【感想・ネタバレ】しゃばけ(新潮文庫)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年12月26日

こういう主人公を取り巻く『仲間感』がある小説大好き。
一太郎は優しいようで、ちょっと自分の思い優先で周りを振り回してる感じはあったな。

もっと手代たちが無双っぽく活躍してくるのかと思っていたけど、そういうのはもっと先なのかな?

けど全体的には面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年09月07日

虚弱な若旦那は弱そうに見えて意外と豪胆で魅力的な人物だった。二人の手代、犬神と白沢も若旦那のことが心底大切そうでほっこり。謎の事件の真相までも明るく描き切る技術に脱帽した。若旦那の身の回りが変化する兆し。続きが気になりすぎる!

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Posted by ブクログ 2023年07月04日

私の黄金伝説はここから始まった。もっと早く出会いたかった神作品。
出会いは高校での朝読書だった。私は江戸時代などの時代小説は読んでこなかったがこのシリーズはそんな私でも楽しめる本だった。時代小説が苦手ででもファンタジーが好きでミステリーも好きなそんな人にオススメする。たくさんの人が言っているが病弱な...続きを読む主人公というのが新鮮でそこで他の作品と確立されているのでは無いかと思う。ジャンル分けするのが難しく私は準ミステリーでありながら恋愛もあり、感動もあり笑いもある緩い時代小説と思っている。読みやすい文で書かれていてあまり本を読まない人でも手軽に読めてしまうのもありがたい。話が変わってしまうのだが、このシリーズブロマンス要素は全くないのだが、病弱な主人公を溺愛するイケメンが登場するのでそういう話が好きな人も楽しめてしまうとだけは伝えたい

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Posted by ブクログ 2023年06月01日

・身体が弱い主人公が、周りの個性溢れる妖怪たちに支えられながら、江戸の謎を解決する時代×推理小説。
・序盤は日常的でホンワカしていたが、中盤から盛り上がり先が気になる展開だった。
・妖怪たちだからこその言動が新鮮で面白い。
・あっと驚く仕掛けはないが、ずっと読んでいたくなるような世界観と没入感。
...続きを読む続編がたくさんあるので、まだまだ楽しめそう。

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購入済み

面白い

匿名 2023年06月01日

久々にシリーズ1作目から読み直し。
やはり面白い。
鳴家のセリフがしっかりしていて、最初の設定はこうだったのかとちよっとビックリしました。

#カッコいい #ほのぼの #切ない

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Posted by ブクログ 2022年03月11日

あまり内容を知らずにしゃばけというタイトルだけ覚えていて買った本。
妖怪が出てくることすら忘れていたので、嬉しい誤算でした!
かわいい妖怪がたくさん!
体が弱いなりの悩みで葛藤しながら、守られるだけは嫌だと奮闘する主人公はハラハラしつつも応援したくなります。
時代物を読まないので、少し独特の口調は初...続きを読むめは慣れませんでしたが少しすれば直ぐに慣れてたのしく読めました!
続きが楽しみです。

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Posted by ブクログ 2022年02月28日

『しゃばけ=時代劇xファンタジーxミステリー+妖』

病弱で外出もままならない一太郎。
水戸黄門の助さん、格さんのような妖(あやかし)、佐助、仁吉や、様々な妖の助けを借りながら、身の回りで頻発する人殺しの謎を解明していく。この世界観、好きです!

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Posted by ブクログ 2024年02月10日

江戸の大問屋の一人息子・一太郎と周囲を取り巻く妖たちの話。
薬屋ばかりを狙う殺しが連続で起こる。どうやらそれには奇妙な共通点があるようで…。

江戸の賑やかな混沌の雰囲気と、妖のドタバタ劇がよくあっていて生き生きとした魅力がある。
若だんなこと一太郎は身体が弱く、周囲から過保護に扱われているが、当人...続きを読むは病弱ながらも非常にしなやかな考えで人がついていきたくなるような魅力がある。
幼馴染の和菓子職人との将来の話など、これからどうなるか楽しみ。

長期シリーズのようなのでゆっくり読み進めていきたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月02日

