ウェルカム・ホーム!

ウェルカム・ホーム!

小説・文芸
826円 (税込)

4pt

派遣切りに遭い、やむなく特養老人ホーム「まほろば園」で働く康介。体に染みつく便臭にはまだ慣れない。それに認知症の人や言葉が不明瞭な人相手の仕事は毎日なぞなぞを出されているかのようだ。けれど僅わずかなヒントからその謎が解けた時、康介は仕事が少し好きになり……。介護する人される人、それぞれの声なき声を掬うあたたかな連作短編集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    ウェルカム・ホーム!
  • タイトルID
    :
    1618769
  • 電子版発売日
    :
    2024年07月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ウェルカム・ホーム! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    100人以上の入居者のいる特別養護老人ホームで働く新人介護士のお話だ。もちろん文章ではあるが介護現場のリアルが多少なりともわかった。
    どこからともなく漂う便臭、認知症による徘徊、陰部洗浄、宿便対応、孤独な入居者の事情、そして死…果たして自分にはできるか…そして現実問題として、これから我がオフクロを施設に入れてお世話になることも充分に想定しておかねばならない…

    派遣切りにあい仕方なく就職し、最初は嫌々いつ辞めようかと働いていたが、仕事を覚えるに連れ、やり甲斐等を見出して成長していく主人公が逞しく思えた。

    本編の解説は、なんとメイプル超合金の安藤なつさんが書いている。もともと介護施設でお手伝いをしていて、2年前に介護福祉士の資格も取ったらしい。書いている内容も素晴らしく、ちょっと彼女を見る目が今後変わりそうだ…

    1
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    よかった!!!一気に読んでしまった。
    鈴子さんと自分の境遇が重なる部分があって、うわーわかるぅ、、ってなったりも。
    できていたことができなくなる、伝えたいことが伝えられない状況ってしんどいなあ。介護する側の時はできるだけ相手の立場に立って考えていきたいなあって思った。それが難しいんだろうけどね。

    1
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    介護する側もされる側も、皆んな幸せになってほしい、そんな想いでいっぱいになった。

    介護する側は、時間に追われて効率重視な行動になってしまう。
    だからといって、一人一人の要介護者と向き合ってしまうと一日の業務が終わらない。時には心身共に壊れてしまう…。
    このもどかしさは、小説を読んだことで感じた。

    康介も鈴子先輩もコロナ禍をどのように乗り切って今に至るのか、続編に期待!

    1
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    【ウェルカム・ホーム(丸山正樹)】

     派遣切りにあい、やむなく介護士として特養で働くことになった主人公、康介。最初は介護の仕事が好きになれず「一時の仕事」のつもりだった。しかし、「介護拒否」、「離設(いわゆる脱走)」そして「お看取り」…利用者との様々な関わりを通して、康介は認知症高齢者の一見理解不能な行動の奥にある「その人らしさ」や「それぞれの人生」に触れ、介護士としての仕事にやりがいを感じるようになっていく。
    そして物語の終盤に「事件」は起こる。

     介護に従事する人、介護される人、要介護者の家族、長年連れ添った「連れ合い」が入所して離れ離れになる人…。一連のエピソードの中に、様々な立場の人々の「思い」が盛り込まれている。また、介護業界の人材不足、介護職の待遇、介護施設の経営、災害時の避難のことなど、実社会のリアルな問題についても考えさせられる。

     幕間的に挿入される康介の恋物語が、なんというかコミカルで、ちょっと切ない。高齢者とか介護の描写が多い中、ちょっとした「味変」になっている。

     クスッと笑えたり、ハッとしたり、憤りやジレンマを感じたり、泣けてきたりしながら、「介護」や「福祉」について学べる一冊。ぜひドラマ化して欲しい!

    この作品の元になった著者の体験と思いが書かれた「あとがき」も必読です!!

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい。
    介護者、利用者、親族、それぞれの視点で描かれた内容だった。どれにも属さないが共感するものがあった。
    1番感じたことは、「切なさ」だった。
    利用者のためを!と言いながらも、効率を考えなければ仕事にならない介護者。また、なかなか会いにこない親族。利用者は本当に幸せなんだろうか。
    すごく考えさせられる内容だった。

    相手の気持ちを考える、とはいうがどれだけ理解してあげられているだろう。
    そんなことを思いながら読んでいると、反省することもあった。

    主人公、康介さんの成長する様子もユーモアを交えつつ表現されており、面白かった。

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    いやあいっぱい詰まってた。康介の介護士の仕事の成長(人としても)が読んでいてわかりやすくて、風俗で発散して自分の心のバランスをとるとか、でも同窓会で言われた重労働がバランス取れるのかって今でも思うけど、お菓子にカップ麺を食べるとか。ラスト依田さんの事件も、園の本音と建前とあるのが切ない、自民党のダメな政策のせいで、安い賃金で働く外国人も、6人に2人しかいない正社員も、あーなんでこんな国になっちゃうの?しか思えない。あとラスト依田さんない語り掛ける場合が何故かジーンときてた。あとオムツ換えにお風呂に陰部を洗うにお尻の穴に指入れてクソを掻き出すとか自分の親に出来るのかと考える

    0
    2024年10月15日

    Posted by ブクログ

    本屋さんで並んでてめっちゃ気になってた
    自分が医療の場で働いているから目についちゃう作品なんだろうな
    あーわかる、が多かった
    忙しさゆえに雑になりがちな対応だけど、ちゃんと寄り添っていきたいな
    最後の依田さんと大森の会話、なんかグッとくるものがあった
    面白く書いてるけど実際は結構酷な現場なことが知らない人にも伝わるといいな
    従事者には一度患者さんとの関わり方を見直すきっかけになるといいなと思った

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    2/14

    介護の現実、厳しさもありながらそれをユーモアに書いている本。

    まだ介護する、される側でもないが近いうちに自分ごととして考えなくてはいけない。

    そんな時自分はどう動けるのか、やっぱり何があってもいいようにお金だけはあったほうがいいと私は思ってしまった。

    お金で解決できないこともあるけど、お金で解決できることも多いはず。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    ウェルカム・ホーム/真夜中の行進曲(マーチ)/
    立派なお仕事/別れのワルツ/揺れる康介/
    とりあえずのトリアージ/パニック・イン・三〇五

    特養で働く新米の介護職員、康介。
    先輩職員や入所者と過ごすなかで、少しずつ考えて考えていく。

    ほぼ妹におまかせだった母の介護。
    夫の主導ながらほんの少し分担した義母の介護。
    父や義父の介護はほぼ母と義母におまかせだったなぁと、今さらの反省をする。

    身体と心の不調が増えてきた中で自分の これから を考えてみる

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    特別養護老人ホーム「まほろば園」、そこで働き始めた大森康介は慣れない介護士の仕事に振り回されている。そんな康介の心の支えは風俗嬢のこのみちゃんと職場の先輩鈴子さん。
    ホームでの入居者さん達のお世話は辛い事も多いが学ぶ事もある。そんな康介の毎日を描いた作品。
    老人介護の問題を柔らかく、丁寧に描いていてとても面白かった。決して綺麗事ではなく、かと言って過酷な面ばかりを強調するでもなく、これがら現実なんだなと思わせる作品だった。

    0
    2024年08月22日

ウェルカム・ホーム! の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    ウェルカム・ホーム!
  • タイトルID
    :
    1618769
  • 電子版発売日
    :
    2024年07月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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