【感想・ネタバレ】白ゆき姫殺人事件のレビュー

あらすじ

化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。ひょんなことから事件の糸口を掴んだ週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。人々への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは行方不明になった被害者の同僚。ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方。匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。傑作長編ミステリー。

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ネタバレ

今までに無い本のあり方だと思う。
記者目線で話が進むだけあって、本の後ろ側にはSNSの様子と記事がまとめられてるから是非それも読みながら読み進めていって欲しい。
湊かなえさんならではの裏切りが最後に書かれてるけど、事件の真相は全部普通の文章ではなく記事から知るところも素敵

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2026年02月22日

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湊かなえさんの作品は、リバースとC線上のアリアを読んだ事あるものの、どちらも真ん中くらいで読む気力が湧いてこなくて断念した経験あり。
なのでちょっと苦手意識あったけど、今作は面白くて一気読みでした。

10年以上前の作品だけど古く感じない。掲示板の所が今だったらSNSかな。ドキュメンタリーっぽい構成演出も今ではよく見るけど当時は斬新だったのでは?

前半中盤が関係者へのインタビュー形式で、終盤が事件の関連資料。この情報出す順番が上手いなあと思いました。また最初から読み直したくなった。

しっかりとしたイヤミスですわ。読後は物凄く嫌な気持ちになったもん。人間不信になるよ。
解説も良かった。無自覚な悪意。ほんとそれ。無自覚な見下しも含まれてると思う。一見善意に見えるやつもタチ悪いわ。

読後感は最悪。でも面白かった。湊さんの作品初めて完走できて面白かったから、相性悪いわけではないんだな。他の作品も読んでみよう。

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2026年02月04日

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ネタバレ

雑誌の取材者が取材した形で話が進む。

誰が白ゆき姫を殺したのか。

大げさに盛られた話、真偽が曖昧な話が飛び交っており、それを取材が面白いところだけ切り抜く……

よくありそうな話だなと感じた。自分の事取材されたら周りの人、何て話すんだろう。人間の本性がでそうだな…自分自身が友達のこと取材されたら、面白かった事とか大げさに話しちゃいそうだから人のこと言えないか……

取材とsns・新聞記事を順番に見るという構成は他の本にはあまりなくて面白かった!

犯人が自分が予測していたのと違い、取材聞いて思い込んでしまうよう感じた。つまり、取材が間違えてもおかしくないなと。

でも、疑いをかけられた人ってどうなんだろう。本当に、みんな犯人違う人だって理解したのかな…最初の方しか追ってなくて、思い込みしそうな人たくさんいそう。それに、取材を通して気づいてしまった知り合いの本性で…悲しい気持ちになりそうだよね。

殺された人最初の方凄くいい人そうに書かれてたから本当に素晴らしい人であるだけだったのかと思ったけど、そうでもないのか……まあ、誰からも好かれる人いないよね……殺した方の気持ちも少し理解できるから心苦しい……



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2026年01月20日

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ネタバレ

読みたてホヤホヤの感想です。
直接的なネタバレになることは言わないけど、なんとなく反応でわかる人はわかっちゃいそうなのでネタバレってことにしておきます。

一言で伝えると...
まさか犯人あの人なの!?しかも動機それ!?
って感じです。

SNSの意見に左右されがちなこの時代、SNSの言葉がすべてじゃないと分かっていても信じてしまう。
情報の取捨選択や先入観について考えさせられました。

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2025年09月28日

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特に驚きのなく、じわじわとくる結末だった。
これが湊かなえか、と思ったり。
事件をめぐる様々な角度からの犯人像に惑わされたし、ほんとにすごく面白かった。事件を追う野次馬的存在として物語に引き込まれていた。

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2026年05月27日

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ミステリーの、物語より犯人探しが最優先される感じが個人的に好きになれないんだけど、この作品は犯人探しで殺人ネタを消費する世間そのものを切り取るようなお話で面白く読めた。資料編と見比べていくのも、下世話な野次馬気分で楽しい。
でも10年以上前の作品なので、ネット空間の言説がまだまともな印象。今ならもっと違った話になっているかも。

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2026年05月10日

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小説読んで、映画見た。映画の方がまだ主人公が救われてよかった。これを読んで人の一方的な悪口とか噂を当てにしてはいけないなと思った。どこかでその人の思考が入り混じって、事実ではない妄想話になる。この本は実際に見て感じたことを信じていきたい。

