あらすじ
世界的な指揮者の父とふたりで暮らす、和音十六歳。そこへ型破りな“新しい母”がやってきて――。親子の葛藤と和解、友情と愛情。そしてある奇跡が起こる……。音楽を通して描く感動物語。
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音楽小説の傑作、少女の成長物語
十六歳の誕生日からの後半は次々と明らかになるそれぞれの物語。 原田マハさんの小説は日本語がきれいで読みやすい。真っ直ぐな話を読んで涙が止まらなかった。前向きな力をくれるお話。音楽詳しく無いからどうかなーと思いながら買ったけど全然問題なし。普通
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めちゃ素敵な真弓さんに、なんでこんなツライ試練を次々与えるんだろ…泣 自分がツライはずなのに、それでも和音ちゃんのそばにずっといてくれてありがとう真弓さん。文斗君も朱里ちゃんも。和音ちゃん、お母さんの心にアリアが届いてよかったね(;ω;`*)
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世界的な指揮者の父とふたりで暮らす和音16歳。そこへ型破りな「新しい母」がやってきて。
みんなまっすぐでまぶしくなる。
みんなやさしくて泣けてくる。
真弓の豪快さと妖怪さに圧倒されるも後半意外な展開へ。
著者ならではの前向きになれる作品。
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和音はみんなに愛されてる。お母さん、お父さん、真弓、友達にも。まっすぐ同士がぶつかりあうから、誰も無償ではいられない。本当にそうだなと思う。大人になるにつれ、まっすぐに生きられなくなる。ぶつかりあうのを避けようとする。自分は得に。子供が産まれて子供のまっすぐさにめんどくさいと思っちゃいけないな。ぶつかりあって愛情をいっぱい注いでいきたいな。
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父と二人で暮らす16歳の和音の元に新しいお母さんがやってきて、その母が、和音が叶えたかった夢につかずけるように、また実母との再会を果たせるように導いてくれた感動の物語りでした。
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半日で読み終えました。好きなことやりたいことを見つけ出しやり続けることは決して一人の力では出来ないんだなと感じました。誰かの為にやりたいと思う事もあるだろうし、好きでやり続けることもあるでしょう。現在癒しを求めて好きな読書を続けている私です。こんな素敵な本に出会えて幸せです。
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2025年最後に読んだ本がこの本でよかった。心に届く音楽を演奏することがこんなに素晴らしいなんて。
和音を取り巻く母たちの、父の、友人達の愛情も素晴らしい。
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家族の温かさ、友人からの思いやり
活躍してる人も何かしらの壁を超えてきていたり、今も尚壁にぶち当たっていたり
それを乗り越えているから活躍したり、誰かの力になったりしているんだろうなと思えました。
目標に向かって頑張る姿は本当に心を動かすんだなと改めて感じました。
家族や友人の温かさをこれ程感じる作品はやっぱり原田マハさんの作品だからだろうなと、最高です!
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だいすきなマハさんの作品。
母と娘と、だれもがまっすぐな音楽への愛に溢れていた。
永遠を探すことがしあわせだということ。
すてきな作品でした。
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永遠の解釈が素敵。
何をやるにしてもいつでも遅くないし、自分の中にしまってある大切なものを大事にしようと思える。
続ける事も大事だけど、持ち続けることの大切さを教えてくれた気がします。
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心が暖かくなる作品。
文字から伝わるバッハのアリア。
母と娘の愛が真弓と和音それぞれで描かれる、3つの愛。和音が永遠を見つけられて良かったと思う。
家族の話はどうしても泣いてしまう!
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手にしてたものを失うこと。
大なり小なり誰にでも必ずある経験
失った時に近くにいる人達によって、さらに落ちていくか、また上り始めるのか、もしくは平坦のままなのかが変わってくる。
どこにでも自分よりずっと大きい人はいる。
今自分が何をすべきで何処に向かえばいいのかはその時の人間関係が大きく左右するのではないでしょうか。
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原田マハさんが音楽小説を執筆していたことに驚き、わくわくしながら読みました
作中にでてくる音楽を聴きながら読むとより話に入り込むことができ良かったです
家族、友情、少し恋愛要素もあり盛りだくさんだったのですが音楽を多少かじっていた身としてはご都合主義だなぁと最後思ってしまいました
現実ではなく小説の中の話なので、深く考えなければとても楽しむことができました!
