あらすじ
兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ――さて勝負の行方はいかに? シリーズ第7弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。(対談・高橋留美子)
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・いっちばん
連続スリ事件と一太郎への贈り物を競う妖たち
・いっぷく
三途の川であった冬吉の兄・七之助に出会う。
・天狗の使い魔
天狗にさらわれた一太郎
・餡子は甘いか
一太郎は18歳
安野屋で修行している栄吉が菓子作の情熱を失いかける。
・ひなの千代紙
白塗りをやめた雛
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しゃばけシリーズ第7弾
頑張ってもなかなか上手くいかない事がある。
そんなことを1冊を通して書いているように感じた。
隣町の菓子屋に修行に出るも、一向に菓子作りが上達しない栄吉。
大事な場面で体調を崩し、満足に役目も果たせない若だんな。
若旦那を喜ばせようと試みるも、ことごとく上手くいかない妖怪たち。
それでも夜は更け、また朝を迎える。
ままならずもこれからもどうにか生きていかないと、と考えさせられる。
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久々に読んだしゃばけシリーズ。
やっぱり面白いなー。人の良い若旦那に賑やかで楽しい妖の皆さん。読んでいてほっこりするシリーズです。
短編集でどの話も面白いけど、栄吉メインの『餡子は甘いか』が1番よかったかな。好きなのに上達しない、努力がなかなか結果に結びつかない苦悩や葛藤に読んでいる姿に、自分も泣きそうになってしまった…
各話色々問題ごとが起こるけど、基本的にハッピーエンドだから読んでいてスッとするのもこのシリーズが好きな理由なんだろうな。
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シリーズを最初からこつこつ読みはじめ、この七弾の一冊が、とても好き。
好きな人の喜ぶ顔がみたい、話がしたい、会いたい、認めてほしいという想いをまっすぐで。ちょっと照れくさい感情がはっきり表現されてるときは、読んでるこっちがおもはゆいというか、かゆくもなるけれども。
読み終えた後で、登場人物たちひとりひとりを振り返って、じんわり想いに浸れる。
とってもとっても好き!
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【しゃばけシリーズ07】
しゃばけシリーズはとても好きで、数年に1度読み直している。
兄の松之助は長崎屋を出て、親友の栄吉は修行で出て、なんだか寂しそうな若だんなに訪れる短編集。
・いっちばん
いつものように日限の親分のために事件を解決しようとする若だんな。
寂しそうな若だんなに贈り物をしよう、と動き回る妖。結局全部つながって、妖のおかげで解決する。
妖のドタバタ感が読んでいていい。
・いっぷく
長崎屋が他の店との品比べをすることになる。
他の店の七之助がなんとも懐かしい。。。冬吉が登場だーって嬉しくなる。
商いとして、高級な品を出すのではなく、売れる品を出す、という藤兵衛のすごさにはまいった。
・天狗の使い魔
若だんなが天狗にさらわれる。
自分が大変な状況だから解決しよう、ではなく、このことを知った仁吉と佐助が怒って大変なことが起きるから、その前に解決したいというのが、なんとも面白い。
・餡子は甘いか
栄吉が修行に行っている「安野屋」に泥棒が入り、栄吉が巻き込まれていく。
若だんなにもらった砂糖を、栄吉がもうお菓子は作らないかもしれないと返すのは見ていて悲しくなった。
栄吉の視点で書かれていることが多いので、泥棒問題では、栄吉の状況をなぜか若だんなが知っているのが、家鳴たち妖が知らせているんんだろうなぁと見ていておかしくなった。
やり続けることができる才能がある、と言われて修行を続けることになった栄吉、結局お菓子を作るのが好きだという栄吉、なんだか頼もしい。
・ひなのちよがみ
薄化粧のお雛さん。前の話で、屛風のぞきが綺麗だって言ってたのは本当だった。
薄化粧になったお雛さんに、誰も気づけないのに、普通にわかって普通に接する若だんなとおたえが、おかしくてしょうがない。
若だんながいつもの悩み事とは違い、店を経営するうえでの解決策として考える姿に、感動すらした。
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世界観にハマってるしゃばけシリーズ。読み出した頃はネタ切れになるのでは?面白くなくなるのでは?と思ってましたが、今では安心して浸かっています。
死にかけた弟の意識が戻ってから奇妙なことばかり言うようになった…ひょっとして?と思ったらやはり前作で地獄から一緒に帰ってきた冬吉くん。再会する話がよかった。
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若だんなの周りの人たちが成長する話が多い巻。
物事を好きで好きでたまらないけど上手くできない人、向いているけれど周りの期待を手放して続かない人、無くした大切なものをまた得たいと追う人、どこかでいつか出会った誰かを思い出す。
