小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
レゴを仕事にしている著者がこどもでもわかる文章で、レゴや仕事について書いている。絵本とビジネス書の中間のような内容で、とてもおもしろい。
> 「自分らしさ」を見つけて、それを表現できるようになっておくことが、これからの時代にはとてもだいじなことだと思っています。「自分らしさ」を見つけるためにはたくさんつくって、たくさん失敗して、自分がよいと思うものをみつけていかなければなりません。そのプロセスを経験することが、とてもだいじなのです。(レゴビルダーの頭の中)
> 予算を増やすというと、自分のほうだけ得をするという印象があるかもしれませんが、じつはお客さんの選択肢をふやすことにもな -
Posted by ブクログ
安定感のある面白さ。
一見華やかそうに見える人の不幸は蜜の味。
嫉妬と絶望の描き方が上手い。
【熟年カップルの末路】
50代初婚。ヤバいニオイしかしないのに、焦った結婚はやはりどん底。
【ニュータウンの末路】
「天界のニュータウン」のキャッチフレーズは
生き地獄への案内板。
【おひとり様の末路】
取材のため曰く付きのニュータウンへ。
見た目だけ素敵な場所で、
おひとり様の苦悩が露わになる。
【女子高生の末路】
ニュータウンで知り合った少女は
医学部志望の家庭環境劣悪ガール。
現在家出中。
ニュータウンで起こる惨劇のニュース。
知り合いの安否も気になるが、
目の前の家出少女の言動も恐怖を -
Posted by ブクログ
毎日を消費しながら生きている冴えない40歳の俺が、全く関わりのなかった世界、婚活イベントを手伝ううちに、生き生きとした感情が蘇ってくるというところに共感しました。
この先のことを考えると、いろいろネガティブなこともあるだろうと想像もするけど、それでも、お互いを想い合う気持ちがわかったところで、話が明るく終わってくれたことが、私としてはとてもうれしいんだ、と気がついた。
人生は山あり谷あり。小説は、どこを切り取るかで、ハッピーか悲劇か決まるんだけど、人生は、そこでは終わらない、そのあともずっと、続いていくんだよね。だから、ハッピーなところで終わらせてくれてありがとう、と言いたい。
宮島未奈さん、 -
ネタバレ 購入済み
再読。やはり、面白い。主人公の又八郎や、その周辺の人物像が、生き生きと立ち上がって来る。あたかも、自分が、其処で息をしているかのように感じる。
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Posted by ブクログ
ネタバレマイノリティにも普通に生きていく権利をみたいな運動の詭弁っぷりに警鐘を鳴らす1冊。
肌の色や宗教や同性愛者も生きていいんだよ…と、白人キリスト教徒の異性愛者が認めてあげるという、マジョリティが正義の許容心で主張するダイバーシティという矛盾。
マイノリティもマジョリティも関係なく、お互い仲良く生きていくばいいやんと単純に思っていたんだが、「そうはいかへんねんて」と突きつけてくるこの本の内容、確かに読む前に戻れない。
解説がまた、理解のために掘り下げているようで、新たな問題を積み上げてくれる。正しくありたい、マジョリティでありたいと思うことの土台の危うさ。
正しさの集団の中で正しさくらべが -
Posted by ブクログ
芥川賞ではあるが、読みやすく面白かった。
一気読み。
社員50人ほどの建物修繕会社。ほそぼそと元請けとして頑張るか、大手の下請けになるか…
会社の行く末を案じ落ち着きのなくなる社員が増える中、ひとり恬淡に仕事をする妻鹿さん。
【恬】 てん
意味: 心が落ち着いている、やすらか
【恬淡(てんたん)】: 物事に執着せず、あっさりしている様子
そんな妻鹿さんは週末ひとり山に入る。
普通の登山道ではない、道なき道をゆくバリルート
安全性を考えたら、倫理性を考えたらおそらくアウトだ。
でも、バリルートをゆく妻鹿さんは恬淡とはちょっと違う。
自分の足音・呼吸と、山の音意外何も無くなる無の
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