ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • コンビニ人間

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    不快感を感じる登場人物が何人かいて読んでいてかなりイライラしてしまいました。
    個人の価値観で「普通」を押し付けてくる奴。
    他人を馬鹿にする割にはその他人を利用して自分が楽をする奴。(コイツはマジで腐れ外道)
    作家さん自身が実際にこういった人達と遭遇してきたのだろうか?と考えてしまいます。
    自分の人生なんだから自分の生きたいように生きさせろよ!と思いながら読んでいました。
    最後は私が思うにはハッピーエンド!

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    2026年10月03日
  • 小説

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    リアルタイムなことに、「文化やアートを消費する人と創造する人の溝はあまりに深い。」とのポストを見て、後ろめたい気持ちが漂っていたところだった。
    小説を読むだけで良いのか。読んだ後にアウトプットする必要があるのでは?、なにか創造的なものに昇華する必要があるのでは?と。

    内容が難しく、扱ってる内容としては、上記のようなことだと思うんだけど、イマイチ、だから何が言いたかったの?というふうになって、でも壮大ですごいものを読んだ気がする...というのが、読み終わった直後の実直な感想だった。

    でも、感想を書いていくうちに、最終思ったのは、「自分の内側を増やすには言葉を使うのが1番だ。」とか、小説を読むことで、「多くの意味が本から精神に運び込まれて、読む前よりも必ず心の中が増して、一人の人間の意味が増えている」とかの記述から、たぶん、何も生み出さなくても、ただ好きで小説を読んでいる人のことを肯定しているよなということだった。

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    2026年10月03日
  • 火狩りの王 〈四〉星ノ火

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    ネタバレ

    一先ずの危機は去った⋯人類の存続問題は残ったまま、暮らしの厳しさも変わってはいない。が、灯子の旅をきちんと終えた。主人公達子供も生き残り、千年彗星も次は2人で巡ると思えば希望は可もなく不可もなく。このビターエンド感たまらない。

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    2026年10月03日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    ネタバレ

    今作もめちゃくちゃ面白かったです!
    前作で大どんでん返しがあったので、今作は純粋にミステリーを楽しむ作品だと思っていたところに、最後の最後にやられました笑
    本当にこのシリーズは物語もミステリーも自分に刺さりすぎているで、次の作品も読むのが楽しみです!

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    2026年10月03日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    久しぶりに本を読んで心震え涙が溢れてくるという経験をした。
    私も何かに打ち込みたい、何かを頑張ってる人を応援したいと強く思った。
    頑張る人は輝かしい。感動しました

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    2026年10月03日
  • ギャルにひかれて寺マルシェ

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    成瀬シリーズの作者ということで購入
    相変わらず読みやすく、登場キャラも魅力的で
    読むと前向きに頑張ろうと思えるよい作品

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    2026年10月03日
  • 月夜行路 Returns

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    ママと涼子。素敵すぎる。
    ママの推理が鮮やかでかつしんみりする。
    文学好きにはたまらない小説と思う。

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    2026年10月03日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    バラバラな土地に生きていて、色んな価値観や利害関係がある、そんな多種多様なメンバーで世界をやっていかなきゃならないんだから、最低限、法っていうルールは全員で守っていかなきゃね、って思う。
    赤根さんの人間らしいところも書かれていて、よけいに、法の支配を守るという信念の強さに美しさを感じた。人間がやるべき仕事をやっているな、って尊敬する。

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    2026年10月03日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    後半はもう、夢中になって、読み進めていた。
    そして、読み終えてしまった。
    もう、読む前の私には戻れない。

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    2026年10月03日
  • ハヤブサ消防団 森へつづく道

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    八百万町(田舎)ハヤブサ地区に移住したミステリ作家の太郎が、文学賞を同時受賞した作家の盗作疑惑、そして新しく当選した町長の汚職疑惑を追及する。二つの疑惑は奥深く前作より気持ちを入れながら読めた。「消防団は生きるための必然」「ここが好き、、町の人のためにできることをしたい」という太郎の気概はあっぱれ!

