あらすじ
21世紀を前にして、人生最大の危機に陥ったももこさん。「ママは本当はさくらももこなんじゃないの?」と息子が疑いを抱き始めたのだ…。「深まる息子の疑惑」はじめ、父ヒロシを連れての社員旅行など、抱腹エピソードが満載。「おめでとう新福さん」で前代未聞のパーティーの主役となった、元担当編集者からの渾身の質問をお楽しみ巻末付録に。人気爆笑エッセイがますますパワーアップして登場。
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出産、離婚など色々経験されて大変だったとは思うが、その分ネタが増している感じで、さくらももこ節がよりおもしろく感じる。
遺作フェアの話は、作者が亡くなった今読むと少し切なくなる。
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大真面目に大バカ!こちらもちょうどよく深夜テンションで大ハマり。ハッハッというよりは、フッと鼻で笑わされる。「深まる息子の疑惑」がとびきり面白い。
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もう何冊目か分からないさくらももこさんエッセイ
息子さんとのやりとりに癒される。
旅行記とか好きだな。
やりたいと思ったこと、好きなことを貫いているところが面白くて好き。
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とても面白かったです✨最初で離婚しました。と言われてびっくりしたけど、次のページ開いたらいつものさくらももこさんでほっこりしました。人のために50万もかけてパーティーをするなんてすごく優しいなっと思ったし、さくらももこさんらしいなっと思いました!
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個人的にさくら先生のエッセイの中で1番好き。
「お兄ちゃんのスカウト」に出てくる賀来千香子さんのお兄さんって賀来賢人のお父様だよね?作中の「おぼっちゃん」は賀来賢人のことだよね?と思うと、「その賀来兄がかの有名な『新福さんを讃える会』の司会をされていたのか。すごい面子だ…。」と謎の感動を覚える。
しかし、今となってはさくら先生が賀来兄の口説き文句に持ち掛けた遺作フェアの話が、まさかこんなにも早くに実現されてしまったのかと少し切なくなったりもした。
父ヒロシをはじめとするお馴染みのメンバーも絶好調で今作もたくさん笑わせてもらい、元旦からいい読書初めになった。
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人生で初めて買った単行本はさくらさんの『もものかんづめ』でした。テンポが良い。朝井リョウさんのエッセイで「おめでとう新福さん」がお好きとあって、読んでみた。最高~!とってもくだらない(褒めてます)!余興台本も付いています。
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ほんの些細なことも面白くして、周りの人の人生に少しでも彩りを持たせることを大事にされているからこそ、
素敵な人が集まってくるんだろうな〜と感じた本でした。
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さくらももこさん、本当に素敵なお方だな。
何事でも全力で楽しむ力が素晴らしくて、憧れのお方です。
誰も味わったことないくらい何事も馬鹿らしく本格的にふざけられる人生を、わたしも目指していきます!!
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さくらももこさんが大好きで、エッセイは何度も読んでいます。
それでも声を出して笑っちゃうんだから、すごい。
特に息子さんとのやり取りが面白くて、可愛くて、愛らしくて、たまりません。
遺作フェアやもし死んだら…なんていうところで、昔は大袈裟だなと思ってくすくす笑っていたけれど、今回は本当にそうなっちゃったんだよなと思って泣けました。
他のエッセイも読み直したいです。
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さすがに面白い。
三部作ほどのインパクトはないけれど安定感がある。
離婚したこともしっかり自虐ネタとして入れてくるのが良い(´º∀º`)
さくら先生の最大の良さは親しみやすさやな、いくらお金も持ってても何故か庶民ぽい。笑
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めちゃくちゃ面白い
久しぶりにさくらももこのエッセイ読んだ
やっぱりいい
エッセイを出版してる集英社の編集者の新福さんをめちゃくちゃお祝いするパーティをさくらプロダクションの社員みんなで企画してお金と時間をかけて盛大にふざけるのとか本当に最高
あとはくいしんぼう同盟の4人でバッチと証明書を作っておいしいものを食べに行ったり遠足に行ったりしてるのも可愛いし楽しそう
