あらすじ
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。
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Posted by ブクログ
有名な作品で、いつか読みたいと思っていたが、なかなか読めていなかった。
舞台が愛知県であったため、作品に対する自身の解像度は高かった。
博士の部屋・研究所・島という三段階の密室とその後の殺人事件など多くの問題があったが、全て丁寧に明かされていて良かった。
登場人物について、犀川氏は日常に鬱屈しているせいか、非日常の事件にのめり込む、そして一時それが危ういと感じさせられるシーンはヒヤヒヤしたがとても面白かった。萌絵については、家柄・財力・知力を持ち合わせたお嬢様であり、キャラは確立されていたものの登場人物としての魅力を感じなかった。犀川とセットありきのキャラだと私は思った。
四季博士については、その思考はとても理解できるものではなかったが、だからこその面白さがあると感じた。
娘に勧められて
娘に勧められて、読んでみることに…
現代もののミステリーは久しぶりだったので、付いて行けるか不安でしたが、すぐに杞憂に。
文章も好みだし、登場人物も魅力的。一気に読めました。
20世紀の終わりごろって、まだ携帯電話もインターネットも一般人にはそれほど馴染みのあるものではなかったなとか、出どころの不明なフロッピーを無暗に共用のパソコンに突っ込むなとか、WSとか懐かしさを感じるものがいろいろと…
中華航空機墜落事故って、この小説が書かれた少し前だったな、とかも。
シリーズもののようで、楽しみです。
Posted by ブクログ
読み終わって自分が生まれる前に刊行された本だと知った。システムやVRなど、今だからこそ想像出来るものの、何年も前に、既に著者の頭の中にはあったと思うと、より凄さが際立つ。
設定や情景描写の理解が難しかったが、文系側の人間でも楽しめた。ただ理系の知識があるに越したことはない。。