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韓国発ベストセラー、傑作Kヒーリング小説!
ソウルの下町。亡き夫の遺産で建てたコンビニ「Always」を細々と営む元教師のヨムさんは、駅で無くした財布を拾ってくれたホームレスの男「独孤(トッコ)」と知り合う。記憶を失い言葉はたどたどしいが、誠実そうな独孤を見込んだヨムさんは、彼を深夜シフトの店員として雇う。近隣のコンビニに押され気味で品揃えが悪く、近所住人からは「不便なコンビニ」と呼ばれている「Always」の店員や客たちは、謎だらけで怪しげな独孤を警戒しつつ、一方でそれぞれに問題を抱えていた。
韓国で大ヒットし、世界各国で出版され、舞台化、ドラマ化も進行中の大ベストセラー。誰もが生きづらさを抱えて生きるコロナ前夜のソウルを舞台に、人と人との関わり、罪と赦しを優しくユーモラスに描いた、8篇からなるKヒーリング小説の傑作。
Posted by ブクログ 2024年03月18日
記憶を失ったホームレスの店員とコンビニオーナーの女性、店員さんやお客さんとの心温まる物語。
本当に優しくて、温かくて、こんな風に誰かを助けたり救うことができたらいいなと思いました。
最高に素敵なお話でした。
「考えてみれば、家族も人生という旅で出会った、お互いの客ではないだろうか。貴賓であれ、招か...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月16日
どこかにありそうで、でもどこにもなさそうな、ファンタジーよりも得難いあたたかい空間だった。コンビニの外のテラスに座って、ラーメンとキンパをふうふう言いながら食べて、誰かと感想語りながら소주を飲みたい。いまは寒すぎて死にそうだからこの冬をなんとか超えたら。
いつでも再起可能!ってほどに世の中はうまく...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月10日
読んでみると、韓国でベストセラーになるのがよくわかる素晴らしい作品。コンビニとつく本にハズレはないのかも。
スラスラ読めた。韓国語は日本語よりも具体的な表現をすることが多く、日本語に翻訳されると、かなり表現が豊かな部分があり、独特な言い回しが面白かった。
登場人物にリアリティがあって、日本人の自...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月31日
コンビニオーナーが落とした貴重品の入ったポーチを拾ったホームレス。
入っていた手帳から連絡して繋がりを持ったことからオーナーのコンビニで働くことになったホームレス。
彼にはお酒が原因で記憶がなかったのだがコンビニで働くにはお酒をやめることが必須だった。
彼は公務員試験を目指すアルバイトの若者から仕...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月17日
ひょんなことからコンビニの深夜アルバイトをすることになったホームレスの男性と、深夜のコンビニに買物に来るお客さんたちの出会いの物語。
性別や年齢を問わず、誰もが受け入れられる幅の広いお話で、挫折した人たちが再起する物語。
結局、生きることは人間関係であり、人間関係とはすなわちコミユニケーションだ。幸...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月16日
初めての韓流ノベルに手を出してみました。「不便なコンビニ」ってタイトルに不穏を感じるこの響き、店員と会話することなく軽く頷くだけで買物できるのが便利なコンビニ。クレーマーや万引き少年のほうが積極的に店員と会話してる気がして、コミュニケーションって相手を攻撃したり不快をもたらすだけのツールになってやし...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月12日
─── じゃあ……トウモロコシひげ茶を飲みなさい
とあるコンビニで働く人やそのコンビニに訪れる者たちを描いた物語。
最終章ALWAYSで描かれる独孤の過去やこれからはオーナーと共に背中を押したくなるようなそんなじんわりとあったかい気持ちになり、また少し勇気が貰えたような気もする。
1番印象に残って...続きを読む
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