【感想・ネタバレ】1973年のピンボールのレビュー

あらすじ

「電灯のスイッチを切って扉を後ろ手に閉めるまでの長い時間、僕は後ろを振り向かなかった。一度も振り向かなかった」東京で友人と小さな翻訳事務所を経営する〈僕〉と、大学をやめ故郷の街で長い時間を過ごす〈鼠〉。二人は痛みを抱えながらも、それぞれの儀式で青春に別れを告げる。『風の歌を聴け』から3年後、ひとつの季節の終焉と始まりの予感。「初期三部作」第二作。

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再読。
主人公達と同じ年齢になって読むと、虚しさとか哀しさを理解できた。
通過していくだけのような人生に苦しくなる年齢なのかもしれない。

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

再読。
5年くらい前に読んだ時は意味がわからなかったが、改めて読むと「喪失と回復」、「紐帯と疎外」をテーマにしていると感じられた。
気づいたら自分が「僕」と鼠の年齢を超えている。
自分はちゃんと痛みを乗り越えられているだろうか?然るべきタイミングで正しく傷ついて、出口に向かえていたのだろうか?


p15.物事には必ず入り口と出口がなくてはならない。

p30.ピンボールの目的は自己表現にあるのではなく、自己変革にある。エゴの拡大にではなく、縮小にある。分析にではなく、包括にある。

p172.「なあ、ジェイ、だめだよ。みんながそんな風に問わず語らずに理解し合ったって何処にもいけやしないんだ。こんなこと言いたくないんだがね……、俺はどうも余り長くそういった世界に留まりすぎたような気がするんだ」

p181.テネシー・ウィリアムズがこう書いている。過去と現在についてはこのとおり。未来については「おそらく」である、と。
 しかし僕たちが歩んできた暗闇を振り返る時、そこにあるものもやはり不確かな「おそらく」でしかないように思える。僕たちがはっきりと知覚し得るものは現在という瞬間に過ぎぬわけだが、それとても僕たちの体をただすり抜けていくだけのことだ。

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2026年06月27日

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風の歌を聴けに続いて久しぶりに読んだ。
初めて読んだ当初は風の歌を聴けが衝撃的でそちらの方が好きで印象に残ったという感想だった気がするが、久々にどちらも再読した今はこちらの方がより好きだと思った。

ずっと読んでいたいと思うような世界観。
風の歌を聴けが青春の爽やかさを存分に感じられる作品であるのに対し、ピンボールは全体が物悲しい雰囲気でそれがなんとも心地よい。舞台になっている夏と秋、それぞれの季節を落とし込んだような文章。

僕のどこか冷めて達観しているけれど、双子に対して愛着とあたたかさを感じているところがよかった。素直に寂しいと言えるところも。

書き出しの一文がとても魅力的で引き込まれる。
1973年の僕と鼠、それより以前の僕、色々な場面・時間軸のシーンが織り交ぜられている点がよく、それが作品が短いながらに深みを持つ要因だと思った。
初期の村上春樹作品は特に比喩表現が多く、すべての文章が比喩を用いて語られているような印象で、それもすごく好きだった。

特に好きだったのは110ページから111ページにかけての僕と事務所の女の子が寂しさについて話すシーン。

なにが好きなのか表現したくて色々書いたけれど、結局なにがというよりこの作品の世界観と雰囲気自体がすごく好きだと思った。

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2026年05月23日

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村上春樹節を存分に味わえる小説。とてもかっこよく大好きです。
相変わらず、サンドイッチとビールが飲みたくなる。

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2026年05月16日

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初期三部作の2作目。風の歌を聴けは書くとについて書かれていたけれど、2作目はしっかりと始まりと終わりのある物語。僕は小さな成功者として、鼠は過ぎていった過去にこだわって燻っている。2人と主人公の両面的な話。
ピンボールは僕の青春のマジックリアリズム的な役割として意味している。双子の存在が何を意味するのかは曖昧。

