あらすじ
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。
感情タグBEST3
おもしろい!
初めてアプリで小説を購入!題名に惹かれて買いました。
パソコンで管理された孤島の研究所でおきる不可解な事件。
トリックや研究所のを理解するのに必要な、パソコンやネットワークの話も(少し前の作品だからか)細かく説明がされていて、分かりやすいと思います。
また今の感覚だと、小説に出てくるようなシステムの会社は実存するあたりも、
時を経て、この作品がより面白く感じる気がします。
キャラクターも魅力的だし、奇妙な事件を通して個々のキャラクターの内面、変化が感じられるのもとても良かったです。
とにかく、気づいたら読み終わってました。
アプリ初の小説がこの作品で良かったです。
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作中通して、犀川先生と西之園さんの掛け合いがとても好きでした。
真賀田四季博士の残した『すべてがFになる』の真相について迫っていくに連れて、ページを捲る手がどんどん早くなっていきました。
会話が多いため、小説にハマり始めたという方にも読みやすい作品だと思います。
Posted by ブクログ
いつか、アニメが放映していた時に父親が録画していたものをかいつまんで見ていたが、こんなに面白い物語だったとは。
なんというか、自分が追いつけないレベルで展開されているはずの会話が自分の手のなかにあるという矛盾が心地よかった。
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初めての理系ミステリー。解説の時とかは何言ってるんか分からんなかった笑 頭の悪さがでてる。
でも、初めての感覚でこの感覚がたまらなかった。シリーズ本らしいので次の本も絶対に読む!
Posted by ブクログ
読書前→Fって何だ・・?
読書後→Fan! Fan! Fantastic! (語彙力)
令和の今だからこそ、刺さる言葉がたくさんあった。
四季さんのキャラが最高に魅力的だわ。
Posted by ブクログ
言わずと知れた犀川&萌絵シリーズ第1作目。
たまにものすごく読み返したくなるんですよね。今回で4回目ぐらい。
犀川先生と萌絵のやり取りがすごくいいですよね。
ストーリーはなかなかの衝撃をくらいます。最初に読んだときは死体の登場シーンが夢に出てきたぐらい。
全10作のシリーズです。懐かしいからこれを機に読み直していこうと思います。
Posted by ブクログ
良かったと思います。
自分の体調があまり良くないのもあって、重めのミステリーだなと感じる部分もありましたが、普段の自分ならもっと楽しく読めてた作品だろうと思いました。
各章を色で表現するなどの工夫もあって、そこの面では読者を楽しませてくれました。
Posted by ブクログ
再読。
まず、この世界観を1998年に書かれているということに驚愕。ワープロなんてワードが出てきている時代にも関わらず、天才によってプログラムされた、コンピュータを巧みに使ったトリックなんて、もはや今でも十分最先端に感じられる。そして、何より犀川先生の天才ゆえの偏りきった考え方や、四季博士のぶっとんだ天才思考がベースとして進むことで、この物語の独自性が確固たるものとして出来上がっている。
キャンプしに行った浜中くんたち以外、出てくる人みんな天才すぎて(笑)中々読み進まない箇所もあったけど、ここからまたシリーズを辿って読んでいきたい。
原点にして頂点
第一回メフィスト賞受賞作。
天才と密室、全てがFになる時。
上質な伏線と圧巻のトリックに頭をフルスイングで殴られるかのような衝撃作。
必見です。
匿名
面白かった。
とても面白かった。この作品、この作者に今まで出会わなかったことを後悔してる。
ずいぶん昔の作品だったのか。
森先生の作品を読んでいきたいと思った。
最終部分が実によくできている
途中まで半信半疑だった。
気になって先を読もうとするが
そんなに最初からどうしても
先に行きたいほどではなかった。
誰が謎を解き明かす人物かという
自分の読みも外れた。
そのことも終盤では
快かった。
最終部分を緻密に作って
いたからだったのだ。
半ば近くなって読む速度が上がった。
読後感が良かった。
人生に対する、常識を超えた
倫理的にはどうかと思うが
なるほどと思える考え方に
感心した。
終わり方にも
倫理的には正解でなくても
ある種の快哉を覚えた。
娘に勧められて
娘に勧められて、読んでみることに…
現代もののミステリーは久しぶりだったので、付いて行けるか不安でしたが、すぐに杞憂に。
