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Posted by ブクログ
「星くずの殺人」の続編。
最後に宇宙から歌の生配信を行った真田周は、そのせいでネット炎上していた。高校に通う道にも、アンチが生配信で張り込んでいるくらい。生活にも困るくらいだった。
周は生配信によって、行方不明になっている瞳子ちゃんと連絡をとりたかったのだが、その連絡は全然なく、ある日コメント欄に「金閣が燃える」と書き込まれ、実際に焼け落ちた。次は銀閣寺の予告が行われて、やはり焼けてしまう。
周のコメント欄に書き込んだ男は捕まったが、その後次々と重要文化財や国宝が燃やされ、どうやらこの男は実行犯ではない。瞳子ちゃんのお父さんは京都タワーで焼死した。瞳子ちゃんはなにか関わっているのか?
Posted by ブクログ
前作の『星くずの殺人』から帰ってきた女子高生にスポットを当てたストーリー。今回は金閣寺を皮切りに京都が大大大炎上し、周(あまね)がその事件を追いかけていく。
本作のスポットライト…テーマも重めだった。
マイノリティを叩くマジョリティという構図。マジョリティはマイノリティを助けるべきだという構図。マイノリティはマジョリティに迷惑をかけないようにすべきだという構図。
この世界は多数派に合わせて成り立っている。
読んでいて、痛いほど感情移入ができたし、有数の観光地でもある京都が炎上する場面は応仁の乱さながらだった。
次回作が出るとしたら周が大学生になった後になるのかな?楽しみ!
Posted by ブクログ
星くずの殺人の続編。
周がお気に入りキャラだったので、彼女が主人公ということでワクワクして読んだ。
今度は宇宙ではなく、京都が舞台。宇宙からの帰還の際の周のピアノ演奏生配信が、被害者が出ているのに不謹慎だなどで炎上してしまう。そしてその映像のコメント欄に「金閣寺を燃やす」というコメントが寄せられ、実際に炎上する。そこからは次々に京都の名所が燃えていく。
ネット上での炎上と放火事件、京都タワーが蝋燭に見立てられている点からタイトルがとてもしっくりくるし、かっこいい。表紙の絵も素敵。
ミステリー部分は前作より弱い気もするけど、加害者家族や差別、中傷などテーマは重い。
京都が舞台なので方言もがっつり、関西ネタもたっぷりで個人的には楽しく読んだ。
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小説・文芸
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