さくらももこすぐバッチとか記念品作るのかわいい
面白いことを思いついて実行するからさくらももこの周りの人は楽しかっただろうな〜って読んでてすごい思った
あと、息子の山根が一番好きっていうのもうけた
あとは縦線引き攣り笑いっていう語彙がすごい気に入った
本当に言葉の言い回しが面白くて最高、エッセイ読んでたら交友関係が広いしいろんな人から愛されてるのが伝わる
このエッセイのタイトル元々は新福さん、おめでとうだったのに必死に止められてさくら日和になったみたいだけど、なんで止めたんだろう?って思った
私が新福さんならめちゃくちゃ喜ぶのになぁ
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おめでとう新福さんの55万をかけたパーティの脚本が巻末にあるのだが、
朝井リョウ氏を思い出した。。
全力で取り組んで、食いしん坊会結成して、密度の濃い日々で羨ましくもある。
冒頭は離婚についてチラリ。脱出するとは、当時どんな状況だったのか。
賀来千香子さんの兄をスカウトするにあたり、没後フェアを引き合いに。実際今年原画展があるので、賀来稔晴氏の尽力によるものだろうか。
そして彼の息子さんが賢人氏か!!?昔は格差婚と言われていたが、ご活躍されているので良かった。。
1999年息子さんが幼稚園で、文庫化は2007年で中学二年生になっている。
2018年訃報であったから、亡くなる10年前か、とか切なくもあり。
けれど、エッセイは相変わらず面白く
お祭りでお餅を売ってい中、父ヒロシは買う気配を見せず、と
同居するにあたりご両親が登場するの嬉しい。
(子供を驚かすの、東村アキコ氏のエッセイ漫画でもあったな。。)
本作では元気そのものなのは切なくもあるけれど
大人になったまるちゃんに会えて、嬉しくもあり。。
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初めてさくらももこのエッセイを読んだ。
こちらも朝井リョウさんのエッセイがきっかけで購入した。
シンプルに面白い。
こんなふうに世界を冷静に文章にできたら
毎日がおもしろいだろうなぁ。
あと、周りの人たちのノリが良すぎてすごいうらやましかった…!
仕事を通じて出会った人と長く続かないわたしからしたら、すごく羨ましい。
ちびまるこちゃんは好きじゃないんだけど、作者はすごい好きだなァ…と思えた本でした。
まさかの、2018年に亡くなっているのですね…
ご冥福をお祈りします。
Posted by ブクログ
『お兄ちゃんのスカウト』で、自分の没後の企画のことを語っているのが、胸を締めつけられる思いがした。あいかわらずのさくらももこワールドで
腹抱えて笑える中で、死生観を語るなど、ちょっとほろ苦さを感じさせる一冊だった
Posted by ブクログ
なんかこう、全力でくだらないこと(おもしろいうこと)をやっているところが好き。誰でも大人になると多少分別がついて抑止力がはたらくものだけれど、それはももこさんにはない。どちらかというと加速する。
「記念品と記念バッチも作ってしまった」
これが真面目なものだったら、それはどうかと思うだけれど、上質なももこ品質なのでいうことはない。
冒頭のほうから賀来千香子さんがでてくる。
こうしたごたごたに千香子さんとして、微笑みながらお付き合いしているのだろう。
こちらも幸せになれます。
何がそんなにおもしろいのかというと。
解釈が秀逸で、
それでいて上から目線なのかも(だめだといっていません。そうではなくてむしろよい。とってもよい)。
この類のエッセイがお好きな方へ。
私がすきなYouTube動画です。
「原付専門店 げんチャんねる」
なんかちょっと似た雰囲気あります。
ぼろバイクを修理して育てていくシリーズをこよなく愛しています。
よい一日をお過ごしください。
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おいしいおいしいと言いながらごはんを食べる話、新福さんをたたえるパーティーの話、そういう場にいる時って本当に楽しいよなと思いながら読んだ。
ちびまるこちゃんの漫画は笑うのを我慢するのが難しい作品だが、純粋な心の動きと、子どもも大人も持っている腹黒さを客観的に見た時の滑稽さを描いた空気感が秀逸。
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ちょっと元気が無い時に笑いたくて選んだのがさくらももこさんの本。期待通りでした。
ちょっとした事でも全力に楽しもうとしたり、楽しさを追求する姿にお腹の底から笑わせてもらいました。
家族、賀来千香子さんとのエピソードも面白いです。
元気が欲しい時にはやっぱりさくらももこさんの本だなと。
また別の作品も読みます。
Posted by ブクログ
まるちゃんそのものやなあと思いました。実際そのものなわけなんやけど。
最初の「お兄ちゃんのスカウト」は今読むとつらいものがあります。お兄ちゃんはまだいてくれてはるのでしょうか?
