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Posted by ブクログ
【しゃばけシリーズ07】
しゃばけシリーズはとても好きで、数年に1度読み直している。
兄の松之助は長崎屋を出て、親友の栄吉は修行で出て、なんだか寂しそうな若だんなに訪れる短編集。
・いっちばん
いつものように日限の親分のために事件を解決しようとする若だんな。
寂しそうな若だんなに贈り物をしよう、と動き回る妖。結局全部つながって、妖のおかげで解決する。
妖のドタバタ感が読んでいていい。
・いっぷく
長崎屋が他の店との品比べをすることになる。
他の店の七之助がなんとも懐かしい。。。冬吉が登場だーって嬉しくなる。
商いとして、高級な品を出すのではなく、売れる品を出す、という藤兵衛のすごさにはまいった。
・天狗の使い魔
若だんなが天狗にさらわれる。
自分が大変な状況だから解決しよう、ではなく、このことを知った仁吉と佐助が怒って大変なことが起きるから、その前に解決したいというのが、なんとも面白い。
・餡子は甘いか
栄吉が修行に行っている「安野屋」に泥棒が入り、栄吉が巻き込まれていく。
若だんなにもらった砂糖を、栄吉がもうお菓子は作らないかもしれないと返すのは見ていて悲しくなった。
栄吉の視点で書かれていることが多いので、泥棒問題では、栄吉の状況をなぜか若だんなが知っているのが、家鳴たち妖が知らせているんんだろうなぁと見ていておかしくなった。
やり続けることができる才能がある、と言われて修行を続けることになった栄吉、結局お菓子を作るのが好きだという栄吉、なんだか頼もしい。
・ひなのちよがみ
薄化粧のお雛さん。前の話で、屛風のぞきが綺麗だって言ってたのは本当だった。
薄化粧になったお雛さんに、誰も気づけないのに、普通にわかって普通に接する若だんなとおたえが、おかしくてしょうがない。
若だんながいつもの悩み事とは違い、店を経営するうえでの解決策として考える姿に、感動すらした。
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