本トモ(本のレビューする友人)さんのおすすめ。
江戸の商人のお話…なんだけど、妖怪モノ?!
妖怪話は私には初めて。怖いのは苦手だけど、これは大丈夫。

ーー
一太郎(若だんな)は江戸の大店、廻船問屋の一人息子、17歳。美しく利発でやさしい子だが体が弱くすぐに寝込んでしまう。
彼を守るために五つのころ...続きを読むから妖(あやかし)が二人ついている。佐助=犬神、仁吉=白沢、との名で人の姿で奉公している。
一太郎は幼いころから人ではないものが見えたり話したりできる力があった。

ある夜、人が殺される事件が起こる。
こっそり出かけていた一太郎は下手人と出くわしてしまう。薬を求めにきたお客に一太郎は襲われ、すんでのところで命を救われた。
解決したかに思ってたが、そこから次々に人が襲われる事件が頻発するが…

ーー
大筋に、連続殺人の事件、一太郎がみた大工殺しの謎、これが解決してスッキリ終わる。
バックには、一太郎が背負った運命、妖怪がみえる不思議、幼馴染の栄吉との友情や青年の悩み、一太郎の義理の兄弟の素性、、これだけ多くの要素がうまく融けこんで作品の世界ができている。

主人公がひ弱で、親がお金持ち。だけど可愛らしく思えるのが一太郎のやさしい人柄なのだろう。
シリーズになってるので、きっとこれから一太郎の成長も描かれていくのだろう。
人も妖も欲望にまみれると恐ろしいものになる。

『しゃばけ(娑婆系)…俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心』

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Posted by ブクログ 2024年01月31日

ドタバタコメディ人情ミステリーファンタジー時代劇。
主人公は体が弱く出歩けないので、安楽椅子探偵ですね。
でも主人公は余裕がある探偵なわけでもなく、
一太郎〜〜〜がんばれ〜〜〜ってあやかしたちと一緒に応援したくなるような一生懸命さがいいです

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Posted by ブクログ 2024年01月01日

江戸時代の作品ですが、妖との接点が緩やかな時代のときです。
なんとも愉快な話で面白かった。


今は一太郎が決めなければならない時なのだ。

大店の若だんな一太郎は、めっぽう体が弱い。なのに猟奇事件に巻き込まれ、仲間の妖怪と解決に乗り出すことに。大江戸人情捕物帖。

江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太...続きを読む郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

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Posted by ブクログ 2023年12月01日

時代小説はほとんど読まないので、特有の用語がイマイチ合わず序盤は読むのに少し苦戦した。
けれど中盤以降は慣れてきたのか思いの外スラスラ読むことが出来た。
一太郎や周りの妖たちのキャラが立っていて、コミカルな描写もありつつ、後半はハラハラしながらも、熱い展開もあって、楽しめました。

読むまで知らなか...続きを読むったんですけど、これめちゃくちゃシリーズ出てるんですね〜、ちょっとづつ追いたいと思います。

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Posted by ブクログ 2023年10月18日

以前、元NEWSの手越祐也さん主演でドラマ化された物をたまたま見る機会があって、そのドラマが面白くて本を購入し読んだ。主人公が妖怪に助けられて暮らしているところや、妖怪が人間として暮らしているところが面白く、既刊のものは全て読破した。

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Posted by ブクログ 2023年08月17日

少し前から子どもがおばけの絵本の読み聞かせをねだってくるようになった。「おばけなんてないさ〜」と歌いながらスキップもしている。そうなってくると母ちゃんも妖怪の世界に浸りたいぞ……と随分前に勧められたまま積ん読していた『しゃばけ』を出してみた。
廻船問屋長崎屋の若だんな一太郎、びっくりするほど過保護に...続きを読むされている。この生活は……時代が違うとはいえ、相当息苦しいだろうなあと私まで少し暗い気持ちになるところがあった。そんな外出もままならない一太郎の生活に活気を与えているのが、妖の存在だ。鳴家に屏風のぞき……それぞれの描写は多彩で愉快で楽しい。
妖怪譚かと思えばミステリ要素もあり、ストーリーの動きにぐんぐん引き込まれた。事件が佳境に差し掛かるにつれ、一太郎の芯の強さが表出し、二人の手代との関係性に変化が出てくるのもすごく良い。
身体が弱いのに中身は結構剛胆な一太郎と、これでもかというくらいに箱入り扱いをする佐助・仁吉。主従の根っこはどうやら一筋縄ではいかない由縁がありそうだし、互いに含むところもあるし、で、関係性のバランスが絶妙すぎて読者としてはたまらない。主人が思ってたより意思がかたかったりなんなりして面食らう手代二人の表情は好きだなあ。三人のこの後も見届けてみたいと思ったのだった。