■簡単な単語集
【姉】独身。お金がないらしい。
【甘栗】ももこさんは甘栗好き。台湾の甘栗はショックを受けるほどおいしかったらしい。
【お兄ちゃん】賀来千香子さんの兄。セゾングループで働いていたがさくらプロダクションにスカウトし成功した。
【賀来千香子】友人らしい。
【くいしんぼう同盟】新潮社の木村さん、装幀の祖父江さん、さくらさんとこのスタッフの上野さん。
【健康】ももこさんの健康研究熱はさらに盛んだ。どこまで本気なのかよくわからないが他の本で自分の尿を飲むようにしたとかあったので本気なのだろう。
【新福さん】わけもわからずおめでとうパーティーを開催されてしまった、集英社の人。
【台湾】リベンジした。
【宅麻伸】親しいようだ。
【父ヒロシ】ヒロシ。
【張さん】台湾でガイドしてくれた人。
【つきたてのモチ】この世で最も美味しいことがある。
【手巻きずし】幸せのもと。
【母】孫が命より大事な心配性。
【馬場さん】ヘアメイクの人。『コジコジ』の「バーバーババ君」のモデルだとか。
【息子】母がさくらももこではないかと疑っているが母のごまかしのせいで確信は持ててないようた。好きなキャラクタは山根。かなりワガママな子に育ちかけている。
【吉本ばなな】親しいようだ。遊びに来たとき父ヒロシを見たあげく笑いが止まらなくなった。
【離婚】なんか大変やったらしい。
【私】まるちゃん。
【ワダダス】糸井重里さんの知人でとにかくよく間違う人らしくそれを集めた『ワダダス』なる冊子ができたほど。後にももこそんも入手した。欲しいなあ。好きな本の中に『ガレッティ先生失言録』というのがあるんやけどそんなタイプかも?
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大人になっても日常特に仕事をここまで細かに面白く描けるのはすごいなぁと感じる。
日常に対する感受性が高いのだろうか。色々と初めてが多く印象に残りやすい子ども時代とは違い、大人になると何とは無しに日々が過ぎていってしまう。
そんな中自分の日常を新鮮に生きているさくらももこはすごいなと思う。
安定の
久しぶりに読みたくなって読んだら安定のさくらももこワールドでした
普通の日常を読んでいて、こんなに笑えるなんて凄いなぁと感心してしまいます。
初期の3部作も大好きで何回読んでも笑ってしまいます。
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おめでとう新福さんが面白かった。
やきそばうえだでも思ったけれど、
周りが楽しくなることを、自分も楽しくなることを、
周りも巻き込んで全力でお金もかけて実行してしまう所がすごい。
さくらさんと仲良くしていた方たちはきっと楽しかっただろうな。
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のほほん絵日記と通じていて楽しく読めた。
【こんな所でボンヤリしている場合じゃない。早くしないとモチが全部売り切れてしまう。私は焦った。モチ売り場の人はあんなにモチが売れているのにまだ「おいしいモチだよー」と叫んで客を呼び込んでいる。頼むからもうそれ以上モチがうまいと叫ばないでほしい。黙っててもそのモチは売れるから、私が行くまで叫ばずに待っててくれ。】
エッセイ本のこういう感じのセンスに溢れた表現が大好きで、最近は専らエッセイばかり読んでいる。
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なんでもとことんやる人なんだなーと感服しました。
新福さんを讃える会やくいしんぼう同盟など、こんな人がお友達にいたらどんなに楽しいだろう。
息子さんに正体隠し続けてる話も好きです。
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はじめて読んださくらももこエッセイ。
にやにや笑いながら読み終えた。
おめでとう新福さん、深まる息子の(母親がさくらももこかもしれない)疑惑、さくらももこ先生の飽くなき健康への研究、大暴れする息子をどうにか諌めるために大騒ぎするさくら家(母&父ヒロシ)が特に最高。
Posted by ブクログ
最近さくらももこが描く絵がかわいいと改めて思い、もものかんづめが発売されて読んだ以来、久々にさくらももこのエッセイを読んだ。
表紙がやっぱりすごくかわいい。
内容もさくらももこワールド全開で面白かったけれども、こんなに健康に気をつけてたのに、もう亡くなってしまったんだなぁとも思い切なく悲しい気持ちにもなった。
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイ本初めて読みました。
エッセイといえばそんなに得意ではなく、人の日常を聞かされてもなあなんて思っていましたが、さくらさんはすごいです。漫画を見ているようにクスッと笑ってしまいました。
他のエッセイ本も読みたいと思います。
Posted by ブクログ
朝井リョウさんの「そして誰もゆとらなくなった」にて、この本に収録されている「おめでとう、新福さん」の話があり、過去に読んだ気がしたのだがどんな話だったっけと手に取ってみた。人を全力で楽しませ、自分も楽しむことが好きな人だったのだろう。健康に気を付けている話や没後フェアについて語るところは今読むと少し悲しい。