文章も好みだし、登場人物も魅力的。一気に読めました。
20世紀の終わりごろって、まだ携帯電話もインターネットも一般人にはそれほど馴染みのあるものではなかったなとか、出どころの不明なフロッピーを無暗に共用のパソコンに突っ込むなとか、WSとか懐かしさを感じるものがいろいろと…
中華航空機墜落事故って、この小説が書かれた少し前だったな、とかも。
シリーズもののようで、楽しみです。
Posted by ブクログ
数字が言語であり、数字がすべての尺度だったはずの彼女が、数字の理から外れた転機に魅せられて大きな犠牲を払った。汚いものを目にしているから自然は美しいのだとしたら、彼女にとって部屋の外はさぞかし美しいのだろう。
Posted by ブクログ
結論から言うと面白かったです
プログラミングの知識や数学的な教養があると読み応えが増す所がありましたが、自分には難解な部分を割り引いても楽しめました。
この本で書かれてる価値観や考えは人によっては、かなり斬新なインパクトを与えてくれる気がします。序盤の生命の定義は深く考えるほど有機物や無機物の見方が変わって見えるほどに
現実もコンピューターの中と同様にプログラミングするに過ぎない感覚でこれからも生きていきそうな四季博士には、どんな困難も軽くあしらって欲しいという謎の気持ちが生まれてしまっている
Posted by ブクログ
絶対に不可能な密室殺人。それだけでかなり面白い要素なのに真相の究明とは別筋の人間ドラマとかにも適度に伏線があったりして真相究明以外の箇所もずっと面白かった。登場人物それぞれの言葉も考えさせられる心に残るものが多くて小説の醍醐味が堪能できる本だった。やっぱミステリーは面白いなあ。
Posted by ブクログ
10数年ぶりに読んだが、犯人は分かっていたものの他全てを忘れていて、Fの意味も改めて理解でき、新鮮だった。S&Mシリーズを改めて読もうと思う。
にしても、文書の妨げになるくらいタバコを吸っている。
Posted by ブクログ
細かい部分は忘れていたけど、今読んでも真賀田四季の会話は知性が感じられてよかった
時代なんだろうけど、犀川先生はいつでもどこでも煙草吸ってる…
S&Mシリーズは時間見つけて読み直したい
Posted by ブクログ
発売当時に読めたらどんなに良かったことか……
この本に登場する音声に反応するアレクサや、ファミレスの配膳ロボットに初めて触れた時の感想がまた違ったと思う。
Posted by ブクログ
すごく面白い!随分前にドラマを観ようとしてハマれず、ようやく小説を手に取ったが、もっと早く読めばよかったと後悔するほど…シリーズのようなので、気分転換したいときに読み進めたい
Posted by ブクログ
「孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。」
ずっと気になっていた作品。
まずタイトルがかっこいいですよね。
理系ミステリと言われてる本作、ド文系の私でも理解できる範囲の理系要素なので、それが理由で避けていた人はぜひ読んでみてほしいです。
トリックについては良くあるトリック、ですが「すべてがFになる」というタイトルの回収は素晴らしいです。
ただ、これは作品の中でも言及されているのですが、犯人の動機は天才ゆえに読者には理解できないものとなっており、そこだけ少し現実離れ感があります。
そもそもこの作品の主人公である犀川も西野園も天才の分類であり、現実離れしているので、そこを許容できれば、理系SFミステリとしての完成度は高い作品だと思います。
Posted by ブクログ
後輩からのオススメ本として借りたこちらの作品。
最初は天才の考えることが天才すぎて、なかなか読み進められず。。。
そして本を返す時にプレゼントしたくて、講談社文庫55周年夏フェアのめじるしブックチャームでこの作品を狙って何冊も買ったのに、結局当たらず。。。笑
その代わり? 私の好きな『十角館の殺人』のチャームを2つゲットしたので、これを早く後輩にプレゼントしたい!という一心で、なんとか読み進める。
ところが最後は、
「えっ?!えっ?!つまり。。。えっ??!!」
となり、まんまとこのシリーズを読み進める門をくぐってしまいました♪笑
ミステリーでありながら、所々に哲学的な会話もあって、出てくるキャラクターたちのことをもっと知りたくなる。
今まで読んできたミステリーとはひと味違う魅力のある作品だったなぁ☆
Posted by ブクログ
時代設定(確か)は1994年、今から30年以上前。当時、森博嗣が描いたAIとの共生はやっと近年普通になっているのでは。そうすると30年以上先取りしたミステリーとなる。。?