久しぶりにオーケストラのコンサートに行きたくなりました
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まっすぐにハートフル。少し先の展開が分かっていても涙ぐんでしまうような描写が多かった。「本日はお日柄も良く」を読んだ時にも同じことを感じていたので、原田マハの作品に共通する要素なのかもしれない。
比喩表現がキレイ。草原、花、風、春など、自然の一部を使った例えが明るく自由でのびやかなイメージを膨らませてくれた。音楽を言葉で表現するのはとても難しいと思うけど、技術的なことではなくイメージで描写しているから苦労なく読める。
真弓が両耳の難聴を発症してからの展開はかなりスピードが早く感じた。もっとじっくり読んでどっぷり浸って読みたいな〜あっさり終わっちゃうの嫌だな〜と思いながら読んだ。連載していたとしたら、その都合だったりするのかな。
家族愛を中心に、身近な人への愛に満ちた話で「そしてバトンは渡された」を思い出しながら読んだ。あの本もカフェで涙が止まらなくてトイレで休憩しながら読んだりしたし。今回もカフェで読み終えたから涙を堪えながら読んだから、そういうところも重なるなと思ったり。本の内容とは関係ないけど、自分の感情を抑えて全力で本に入り込めないのはもったいないな。でもカフェで読むのが好きだからもどかしい。
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2026/1/11,12,13
かなり読みやすかった。
原田マハさんのおかげで、知らないからと遠くに感じている芸術でも、近づき方次第ではすぐそばに近寄ることができると知った。
今回もバッハとかチェロが出てきてちゃんと話に入っていけるか不安だったけど、和音と真弓のやりとり、父のツンデレ感?、安心できる友達との関係のおかげで読みやすかった。
お母さんと真弓の関係を知った時は真弓〜〜となった。あのシーン好き。
一見難しそうな芸術を交えて、それらにしっかり興味も湧かせつつちゃんと読みやすいのもすごい。
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決断と覚悟。真弓さんの決断と覚悟に感動した。
3名の生徒がそれぞれの夢を見つけて、それに向かっていく様が見ていて誇らしく羨ましかった。
音が主役の物語に、ケーキの香りや桜、冬の朝の寒さ等、感覚全てに訴えかけてくる書き方があっぱれだった。
お父さんの不器用さが、いい味出していた。
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文庫のカバー(ゴッホのヒバリの飛び立つ麦畑)に惹かれて購入。
16歳の和音は小学生の頃チェロを母から習っていましたが、母は離婚して家を出てしまいます。
父は世界的な指揮者でしたが父はどこか遠い存在。
そこに新しい母がやって来ます。
新しい母は和音の本音を引き出してくれます。
色々あったけど自分からまたチェロを始め成長していきます。
学校の仲良しのお友達も良い存在。
それぞれ目標に向かって頑張っていて素敵な青春。
父も愛情がない訳ではなく和音を見守っています。
ブックカバーの絵がとても合っている小説でした。
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音楽家一家の娘 和音は10歳でチェロを弾くことをやめた。かつて一流のチェロ奏者だった母と離別、世界的指揮者の父は多忙で不在がち。思春期真っ只中の和音と多忙な父との関係は常にぎくしゃく。そんな和音のもとに、新しい母を名乗る女性が現れる。
原田マハさんの書く代表的な題材といえば美術、ではなく今回は音楽がテーマ。
幼い頃に音楽と別れ無気力になっていた少女が、再び音楽と向き合うことで自分を取り戻し大切な人へ自分の音を届けるために奮闘する成長物語でもあり、音楽を介して描かれる深い愛情の物語でもある。
和音が見つけた自分自身の音で語りかけるような心の演奏は音楽の心得のない私の胸にもじんと響いた気がした。
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父の愛、母の愛を感じて心温まった。私は結構人を基本は信じず(すぐに傷つくことを言われると感じて信じると辛いから)上辺だけうまくいけばいいや、ほんとに仲いい人だけ心からの交流ができればそれでいいってスタンス。だけど、私が信じてない人(両親、妹、友人、同僚)の中にも愛をもって接してくれてる人もいるのかもなと希望と温かさを感じられた。
やっぱり私は小説が好きだ、本を読むことが好きだということを改めて実感した。
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ずっと気になっていたけどなかなか読めずにいて、この作品ではじめましての原田マハさん。
〜『愛情と才能。選ぶものと選ばれるもの、そして選べないもの。』全ての選べない人へ〜
本屋さんで見たポップに惹かれて手に取った。
1文1文が美しくて、冒頭の和音と母のやり取りで一気に物語の中に引き込まれた。原田マハさんは、物語のなかに読者を連れていくのがすごく丁寧で上手。
和音も父も母も、皆んなお互いのことを大切に想い合っているのに、大切に想うが故に一歩を踏み出すことができなくて、見えない壁に隔たれてしまう。ひとつ屋根の下で、それぞれがどうしようもなく孤独だった。その孤独さがとても切なかった。