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Posted by ブクログ 2023年06月07日

病弱の主人公に仕える魅力的な手代二人…
まず設定がオタク大歓喜すぎる
こんなん絶対二次創作捗りますやんと思って検索したらしっかりあって喜びました
実は間違ってしゃばけシリーズ二巻目の「ぬしさまへ」を初めに読んじゃったけど結果的にそれでよかった
二巻の与一視点のいろんな出来事が実は妖怪の仕業だったこと...続きを読むを後から読んだ一巻で驚きつつ楽しめてこれからしゃばけシリーズ読む人には二巻→一巻でで読ませたいくらい興奮した
もっと早く出会いたかった〜

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

この世界観面白いですね。
慣れない言葉が多かったので調べながら読みました。普段読む小説よりも時間がかかりましたが世界観に大満足です。大筋の中に沢山の物語が詰まっているそんな印象です。
いつか実写版が観てみたい。可愛い妖を。

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Posted by ブクログ 2023年02月21日

面白いよと言う人が周りに立て続けに2人もいたので、気になって読んでみた。
面白かった。読みやすいし、シリーズ読んでみようかな。漫画もアニメも実写版も気になる。

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Posted by ブクログ 2022年12月31日

妖と人間、どちらの気持ちも察せられる一太郎は病弱である。常にあの世とこの世を彷徨っているような感覚を味わっているからこそ、妖とも自然に会話することができるのだろう。
恨みや羨望は凶器となって彼を襲うが、負の感情に屈しない一太郎はしっかり長崎屋の血を受け継いでいると感じた。
そんな彼にシンパシーを感じ...続きを読むる妖達も、実は誰よりも人間らしく生きたいと願っているのかもしれない。とても愛おしい作品!

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Posted by ブクログ 2022年09月02日

小説の世界観が心地よく軽く読み終えてしまった。
一太郎をとりまく妖怪たちに愛着すら湧く。また愉快な彼らの世界にお邪魔したい。子供にもおすすめ

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Posted by ブクログ 2022年07月28日

賢い中1におすすめされた本。歴史ファンタジー?舞台は江戸時代の小説は初読み。人気シリーズの一作目とあってすごく面白い!所々時代を感じる難しい単語もあるが、そんなに気にならずサクサク読める。うまい具合に起承転結あり、物語としての完成度が高い。そしてキャラクターも生き生きしている。主人公が病弱で床に伏せ...続きを読むがちという設定も目新しく、そんな主人を守る2人の妖がカッコいい。といっても2人の妖は今作ではあまり活躍せず、一番かっこよかったのは主人公。

逃げたら、体だけでなく、心まで弱くて使いものにならないと、自分で認めなくてはならなくなる。
自分が不運だなどと嘆いて、逃げていいはずがなかった。自分を哀れみ、それに溺れることだけはしたくない。

病弱だが、周りの人に支えてもらっていることに感謝できる、優しく心が強い勇敢な主人公に励まされた。胸熱!

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Posted by ブクログ 2022年04月12日

最初はちょっと読みづらく、本の世界に入るまで時間がかかったけれども、感じが掴めてからは一気読みでした。手代の2人、周りの可愛らしい妖もいい味出してとても面白かったです。今後の若旦那の活躍が楽しみです。大好き度❤️❤️

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Posted by ブクログ 2022年02月10日

体が弱く床に伏せていることが多い主人公ですが、心優しく素直ないい子なので、人にも妖にも溺愛されていて微笑ましいです。
また、妖達が可愛らしく、話もテンポよく進んでいくので楽しく読めました。
江戸時代のお話なので言葉が難しく感じるところもありましたが、江戸の文化も一緒に学ぶことが出来て勉強になりました...続きを読む

