ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 奇面館の殺人(上)

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    ネタバレ

    久々に島田ががっつり絡みます。なので探偵ごっこもウキウキです。
    暗黒館読んだ人は、使用人の名前で「!」となるはず。関係あるのかしら。
    雪で遭難しそうになる東京都の僻地てどこだろ。

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    2025年12月28日
  • 誓願

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    長編大作でした。
    3人それぞれの語りが過去に現在に飛んでいき、
    徐々に交錯していく…
    著者の手腕で置いていかれることなく、
    しっかりと作り込まれた世界に浸れました。
    現実でも起こりうる、起こっているであろう世界観、
    虚無感が随所でありながら、
    希望も感じさせ、
    感情移入ができる作品です。

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    2025年12月27日
  • 言語化するための小説思考

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    面白かった。書くことについて、こんなに分かりやすく鮮やかに言語化できるものなのか。『エデンの東』も良かった。

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    2025年12月27日
  • さよならジャバウォック

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    少しの違和感、ひっかかりがキレイにほどけていく終盤は相変わらず気持ちがいい。

    二度目の「おかえり」にぶわっと涙が出た。

    人間の持つ優しさと残忍さ。どう考えればいいかわからないときもある。でも凍朗さんを信じる気持ちも忘れたくないなあ。

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    2025年12月27日
  • 蠱毒の家

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     その界隈では有名な家がある。三階建てのその豪邸は医者夫婦とその子どもが住んでいたはずなのだが、いまそこに自称霊能者の美女とその息子が住んでいるらしい。しかもその家は行き場のない女性を迎えてくれる、シェルターとしても機能しているそうだ。近所のひとは新興宗教の集会所のようだ、と噂していて、ご近所トラブルのあった隣の家の住人は不審な死を遂げている。滝川美優は偶然出会った女性から、その家についての話を聞いたことをきっかけに、その家の人間と関わりを持つようになる。そんな美優も、母親や義理の弟との間に問題を抱えていて……。

     家族間の不和に起因する不快感が丁寧に描写される導入、(ネタバラシになるので具

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    2025年12月27日
  • こゝろ

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    然し、…然し君、恋は罪悪ですよ。というのは、私のみならず読むこちら側にも先生はどんな人生を送ってきたのだろう、と思わせる一言。
    遺書での先生には、人間らしい醜さが顕になってるいるけれど、人間誰しも持っている1面ではないだろうか。
    明治の精神と共に死んだ先生。奥さんの気持ちが慮られる。「私」はこの後どうしたんだろうか。それもまた謎だ。

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    2025年12月27日
  • 海と毒薬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まさか実際に存在した事件だったとは、思っても居らず。解剖のシーンは、文字だけで映像も何も無いのに、想像されてなかなか読むのがきついものがあったが、故に現実を知らされる。
    日本もなかなかの戦争犯罪を犯してきたと初めて知れた本。

    日本人の思考は、きっとそのような罪を犯してしまった彼らを庇護してしまうところにあるのでは無いか。ヒルダの「神様がこわいとは思わないのか」という一言は核心をついている。彼らは神という絶対存在が自分の上にある。自分の一挙一動を監視し、裁判を下す神という存在が。なので悪には容赦なく敵意を向けるし、善にはとことん慕う。しかし日本人には基本服従の対象がない。故に悪意を見せられても

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    2025年12月27日
  • 准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束

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    まさかまさかでした。
    軽い気持ちで新刊だーと飛びついたらジェットコースターのごとく新しい事実が出てきて仰天の連続です。

    気づいたら12巻とシリーズも結構なものとなっていますが、何度でも読み返したい。
    続きが気になる作品ですね。

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    2025年12月27日
  • 檜垣澤家の炎上(新潮文庫)

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    解説に「細雪」や「華麗なる一族」の系譜に残る逸品との言葉があり納得。
    生まれによるどうしようもない壁を主人公と一緒に感じながら、大正という時代に感じるロマンチシズムのようなものも同時に楽しめる小説でした。
    癖のある登場人物たちがそれぞれ人間的で面白い。
    映像で見ているかのように立ち上がってくる描写も見事。
    いつか主人公の活躍を続編として読んでみたい。

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    2025年12月27日
  • 放課後ミステリクラブ 7音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件

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    今回は学校の七不思議としてよく語られる怪奇現象に挑戦。犯人は前半でなんとなく解ったけど、ガイコツが踊るのはいまいちよく解らなかったというか、謎としてはわかるのだけれども実際どうやったら動くのというのが謎、でもあんまり頭をひねって考えるところではなさそうなのでそこはスルーして、単純に物語を楽しむことにしました。天馬君も幽霊やお化けの類は怖いのねという発見があったのと、陸君、戦闘モードになるとお化けにも容赦がない、最強の4年生。あと美鈴ちゃん2階の窓から飛び出すのは危険だよ、ということで次回作も楽しみです。

