【感想・ネタバレ】白ゆき姫殺人事件のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月17日

「事実は存在しない。存在するのは解釈だけ」という、最近何かで読んだ言葉がありますが、まさにそれの面白さ(恐ろしさも)を感じさせてくれる作品でした。
安定に一気読みでした。いや〜面白かったです。
1番最初の人が...という、しっかり伏線回収でしたね、さすがです。視点とか話し手とか書き方とかでこんなに同...続きを読むじ出来事が違うように伝わるのはやはり人間の情報交換って、言葉って面白い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月02日

やっぱり湊かなえ面白い〜!
ほぼ全ての内容がインタビュー形式で語られる構成が、誰も彼もが無責任に言いたい放題というか…
週刊誌に話を持ち込むような人は本当にこうなのかな〜
各章末には関連する資料(インタビュー結果の記事とか、SNSのやり取りとか)の参照先が載っているが、単行本の作り的にこれが最後にま...続きを読むとめられており、自分は読み飛ばしてしまっていた。
ここはちゃんと一緒に読んだ方が面白かっただろうに、少し後悔
各章末にそのまま挿入してくれてて良かったのではって気もする…
あくまでも大衆の悪意を描いた作品で、最後のネタバラシもさらっとしていたところも自分は好きだった

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月11日

【ミステリーというより社会派小説】
殺人事件についての証言を様々な人物に語らせるスタイル。真実ではなく証言ベースで語られるため、何が真相か掴めないまま最後の最後に謎解きがされる構造。予想を裏切られる結末自体も良かった。しかしそれ以上に人間が作りだす根拠のない噂話の恐ろしさ、ネット社会の怖さを強く訴え...続きを読むる内容に感心した。

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Posted by ブクログ 2023年10月02日

日の出化粧品の会社員である三木典子が、しぐれ谷で殺された。フリーの週刊誌記者である赤星が関係者へ聞き込みしていく中で、城野美姫の存在が浮かび上がっていく。

関係者の私見や、週刊誌による拡大解釈により、本物とはかけ離れた城野像が描かれていくお話。

マンマローや週刊誌記事を別紙として用意されており、...続きを読むお話の要所要所で別紙を読むことで、メディアと現実のお話がお互いに作用し合っている様子を楽しめた。

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ネタバレ購入済み

小説として面白かった

2017年06月28日

湊かなえの本は初めてだった。
この作品ミステリーとしては
謎解き等が弱いかもしれないが、
登場人物の心理やその動きが
面白い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月08日

湊かなえさん、なかなか機会がなく今まで読んだことなかったけど、初めて読んでみました。

ただの会話なのに序盤からずっと人間の嫌なところを煮詰めたかのような空気感。
とにかくイヤ〜な感じ。

犯人はなんとなく想像できたけど、理由はそんなことで?という感じ。でも、実際の事件でそんな風に些細なきっかけで起...続きを読むこるよね。
ある意味これがリアルなのかも。

人の善意に隠れた悪意、正義の名を語った悪意が気持ち悪い。
美姫は、これからどうやって生きて行くんだろう。
せめてダイアナとの仲だけは元に戻ってほしいな。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

色々な人の証言によって人物像を把握していく過程が面白かった
みんな主観で話すのでどこまでが本当の話で信用していい証言なのか
こういう人だと勝手に決めつけるのは良くないと考えさせられる作品

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月08日

誰が真実を言っているのか最後までわからないところが面白かった。
ほんとに城野美姫を思っている人は真実を言うけど、自己防衛をしている人は話を盛っており、人間の醜いところが表現されている。
週刊太陽に垂れ込んだ美紗子が犯人だとは思わず、
美姫を犯人に仕立てる話術や作戦に騙されていた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月28日

めっちゃ最後らへんまで犯人が分からんかった。
視点が変わるごとに言い分が変わって、
人の印象って誰かから聞いた一面だけで
受け取ったらあかんなと思った。
三木典子は、普通に近づきたくないタイプの人やなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月23日

関係者の証言と巻末資料のみという面白い構成。
意外な犯人だった。人間のダークな面が浮き彫りにされている。

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