ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • スピノザの診察室

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    人の命は終わっても、その生き様は終わらない。私が惹かれたのは、完璧な名医ではなく、迷いながらも患者一人ひとりの人生に誠実に向き合い続けるマチ先生の生き方だった。読み進めるほどに、登場人物たちが「マチ先生なら」と人生を託す理由が自然と心に落ちてくる。そして気づけば、私も同じようにマチ先生に寄り添いたいと思っていた。答えを示してくれる人ではない。それでも悩みながら人と向き合い続ける姿は、私自身の生き方まで静かに問いかけてくる。だから、この物語が好きなんです。

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    2026年07月10日
  • 嫌な奴

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    ネタバレ

    ひえーーーーおもれーーーーーー
    箱の中以来の衝撃
    もうほんと、BL想像して読むとメンタルメキョメキョにされる。
    ずーっと辛い。

    『嫌な奴』
    ☝️三浦のことだろうなって思ってたら、主人公のことで、ひえーってなった

    主人公が不幸な目にあっても、なんか、あぁ、大変だな…くらいの気持ちなのに、三浦が辛い目にあうと、三浦ぁ!!!幸せになって!!!!ってなった。
    あと、小野寺くん幸せになれ
    いいやつすぎるお前

    主人公、杉谷がとにかく意固地で頑固で、性格は悪いが、八方美人で偽善者。
    そんな主人公の嘘に、救われた三浦は杉谷に執着していく。
    親友!として懐いてたのに捨てられて、性格ネジ曲がっていき、寂しさ

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    2026年07月10日
  • いのちの車窓から【電子特典付き】

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    『恋』という曲を書き上げ、例のドラマの撮影が始まり、新垣結衣さんが登場するあたりから、その後の未来を知っている者としては、
    「キャッ!」と両手の隙間から文章を読むような甘酸っぱい気持ちになったよね。

    ひとりの大人が、誰かに出逢い、恋がはじまっていく。
    その様子を垣間見ることができるという意味でも、貴重な本なのかもしれないな。

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    2026年07月10日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    壮大で最初から最後までハラハラ。
    国家権力に立ち向かう爽快感と絶対的権力すぎてどうしようもない絶望感が渦巻いていて複雑な気持ちになる。
    読み終わってから最初を読み返すと1回目とは違った風に見えてくるのはとても面白い
    終わり方も秀逸。
    これはハッピーエンドと言っていいのか?とも感じたが逃げるという側面から見ると目的は達成してるわけで…
    森田くんからみたらハッピーなのか?自分が青柳くんなら権力に屈しちゃうなぁとも思ってしまった

    いつもの伊坂幸太郎作品とはまた違って新鮮で最高でした!!

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    2026年07月10日
  • 古都(新潮文庫)

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    ネタバレ

    移ろいゆく時代と景色のなかで、生き別れた双子の妹と出会う数奇な運命。何か大きな展開があるわけではないけれど、巡る季節のなかで、登場人物たちの小さな哀しさと古都の風景が静かに美しく浮かび上がる傑作。

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    2026年07月10日
  • 人体模型の夜

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     首屋敷と呼ばれる空家の地下室に佇む人体模型を耳にして紡がれる目、鼻、膝、腕、胃袋、乳房など人体に纏わる12の物語が収録されたホラー短編集で、人体を構成するパーツが怪異に変貌するのが面白く、外れ無しかつ名作ばかりの短編集だった。特に『セルフィネの血』『膝』が気に入った。

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    2026年07月10日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    相手のことを思いやり、心を込めて作った料理が、心身疲れ切った人たちの身体に染み渡っていく様子がありありと思い浮かび、マカン・マランに訪れて食事をしてみたい気持ちにさせられた。続編も期待。

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    2026年07月10日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    おもしろーい!
    普通に笑っちゃう箇所が多すぎて、著者の言う通り頭空っぽにして読める本だった!
    こんだけ笑えるエッセイ書けたらいいよなあ〜
    お腹の調子が日々悪すぎて、人には色んな悩みがあるんやなあと思った笑

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    2026年07月10日
  • 給水塔から見た虹は

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    多国籍な人たちが住む団地が舞台のお話。
    中盤からは引き込まれ、目が離せなくなった。
    中学2年生の心理描写が、ありのまま真っ直ぐで胸が痛くなる。
    それにしても、里穂にはモヤモヤさせられた。そこまでする理由、もっと深い何かがあるの、と思ったが。読み終えても、ヒュウの事情が辛く、気持ちが晴れなかった。桐乃が必死にもがく姿に救われた。
    ボートピープル、多国籍の文化の違い、貧富の差、戦争がもたらしたもの、とても勉強になった。見てくれている人がいることは、こんなにも心強いと感じられた。
    辛いけれど、目を反らしてはいけないと、突き付けられるようだった。

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    2026年07月10日
  • のっけから失礼します

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    大変面白かった(funnyとinteresting両方)。小説では見ることのできない普段の三浦しをんさんのお姿を垣間見れて良かった。今日、スマホを家に忘れて外出してしまったのだが、休憩時間にその事に気付いて絶望的な気持ちになった。だが、それと同時に本書を持ってきていたことを思い出して幸せな気持ちになった。面白すぎて、必死で笑いを噛み殺していたのは言うに及ばず。三浦しをんさんの本をもっと読みたくなった。

