと思ったのだが、主人公の惟吹の名前は息吹とかけているのだろうか。
    サマープログラムに参加し、仲間との出会いと別れ、音楽に触れることで自分の想いを知り、新しい自分として息をする。生まれ変わる。そんな惟吹の成長を力強く描いていた。

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    2026年03月20日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    火消(の卵)が登場し、新たな始まりが感じられる。
    番付狩りと秀助の再来?!
    さらに公儀隠密まで……。
    ぼろ鳶の敵が益々大きくなってくる。

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    2026年03月20日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    舞台は吉原!
    叶えられるかわからぬ女の願いに、命を張る谺が駆ける姿に涙した。場所や形は違えども、火消の思いは変わらない。

    1人の犠牲も出さずに全てを助けようとする源吾の想いと、1人を犠牲にしてでも、その他大勢を助けようとする田沼の考えの相違にドキドキした。

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    2026年03月20日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    ネタバレ

    主人公の親友との再会によって、両人が救われる
    あったものを無かったものにはできない
    親友たちから話を聞くことで過去のわだかまりが溶けて、感情を取り戻す
    現在の恋人がこころから欲しいと感じられ、嫉妬の気持ちが出てくる

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    2026年03月20日
  • 愛猿記

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    とにかく猿がなついていて可愛い。猿と著者とのやり取りが知恵比べのようで面白い。文章が上手い。泣ける部分もありで、読み返したくなる本です。

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    2026年03月20日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    孤児を救って我が子のように育てることから、人々に「菩薩」と崇められる火消と、人々に幸運をもたらすことで「菩薩」と言われる火消の妻。
    父上のために命をも捨てる姿は、信頼を通り越して恐怖すら感じる。
    彼の笑みは「菩薩」か?それとも悪魔か?

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    2026年03月20日
  • 神の蝶、舞う果て

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    上橋ワールド炸裂だった。

    会話も大事、人物造形も大事、あらすじも大事。でもやはりいいファンタジーは情景描写がしっかりできていることだとあらためて思った。
    年末に大好きな町田その子さんのファンタジーに、がっかりしてしまった。なんでかなあ?と思ったのだがこの作品を読んで納得。情景描写の差だ。

    新作ではないそうだ。しかし、上橋菜穂子はやっぱり上橋菜穂子だ。
    守り人シリーズを読んだ時の感動がよみがえった。

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    2026年03月20日