あらすじ
悪夢を食べる獏の場久がいなくなった。さらに、医師の火幻まで姿を消してしまう。二人は、悪夢の中にいるのだという。なんとか助け出そうと若だんなが夢に飛び込むと……そこは「五年後の江戸」につながっていた! おまけに長崎屋は信じられない事態に。若だんなは、お店の危機を救えるか!? そして若だんなを助けてくれた謎の女性の正体は? 時をかけるシリーズ第22弾は、待望の長編作品。(解説・待田堂子)
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久し振りの長編。
いつも通り面白く読んだが、ほっこりしたり癒やされる感じは控え目でやや重たいテーマだった。しかし、どんよりする重たさではなく、「若だんなは青年に成長したんだなぁ」と思える内容だった。
絶対的に頼れる仁吉と佐助の出番は少ないが、屏風のぞき、金次、おしろ、鈴彦姫、鳴家たちが頑張った。
Posted by ブクログ
悪夢を食べる獏の場久がいなくなった。さらに、医師の火幻まで姿を消してしまう。二人は、悪夢の中にいるのだという。なんとか助け出そうと若だんなが夢に飛び込むと・・・そこは「五年後の江戸」につながっていた!おまけに長崎屋は信じられない事態に。若だんなは、お店の危機を救えるか?そして若だんなを助けてくれた謎の女性の正体は?時をかけるシリーズ第22弾は、待望の長編作品。
久しぶりの長編で、とても読み応えがあった。
まさか「五年後の江戸」にいくとは。
いつも妖が関わるため不思議な話だけれど、今回は特に不思議満載だった。
Posted by ブクログ
毎年欠かさず購入してます。改めて最初から読み返すのも楽しそう。今は長崎屋に馴染んでいるけど、実は初期メンじゃない妖も結構多いよな。多様性の塊みたいな妖たちを見ていると、平等に手を差し伸べることができる一太郎が他のみんなにも影響を与えて、寛容なコミュニティをつくっていることがわかる。
Posted by ブクログ
日常生活が普通じゃないって
面白いのか面白くないのか
若だんなは妖しと居るのが日常?
だんだん人間離れしてません?
神にも仏にも覚えが目出度いって
普通じゃないよね
それが当たり前として普通に暮らしてる若だんなはやっぱりすごいのかな?
Posted by ブクログ
一太郎が5年後にワープして起きる騒動.なんとか元の5年前に戻るために妖と一緒に原因を探り元に戻る手段を探す話で久々の長編。河童の親分寧々子、利根川の坂東太郎なども一太郎には優しくしてくれ、川底から金を拾い贈ってくれるなど周りの妖が巧みに援助してくれるのは良いね。最後は原因の一つのいつまでと一緒に5年前に戻りハッピーエンド。ほんわかでいい出来です♪
Posted by ブクログ
久しぶりの長編。若だんなが5年後の江戸へタイムスリップ。戻れるだろうとは思っていても娘さんになったおりんちゃんに会ったりとはらはら。体が弱いのは変わらずも若だんなも随分と逞しく大人になったなと思わせてくれた。
Posted by ブクログ
何と長編でした。どうりで一区切りで寝ようと思いつつ区切りがこなくて寝るタイミングが掴めませんでした(笑)
寂しい・しんどい色んな思いがあるけれど終わりがわからないのは辛いですね。「いつまで」頑張れば「いつまで」待てばたくさんのいつまでを乗り越えて若だんな達は時を重ねていくんですね。
Posted by ブクログ
若だんなのいない5年間を埋める、若だんなが戻った5年間も賑やかで平和なんだろうな、とほのぼの思う。ぜひ、於りんちゃんとほのぼの過ごしていて欲しい。
今回は仁吉と佐助のツートップがあんまり若だんな最優先ではなかったのが新鮮というか物足りないというか・・・
その分、活躍する妖のすそ野が広がって、これはこれでよかったのではないかと思います。
Posted by ブクログ
長編ではあるけれど、いつもの感じ。
せっかく長編なんだから兄やたちをもっと活躍させてあげたら?と思うけれど、パワーバランスが保てないのでしょう。
Posted by ブクログ
孤者異の話しは面白かった。以津真天と違い立ち居振る舞いに冷たく鋭い風がまとわりついているようだった。以津真天は中二病だ。素直になれなかっただけだ。これから若だんなや妖達とうまく馴染めたらいいけどね。
Posted by ブクログ
久しぶりの長編は、若旦那がタイムスリップする話だった。
悪夢が5年後の未来に繋がった理由は、少し乱暴だが、神仏にも頼りにされる若旦那は、江戸下町の「影」の大物と認識されているんだね。
しかし、なんとか店の役に立ちたいという気持ちは、なかなか実を結ばない。つらいねぇ。
Posted by ブクログ
若だんなが5年後の江戸へタイムスリップ
このシリーズ久しぶりに読んだけど、若だんなの聡明さも周りの妖たちの甘やかしっぷりも記憶のままでよかった
Posted by ブクログ
2001年第13回日本ファンタジーノベル大賞受賞の「しゃばけ」 のシリーズ第24弾ぐらい?
2016年にはこのシリーズで第一回吉川英治文庫賞
コミック化アニメ化新潮特設サイトも準備されて
過去作品も登場する妖も確認できます
「小説新潮」連載中でなかなかの高待遇
全巻一巻完結で読めますけど
やはり第一巻「しゃばけ」は抑えておいた方が良いかなと思う
廻船問屋で薬屋の若旦那が主人公
病弱で妖達に大人気
確か母親が妖で人間とのミックスだったと思う
毎回いろんな事件を妖もと解決していくのだけど
今回は、“以津真天”という怪鳥が鍵となる
江戸時代の中でタイムスリップして未来で事件解決して どうにか帰宅
25年も登場妖を増やしながら
物語を創作し続けている著者を尊敬します
ファンも多いんでしょう