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埼玉県警の元事務職員だった荒井尚人は再就職先が決まらず、アルバイトで深夜帯の警備員をする日々を送っていた。実は子供の頃からろうの家族と聴者との間で通訳を担ってきた荒井は、やむをえずその特技を活かして資格を取り、手話通訳士の仕事を始めることにする。荒井にとって手話とは、苦い思い出がつきまとうものだったのだが。そんなある日、警察時代に起きた殺人事件の被害者の息子が殺害される。かつて荒井が手話通訳をした犯人のろう者が、再び被疑者として浮かび上がってくるが……。手話通訳士・荒井尚人の活躍を描く〈デフ・ヴォイス〉シリーズ第一弾を改訂版で贈る。/解説=中江有里
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年04月28日
今まで 聴こえない人たち のことを何と呼び、どんな風に接したことがあっただろう? と考えさせられた。
コーダ=聴こえない両親のもとに生まれた、聴こえる子どもである主人公には、これからの続編(まだ読んでいないので)でぜひ幸せになって欲しい。
私の好きなサスペンスでもあり、ノンフィクション?と思うような...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月24日
手話通訳士となった荒井は、家族皆ろう者の中で育った「コーダ」だった。そんな荒井が過去に関わった殺人犯がまた新たな事件の参考人となっていることを知り、その事件のことを調べ始める。
そこで知った事実は…。
「コーダ」である事の辛さや、ろう者の置かれている現状なども興味深く読ませるが、ミステリーとしてもと...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月15日
ろう者の生きる世界×殺人事件という今まで読んだことのない異色のミステリー。
面白かった!両親、兄がろう者のため、子供の頃から家族の通訳をしてきた主人公の葛藤や生きる術。
手話は「日本語対応手話」「日本手話」とがあり、先天性ろう者、後天性ろう者で使う手話が異なる。
ろう者の両親から生まれた聴者の子供...続きを読む
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