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    2026年07月10日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    めちゃくちゃ面白かった
    前作と違って男性が主人公だから、朔さんに対する恋愛要素がなくて読みやすかった

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    2026年07月10日
  • 告白

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    ネタバレ

    「告白」。秘密にしていたことや心の中で思っていた事実を、ありのまま打ち明けること。辞書にはこう載ってある。では、この小説における「告白」とは、どのような意味を持つのだろうか。想像しやすいのは、最初のシーンで、森口悠子が教壇で行う「告白」である。これは、事件の全貌を少しずつ自身の生徒に打ち明ける最初のシーンから分かるように、辞書通りの「告白」の意味も持っている。だが、これは森口の「免罪符」としても機能しているのではないか。森口は愛娘を守ることができなかった自分から逃げ、生徒に自分自身、森口悠子の悲劇を打ち明ける。そこから客観視することでうまく自分の感情を処理し、精神的な均衡を保とうとしているので

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    2026年07月10日
  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    さみしい夜のページをめくれでオススメリストにいた本(たしか…)
    ストーリーはのんびり進んでいくけど、文章の表現・語彙の豊富さで広がる世界観に魅了された。
    疲れててもすっと心に入ってくる。好きな小説だし時々涙出そうになるシーンがあった。

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    2026年07月10日
  • ロリータ(新潮文庫)

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    最初の「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。」文が一番いい。
    後半の旅行シーンは正直ちょっと眠くなった。

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    2026年07月10日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

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    このシリーズの中で、一番面白かった!
    いや、怖かったと言うべきか…寝る前に読んだら、怖くて眠れなくなってしまった。

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    2026年07月10日
  • #台所のあるところ

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    今期直木賞候補作からのピックアップで手に取りました。
    原田ひ香さんの作品は初めて。

    生活のどこかに台所事情を取り入れつつ、
    短編集の中で連続ドラマを観るそれぞれの主人公の混沌とした想いが描かれていく。
    毎回ストーリーが変わるものの、彼らが観る連続ドラマは各短編で先週の続きという形で一話ずつ繋がっていく構成。

    読み進めると短編集も連続ドラマのストーリー展開の続きもどちらも楽しめる楽しい構成でした!

    同じく直木賞候補作 凪良ゆうさんの『多類婚姻譚』も短編集でこちらは登場人物の設定環境がどこかで重なる世界観で描かれているが、
    こちらと比べると原田さんの作品はテーマが結婚ではなく女性の生き方に重

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    2026年07月10日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    よくある「美味しいご飯に癒される系」だろうと思ってあまり期待していませんでしたが(失礼)、期待以上でした!
    1話目から涙が出てきた(笑)。
    キャバ嬢もカッコよかったし、辛い幼少期を経て20年ぶりに再会した話も感動しました。
    専業主婦には「何この人甘ったれてるの?」とちょっとイラッとしたけど(笑)、友人が素晴らしかった。
    シリーズものなんですね。続きも読みたい!

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    2026年07月10日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    泣いた~~~??
    選手一人ひとりのエピソードの度に泣いた~~~??
    学生連合じゃないチームの選手のエピも深堀してくれてありがとう。勝負とは相手がいるから成り立つんだよね。
    とはいえ、学生連合は記録も順位も付かないから、敵は自分自身になるんだけど…
    もう選手と一緒に走ってたし、沿道から旗振ってたし、みんなのお母さんになった気分だったよ。
    最高でした。ドラマ超楽しみです!!

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    2026年07月10日
  • リカバリー・カバヒコ

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    Xで電車内の暴行や移民トルコ人が鉄道の金属盗んでいる現場とかリアル映像見れるのが嫌だなぁと だから予防策にもならんし、ホントか?としか思えない 怖さを植え付ける輩としか思えない あれの何が面白いの。
    色んな年代の気持ち的確、どうして出來るのだろうか魔法なのカバヒコが圧倒的存在感で楽しくなる。クリーニング屋と息子と確執 嫁の隠れた獻身とかリカバリーカバヒコの土台は色々詰まっているのだね、編集長と高岡のやり取り、あーいう埋められない溝があるから老後に順応出來ず老人ホームしか居場所なくなると思うけど、こうして話を続けると答えがあるってこと。

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    2026年07月10日
  • 竜の医師団5

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    今回は南の大国ガナラージャへ、竜王ディドウスとチューダとともに訪れたカランバス一行は、到着早々事件に巻き込まれる。
    竜を愛しているリョウの視点のせいか、仔竜チューダはあいも変わらず愛らしく飛び跳ねていて、読んでいるこちらも嬉しくなる。これからも健やかに育ってほしい。
    一方、リョウは一人の少年との出会いで、精神的に不安定に。何故か相棒のレオとの関係もギクシャクしだす不穏な展開。
    反医療のエンテなど、色々と一悶着ありそうで次巻が楽しみ。

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    2026年07月10日