天狗と管狐の話にうるっときた。酒を囲んで楽しく話ができることを祈ってしまう。
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安定のしゃばけシリーズ。若旦那と妖怪たちが、江戸市中で起こるさまざまな「事件」を微笑ましく解決する。第7巻はどの話も罪のない平穏無事なもので、大作の後に読むにはとても楽だった。旅のお供に、ちょっとした休憩時間にぴったりの一冊。
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今回は何より栄吉君が一皮剥けるところが良かった。
これまで菓子作りが下手な事に対してかなり呑気に受け止めていた印象があったけれど、嫉妬心によって一度折れかけた後に自分がやりたいこと、やるべきとこを再認識したようです。
でも、栄吉君の菓子が美味しくなったら定番のネタが1つ減って寂しくなるかな。
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軽く読めるしゃばけシリーズ
たまに読みたくなって、読むと次も読みたくなる
餡子は甘いか の栄吉の頑張り
ひなのちよがみ のお雛ちゃんの健気さ
全編通しての若旦那の人の良さ
どんどん登場人物を好きになってく
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本作も短編5編でしたが、どの話もさすがの面白さでした。
若旦那の親友栄吉の修業先での葛藤の話がなかなか深くて良かったですね!どんどんこのシリーズ作品を読み進めていきたいと思います!
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シリーズ第7弾。
江戸時代が舞台の短編連作時代小説。
病弱な主人公の一太郎と、彼を守る妖怪たちの話。
大人になろうともがき始めた若旦那と、少しずれた妖怪たちのやりとりが面白い。
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相変わらず病弱な若だんな一太郎。今回は天狗にさらわれたり、お雛ちゃんの恋心と商売を見守ったり、幼馴染の栄吉のお菓子造りの情熱を見たりと、すぐに寝込んでしまいそうな案件満載です。少しずつ成長していく一太郎、今後も楽しみです。
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しゃばけシリーズ第7段
兄は嫁取りをして外に出
親友は、お菓子つくりの修行のために余所へ
寂しい若旦那を慰めようと、妖たちが大騒ぎ
安定した楽しさ。
若旦那の成長も感じられますます絶好調
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若旦那の友達である菓子司三春屋の息子、栄吉が主人公の「餡子は甘いか」が泣かせます。菓子屋の跡取りなのに菓子作りが下手な栄吉ですが、それでも菓子を作るのが好きで、努力を続けていくのだと決心します。周りの大人たちが、栄吉のゆっくりした成長ぶりを認めて、急かさずに見守っている感じも好きです。
巻末に高橋留美子との対談も掲載されていて、お得感がありますよ。
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相変わらず、鳴家たちが可愛いです。若だんなに愛されていますね~。
その若だんなは、両親や妖の兄やたちに愛されていて…。
長崎屋には、いつも愛が溢れています。
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おなじみ畠中さんの「しゃばけ」シリーズの中の1冊です。文庫で発刊になったので買いました。
若旦那を始め登場人物もなじみですし安心して楽しめる一冊です。
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しゃばけシリーズ第七弾。
いっちばん:兄の松助が世帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修行にでた。途端に寂しさを感じる若だんなを元気づけるために贈り物を探す妖達。
いっぷく:京の小間物屋小乃屋、西岡屋が江戸の大店廻船問屋の長崎屋に品比べを一緒にやらないかと持ちかけてくる。
この話は若だんなが三途の川から一緒に抜け出した冬吉が関わっていて読者としては楽しめる仕掛けがあった。
天狗の使い魔:大天狗、狐、狛犬による三つ巴の若だんな争奪戦。人質の若だんなが三方よしの解決案でなんとか丸く収まる。
餡子は甘いか:主役は日本橋の北にある菓子司安野屋に修行に出ている栄吉が主役。弟弟子の八助は器用に菓子作りを覚えるのに栄吉は上達の兆しが見えない。とうとう、菓子作りを諦めて他の職を探した方がいいのでは、とまで思い詰める。
ひなのちよがみ:紅白粉問屋一色屋の一人娘お雛は塗り壁と揶揄されるほどの厚化粧だったが大火事の貰い火で贅沢もできず薄化粧になった。すると婿の話が舞い込んでもおかしくないほど可愛いお嬢さんなのだ。商売立て直しのために取引を始めた錦絵屋の秀二郎が急接近し、許嫁の正二郎は気が気じゃない。
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今回は『じんわり』と来るものが多かったかな?