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2026年05月06日

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5年ぶりの村上春樹作品。初期作だったからか以前よりも遥かに読みやすく感じた。登場人物の奇天烈で脱力したスタイルと卓越した表現力、説明しすぎない余白のある物語構成に多くの人が惹かれ、研究の道に走るのもよくわかる。深入り危険ってやつだ。

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2026年04月26日

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鼠と僕、ビール、そしてピンボール。ただただピンボールをやり、そして店ごとなくなった。それは、ただ終了しただけのような、予定されていたかのようにふと消えることがある。ゆっくりと、ただ自分と向き合う主人公。そして、双子の女の子たち。
ジェイズバーで、街の中にいる自分を外に持っていく決心をつける。一歩進む、その大事な、大切な一歩を推してくれたのは変の兆しを与えてくれたなんでもないもの。日常の本当に小さな何か、なんの変哲もない、何かが人生を変えることもある。じっくり、もっとじっくり読まなくては、、と思いながら流して読んでしまった。

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2026年03月01日

購入済み

春樹ワールドから遠く遠く離れて

30年以上も前、初めて読んだ80年代の十代の自分と、そのもっと前の時代1970年代…言葉で表現出来ない思いが込み上げてくる。ずっとずっと昔、ハルキストなんて言葉がなかった時代に村上春樹を読んでいた人にもう一度読んで見て欲しいと思う。

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2018年04月22日

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村上春樹の2作目の長編小説。この本では僕と鼠のそれぞれのストーリーが交互に語られる村上作品によくある形をとっている。特に大きく話が展開するわけではないにも関わらず読ませられる。改めて凄い作家だと…。

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2026年10月30日

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村上春樹青春三部作の二作目
前作よりも陰鬱としていてかなり好みの雰囲気だった。 過去と決別しつつなだらかに前を見ている「僕」
それとは対照的に繊細で過去に引きずり込まれそうな「鼠」
「羊をめぐる冒険」も楽しみだ

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2026年10月28日

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ネタバレ

1973年の「僕」と鼠の話だった。
モノローグで『物事には必ず入口と出口がなくてはならない。』と書かれており、「僕」の人生は暗闇から少しずつ明るい方に進んでいる気がするが、鼠の人生には出口がないように感じた。
全体を通して薄暗さを感じる小説で、鼠が少しずつ暗闇に近づいているような感覚があった。
鼠3部作のうち、羊をめぐる冒険を先に読んでいたからそう感じたのかもしれない。

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2026年10月04日

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ネタバレ

「私には何もないわ。」
「失くさずにすむ。」

自分に響く言葉が多かった
双子は羊男のクリスマスに出てくる子たちかな
直子はノルウェイの直子…?

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2026年08月18日

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私の読解力が乏しいせいで理解が追いつかず。風の歌を聴けよりも難解に感じた。全体的に暗い。読んだ後に解説を読んでに腑に落ちた。鼠と僕、各々のどんよりとした感情が、村上春樹の紡ぐ言葉を通じてしっかり胸に響く。

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2026年07月30日

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久しぶりに読み返したけど、なんとなく印象の薄い本。面白くはある。風の歌を聴けと間を空けず連続で読んだからかも。

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2026年05月28日

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本書は、村上春樹の青春三部作の一つです。
異世界と現実の曖昧な世界観に浸れる一冊で、なんとなく寂しさの残る読後感でしたー

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2026年05月17日

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ネタバレ

この本を読む頃にはもう村上春樹が好きだったので楽しみでしょうがなかった。鼠が離れていってしまう事が悲しくて、ピンボールは見つかってよかったねとしか思わなかった。

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2026年05月07日

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この村上春樹さんの初期の作品を読んでやっとわかった気がしたんですが、村上春樹さんの作品って、チルミュージックみたい。音楽なんですよね。
だから定期的に挟まれる「まるで〜のように」でいいリズムとなり、「僕にもわからない」のフレーズで気持ちがシンとなる。
だから、いつもの、しんじくんみたいな主人公に自主的に性の捌け口として寄り添う自分の生活などない女がここでは2人も!とか思うのやめました。
すべては感性のため。