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2026年05月30日

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様々な登場人物の視点から事件を推理していくことができて面白かったです。
人間の弱い部分や多面性がリアルに描かれていて、没頭して読み進められました。

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2026年05月08日

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映画化された作品を避けてしまう謎の傾向があり避けていたが、読んでみたら面白かった。
同じ出来事を受けても、人によって見え方や捉え方は全然違うんだなと痛感した。
自分と同じ目線で相手も見ていることなんて全くないと言っていいくらいに違う。

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2026年04月06日

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ネタバレ

第5章を読んだ瞬間にパズルのピースがハマったような感じがした そういう事か‼️ってなってめっちゃ面白かった

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2026年04月05日

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とても美人なOLが惨殺された事件について、SNSと取材を巡り、沢山の証言をなぞりながら真相に迫っていく。

新しいのが、章が終わるごとに実際の参考記事や取材記事を参照しながら読み進められること。
答え合わせのように「もしかしてSNSのこの投稿は、〇〇さんなんじゃないか?」と確認していけるのが楽しい。体験型読書でもあると思う。

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2026年03月18日

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一言で言うと人間の怖さを描いた、現代の闇を描いた作品。構成も斬新で、どんどんこの世界観に引き込まれていく。いかにもありそうで、いつこうなっても不思議ではないと思ってしまう恐ろしさ。まさにイヤミス。でも面白かった。

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2026年02月19日

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ネタバレ

信用できない語り手のオンパレード。
あっちもこっちも嘘だったり記憶が曲がっているので何が何だか。さらにその証言の都合のいいところだけを使った週刊誌。完全にカオス。という状態を楽しめる内容でした。
城野さんの最後の証言も怪しいし、ブログも本人が書いたように見えるし…面白かった

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2026年01月28日

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久しぶりに読んだ湊かなえ作品。
やっぱり読みやすくて、抜群におもしろい。
読んでいる間、ページをめくる手が止まらなかった。

ひとつの殺人事件をめぐって、周囲の人たちがそれぞれの「私見」を語っていく。
ときには嘘も混じる。
でも本人たちは、嘘をついている自覚すらないのかもしれない。

事前にパラパラとページをめくったとき、後半にネット掲示板や週刊誌のような構成があるのが気になっていた。
もちろんそれも物語に深く関わってくる。
この作品を読むと、僕たちが日常的に触れているネットや週刊誌の情報が、どれほど曖昧で、いい加減なものかを考えさせられる。

同時に、自分自身も作中の登場人物のように、無意識のうちに話を盛ったり、私見で事実をねじ曲げたりしているのだろうな、とも思った。
少しでもそれを減らせるようにしたい。

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2026年01月24日

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ネタバレ

ただただ城野さんが可哀想だと思った
まだ犯人とは決まっていない段階で、勝手に犯人と決めつけて証拠なんてないのに過去の出来事を踏まえて城野さんが犯人だとペラペラ喋る人たち。
無実が証明されたとしても周りの人間1人も信じられなくなるよ、、。
それと一度ついた印象はそう覆らないんだと思ったし、現代のネット社会って怖いね。

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2026年01月19日

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ネタバレ

読みやすいのと続きが気になって、1日で読んだ。

人によって印象がこんなにも違うという事実に怖くなる。信頼していた友達にも勝手にバラされたり、悪気なく何かの拍子に崩れてしまう事もあるんだよね。何が本当かなんて分からないと肝に銘じておきたい。

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2026年01月16日

ネタバレ 購入済み

小説として面白かった

湊かなえの本は初めてだった。
この作品ミステリーとしては
謎解き等が弱いかもしれないが、
登場人物の心理やその動きが
面白い。

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2017年06月28日

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ネタバレ

容疑者について色んな視点で話されてて実際の容疑者の人物像が最後までわからなかったのが面白かった。犯人は予想外だった。みんなの証言が週刊誌にすごい形でまとめられてて、実際の証言と文脈が違ったりして違った形で本人に伝わってるのは可哀想だった

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2026年06月14日

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独特な構成の推理小説。
化粧品会社の美人社員が殺害され、記者が取材する関係者の話から事件真相に迫る。