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    2025年12月27日
  • ナモナキ生活はつづく

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    えぐい。すごい本だった。。読み終わって思わず天井を見上げ唸るくらい良かった。読み応えありすぎる。ただの家事エンタメエッセイではない。
    序盤は「なんだこのファンキー主婦は」と笑いながら四コマ漫画を読むくらいのテンションで呼んでいたのに後半の深すぎる貫禄のあるようなエッセイが刺さりすぎてページをめくる手が止まらなかった。「この人おもろいなー」からのギャップがすごい。とてもファンになってしまった。絶対ほかの小説を読もう。
    読むか悩んでる人は最初の方のエッセイに加えて、後半の方の『モモと私』を読んでほしい。
    なんでもないような日々でも学ぶことがあり笑える日に変えることができると思えました。

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    2025年12月27日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    宮部氏の句会から生まれた俳句をタイトルにした短編集。ショートショートに近い短編だが宮部ワールド全開。ちょっとしたホラーや思わず憤る作品もあるが、みな最後は救いのある物語。

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    2025年12月27日
  • かがみの孤城

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    面白くてびっくりした!

    子どもが中学生になったら、そっと本棚に入れておきたい。
    伏線回収も素晴らしい。

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    2025年12月27日
  • 小説

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    え、よかった。
    前情報なんもなく読み始めて、小説による2人の人生の話なのかな。と思っていたら、違うんだね。
    いや、2人の人生の話だから違わないんだけど。
    そもそも思ってるジャンルではなかった←
    これは、前情報なんも入れずに読んで欲しい。
    とりあえず、救われない話じゃなくて、良かったです。

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    2025年12月27日
  • 十戒

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    お…おもしろかったーーーー!!!!

    方舟からの十戒。
    方舟の時も思ったけど、表紙の重々しい雰囲気とタイトルに反して、割と読みやすい文体と内容。
    そして方舟同様、
    8割くらいまでゆったりと不穏に進む展開なのに、急激にラストで見えていた景色が一変させられる。

    すぐにでも2回目を読み直したくなる作品。
    そして、2回目読み始めるとあまりに見え方が違ってゾワゾワします。
    え、なんで気づかなかったの?という。



    以下ネタバレ












    方舟からの経験もあり、序盤で何となく、犯人の目星はついていたものの、
    ミスリードがあまりにきれいにハマりすぎていて、あれ?今回は違う?考えすぎたか?

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    2025年12月27日
  • 82年生まれ、キム・ジヨン

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    恵まれすぎもしない悲惨すぎもしない、最大公約数的な韓国人女性の物語。日本人女性にも通じるものがあり、そして描かれ方がより私たちに諦念を感じさせるものだった。
    私は幸いに仕事でジェンダー差別を受けたことは無いが、日常生活の中で他人事とは思えない要素がたくさんあって胸が苦しくなった。
    この作品の中で抱いた諦念をそのまま現実に定着させないために、ひとりひとりが男や女であるよりも前に人間であるということを多くの人がこの作品を感じると良いなと思った。

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    2025年12月27日
  • 羆嵐

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    ネタバレ

    好きすぎて読み終わりたくなくて、何年もかけて読み終えた。
    北海道の凄まじく厳しい自然環境にしがみつくように生きている村の描写からすでに面白い。
    作中に描かれる熊を前にした恐怖と無力感は、令和の今も変わらないな。

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    2025年12月27日
  • エピクロスの処方箋

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    これが今年一番好きかな。
    シリーズ2作目だけど、前作に負けず劣らずの素晴らしい作品でした。

    友人、家族、仕事、人生、そして死。

    誰もが通る全ての事象に正面から向き合って、
    一緒に答えを考えてくれる稀有な作品。

    作品中では敵対するキャラも出てきます。
    主人公のマチ先生はもちろん、花垣先生も飛良泉教授も西島先生もそれぞれに信念があり、医者としての矜持と葛藤を見せてくれるから誰も憎めない。

    繋がりって大事。
    誰かのことを考えるって大事。
    誰かのことを大切にするって大事。

    語り部は穏やかだけど、秘めたものはめちゃくちゃ熱い素敵な小説でした!

    誰かの役に立てるように仕事頑張ろう!!

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    2025年12月27日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    後半の裏切られ感、突き放され感と蜘蛛の巣が意外と大きかった恐怖で良い読後感だった。映画も見てみよう。

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    2025年12月27日
  • 娘は娘

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    ネタバレ

    なぜかノン・シリーズばかり読み進めてしまう。母娘の積年の愛憎劇だけど結末は自立というのか、共依存が解消されて希望のある最後でよかった。作中貫かれていた使用人のイーディスの愛がありがたかった。

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    2025年12月27日