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2026年03月19日

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「僕」と「鼠」の話。風の歌を聴けとは違って二人が一緒にいるわけではなく、それぞれが別の場所でのお話。
一回読んだだけではちょっと難しかった。でも話の中で主人公は指導教授に『文章はいい、論旨も明確だ、だがテーマがない』と言われたシーンがある。まさにそれを表すかのような小説だったように感じた。
1作目の爽やかで駆け抜けるような感じとは違い、ちょっと暗くてジメっとしているなあと個人的には思った。
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2026年2月 再読。☆3→4
前回初めて読んだ時は正直ピンとこなかった。感想にも書いてあるとおり文章はいい、論旨も明確だ、だがテーマがないと指導教授に言われたように。でも今回再読して感じたのは「面白いな、これ。」という感想でした。3年近くも経てば何かしら自分も変わってるはずで小説に対する見方というか読み方も同じように変わってくる。あの時ピンと来なかったものも今は違う。そういう発見に嬉しさも感じながら読んでいました。

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2026年02月17日

匿名

購入済み

 村上春樹の2作目の小説。この小説において村上春樹の文体はほぼ完成している。ピンボールに再会する場面が村上春樹独特の文体がよく出ている。

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2019年11月27日

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ネタバレ

個人的な思い入れになってしまうけど、今年の夏に「風の歌を聴け」を再読し、秋にこの小説を読んだので、登場人物たちと一緒に時間を歩んでいるような感覚を覚えた。季節の描写に没入できてよかった。

「これはピンボールについての小説である。」
新宿にあったスペース・シップの台はもう会えない人のメタファーで、物語冒頭に登場する死んだ直子の存在に重ね合わせられていると思う。直子の故郷に行くほどだから、主人公は彼女と十分な別れができていなかったのではないかな。
ノルウェイ、多崎つくるで描かれた「遺された者の生き方」の土台がここにある気がする。死を受け入れて前に進んでいかなければいけない。
主人公はスペース・シップに、鼠は街とジェイに別れを告げたことで、彼らの青年期が終わったのだと思う。風の歌は夏が終わり秋に向かうメランコリックな終わり方だった印象だけど、こちらは秋の澄み切った空気をそのまま感じさせるようなすっきりとしたラストで良かった。

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2026年10月31日

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終始暗くどんよりとした内容の話であり、そこから抜け出せないものだった。
前作同様、読解力が低いことを痛感させられた。なんとなく描写が細かくゆっくりと進む話なのでつらつらとは読める。
鼠は自分を楽観的と言うが、繊細すぎでは

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2026年10月18日

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風の歌を聴けに続き今作でも派手な出来事は起こらなかった。
それでも読みながら感じる心地良さは村上春樹独特の文体があってこそだろう。
1つの何気ない出来事に対する比喩が多く、物語の進むスピードが遅いため時間の進みがゆっくりに感じる。現実離れした壮大な世界観であったり、細かな比喩表現によってその作品の世界観に入り込むことがほとんどがだが、本作を呼んでいる時は現実世界とは違う時間の進み方といった点で世界観に入り込むことができた。

内容的には"僕"のパートがお気に入りだった。突如現れた双子やピンボール倉庫など少し現実離れした要素が多く楽しめた。
"鼠"パートは一見地味に感じたが、街を出る決心をした鼠が今後どうして行くのかが気になる。

ゴルフ場のシーンや霊園のシーンなど霧がかった情景を思い浮かべるシーンが多く、鼠がしていたように濃霧の霊園の中で車でヘッドレストに頭を預けて1人静かに読んでみたくなった。

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2026年09月14日

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ピンボール なんてどうでもよくて意味もよくわからなくて、そんなことよりも 双子の姉妹との暮らしがなんか楽しそうでいい。同じ人間が2人いるなんて…。実際の生活でもいつも双子はまじまじと見てしまう。

