小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
死にたがりの愛を知らない奴隷の少女が人間嫌いの美しい魔物の王と出会う物語!!あらすじだけでも私の好みでした!!✨️
最初は人間の王様は悪い人かと思ってた。ただ不器用な男だった。大切な人のために行動してる人たちが沢山いてよかった。
最初読んだ時ミミズクがフクロウに惹かれた、好きになったのは人間扱いされなかったミミズクを初めて人間として扱ってくれたからなのかな。
フクロウがフクロウっていう呼び方認めてたり、ミミズクに対しては面倒くさそうな表情したり、頭を撫でたり。不器用な優しさがあって可愛いな。
とにかく二人が、いや皆が幸せになってほしい!!
フクロウにはまた絵を描いて欲しい。またあの森で -
Posted by ブクログ
ネタバレ・少年文庫なのにあまりにも容赦がなく、悲劇的すぎて情緒が本気で殴られる。
・「人が善くあろうとすることは、こんなにも困難で、それでも価値がある」ということを真正面から知らされる。
・冬に読みたいと思って、購入から半年以上温めてきた。
・映画は何度も見た。
公開時1回目は友達と、もう一度集中して観たいと思い2回目はひとりで。
配信でも数回視聴し、昨年の再上映も観に行った。
・映画を何度も観たからこそ、5日間でするする読めた。
・映画を何度も観たのに、こんな場面あったかしらと見返したくなった。でも話の大筋は同じで安心。
以下、ネタバレを含む印象に残ったところと、映画では無かった -
-
Posted by ブクログ
質とは何か、価値とは何か。
自分は何を大事にして生きているのか。
そして、他者の大事にしているものを大事にできているのか。
自分と他者(の見えているほんの一部分)を比べて、羨んで。
これまでの自分の選択は正しかったのか考え、時には、間違えてなかったと思うための理由を探して、誰に責められた訳でもないのに勝手に苦しむ。
そんな経験が誰しもあると思う。
ちなみに、私はよくある。
この本を読んで、私は今まで何てくだらないことをやっていたんだろう、と心がすっと軽くなった。
そもそも、自分と他者を同じ土俵で比べられる訳がないのに。
今していることの良いところを探そう、これまでしてきた選択を認めて堂々と -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ笑いと真理、異端運動、間テキスト、作者の死
理性による絶対的な真理(神)の探究が、真理の存在の否定につながってしまうとしたら、中世のキリスト者はどのように振る舞うのか。ウィリアムは合理的思考と明晰な頭脳を持つがゆえに、信仰の限界に立たされている。ウィリアムは信仰者であり探偵という矛盾する役割を課せられているのである。
これを踏まえると文書館の中心が中庭になっている(なにもない、空)ことにも意味があるように思える。人間は中枢にある真理に近づこうと書物を書き、知識を積み上げてきたが、実は中心には何もないのではないか。この構造は小説の軸である一貫した意志のない連続殺人事件とも一致する。
探偵小説 -
Posted by ブクログ
ネタバレ虫好きの心優しい青年 魞沢泉シリーズ第三弾。
行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。
ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、銃撃事件の謎を探る「白が揺れた」。
花屋の店主との会話から、一年前に季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」。
埋蔵文化財センター宛に届いた、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡がきっかけで、過去の捏造騒動の真実を暴く「黒いレプリカ」。
ピアニストの遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」。
魞沢の師匠だった、へぼ取り名人が亡くなった。『白が揺れた』の後日談で -
Posted by ブクログ
人生は小説だ。
いやー、面白かった。『君のクイズ』も最高、『地図と拳』はトップクラスに好きな小説で、そんな小川哲さんのエッセイと言われたら読むしかない。
ここまでエンタメの言語化が見事とは恐れ入った。
小説思考と言いつつ、もっと広く自分を取り巻く世界に対する思考法にまでつながっているように思えた。
これも読者の解凍方法の一つなのだろう。
自分と世間の評価が合致しないときの価値観の相違を考えるってのは身に覚えがありすぎる。結構いろんな解凍方法ができるように価値観をアップデートしていっている最中だ。
そして、何よりもあとがきの言葉が熱すぎる。声高に宣言する姿があまりにもかっこいい。果たして
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。