久々に読み直し、単純なミステリーとしての楽しみに加え、こんな視点で読むのも面白かった。
Posted by ブクログ
濃いめのミステリーで読むのに時間がかかってしまった。
まず98年刊行の小説と分かりながら読むと、今でいう所謂AIであったりだとか、研究所内の最新テクノロジーが30年後の現在が見えているかのようなリアリティがあり面白すぎた。
ただ内容としては読者レベルが求められるだった。
受験の現代文みたいな文章ですんなり入りにくい部分が結構あったり、会話も一定の専門的な知識がないと100%理解できないとこがあったりで、自分がまだこのレベルに到達してないのを感じた。
殺人の動機やトリックは斜め上すぎるとは思ったが、まあ天才の考えることやし理解できんでいいかとぎり納得。
最後の推理パートの部分はVRの中で繰り広げられてるのがなんかワクワクした。
Posted by ブクログ
めっちゃ面白い。世界観も舞台となる研究所も楽しくて好き
製作者だからできるトリックと密室の作り方がたまらないね
プログラマじゃないと細かいところわからないんじゃないかなと気になる
タイトルもオシャレ
キャラの思考については天才が考えることはわからない!というところ
特に所長を殺した心情的な動機と所長が誤魔化すのに協力した理由がちょっと納得いかない。
先生が人格たくさんあるのは描写が丁寧でわかりやすくていいね!
ラストの描写の意図がちょっとわからなかった。
考察読むのが楽しみ!
匿名
後半からスピード感がグッと上がっていき驚きながら読む手が止まらなかった。凄く難易度の高いミステリでした。だんだんと人間性も見えてきて、当時人物も前半とはまた違った見方ができ先生に興味が湧きました。
1996年発行
普通、このようなテクノロジーを扱う小説や映画は、年が経つと滑稽に思えるものもあるが、これは違った。ノスタルジーを感じる小物はあるが、大枠の設定やトリックは違和感を覚えず、20年以上も前に発行されていたなんて信じられない。犯人のトリックは、誰かが言っていた「不可能を取り除き残ったものが、どんなに信じられなくてもそれが真実だ」という本格的なものであり、タイトルにもなっている謎の言葉の意味も、説明されれば、なるほどと思える。キャラクターたちにも大変、好感が持てる。おもしろかった。
Posted by 読むコレ
面白くないわけではないけど、まあまあかなぁ…という感想。
萌絵がお嬢様すぎて、けっきょく最後まであまり感情移入できなかった(°_°)
私自身が理系人間ということもあり、トリックの種明かしの場面では頭を回転させて「なるほど!」と、ワクワクしながら楽しく読めました。
Posted by ブクログ
ちょっとだけプログラミングのようなものを勉強していてよかったと心底思った なぜウエディングドレスと死体を組み合わせるみたいな派手な演出が必要だったのかわからない なるほど!というよりはえぇ…という気持ちの方が大きかった
Posted by ブクログ
天才科学者・真賀田四季をめぐる密室殺人。コンピュータを使ったトリックや事件の真相には驚かされた。
しかし、読み終えても疑問が多く残った。
四季と新藤所長はどのようにして結ばれ、どれほど強い関係にあったのか。なぜ四季は自身が両親を殺した体験を娘にも再現させようとしたのか。計画が失敗すると娘を殺し、自らの死を偽装して逃亡を図ったのはなぜか。
四季が天才であることは分かるが、彼女の常人離れした発想や哲学が十分に描かれていないように感じ、一連の殺人計画の動機には納得できない部分が多かった。シリーズの他作品を読めば、彼女の思想や行動をもっと理解できるのだろうか。
一方で、30年前の作品でありながら、現在のAIやVRにも通じる技術的な発想が登場している点は興味深かった。飄々としながらも謎を解き明かしていく犀川のキャラクターや、萌絵とのやり取りも楽しかった。