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2026年08月02日

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断片的な過去の記録みたいだった。
一作目、三作目に比べて印象は薄かった。
お酒飲みながら読みたかったな

遠くから見れば 大抵のものは綺麗に見える

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

不思議なお話だった。だだっ広く寒い部屋でピンポールだけが音を鳴らす空間と、そこに立ち尽くす僕の姿が鮮明に想像できた。こじんまりとした翻訳事務所で働いて双子の姉妹と暮らす僕。翻訳事務所の待遇が良さそうで、少し羨ましい。鼠とジェイズ・バーのジェイとのやりとりも不思議ながらもさっぱりしていて良かったな。結局鼠と僕は出会わずに終わってしまったけれど、今後出会うことがあるのかな。なんとも言えない不思議な感じが良い。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

◯つまんね。
◯3部作らしいから、最後まで読まないとわからないんだと思う。 一応、ダンスダンスダンスまで読むつもり。
◯よくわからない平行世界を同時に書くの好きだよね。
◯朝起きたら、かわいい双子がベッドにいて一緒に共同生活か〜。。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

ふるい日記を読んでいるよう。ストーリー性はなくただ孤独で儚さを繰り返しているような雰囲気。まだ村上作品の良さはわかってないからもう少し読み続けてみようと思う。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

僕と鼠、どちらも繰り返しの人生に悩んでいたけど、それぞれの閉塞感?の濃度が違っていて、それに伴って濃い鼠の話は全然出てこなかったのが印象的。それほどまでに退屈だったのかなあと。急に双子と生活してるのは意味わからんかった。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

うーん、スルスルと読めたし、後半のピンボール探しのところはグッと惹き込まれたけど、自分には難しすぎた!
ちょっと芸術的だったかも。

なまじストーリーがある分、意味の分からなさに戸惑ってしまった。

詩みたいに味わうしかないのかもだが、それなら処女作の『風の歌を聴け』の方が好きだったな。

以下好きな文章

1日に20回もペニー・レインをサビ抜きで歌う、脚の長い事務の女の子。これは春樹にしかできない表現。

鼠にとって時の流れがその均質さを少しずつ失い始めたのは三年ばかり前のことだった。
p44

それは不思議な重みだった。男を愛し、子供を産み、年老いて死んでいく一個の存在の持つ重みであった。
p84

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

最後のあたり、鼠が海に車のまま飛び込んでしまったのかと思った。
とても続きが気になる。
殆んどがうまくいかないというか、思うように生きているのかどうなのかぼんやりした日々が、昔の若者らしさの典型なのか。

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

村上氏の青春3部作2作目

大学中退の鼠さんのお酒浸りの退廃した?生活ぶり、翻訳業をして私生活では双子を養う主人公がピンボール(昔の入れ込んだ彼女)を探して再会するストーリー、、

私には新鮮すぎる、自由が恐ろしいとはこういうこと、と思った

煙草にお酒に音楽、手に入る女性の温かみ、、昭和40年代後半の時代の男性の青春とはこんな感じだったのかなぁ

まだまだ私はあまり村上氏を知らないので、、読書会に出てたくさん勉強してこよう

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

村上春樹再読。
僕が村上春樹を好きになったのは『世界の果て』以降。本作と『風の歌を聞け』は苦手だった。本作は鼠が暗すぎて気が滅入るのだ。今回思い立って再読。

ネットをはじめ、いろんなとこでたくさん研究されているストーリーに関してはあまり言うことは無いのだが、後の作品を読んでるからこそ解る設定ってのもあってなかなかに手強い。きっと初読の時には何も読み取れてなかったに違いない。

今回分かったこと
鼠は相変わらず暗い(そりゃそうだ)
村上春樹の魅力の一つである“語り口“は、意外とまだ完成していない。
案内役の女の子(今回は双子)は相変わらず魅力的。

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2026年11月01日

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