小説・文芸の高評価レビュー
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『日日是好日』は映画を先に観ており、その穏やかな世界観が好きだったので、本書も手に取りました。
「毎日同じことの繰り返し」に見える日々も、実は一日として同じ日はない。本書でも映画でも、最も印象に残ったのは、その当たり前だけれど忘れがちな事実です。
茶道の世界では、季節ごとに稽古の内容が変わるため、ようやく覚えた頃には次の季節の作法へと移ります。そして一年が終われば、また同じことを繰り返す。一見すると単調に思えますが、その繰り返しの中で感じる景色は毎回違います。雨音や風、湿度、草木の香り、茶花、茶菓子、掛け軸──五感で味わうすべてが、その日だけの特別なものになっています。
本書では、「一期 -
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ネタバレ事なかれ主義で、クラス内のイジメにも目を逸らす中学教師の穂刈。
ところが、穂刈の娘がイジメを苦に飛び降り自殺を図り、被害者の親となってしまう。隠蔽に走る学校。
加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。
手詰まりの末、彼はマスコミの誘いに乗り加害児童の名前を告げてしまう。
情報は拡散され、炎上沙汰に。
事態が動くかと思われた矢先、加害児童が死体で発見され。
二転三転する展開に息を呑む社会派ミステリ。
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リアルすぎておもしろかった。
もちろんイジメはよくない。おもしろくなん -
Posted by ブクログ
本書は、イギリス人教師がPISA(OECDが三年ごとに実施する学力到達度調査)で高い得点を出す国々を選び、実際に旅をして教育の実情に迫った一冊です。
本国では2016年に出版され、日本では2017年に翻訳されたものですが、いつもながら早川書房のチョイスは素晴らしい!
巻末の苅谷剛彦氏の解説も非常に読みごたえがあります。
本書で取り上げられるのは、フィンランド、日本、シンガポール、中国(上海)、カナダの5か国。
なお、原題は「CLEVERLANDS:The Secrets Behind the Success of the World's Education Superpowers」 -
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同居していた友人が亡くなり親族とも疎遠、薄給年金暮らし。人生「積み」状態から一発逆転の刑務所暮らしを目指します。なんじゃそりゃ、というあらすじですが、桐子さんの人の良さ、真面目さが面白いです。この量刑ではすぐ刑務所から追い出されてしまう、でもなるべく他人に迷惑をかけたくない、老人女性の体力でもできる犯罪は…と真剣に考えています。犯罪者予備軍とは思えないかわいさです。
とはいえこの物語には様々な社会問題が絡んでいたり、数十年後の自分に降りかかってくるかもしれない未来の話でもあります。
持ち家賃貸問題、家族関係や相続…そもそも犯罪は起訴されなくても信用を失うこと。どうか桐子さんは報われてほしいの一 -
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ネタバレみんなよく聞くんだ。……異星人は存在する!!
な……なんだってーーーーー!!
相変わらず科学的な話はなんのこっちゃわけわかんないんだけど、それでも釘付けになって読み進められちゃうからすごいもんだ。原作ももちろんながら、これには翻訳の力も大いに関係していると思われ。それに限らず本の出版に関わっている方々には頭が下がります。たくさんの素敵な本を我々に送り届けていただいてありがとうございます。本当に感謝しております。
さて、下巻では主人公が人類を救うための片道切符の旅に出た経緯と当初の記憶喪失の真相が語られるわけで、まぁとんでもなく人権を侵害したえげつない行為にさらされたと間違いなく言えるけど、