【感想・ネタバレ】永遠をさがしにのレビュー

あらすじ

世界的な指揮者の父とふたりで暮らす、和音十六歳。そこへ型破りな“新しい母”がやってきて――。親子の葛藤と和解、友情と愛情。そしてある奇跡が起こる……。音楽を通して描く感動物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

原田マハ氏の作品を読み始めると、空気が変わることがある。本作も読み始めて数ページで、優しい空気に包まれる感じがあった。
言葉が繊細で、美しく、心に響く。
個人的にとても好みだ。

本作は、有名な指揮者を父に持つ女子高生の元に、破天荒な新しい母がやってくる!というあらすじを読んで興味を惹かれたのだが、ありきたりだな、という思いは、いい意味で裏切られた。

和音が奏でる音色が文章からこぼれおち、聞こえるわけがないのに、余韻を残しつつ、チェロのせつない音色が聞こえてくる。
桜を背景に演奏している和音が目に浮かんでくる。とても温かく、せつない。

見守ってくれている人達がいること。
自分から掴みたくなる「好き」があること。
16歳の多感な時期に、一緒に青春してくれる友達がいること。

全てに気づけた和音のこれから。
これからも続く永遠を。
アリアと共に祈りたい。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めちゃ素敵な真弓さんに、なんでこんなツライ試練を次々与えるんだろ…泣 自分がツライはずなのに、それでも和音ちゃんのそばにずっといてくれてありがとう真弓さん。文斗君も朱里ちゃんも。和音ちゃん、お母さんの心にアリアが届いてよかったね(;ω;`*)

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界的指揮者の父を持つ高校生の1人娘のもとに、ある日型破りな新しい母がやってくるというストーリー。
母はなぜ家を出て行ったのか、新しい母は何者なのか、辞めてしまった音楽と向き合いながらそれらが明かされていく。
物語を通じて、不器用ながらも、二人の母や友達、父からの愛に心が温かくなる。
いつか来る大切な人との別れに、真正面から向き合う大切さに気づかされた。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めたら止まらなかった。
温かくて熱くてきれいな物語。
真弓、文斗、朱里と和音の関係性がとても良かった。

反面、自分で選ぶことができないまま始めさせられたチェロに対してどうしてそこまでできるのか…という気持ちも拭えない。
トワを逃がしたこともショックを受けてしまった…
真弓と和音の母親どちらもなかなか擁護できないと思ってしまうのと、和音の父親も最終的には良き父親であったが、やはり幼少期に与えた傷の深さを思うと許しきれないと思ってしまう…

心を動かされたのは確か。

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ


世界的に有名な指揮者を父に持ち、チェリストだった母は失踪、ある日突然型破りな新しい母がやってくる。
序盤はどんな話の展開かワクワクしていたけど、実際は複雑な事情があって、想像と違い、心に響く熱い物語だった。

“あの瞬間ってのは、チェロを弾き始める直前の数秒間のこと。
バッハも、ドヴォルザークも、カザルスも、ヨーヨー・マも。音楽を愛し、心をこめた人間であれば、誰にでも訪れる、あの数秒間。
心が沸き立ち、震える、あの瞬間。この世に音楽があることを喜び、感謝する、あの刹那。時代も国境も人種も超えて、私たちが旋律でつながる一秒まえ。
あの瞬間こそが永遠なのよ。
だからもう一度、弾いてみなさい。永遠をさがしに。”

素敵な言葉。楽器を演奏する人であれば、より共感できそう。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物がみんな優しくてまっすぐでどんどん読んでしまうような内容だった。
後半の桜の情景と和音の演奏の描写がとても綺麗でイメージしやすい素敵な文章だった。
ただ物語としては綺麗すぎた印象がある。真弓さんの母親の件は意外だったが、その他はそうなるだろうな、と言ったような内容。
野暮だけれど突発性難聴も3-4日以内にステロイド服用すれば治るから閉じこもらずに病院いきなよ…と思ってしまった(もちろん描写されていないだけで行って回復の見込みがなかったんだろうけど)

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あっという間に読めた。親が音楽家のトップの設定なので共感は少なかった。真弓と母の優しい嘘がわかっていく場面は特に引き込まれた。

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2026年03月02日

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