あらすじ
若だんな、そんなに頑張ってだいじょうぶ? 両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。妖(あやかし)と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、記憶喪失になった仁吉、生きがい(?)を求めて悩む幽霊……兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。成長まぶしいシリーズ第12弾。(解説・池上冬樹)
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今回もいろいろなことに精を出して巻き込まれる若だんな。
自分の弱さを知っているから、皆にやさしくできる。
妖にも、狐にも、幽霊にも。
みんなの事を必死に考えてくれるから、
みんなも若だんなを守りたくなる。
その姿が、私にも力をくれます。
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ハマってるしゃばけシリーズ、順々に読み進めています。
前作を読んだ後すぐにでも読みたいと思いつつ、他に読む本が続いて今回は3週間ほど空きました。
そしたらなんという新鮮さ!
飽きるというわけではないけど、ちょっと中だるみのようになってましたが、また改めて面白かったです。
人並みでなくても「いていい」というのが染みました。
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しゃばけシリーズ第12弾
今日も仁吉と佐助の(ちょっとズレた)心配をよそに、若旦那の元にはいろいろな困りごとが舞い込んでくる。
銭稼ぎの競争にお見合い、栄吉の後輩のやりたい本題。さらに化けぎつね達の騒動にも巻き込まれ、仁吉が記憶喪失になってしまったり。
しかし、厄介事に対してもあやかし達と力を合わせ、親身になって考える若旦那の落とし所はいつも優しい。
特に「たぶんねこ」での自分の存在意義のなさを嘆く幽霊に対して周囲は成仏を勧めるが、若旦那の提案はどこまでも幽霊に寄り添っていてぐっとくる。
今後、幽霊の活躍もみられるといいなぁ。
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安定の面白さ。
若だんなが最初の頃より自信をもって行動するようになってきて、体力以外はかなり頼り甲斐のあるまさに若だんなって感じになってきた。
まさか妖の仁吉が頭を打ったくらいで記憶を無くすとは。これもまた愛嬌でしょうか。
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やっぱり若だんなは若だんな(笑)今回は最初の頃のような…謎解きが楽しかったです♪
では…メモ程度に。
・序
・跡取り三人
通町周辺の商人の跡取り息子たち。職探しの勝負へ!さて、いちばんの稼ぎ頭は誰?
・こいさがし
若だんなが仲人?お見合いの2組はどうなるか?
・くたびれ砂糖
若だんなの親友・栄吉登場!
栄吉の修行先の小僧3人(汗)なんとも・・・
・みどりのたま
記憶喪失の男の目線から進む。斬新!いったいこの男は何者でなぜ記憶喪失になったのか?
・たぶんねこ
行き場を探す幽霊・月丸さん。月丸さんの居場所が見つかりますように…
・終
・解説---池上冬樹さん
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知人に勧められて読みました。兄やは頼もしく、鳴家は可愛い、そんな妖達に囲まれている若だんなが羨ましい。新しい世界観に触れることができました。時代背景への興味と共に、楽しく読み進められた1冊です。
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若旦那が2人の近所の若旦那と仕事を取って一番稼ぐのは誰だという親分の勝負に挑んだ巻が最初。 これも結構面白い。若旦那は力仕事ができないので、頭で考え、道の茶屋からお団子を買って芝居小屋で売るということを考えた。うまいね。 それ以外でも意外と知恵を持って色々解決するところなんぞはいい展開。それとほのぼの。
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シリーズ第12弾は、めずらしく元気な日々が続く若旦那が兄や達と半年間5箇条を守ること約束したのだが、まさにその5箇条に関するトラブル?が次々と起こるという、その5箇条トラブルそれぞれの問題が5短編となっており、なかなか面白い展開でした!
いつも通りの若旦那と妖たちとの大奮闘がたまらなく面白い仕上がりでした!
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最初の一篇「跡取り三人」がとても面白かった!シリーズを通して読んでいるからこそのオールスターズの大活躍と、新登場たちのがんばり!! すかっと気分が晴れます。
他のお話にも、いつもの顔なじみの、ほっこりする場面も知ることができて、なんとも読んで得した気分に浸れるのも秀逸!
共にいてくれることへの感謝と、明るい明日への笑顔のために知恵を絞って勇気を出して歩む江戸町奇譚(≧▽≦)いいですよ!
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プロローグの5つの宿題をなぞっていくシリーズ。若旦那があんまり活躍しないお話もありますが、仁吉が活躍してくれたりします。
若旦那が商売をしちゃう?っていう長崎屋の離れを飛び出して活躍してくれるので少し新鮮ですが、病弱な若旦那が果たして盛り場なんかに出ちゃっておまけに商売だなんて、大丈夫なのか兄やじゃなくても心配ですw
たぶんねこでも、やっぱりお店から離れたところにぽつんと置いて行かれて怖い人におっかけられたりして、歩いたりしたら死ぬんじゃないの若旦那!と心配になるので、兄やたちに毒されていると思いましたw
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変わらぬ安定感。
このシリーズ。いつまでたっても成長しない若旦那や変わらぬ環境に疑問を感じ、もう読むのをやめようかと思った時期もありました。
ああ、でも、やめなくて良かった。
今では、精神的にちょっと疲れる本を読んだ後、このシリーズを欲するようになりました。
つまり、これが人気の秘密だったのか?
