あらすじ
ひときれのパンを盗んだために,19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの物語.19世紀前半のフランス社会に生きる人々の群像を描く大パノラマ『レ・ミゼラブル』の少年少女版.
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貧困、善と悪について深く考えさせられた本。
マドレーヌ氏として生きていたジャン・バルジャンが、法廷にて自分の姿を明らかにしたことで再び逮捕される点に疑問。
→前科者が自身の身柄を偽っていたこと自体が罪とされていたのでは、というコメントに納得
後半に向かうにつれて盛り上がってきた。
買おうかな。
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脱獄犯でありながら哀れな人やその娘のコゼットを助けてやるという心の優しさが感じてとれた。脱獄犯なのでとても身体能力が高くそれが助ける上で役に立ったとも言える(w)
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言わずと知れたジャンバルジャンの話。
伊坂幸太郎のホワイトラビットを読んで、また読みたくなって読みました。
今読み返すと色んな発見がありますね。
有名なのは銀の燭台の所ですが、(小学校の道徳にもある)その後のジャンバルジャンの人生をみて「善と悪」について考えさせられるですよねー。
罪を犯した彼は許されるべきなのか、ジャベールの正義は善と言えるのか。私たちも現代において、間違いを犯した人を永遠に責め続けるのか、許すべきなのか。それはいいことなのか、悪いことなのか…価値観はそれぞれですが、私は信じて許せる人になりたいなあーと思いました。
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子供の頃、アニメで見てハマったのがきっかけ。
中学生?高校生?の時に小説を読みました。
最後まで読んだかなー?でも最後の方の記憶はあるので、読んだのかな?
機会があればもう一度ちゃんと読みたいです。
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困窮と絶望の果てに罪を犯した男ジャンバルジャンが人の魂に触れ、その後他人に与えるものへと変貌する。
ナポレオン後のフランスの混乱を描いた時代背景も秀逸。
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ミュージカル観劇の予習ということで。
児童文学なのでとても読みやすかったです。
たまに、そのために結構削られている部分もあるのかなぁと思ったりもしましたが。この作品をざっと知るには十分だと思います。
貧困のためにたった一切れのパンを盗んだことから、ジャンバルジャンの人生は堕落の一方を辿ります。
牢獄は、貧困は、人をこうも変えてしまうのだなと思いました。
司教に出会えたこと、ファンティーヌ、そしてコゼットに出会えたことが彼の救いであり転機であったのだと思います。
時代背景をもっとよく知っていたら、よりおもしろいんじゃないかなと思いました。
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おもしろい〜!!!
かわいそうな話もりだくさんのレミゼ
実は(もう実はってレベルじゃないけど)初読みです
劇団四季?とかがやってるイメージ
パンぬすんだらつかまった
ってところしか知りませんでした><
やむにやまれず(お腹をすかせたこどもたちのために)パンを盗んだジャン・バルジャン
つかまって脱獄4回くらい企てて
19年も牢屋にいたので
すっかりすさんで悪い奴になる
親切な牧師さんにさとされる
改心する
市長さんにまでなってみんなに尊敬されるけど
別人がつかまってしまったのでそのひとの潔白のために名乗りでる
ジャン・バルジャンの話と
母親がはたらくのに預けられた家で虐待されてこき使われる
かわいそうな女の子コゼットの話
ふたりは出会っていろいろあって
今は修道院に身を寄せて
しあわせなかんじ
下巻はどうなっちゃのかな!
おもしろいな~
それにしても、当時のパリの罪人や刑を終えて出てきたひとに対する扱いがひどすぎて泣ける・・
コゼットに対しても血も涙もなくて泣ける・・
なんなんだこの情けがないかんじ!
ああだから「ああ無情」なのか
なるほど~
Posted by ブクログ
ひときれのパンを盗んだために、19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの波瀾に満ちた生涯を描く。19世紀前半の激動の時代に生きる人びとの群像を描く大パノラマ『レ・ミゼラブル』の少年少女版。
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ミュージカルや映画等有名な作品!
岩波少年文庫なので、少しくどいところもありますが、スッとストーリーが入りやすく読みやすかったです✨
舞台は19世紀のフランス。主人公ジャンバル・ジャンという男は、一切れのパンを盗んだことを罪とされ、10年以上の苦しい監獄生活を強いられ、やっと脱獄しても、追われる身として生きなければならない、、しかし、司教やある女性との出会いにより大きく人生が変わります。
善と信頼は人をここまで大きく、明るくさせ、希望を持たせてくれるんだと教えてくれる話でした。
まだ上ですが、どうか主人公と、この表紙の娘に幸せがあって欲しい。。と思いました
Posted by ブクログ
ひと切れのパンを盗んだために、19年間ものカンゴク生活を送ることになったジャン,&-バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。
人は脆いもので、でも、強いものなんだ。
簡単に道を踏み外すし、でも、優しい人の気持ちに触れて立ち直る事も出来るということに気付かされた。