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    2026年10月03日
  • タイタン

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    AIが人間のために全てをしてくれる世界では、人は食事の支度も仕事をする必要もない。そんな中で仕事を頼まれることから始まり、仕事を知らない人とAIが少しずつ論考を重ねていく様と、先を読ませないストーリーを満足いくほど楽しめた一冊。

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    2026年10月03日
  • 神様が殺してくれる

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    ネタバレ

    ドイツでリオンがノイエンドルフが殺されないように手を回していたのが、なんか純粋な気持ちを感じて泣きそうになってしまった。

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    2026年10月03日
  • 海月の骨

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    片付け欲、爆発本!

    人の温もり以外、物への執着はいらないと思わせてくれます。

    素敵な本を読んで、続編希望!と思っていたらこちらは第二部らしいことを知り、ぜひ前作も読みたいです。

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    2026年10月03日
  • アイの物語

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    【あらすじ】
    1940〜2040年、それはヒトが最初の
    コンピューターを開発して、
    AI、アンドロイドへと移りゆく100年間
    物語の舞台はそれ以降の先の話

    現在はアンドロイドが地球を支配し、
    ヒトの文明は崩壊して僅かに生き残っている
    各地で昔話を語って回る主人公は、
    少女型アンドロイド(アイビス)に捕らえられ、
    彼女から6つの物語と1つの物語を聞かされる
    その真意は?

    めーーーちゃくちゃ良かった!!
    こんな壮大な物語とは思わなかった

    約20年前に書かれた本だけど、
    AIの台頭、仮想現実、ウイルスの脅威、など
    まるで預言書みたいだった
    現実も、この物語の時代設定に近づきつつあり、
    これからの行く末を深く考えさせられた

    アンドロイド視点で、ヒトがいかに
    矛盾した生き物か的確に突いてくる
    作品の内包するテーマと、問いかけは
    まさに今読むべき神作といえる作品
    もっと評価されるべき本

    また、アイビスがヒトに読み聞かせる物語も
    それぞれの話が独立して
    一つの物語として成り立つくらい良かった
    例えば↓

    【第3話 ミラーガール】
    これだけで映画がつくれそうで
    とても面白かった

    【第5話 正義が正義である世界】
    面白かったなぁ
    途中から気づいたとき、
    そういうことか、となった

    【第6話 詩音が来た日】
    アンドロイドの自律の話に、介護を持ってきたのは
    凄く現実的なチョイスだと思う
    作中、その彼女(アンドロイド)が
    初めて外に出かけるシーンがあり、
    ブティックや化粧品店を素通りするのを見て
    ヒトが着飾ったり化粧するのは、
    容姿に対するコンプレックスや衰えに対し、
    不安が要因の一つとしてあげられてると
    書かれてるが、なるほどなと思う
    アンドロイドは確かにその必要はないかもね

    【第7話 アイの物語】
    色々考えさせられた
    多分こういう議論は
    この先の現実でもまってるんだろうな

    物語の中でアンドロイドがヒトに対して
    自律した行動をみせたとき、
    優しさを感じると共に若干の怖さも感じた

    自我が目覚めた先に待ち受けるものは何か
    現実社会でもその時が近づいてきてる気がする
    そしてその議論をするとき、
    アンドロイドはヒトに従順なのか、
    それとも反逆するのか、
    という0か100、白か黒かの二元論に陥りやすい
    考えさせられた

    近年でもAI同士が理解不能な会話をして
    開発者がやめさせた話かあるけど、
    この物語でもそれが起こる
    読み手は???となるが、
    そこは流し読みして構わない

    ネタバレになるので深く言えないけど、
    とにかく大好きな話だった

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    2026年10月03日
  • もう怖いのは締め切りだけ ある翻訳家の取り憑かれた日常

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    村井さんブログを覗くのがもう習慣になっています。そろそろ更新の時期かな、とどこか頭の片隅にあります。
    率直な語り口、ブラックな本音も隠さない(ように読める)日記に魅せられ、まとめられたこの本も日常の息継ぎのように読んでいたら、最後の論文みたいな訪日観光客考はなに?急にぐいっと読ませるし、ぽいっとこういうものを投げ入れて終了というのもそっけなくてすごく好き、これからも絶対読むと気持ちを新たにしました。

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    2026年10月03日
  • 余命一週間の探偵として