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2026年06月06日

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読み終えたあと、しばらく窓の外を眺めていた。特別な景色があったわけではない。ただ、物語の中で何度も姿を変えた「真実」というものについて考えていたのだ。

この小説では、一人の女性の死を巡って多くの人が語る。けれど彼らが口にする言葉は、どこか少しずつ歪んでいる。悪意や嫉妬、思い込みや保身が混ざり合い、まるで曇った鏡を何枚も重ねたように、本当の姿が見えなくなっていく。

僕たちは普段、自分が見たものを真実だと思っている。でも実際には、自分の都合の良い物語を作り、その中で世界を理解しているのかもしれない。SNSが広がった現代では、その傾向はさらに強くなっているように思える。

湊かなえは、ミステリーという形を借りながら、人間の不安定な認識や集団心理の怖さを静かに描き出している。犯人探しの面白さよりも、「人は他人をどれだけ簡単に誤解するのか」という問いのほうが深く心に残った。

読み終えたあとに残るのは驚きではなく、少し冷たい余韻だ。そしてその余韻は、ふとした瞬間にもう一度こちらを振り返る。そんな小説だった。

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2026年06月02日

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どんでん返し系のミステリーだけど、ハラハラもせず
ラストに特段驚かなかったのが不思議でしょうがない
静かに取材で導かれていくかんじ
人の語り方によってストーリーは歪んでく
それにしても、善意がちっとも感じられない
最後の回収がおもしろかった

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2026年04月14日

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ネタバレ

美人OLが殺された。容疑者としてあがったのは被害者の同期の城野美姫。記者の赤星は事件の真相を暴こうと、事件関係者に取材をしていく。おもしろいと言えばおもしろいけれど、これは小説なのか?関係者への取材→容疑者の独白→参考資料。参考資料はTwitterのようなつぶやきや雑誌の記事、ブログ等々で、ここまで読んで初めて犯人の動機が見えてくる。犯人の動機くらいは文中で明かしてもよかったのでは。読めて良かったとは思うけれど、釈然としない。不思議な作品。

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2026年03月24日

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ネタバレ

同じ体験や出来事でも、自分の記憶の中にある過去と他人の記憶の中にある過去はそれぞれの思考や思い込みからさまざまな形へと分岐してしまう。それが噂として思わぬ形で広まり、事実を捻じ曲げてしまうかもしれない。悪気があるわけではないが自分を守るため、責められないために表現をかえ、度合を変え、意図せぬ方へと話は広まっていく。城野美姫は無実であったが、彼女の心の中の真っ白な白ゆき姫はさまざまな人間の供述により、消滅してしまったのだろう。

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2026年03月19日

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ネタバレ

湊かなえ作品
相変わらず他者から見えている姿と自分との差異を上手く話に取り入れている。事件自体は何故こんなに迷走した?という感じだが、湊かなえの真骨頂人間観察からの心理描写は楽しめた。

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2026年03月15日

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ネタバレ

犯人がこの人なんだ!!と驚いた。
聞いてる感じだと誰が犯人なのかも分からなかった為びっくりした。
人が人に対して抱いている感情は、本人にしか分からないのだと思った。口ではなんとでも言えるし、良いことを言っていたとしても本当は気になる点や嫌がっている点もあるかもしれないのだと思った。
人から聞く話は、結構盛られて話している事もあるんだと思ったので、どんな事実も自分の目で確かめてからではないと信じることが出来ないなと思った。
改めてSNSが普及してるこの時代で、真実の話を見極める力が必要だとすごく感じた。

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2026年02月18日

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ネタバレ


後味の良くない、イヤミスと呼ばれる作品で感想を遠慮していましたが、その後の作品で少し考えを改め、湊さんが好きになりかけています(^^♪

以前「告白」を買って読んだ。子供のことで復讐する話で、「本屋大賞」で山のように積んであった。
ところが読んでみると、夜回り先生が出てきたり、今時のニュースと、可哀相な出来事と、意外な復讐法が面白いけれど。舞台が学校で、その上生徒と教師じゃよくないでしょう。と深読みしてしまった。母性となると読者の親心をくすぐられるのだろうか、目の付け所はいいが。