謎解きの面白さは感じられたものの、人物の心理や動機に腑に落ちない部分が残り、少し消化不良な読後感となった。
Posted by ブクログ
途中まで内容が理系すぎて難しかったけど、後半から手が止まらなくなった。VRとかコンピュータとの対話、チャットとか現代にあるものを30年前に想定して書かれてることに鳥肌でした。この世界観と発想を1996年に作った作者に感動…
Posted by ブクログ
まだ殺人のヒントにすら辿り着くことすらできてないのに、また次の殺人が起きて…と、スピーディーな展開に飽きが来なかったです。
天才がプログラムした「四重」の密室殺人には心惹かれるものがあります。
そして、タイトルにもなっている「すべてがFになる」が事件を紐解くヒントになっており、のちに主人公がしっかり解説してくれます。ですが、ド文系の私には一文字も理解できませんでした。
私が、私の予想通りの上振れない知能で悲しくなります。完璧に理解できる頭脳なら良かったのに…(悔)。この本自体は初版から28年経っている作品ですが、VRの描写が登場しています。数年前に読んでいたらもっと理解ができなかったと思います。今のタイミングで興味持てて良かった。
話は上記のように面白かったです。
ですが、登場する人物が全員アニメっぽいキャラクターなのが、どうしても受け付けませんでした。また、結局は本筋と関係なかったVRの場面の、細かすぎる情景描写などは、物語のノイズに感じました。
本筋と関係ない所でモヤモヤしてしまったので3にしましたが、本当は3.5。
Posted by ブクログ
孤島の研究所で発見された密室状態の死体を理系教授の犀川とお嬢様生徒の西之園コンビが解き明かしていく、哲学的要素と科学的発想が光る本格ミステリー。
1996年の作品だけあって、めっちゃタバコ吸うな!笑
コンピュータ系の話が少し難解な部分もあり、理解していたら、皮肉な部分とかも少し楽しめたのかもしれないが、文系には少し楽しみが少なかった。ただ、難しすぎて読めないわけではない。
人が中に入れない密室を、まさか、産まれるという点で解決してくるトリックは見事!
プラスして入れ替わりトリック、被害者も協力者というのもあり、だいぶこんがらがって、混乱をきたす仕上がりだった。頭疲れた。
ただまぁ納得感はあるし、そこまで変とも思わなかったので、よくできているなーと。
天才、真賀田四季というキャラクターにいろいろと翻弄された。多重人格に加えて娘、妹と入れ替わるんだから、そりゃ分かるわけねぇわな。
どちらかというと、ミステリーメインではなく、哲学的な話がメインなのかもしれない。
Posted by ブクログ
理系クローズドミステリーの金字塔。
30年前の作品とは思えない先端技術の描写に驚いた。
ただ、分からない専門用語などが多数出てくるため、読むのに少し手間取る。
ストーリーは面白いとは思うけど、自分にはあまり合わなかったかなm(_ _)m
Posted by ブクログ
自分はエンジニアなので、たくさんそういった用語が出てきて楽しかった。
ウェディングドレスを着て両手足を切断された遺体は、真賀田四季本人ではなく、彼女の娘(拡張された自己・遺伝子)でした。
四季は研究室のシステム「レッドマジック」を利用して周囲を欺き、生きて島から脱出しました。
プログラムのタイマーが最大値(16進数でFFF…など、限界値)に達したときのエラーや、すべてのデータが特定の値に収束する仕組みを示していました。
Posted by ブクログ
ちょっと天才すぎる話だったわ。まったく予想つかなかった。
でもどうやってあの環境で娘を育てたのかが引っかかりすぎた笑
ミルクは!?さすがに完母か。でもおむつは!?でも博士なら風呂場とかで毎回洗うとか、それ専用の機械とか作っちゃうんだろうな。天才だから。
スッと理解できる話ではなかったけど、今まで読んだことないようなジャンルでなかなか良かった!