期待して叶わなくて、意識的に期待しないでいることで自分を守ろうとする和音の姿は、まるで自分を見ているようだった。チェロもお父さんのことも、本心ではきっと嫌いじゃないことが文章の端々から伝わってくるから、色々な事が邪魔をして自分の本心に近づけないのがもどかしかった。
そんな日々のなか突然現れた「新しい母」という存在。
真弓さんと過ごす新たな日常を通して、和音が少しずつ前向きに変化していく日々は、暖かさと優しさに溢れていて、読んでいて心がほかほかした。
すべて読み終わったあともう一度プロローグを読むと、はじめとは少し違った色に見えるのも面白い。
この本をきっかけにクラシック音楽も聴いてみようかなぁって、すこしだけ。
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本当の母親と新しくきた母親。
物語は独りの孤独な少女、何かもその少女から去った状態からスタートする。
永遠とは何か。
愛とは何か。
想いがぶつかり、交差し、離れては、近寄り。
独りだった、独りだと思っていた少女の心がチェロの旋律のように波打つ。
楽器はほとんど触ったことがない。けれど、チェロに、病に、翻弄された人々の繋がりに胸がドキドキした。
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美術と音楽って両方とも芸術の括りなんだけど、音楽って透き通ってて、美術は深さがある。感じ伝わるかしら。
原田マハ氏の小説は好きで、まさに美術系を描かせると深さがあって読み応えがあるのだけれど、音楽系などの専門外であろう事を書くと、浅い透き通った川の感じがなんとなくイメージされるからこれはこれで美しくてすーきー。
ありえないって確かに思う場面も多いけど、だって小説だしさっ。
真弓と母
和音と母
中盤と、最後の最後でリンクして、永遠をさがして、見つけた瞬間の美しさよ。
あー私もチェロ弾きたいな。
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クリスマスにバッハが好きな私に妻が買ってくれた。一気に読み通せる筆力はさすがだとおもう。他の方が指摘されているように細かいところは荒さが目立つ。ストーリーもやや漫画的なところが気にはなります。
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最初が数年前のドラマ「父と娘のアッパージオ」に似てるなーと思ったけど、和音が義母の真弓に心を許すのが早すぎ。
16歳だとまだそんなに頑なじゃないのかな?
後半、和音の実母、真弓に不幸が襲いかかるのがなんとも痛ましいけど、そんなに狙いを定めて病魔は襲ってくるの?とも思った。
結局、和音はチェロを弾き始め、父親の元に旅立つ。
ずいぶん素直な子だなーと思った。
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小説の世界に限らず、リアルでも音楽一家に育って厳しい楽器習学を強いられ、思い悩むってのはあるのでしょう。才能が必ず遺伝するわけじゃないし、過度な期待は広く興味を持つ子どもにとっちゃきつい。父としての奏一郎はある意味鷹揚な人物だけど、家庭人としてはなんともだ。それ言ったら妻の時枝とて、いくら病だからって娘を放ってさよならはないな。そんな環境下でまともに育った和音は奇跡だ。真弓みたいな女性は間違えなく作中にしか存在せんでしょう。いずれにせよ皆が最後に希望を持ててよかった。ただ、感動に仕向ける演出が過ぎるかも。
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原田マハさんの本は人間味が溢れて好きなので、なんとなくジャケ買いした。
楽器を通じて人と人とかつながっていく物語。日本を代表する指揮者と、トップチェロリストの夫婦から生まれた主人公は、両親が離婚し、あまり好きではない。父親と2人で暮らしているという設定、幼い頃のスパルタ教育でチェロに嫌気が差して、しばらく弾いていなかった。
ただ高校での出会いがあり、父親の新たな婚約者、という程の母親を尊敬していた。再婚相手を装っていた女性との出会いにより、母親やチェロへの愛着、父親への感情が芽生え、最終的にはチェロを弾くと言う物語だった。
自分も幼い頃は特に何も言われずに、好き勝手育ててもらったが、大学生になった頃からあれやこれやと両親に言われるようになり、また有名な企業を2年ほどで辞めたことにより両親との関係を粗悪になっていった。しかし時が経てばわかることもあり、今35歳になって、両親がいかに大変な思いをして、自分の幼い頃や学生時代、子育てをしていたということを身に染みてわかる。この本を読んでいると、両親へしっかりと親孝行をしないとなと思うし、もうそこまで長くは生きられないとは思うので、少なくとも顔を見せに行ったりとか何かできることから始めてみようと思う。
また、この本を読んでいると、人の表面上の態度からその人の本心を読み取れないなぁと思う。あくまでその人の本心とか人間性と言うものは、たくさんコミュニケーションをとって、一緒にいる時間をたくさんとって、相手を知ると言う事は、自分のことを知ってもらうことでもあると感じた。とても良い本だった。
強いて言うなら、アメリカ帰国後にどんなチェロリストとして活躍していったかと言う部分まで見れたらもっと点数をつけていたと思う。