あらすじ
「電灯のスイッチを切って扉を後ろ手に閉めるまでの長い時間、僕は後ろを振り向かなかった。一度も振り向かなかった」東京で友人と小さな翻訳事務所を経営する〈僕〉と、大学をやめ故郷の街で長い時間を過ごす〈鼠〉。二人は痛みを抱えながらも、それぞれの儀式で青春に別れを告げる。『風の歌を聴け』から3年後、ひとつの季節の終焉と始まりの予感。「初期三部作」第二作。
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Posted by ブクログ
1973年の「僕」と鼠の話だった。
モノローグで『物事には必ず入口と出口がなくてはならない。』と書かれており、「僕」の人生は暗闇から少しずつ明るい方に進んでいる気がするが、鼠の人生には出口がないように感じた。
全体を通して薄暗さを感じる小説で、鼠が少しずつ暗闇に近づいているような感覚があった。
鼠3部作のうち、羊をめぐる冒険を先に読んでいたからそう感じたのかもしれない。
Posted by ブクログ
「私には何もないわ。」
「失くさずにすむ。」
自分に響く言葉が多かった
双子は羊男のクリスマスに出てくる子たちかな
直子はノルウェイの直子…?
Posted by ブクログ
この本を読む頃にはもう村上春樹が好きだったので楽しみでしょうがなかった。鼠が離れていってしまう事が悲しくて、ピンボールは見つかってよかったねとしか思わなかった。