小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ女性を「産む機械」として扱うディストピア社会。
戦争があったかして世界が荒廃しそのような社会となったようだが語り手は直接説明はしない。時々、思い出したように断片的に提示される情報から読者が推測するしかない。
オブフレッド、という語り手の名のおぞましさ。本名を名乗ることは許されず、「フレッドの所有物」と名付けられる。さしずめ日本なら「一郎の」というところか。出産できる性は貴重なはずなのに逆に社会のリソースとして管理される。徹底的に人間性を排除されて。
中盤まではだらだらした締まりのない語りにイラつきながら読んでいた。出産のための「儀式」あたりからドラマとして盛り上がりを見せたように思う。この -
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天保の改革と遠山の金さんの話。なかなか良かった。天保の改革ってこんなんなの??
雪の中、女が橋の上に立っている。ひと月前に十手を引き継いだばかりの一平は、隠し売女だとばかり駆けていくが、収まりがつかなくなった。遣手ばばあが飛んできて頭を下げる。
3月、北町奉行に遠山左衛門尉景元がやってくる。門佑は奉行に呼ばれ、今日から片腕になれと言われる。奉行に呼ばれてあれこれ訊かれる。他の与力が調べた罪についても、覆してもいいんじゃないかなどと言われて門佑は困る。奉行に呼ばれれば呼ばれるだけ上役の機嫌も悪くなる。
水野忠邦の肝煎りで隠し売女摘発が行われる。お白洲で遣手は奉行に金さんと呼びかける。一人の -
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『空、はてしない青』(メリッサ・ダ・コスタ)
上下巻まとめての感想です!
※読み終えてから少し時間が空いてしまったので、細かな出来事よりも、今でも心に残っていることを中心に感想をまとめました。
若年性アルツハイマー型認知症を患った青年エミルが、残された時間で「行きたい場所へ行く」という夢を叶えるため、キャンピングカーで旅に出る物語。
ただ、一人で旅をするのは心細い。
そこでインターネットで同行者を募集し、現れたのがジョアンヌという女性だった。
ほとんどお互いのことを知らないまま始まった二人旅。いろいろな土地を訪れ、人と出会い、同じ時間を過ごすことで、少しずつお互いが抱えているものが見 -
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いつまでも後悔しないよう一気に読みました。自分の命が短いからといって、病気を治すためだけに病院や医療にかかるのが当たり前だと思っていたけれど、それが全てじゃないんだなと思いました。自分の延命と、自分がやりたかったこと、そして家族や友人、それぞれを天秤にかけてみて、どれをどう生きるのかというのがまた自分の考えなんだということがわかりました。その中で、人生は一度きりなんだから、自分がやりたいことを大切にするのが重要なのかなということも改めて思いました。そして、今自分がやりたいことは何なのかということも、改めて感じさせてくれる本でした。
下巻にまとめて感想書きます! -
Posted by ブクログ
温度、湿度、風、川の音、川の周りの景色、匂い
詳細に、だけどしつこくないさらっとさで描写されていて旅した気分になれた。
美味しい食べ物の話しも盛りだくさんで、
飽きずに読めた。
自分にとって大きな収穫はクルド人についてで、この本を読むとクルド人と言われる人々を取り巻く環境が概ね理解できた。
日本でも問題になっているけど、島国日本人の立場からでは理解し得ないクルド人の成り立ち、歴史的な背景からくる問題がある。
しかもこの本の良いところは、それを伝えようとして書かれているわけでなく、あくまで川旅の中でで会う人々を正確に描写するために必要な説明として書かれているからとてもフラット。
中立の目線で -
Posted by ブクログ
ネタバレ100万回生きた猫。
有名作で名前と何となくストーリーを知っている程度でした。
ただ何度も生き返った猫が満足して生き返らなくなっただけでしょ、と思っていたのですが…
この本を読んだのは独身だった時と子どもが産まれてからの2回です。
そして今回は子供が産まれて読み聞かせをしてから感想を書いています。
今まで家庭環境も悪く親なりにいろいろやってくれたけど大きな感謝もなく親がやってくれた事より自分で努力して今の地位を獲得したと思っていました。
どこか冷めていて努力しない人を下に見ていた私が結婚し子供を産んでこれを読むと自分の人生と重なり何だか涙が出てきてしまいました。
特に猫が100万回生きたと
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