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Posted by ブクログ 2023年11月09日

歴史物もファンタジーもあまり得意じゃないんだけれども、一気に楽しく読めてしまった!
不思議なので、次も読んでみる。

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Posted by ブクログ 2023年08月06日

江戸っ子口調がなんだかかわいい。
犬神・白沢が妖怪の顔を少し出して怒っているときの、若だんなの(怖いこと。妖の本性が表に出ているじゃあないか。)とか、大人が「あたし」と言っているところとか。内容もまあまあおもしろい。
妖怪の活躍劇かと思いきや、主役はやっぱり若だんな。ばっさばっさといかないところが、...続きを読む若だんなっぽくていいのかも。

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Posted by ブクログ 2023年07月13日

ミステリーファンタジー時代劇てな感じで、楽しめた。
いろんな妖怪が出てきて面白い。シリーズになってるのも納得。

【内容】
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に...続きを読む乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

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Posted by ブクログ 2023年02月01日

江戸時代の話だからちょいちょい知らない単語がでてきて最初読みにくいかなー?って思ったけど設定とかがわかってきたらさらさら〜と読めた
ぼてふりとか岡っ引きって言葉を知った

妖がいる世界線の話おもしろい
こういうのすき
若旦那と妖の小鬼、さすけ、にきち、おばあさんのおぎんとか登場人物が個性あっていい
...続きを読む
長い間存在し続けた物は付喪神になれるらしい
あと一歩で人間に壊されたものが人に取り憑いて死者を蘇らせる(付喪神になれる)薬を探すために人殺しをするはなし

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Posted by ブクログ 2023年01月07日


面白いから、と貸してもらった本です。
面白かった~~。

この続編で
「ぬしさまへ」「ねこのばば」「おまけのこ」「うそうそ」とあるのですが、私が読んだのは「ねこのばば」までです。

病弱な若だんなと、それを取り巻く妖(あやかし)達のとても楽しいお話です。
ぜひぜひ、読んでみてください^^

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Posted by ブクログ 2022年09月13日

やっと読めた。病弱な主人公と、彼を取り巻く妖が織りなす物語。
ここぞという時に病弱な面が邪魔をするというのは、なかなか見ない場面であったため、新鮮。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月11日

妖怪ミステリー。
設定はゲゲゲの鬼太郎に近いのかな。
なんとなく、前半から一太郎が普通の人間じゃないんだろうな感はあった。

ミステリーは謎解きがが醍醐味なんだけど、そこに妖怪要素が加わるとなんでもありになっちゃうから、個人的には早く先を読みたいという感じにはならなかった。

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Posted by ブクログ 2022年08月06日

水木しげるの妖怪百科で少年期を過ごした身、気になっていた一冊。読めて良かった。妖、付喪神、白沢、犬神‥‥作中の単語だけで、もう嬉しい。病弱の若だんな(美童)に手代として仕える妖という設定も好みだし、モブ的にちょろちょろ這いまわる鳴家や付喪神の無邪気さにヤラれた。可愛すぎる‥‥

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Posted by ブクログ 2023年08月29日

話題になっていた作品なので、ずっと前から気にはなっていたのですが、妖怪とか幽霊とか、そういう類が出てくる話があまり好きではないので、敬遠してました。
だけどシリーズ化もされているようだし、やっぱり気になって読みました。
私は、「時代物」というのも苦手なのかなぁ……。
最初のうちはものすごく読みづらか...続きを読むったです。
なかなかページが進まないので、もう途中だけどやめて、他の本読もうかな〜と何度か思いました。
が、若だんなが妖たちに隠れて、何をコソコソやっているのかがわかったあたりからおもしろくなってきて、そこから先は一気読みでした。
まだ解決していない問題もあるし、「しゃばけ」は、どんどん続編が出る中の、ほんのとっかかりの部分に過ぎないんだなぁと思いました。
なんで若だんなには妖の姿が見えるのかとか、若だんなはこのくらい体が弱くて、親に大切にされてるんですよとか、基本的な部分を説明する、的なね。
鳴家がかわいかったな〜。
膝の上に乗ってきたりするんでしょう? かわいい。

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