何にしてもホッとできるシリーズ。
・いっちばん
若だんな、日限の親分と江戸で横行してる掏摸を追う。
小さい物語りの中でバラバラの物語りがスルスルと1つにまとまってく…楽しかったです。
・いっぷく
長崎屋が『品比べ』に巻き込まれる。
若だんなに新たな友ができる?
・天狗の使い魔
若だんなが誘拐される!
大人しく人質となっていない若だんな(笑)
さて、どうなるか?
・餡子は甘いか
若だんなの親友・栄吉の目線で書かれてる章。
栄吉、がんばれ!
・ひなのちよがみ
薄化粧のお雛さん。それはそれは美しく可愛らしい。
お雛さん・許嫁の正三郎、そこに現れた秀二郎さんの三角関係…どうなるのか?
・高橋留美子×畠中恵 相思相愛対談❤︎
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五つの話からなる短編集。
『いっぷく』では若だんながある人物と再会し、こちらまで嬉しくなった。
『餡子は甘いか』では、栄吉の菓子作りに対する苦悩が窺え、また、人の気質はそう簡単に変わるものではないのだなと思った。
『ひなのちよがみ』では、紅白粉問屋一色屋のお雛さんの、その後を知ることができてよかった。
「何事に付け、やり続ける事が出来ると言うのも、確かに才の一つに違いないんだ。」(『餡子は甘いか』より)
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今回もほのぼのと1日で読めました。
シリーズもので7作目ともなるとなかなか飛び抜けて面白い、記憶に残る7作目とまでは行きませんがとても好きな作品です。
お雛ちゃんが白塗りをとるお話、栄吉の修行の話が今回の作品の中では好きなお話かな。
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天狗に攫われてしまうお話が凄い面白かった。
お江戸の狐や狛犬達も巻き込んで大騒動!
わちゃわちゃしてる感じが妖達なのになんとま可愛い!
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今回もほっこり安心できる優しい物語ばかりだった。家鳴り達も大活躍!商売敵や天狗、お雛ちゃんを巡る正三郎のライバルといった難題を持ってくる輩が沢山登場してきます!それでも負けずに頑張る若旦那が相変わらず素敵!
最後の「しくじりは、何回してもいいんです。次に繋げていけばいい。大丈夫ですよ」っていう兄や達の言葉が胸に響いた。二人に言われると、余計に胸にしみます!
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若旦那が活躍する(?)短編集。
シリーズの中でどんどん若旦那も成長していて,いつまでも続いて欲しいシリーズです。
短編も良いけれど,長編も読みたいな。
Posted by ブクログ
とっても安定してて安心して読める。
ほんわかあったかい話で特に難解とかそういった類の話でもないので待ち合わせとか空いた時間に手にとるとちょうどいい。
しかしオモシロいっちゃーおもしろいのだが、いかんせん『そろそろ、ね?』といったマンネリ感が隠せない。
もう終わらせてもいいんじゃない??