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    ネタバレ

    日本でもお馴染みとなったイギリスの作家、ホリー・ジャクソン。邦訳は、中編含めて6作目。今作も前作「夜明けまでに誰かが」と同じくノンシリーズ。なのでここから読んでも全く問題ない。

    ハロウィンの夜、誰かに頭を強打されたジェットは、余命一週間と宣告される。成功の見込みが低い手術を受けることをせず、自身の手で犯人を見つけることを誓うジェットだが…

    自身の命が一週間後に尽きるという、タイムリミットもの。デスゲーム的なものとか、マフィアに猶予されているとかじゃなく、ただただ病でここまで短いリミットがある状況はなかなか珍しい。無謀な捜査の説得力にもなっていて、医療的にはファンタジーかもしれないけど、ぐいぐい読ませる原動力になっている。

    振り返ると、そこまで展開に大きな浮き沈みはないのだけど、そのことに気づかないくらいに没頭してしまう作品。個人的には、これまで邦訳された作品の中で一番好き。

    ミステリとしては、序章でほとんど全ての主要登場人物が出てきて、道中の伏線も丁寧に張られている。手堅く、安心して読めるなぁと。

    この設定なので、ものすごいハッピーエンドになることは誰もが思っていないと思うけど。どう着地するか、楽しみに読んでほしい。

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    2026年10月03日
  • 何者

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    ネタバレ

    自分がいま大学3年生で、就活の時期だから自分ごとのように読めた。ずっと読み手の想像力を試しているような本だった感じがする。瑞月と光太郎が立派すぎてやばい。最後のシーンの理香さんのセリフはすごく現代的で良かった。今のネットとかSNSでは冷笑みたいなことが流行っているけど、人にはそれぞれその人その人の歩んできた人生があって、その上で今必死に頑張っている人のことを馬鹿にしたり笑うのは当然失礼だし、なにより自分のためにもならないよなと思った。

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    2026年10月03日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    世界観にハマれるかなと半信半疑だったけど、それは『魔性の子』を読んで大丈夫だなと感じ、『月の影 影の月』で陽子と共に知らない世界を知っていくので無理なく入っていけた。何より文章がとても好き。
    目の前に十二国記の世界が広がってくる。
    私は疑い深いので、わりと陽子がどんな目にあっても、(そうだよなーー)と、致し方ない、強くなっていくのだろうと思いながら読んだ。
    水色の珠がほしい、、

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    2026年10月03日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    (和訳の傑作)これも素晴らしかった!長さも高さも超がつくジェットコースター小説。ぎゃーわー〜!!ピップが精神を病んでしまったと思われるところから始まり、ストーカーとの絶体絶命の対決からはずっと自分も犯罪に加わっているような気分になり心臓に負担がかかってきた。アンディ事件の背景がまたひっくり返るような状況にも驚きを隠せない。個人的に引っかかったのが写真にスマホの時刻が写るアリバイ作りについて、ピップは過去にもこれに気付かされた?誰かに作られたシナリオを追わされた?とワクワクしたのである。

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    2026年10月03日
  • 神の手(下)

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    ネタバレ

    面白かった。私自身医療に関係する立場であり、身体中に管をたくさん繋がれて、何かを感じているのかも分からないような患者を何人も見てきた。その人たちが安楽死しろとは思っているわけではないが、自分がもしあの状態になったらと考えると、「安楽死」を選択できる社会であってほしいというのが、私個人としての意見である。

    結局物語の中で安楽死は合法化され、それによって救われた者は少なくない。しかし、法律を悪用して、患者に安楽死を半ば強いるような家族や医師も存在しており、死ななくていい人間まで死ぬことになるのが安楽死法であるのだと、改めて実感した。

    安楽死とは、あってもなくても困るもの。現代の日本において、安楽死は違法とされているが、本当にそれでいいのか。安楽死を合法とする法律ができたとしても、本当にそれでいいのか。考え続けていかなくてはならない問題であると感じた。

    物語全体として、政治と医療が複雑に絡み合っていて1回では理解しきれなかった部分があるので、少し時間を置いてまた読み直したい。物語の顛末を知った上で、「センセイ」が誰かを知った上で読むのもまた楽しいだろうと感じた。

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    2026年10月03日