 そんな事を思いながら、またこりもせず「白ゆき姫殺人事件」を読んだ。映画も小説も大歓迎されている様子だし、どれどれどんな本?という好奇心の虫が騒いだ。後味がよくないというので、これもイヤミスというらしい。それならそのつもりで。

 美人のOLが刺されたうえ焼き殺されると言う事件が起きた。勤め先が化粧品会社で「白ゆき」と言う石鹸がヒットして世間に知られていた。
それで「白ゆき姫殺人事件」ということで騒がれ始めた。 
被害者の美貌は社内でも目だっていて、製品のモデルに使えばよかったと囁かれるほどだった。
 新人は二年先輩がパートナーになって教育する、というシステムだった。
殺されたのは三木典子、パートナーは後輩の狩野理沙子だった。
彼女は典子の元で教育を受け、彼女は心身ともに美しい人だったと記者に言う。

フリーランサーの週刊誌記者が関係者に取材を始める。出身地の人たちの噂、社内のOLたちの話。同級生からも聞いて回る。

それをまとめたのだが、彼は事件を特集して低俗極まりないものする。
彼はネットサイトでも匿名性を利用して陰湿な書き込みやふざけた話をする。今風に根拠のないうわさを降りまく。

そのSNSの記事なども組み込まれている新しい形の作品だったが、何か雑然として読みづらく成功しているとは思えなかった。

美貌が罪になることは無い(ほとんど、と思う)、そうでないなら美しい人は生きていけない。
美しいに越したことは無いし、美しくなりたいと誰でも思う。でも美の基準はそれぞれで、化粧品会社が舞台なのがミソかな。

美貌談義はそっと心の中でするとして、それが事件の原因となればどうだろう。
美人について、同僚のOLたちは隠した本音が理性の陰からちょっと覗く。いやな話だった。

本性を包み隠そうとしてまた一枚醜い皮をかぶるというような生活の中では、常に隠しているので平穏だという部分がある(おとなの良識ともいう)。
ここでは改めて根源的な悪意の姿が見える。
隠れた悪意を抉り出すイヤミスか、なるほどと納得した。

読みやすい上に、時代性もある、人気の秘密も少しわかった気もした。

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2026年02月14日

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独白と参考資料によって話が進んでいき、誰が本当のことを言っているのか?推測に次ぐ推測、盛りに盛られ着地が全く想像できないが、とにかく気になる笑。ただ、ラストはなぁ…動機が弱くないかなぁ。

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2026年02月05日

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ネタバレ

思い込んでしまうことの怖さを思い知らされるミステリーです。犯人とされる人物の印象が証言をする人によって全く違っていて、本当の彼女はどんな人なのかが逆に気になりどんどん読み進めてしまいます。情報提供者達は非日常感に浮かれているだけで、事件の解決に向けた情報など何も伝えていないように思えました。でもそれは現実で何か事件が起きた時にニュースや週刊誌の記事で報道されたことを好き勝手に解釈してしまう我々に向けた、勝手にイメージを作り上げてしまうことの恐ろしさに対する皮肉なのかなと考えさせられました。

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2026年01月23日

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昔、読もうとしたけど上手く入り込めなくて挫折したけど今回はとても楽しめました。巻末?のSNSだったり新聞記事や雑誌記事を読みながら物語も読み進められて新感覚で面白かった。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

メディアや報道によって、事件がどんどん斜めにズレていくのを、ズラしている側が自覚がないまま話を進めていくという、人間の思い込みの曖昧さを上手く利用した作品です。
著者の作品は否応にも期待してしまいますが、少し期待しすぎてしまいました。
先入観無しに読めばもっと面白く読めたのに、著者の作品である故に、どこに捻りを加えてくるのかとか、どこ伏線を張っているのかとか、余計なことを考えながら読んでしまったのは、完全に自分の失敗です…

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画は未視聴。タイトルは聞いたことはあったので手に取ってみた。
犯人結局そこだったのか。という結末。
ずっとある人が容疑者扱いされて、その人が所謂SNSで取り沙汰されて...という話だが巻末にまさしく実際のチャットのやり取りが載っているのは臨場感あって読みやすかったです。読書しているのに映像を見ている感じで、サクサク読めました。
大どんでん返しみたいなのは無いけど、ネット上でどんどん話が勝手に作られていったりする怖さはとてもリアルに体感できました。

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2026年01月14日

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