『そこにいてくれる』安心感。ようやく私も、しゃばけに入れたのかも知れません。
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毎年、夏になるとこのシリーズの新作を読むのを楽しみにしていました。
2013年に子供が産まれてから、しばらく読書とは遠ざかっていたので、気がついたらしゃばけシリーズはだいぶ進んでいました。
数年ぶりに読んでみると、私の環境や心境が変わったせいか、また別の面白さがあります。
「たぶんねこ」可愛い題名ですが、内容はなかなか深くて面白かったです。
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なんとなく佐助の方が雑っぽい印象があるものの、意外と仁吉のほうが粗忽者なのでは…?と思いました。若旦那もなんとなく健康になってきてる…ことはありませんでしたね(笑)相変わらずの巻き込まれ体質で、いつも通り、賑やかで非日常な日常でした。
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病弱な若旦那と、彼を守る妖怪たちのシリーズ12弾。
短編連作。
今回は、働いたことがない若旦那を含めた、大店の跡取り息子たちが盛り場での稼ぎを競うことになったり、お見合い騒動が起きたり、仁吉が記憶喪失になったりする。
相変わらずのドタバタ妖怪騒動が面白い。
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目次のような前フリから始まる第12作目。
若旦那が仕事をやってみたり、
栄吉がお店の若い者の面倒見る立場になったりと、
物語の中でも微妙に時間が経過しているのを感じる巻。
妖だけでなく幽霊も登場。
準レギュラーになれるかどうか。
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2016/5/12
安定の。
仁吉の記憶喪失は新鮮でよかったな。
佐助は仁吉にあんな風に思ってるんだ。とか。
ムカつく新入りの話はそれはそれはムカついた。
月丸さんはま今後も出てくるかな。
楽しみ。
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待望の、シリーズ第12弾!
夢の中で会える愛しい人…みたいな作品。
抱えて布団に入ります(笑)
『跡取り三人』
店主の器って言うのは本当にそれぞれですね。
『こいさがし』
今時ギャルみたいな於こんちゃん。
ベテラン女子社員が手を焼く、新入社員OLみたい!
『くたびれ砂糖』
こちらは、今時バイトくん?
というか、栄吉も…ということは若だんなも、もう“若いもん”に手を焼く年齢になったということですよね?
『みどりのたま』
こういう、ちょっと迂闊なところにも萌えるな~仁吉さん。
『たぶんねこ』
全編通してですけれど、若だんなの優しさは計り知れないなあ、と思います。
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この本を読んでいたら、家族が「『たぶんねこ』って。確信がもてない猫って、どんなよ?」って笑ってた。
(家族は「しゃばけ」シリーズを読んだことがない)
良いタイトルだなあと思った。
このシリーズは面白いなあ。
登場人物たちが皆、妖さえも息づいていてる。
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シリーズ12弾。
今回も面白く読ませていただきました。
お金を稼ぐ大変さ、後輩に教える大変さは昔も今も同じですね。
お見合いもバタバタなりましたが収まるところに収まる。
仁吉が記憶喪失になるのは意外でした。
最後の話は幽霊より人間が怖いと思いました。
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跡取り三人、こいさがし、くたびれ砂糖、みどりのたま、たぶんねこ。にぎやかな両国の町を仕切る親分さんのもとに住み込んで仕事探し、見合いと恋話にまきこまれ、栄吉の修行先の菓子屋の薬騒ぎ、仁吉と神の庭、中途半端な幽霊。
自分一人の力でお金を稼ぐ、お見合いの手番など、成長した若だんなの姿。
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今回は縁組みの話が多かったなー。
14歳で結婚、母になる覚悟やら掃除、裁縫、料理が必須の花嫁修行だとか、江戸時代の文化を感じる。
でも相変わらず一太郎の色恋については進まない(笑)
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しゃばけシリーズ第十二弾、いろんな事が起きるけど、頼りになる兄やと可愛い妖たちと今回も事件を解決していく。そしてどんな時も優しい若だんな、そんな若だんなだから、妖たちも変わらず集まってくる。
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気軽さと読みやすさと安定感と、若だんな&鳴家の可愛さで、このシリーズを読んでるなぁという気がしてきている昨今。隙間時間に読むのにすごく良いんですよね……。
若だんなが商売に張り切る「跡取り三人」は、達成感を得て楽しそうな、いつもとは違う若だんなが見られて、何だか嬉しくなりました。
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若旦那、立派になってきた。病弱なのは仕方ないが、頭が切れて責任感がある。
稼ぎ較べ、お見合い同行、幽霊を助け…あの人ざ記憶喪失に。
ねねこ河童もまた登場。
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商家の跡取り3人のあきんど能力を見定めるー跡取り三人
こじれた三つの見合い話はまとまるか?ーこいさがし
幼馴染栄吉の奉公先の困った新入りたちーくたびれ砂糖
記憶を失った男はーみどりのたま
ゆうれいの仕事探しーたぶんねこ
どれもほほえましく若旦那は相変わらず虚弱だが優しく賢く兄やたちは過保護で妖たちは無邪気。
すてきなあやかしワールドでほっこりできますね。
疲れた時に最適な一冊。
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今回も楽しく読んだのだけど、安定した展開が良いのか、毎度斬新な展開が良いのか。新刊を読むたびに、すこーしずつ引っかかる物足りなさに頭を抱えてます。が、今回で長編時のような新しい刺激やミステリー感がある内容がもっと読みたい気が個人的にはしてきました。
五つの短編の中では、病弱でも一生懸命働こう、みんなの役に立とうと頑張る若だんなの姿が見える「跡取り三人」と栄吉との友情が見える「くたびれ砂糖」が良かったです。他3編のいつも通りの中のどこか若だんなの抱える不安や悩みを滲み出したかのような展開に、ほっこりしつつも切ない気持ちがちょっと残りました。