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寝込んでいる若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねてきた。老々丸は、力の尽きかけた笹丸を若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は名僧・寛朝の力を借りようとするが、そこでは化け狸にまつわる信じられない事件が待っていた。そして笹丸に隠された秘密とは!? 優しさと切なさにあふれるシリーズ第21弾。(解説・南沢奈央)
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「しゃばけ」
2025年10月~ フジテレビ系「ノイタミナ」 声の出演:山下大輝、沖野晃司、八代拓
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~22件目 / 22件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
寝込んでいる若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねてきた。老々丸は、力の尽きかけた笹丸を若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は、名僧・寛朝の力を借りようとするが、そこでは化け狸にまつわる驚きの事件が待っていた。そして、...続きを読む笹丸に隠された秘密とは?優しさと切なさにあふれるシリーズ第21弾。 「おくりもの」 「こいごころ」 「せいぞろい」 「遠方より来たる」 「妖百物語」 長崎屋の妖たちの仲間がまた増えました。しかもお医者様。これからますます楽しくなりそうです。
本書もこれまで同様に面白かった。特に表題作はヤバかった。泣いた。 いつも思うのだが、食べ物が美味しそう。 ねぎま鍋、湯豆腐、芋の煮っ転がし、大根の味噌がけ、卵焼き、いなり寿司、それと大福餅、羊羹、金平糖、辛あられなどのお菓子。 若だんなと妖(あやかし)達の宴会に加わりたい。
「こいごころ」 切ない話。別れが悲しいのは人も妖も同じ。妖には基本的に「死」という概念がない分、「死」「別れ」への耐性(いつか別れがあるという実感・覚悟)が人より低いのかなあと思うなどした。 最後、こまめに若だんなの無事を確認しては安堵する離の妖達に溜息をつく仁吉と佐助、2人が人の中に長くおり、い...続きを読むくつもの別れを経験してきたから、今更そこには慌てないんだろうな。(よく理解しているからいつもの心配性ぶりなんだろうけれど) 「せいぞろい」では久しぶりに仁吉や佐助が悪党を瞬殺するところを見れてよかったな。 禰々子姐さんが佐助を「相変わらずさっぱりしていて気持ちがいい。いい男」と褒めるのだけれど、暫く読んでいなかったためにいつどこで佐助と禰々子姐さんがそんないい感じになってたの!と驚き
. 江戸を舞台に、妖(あやかし)たちが活躍するファンタジー小説、『しゃばけ』シリーズ。 年一作のペースで発表されているこのシリーズを読むようになって、すいぶんな年月が経ちました。 Audibleにラインアップされていることに安心して? しばらく聴いていなかったところ、未読の作品が溜まってしまいま...続きを読むした。 遅ればせながら、第21弾のこの作品を、読むことにしました。 繁華な商店が立ち並ぶ、江戸の中心部。 そこに店を構える大店「長崎屋」の若だんなに、相談事が持ち込まれます。 その相談とは、「商売で取引のある相手に迷惑をかけてしまった」「お詫びの印に贈り物をしたいと思うが、何が良いか」というもの。 この問題を解決しようと、長崎屋に住まう妖たちと一緒に、若だんなは事情を探りに行きます。 しかしそこで、若だんな一行は騒動に巻き込まれてしまって・・・という始まり。 本作も5つの短編小説で、構成されています。 いずれの短編も、長崎屋や若だんなの周りで騒動が起きたり、相談事が持ち込まれたりというのが発端。 それらの問題の解決に奮闘する、若だんなと妖たちの姿が描かれています。 今回もその成り行きを、楽しく読ませていただきました。 そして、このシリーズを通してのテーマとも言えるのが、「人の役に立つ」ということ。 体が弱く、すぐに寝込んでしまう若だんなですが、それでも健気に問題解決にあたる姿に、心を温めてもらいました。 ラジオドラマを聴いてるようで、このシリーズはAudibleにマッチしていますね。 新たなキャラクターも登場し、今後の展開も気になるので、次の作品も間を空けずに、Audibleで聴こうと思います。 .
【おくりもの】 悩むよね 【こいごころ】 泣いちゃった 【せいぞろい】 どこまで増えるの? 【遠方より来たる】 どこから来たの? 【妖百物語】 ヒャーー 怖いよう
ちょっと甘酸っぱいお話と大人の嫌な面がわかるお話、何とも和やかな宴会のお話まで短編の良い所がでて楽しかったです。
兄やたちがパッとしないのがどうも… 動かしやすいからなのか貧乏神を使いすぎじゃないのか… 今更だが、お菓子やごちそうに釣られて、妖たちはここまで動いてくれるものなのだろうか…
しゃばけシリーズ21冊目 今見たら、私が読んだしゃばけ、外伝やら入れると23冊目?24冊目? 毎年 年末頃に文庫化されるので 今年のお正月に読むつもりで買っていたのだけど 今年は読むのが3月になってしまった やっぱり読むと楽しい小説です 1年ぶりにしゃばけファミリーに会えた 「こいごころ」は切な...続きを読むかった
「こいごころ」は、途中までなぜこのタイトルなのか分からなかったけれど、最後に明らかになる。 妖は、長生きの代わりに、各々独立した存在だと思っていたけれど、例外もあるのですね。 新たに登場した妖の医師の火幻は、今後どんな役割を担うのだろう。
ずっと好きなシリーズ。表題作は特に悲しかったけれど良かった。妖も永遠ではなくその最後を見届ける長崎屋の若旦那と妖たち。源信医師も隠居し長崎屋もこの先色々変わっていくのかなと寂しいような楽しみなような。兄や達の活躍が少なめなのは少し残念。
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しゃばけ
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畠中恵
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