あらすじ
21世紀を前にして、人生最大の危機に陥ったももこさん。「ママは本当はさくらももこなんじゃないの?」と息子が疑いを抱き始めたのだ…。「深まる息子の疑惑」はじめ、父ヒロシを連れての社員旅行など、抱腹エピソードが満載。「おめでとう新福さん」で前代未聞のパーティーの主役となった、元担当編集者からの渾身の質問をお楽しみ巻末付録に。人気爆笑エッセイがますますパワーアップして登場。
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Posted by ブクログ
出産、離婚など色々経験されて大変だったとは思うが、その分ネタが増している感じで、さくらももこ節がよりおもしろく感じる。
遺作フェアの話は、作者が亡くなった今読むと少し切なくなる。
Posted by ブクログ
おめでとう新福さんの55万をかけたパーティの脚本が巻末にあるのだが、
朝井リョウ氏を思い出した。。
全力で取り組んで、食いしん坊会結成して、密度の濃い日々で羨ましくもある。
冒頭は離婚についてチラリ。脱出するとは、当時どんな状況だったのか。
賀来千香子さんの兄をスカウトするにあたり、没後フェアを引き合いに。実際今年原画展があるので、賀来稔晴氏の尽力によるものだろうか。
そして彼の息子さんが賢人氏か!!?昔は格差婚と言われていたが、ご活躍されているので良かった。。
1999年息子さんが幼稚園で、文庫化は2007年で中学二年生になっている。
2018年訃報であったから、亡くなる10年前か、とか切なくもあり。
けれど、エッセイは相変わらず面白く
お祭りでお餅を売ってい中、父ヒロシは買う気配を見せず、と
同居するにあたりご両親が登場するの嬉しい。
(子供を驚かすの、東村アキコ氏のエッセイ漫画でもあったな。。)
本作では元気そのものなのは切なくもあるけれど
大人になったまるちゃんに会えて、嬉しくもあり。。
Posted by ブクログ
なんでもとことんやる人なんだなーと感服しました。
新福さんを讃える会やくいしんぼう同盟など、こんな人がお友達にいたらどんなに楽しいだろう。
息子さんに正体隠し続けてる話も好きです。