さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

1,650円 (税込)

8pt

「宇宙食、作れるんちゃう?」
はじまりは生徒の一言だった。
数々の困難をのりこえる大気圏突破ノンフィクション!

地域の名産「よっぱらいサバ」の缶づめが、宇宙へ旅立った! そこには12年にわたる物語があった。一筋縄ではいかない開発、学校統廃合の危機。葛藤の中で一人一人が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いた──。


「大きすぎる夢は、一人で実現するのは難しい。
でも長い年月をかけて、一人一人が力を合わせた時、信じられないことが現実になることがある」

2022年発行高校英語の教科書(三省堂刊)でも紹介!
小浜水産高校から若狭高校へ引き継がれた、宇宙食開発のもようを、宇宙ライターの林公代氏が詳細な取材で迫る。

【目次】
プロローグ 「野口さん、サバ缶食べてますよ!」
第1章 「この学校、潰れるで」
第2章 「1億円はかかりますよ」
第3章 「宇宙食、作れるんちゃう?」
第4章 「缶詰は宇宙に飛ばせない!?」
第5章 「学校がなくなる!?」
第6章 「何、夢を語ってるんだ」
第7章 「5点満点の6点です」
第8章 「特に話題の宇宙食を紹介しましょう」
第9章 「鯖街道、月へ、未来へ」
エピローグ 学びのビッグバン

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さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションだが、人物が生き生きしていて面白い。高校3年間という短い期間をどう繋いでいくのか、地方活性に残された手段は、等々、これからの地方創生や地方の教育を考える際のヒントがたくさんあって涙なくして読めない本だった。

    若狭高校のサバ缶宇宙へというのは実は何処かで見たことがあったのだが、話題性

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    内容の骨子はタイトルの通りですが、そこから想像されるそうな、頑張ったら報われる的な感動青春モノというだけではありませんし、カリスマ先生によるプロジェクトXという訳でもありません。

    (もちろん生徒、先生の努力の継続に大感動するのですが、それは言うまでもないので)

    様々な世代、様々な立場の人々の群像

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    図書室本。この本は以前から知っていたものの未読で、プロジェクトXで取り上げていたから読みました。中身は感動物で、教師と生徒の長年の努力が実りました。出会いって大切。経験って目に見えない財産!羨ましいです。

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ

    12年にも渡る宇宙食開発の過程を綴ったノンフィクション。
    地元産のサバを使い、生徒たち自らが開発した缶詰を“宇宙食”として宇宙へ届けるという試み。

    生徒が次々と卒業していく中でバトンを繋いできたことも、数々の困難を乗り越えてきたのも本当にすごい!!!

    よくぞここまで……。
    宇宙食認定食品のなかで

    0
    2024年12月24日

    Posted by ブクログ

    教育困難校だった小浜水産高校が、1人の熱い先生=小坂先生が赴任してきたこと、元々職業訓練の一貫で有していたサバ缶加工施設があったこと、地元の海をきれいにしたいと思い、地域を巻き込んだ活動をするような生徒たちがいたことなど、色々なタイミングも合って学校が変わり始める。

    宇宙食がいかに厳しい条件の下で

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    主役の生徒達は言わずもがな、彼らを支え続けた大人達の情熱にも感動した
    何世代にも渡って先輩達が後輩達へ夢のバトンを繋いでいく様は、個人的に好きな某漫画の"人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ"のシーンを想起させて思わず胸が熱くなった

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    教育って、すごい。
    教えるだけじゃなくて、育てていく。
    それは、生徒だけじゃなくて先生も、学校も、地域も。

    実現した夢はドラマみたいなのに、それぞれの日常には、きっとドラマみたいなことは起こっていなくて、ただ、一人一人が自分が良いと思うことをして、せっせと自分の手の回せる範囲で頑張ってきた。

    0
    2023年07月01日

    Posted by ブクログ

    純粋に面白かった。「教育困難校」「底辺」などと言われている学校であっても、好奇心と諦めない心があれば、何だってできるんだという、シンプルな楽しみ方もできる。同時に、生徒のやる気を引き出し、かつ自主性を重んじ、必要な支援を適切に提供することが成功につながるということや、予算や実績がなくても工夫次第でな

    0
    2023年03月30日

    Posted by ブクログ

    今度小坂先生の講演会を聴きに行くので、その前に読んでおこうと。
    工業系水産系の高校って、昔のイメージは教育困難校って感じですが、今はどの学校も資格を取ったり、就職で即戦力となる技術を身につけたり、大学院進学してさらに専門性を身につけたりと生徒の姿は素晴らしいところが多いです。
    小浜水産高校での生徒の

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    面白い!
    なぜこの本に行き着いたのかは、忘れたが、出会えてよかった。そして若狭の高校教育、素晴らしい!
    潰れてかけていた水産高校を立て直し、宇宙食という前代未聞に14年かけてチャレンジしていく。そのドラマが面白く描かれている。
    子どもが読んでも、大人が読んでも楽しめる。
    教育関係者にも勧めたい。

    0
    2022年05月12日

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