【感想・ネタバレ】人間のレビュー

あらすじ

又吉直樹の初長編小説にして、『火花』『劇場』に続く第3弾小説が1万字を超える加筆を行い待望の文庫化!

38歳の誕生日に一通のメールが届いた。
呼び起こされる痛恨の記憶と目前に立ち上がるあの日々の続き。

漫画家を目指し上京した永山が住んだ、美術系の学生が集う共同住宅・通称「ハウス」。
飯島、田村、仲野、めぐみ、奥……同居人たちとの生活の中で降ってわいた希望と、
すべてを打ち砕いたある騒動。そして「おまえは絶対になにも成し遂げられない」という仲野の予言。

神様はなんで才能に見合った夢しか持てへんように設定してくれんかったんやろ。
それかゴミみたいな扱い受けても傷つかん精神力をくれたらよかったのに。

何者かになろうとあがいた青春と何者にもなれなかった現在、
上京以降の20年の末に永山に辿り着いた境地は? そして「人間」とは?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公、いまのわたしと同い年の設定なのか、と積読から引っ張り出した。

読んでてだるい部分もひっくるめて、語りの力が物語を凌駕した。中高生のときのわたしに読んでみてと勧めたい。そのころ登場人物たちや又吉と同じく「人間失格」をお守りにしたように、「人間」をもお守りにしたかもしれない。言いたいことが思うように伝わらず腹が立つことがあっては夜な夜なページを開いて、影島の言葉を自分のものにしていったかもしれない。生きづらさを抱える人が、生きることに真正面から向き合って書いた小説が、おもしろくないわけないじゃん。わたしは永山にも影島にもシンパシーを感じながら読んだ。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

自分の中心で信じていたことが壊れる。自分の見る景色の真偽がわからなくなる。何を信じればいいかわからなくても、社会で生きていかなくてはならない。思い出は薄れる。記憶は曖昧な過去だし、それを乗り越えて今は上手に生きられるようになったと思い込むこともできる。それを大人になったと表現することもできる。
本当のものを見ている人なんて本当は一人もいなくて、みんなが見たいものを見ている。みんなが不安を抱えている。各々の見ているものが違うなんて怖い。みんなと同じものを見て同じ感情を抱くことに安心する。それが真実で正義なのだと思い込む。そうやって組まれた輪は潔癖症で、異端は悪だと、悪は懲らしめなきゃと、信念を共有する連帯が生まれる。自分たちが信じる正義が壊されるのが怖いから。自分の見る景色が本当のものではないことに気づきたくないから。自分の中心を失って狂いたくないから。
何者かになろうとする。社会のなかで自分が上手く生きられている証拠として、社会のなかの自分の位置付けを規定しようとする。何者かになることで、弱い自分を支える後ろ盾を得て安心したい。
本当はみんなどこかで気づいているのだと思う。自分は何者でもなく、みんなの見ている景色はそれぞれ違い、自分が中心に抱えて信じているものはいつ崩れ去るかわからない。弱い自分が、不安に潰されながら立ち続けるために、大きなものに縋っている。
でも、自分の見る景色だって嘘ではない。自分にとっては自分の見る景色が全てだ。それが自分にとっては真実だと言ってもいい。そして、その真実を、みんながそれぞれの真実を持っていることに気づく。
何かを信じることは美しい。その何かを他者と共有できることは幸せなことだ。一方で、異なる何かを信じる他者を認めること、そして他者から自分の信じる何かを認められることはもっと美しい。同じ信念を共有し、異なる信念を認め合う。そうすることで、人は本当は弱いままで立てるのだと思う。まずは自分を認めたい。自分が何を信じているか、何を信じたいか、何を見ていて何を見ていないか、何を恐れているか、何を見ることができるか、できないか。探しながら、少しずつでも見つけながら、綺麗な景色を見つめながら、弱いまま胸を張って生きていたい。社会がすごい大きさで迫ってきて怖気付いたとしても、自分の見てきた綺麗な景色が走馬灯みたいに流れるおめでたい頭でいたい。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

『劇場』は腹の中を曝け出すような覇気を擁しながらもフィクションとして楽しめる小説であった。
この『人間』はそうしたエンタメ性を第一章にだけ託し、あとはほとんど又吉直樹の独白と化している。それが笑えるし面白い。
芸術、文化、人間があるべき方向に進むために必死になって闘い、見たくないけど見たいものをたくさん見て興奮し、絶望し、疲弊する。
ナカノタイチのコラムに対して(読んでられねえな…)と溜息をついていたら「そこまで読んで一息吐いた。」と続いており、まんまと掌の上で踊らされていたことに笑ってしまった。気持ちを揺さぶるのが本当に上手い。
どうやって結ぶのかと思っていたら、霊的なものも使ってねじ伏せられてしまった。彼らしい善、若しくは陽の表現が好きだ。

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2024年06月05日

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ネタバレ

タイトルに相応しい、生々しく強烈な内容だった。
主人公永山は過剰な自意識やトラウマにがんじからめにされながらも、現実と向き合い過去と折り合いをつけていく。


やはり作者が生み出すキャラクターはとても魅力的だ。
永山みたいに、人間くさくて不器用で自意識に苛まれてたり、純粋無垢な霞の様な人もいる。
野みたいな浅薄な人もいれば、影山みたいに物事を必要以上に考えすぎる人。
内面描写も素晴らしくどんどん作品に引き込まれていった。

妄想癖があると疑われる程主観が強く、事象に対する認識が周りとズレている永山。
その周りとの認識のズレが永山の魅力でもあり、今作を面白くしている大きな要因なんだろう。






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2024年04月25日

Posted by ブクログ

又吉直樹というひとのイメージを良い意味で覆される。
人間の嫌な部分、弱い部分をこんなにも文筆で表せるのかと、文芸の力に驚いた。
人を裏切ることが相手の精神に与える苦痛を知れた。

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2023年11月19日

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4章構成。1章の途中からかなり作品に引き込まれていった。
それぞれの章に意味があって、4章は特に良かったように思う。
作品全体の雰囲気とポロポロと溢れる面白さが本当に好き。

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2023年10月03日

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途中まですごく重い話だとおもったけれど、なんとなくこの作品は太宰治の「人間失格」のアントニムなのかもしれない、と全部読んでおもった。

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2023年09月12日

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ネタバレ

よかったなーー
身内のサブカル集団みたいな話で終わるのかと思ったら最後は故郷とか色んな世代の人がでてきて、人間そのものの話に段々ズームアウトされていく構成が素晴らしかったです、、

「僕達のことを少し変わった感性の持ち主だということにしたのかもしれない。角度が変われば色が変わる蝶の存在は受け入れることができる人なのに。」

この話の主題の一つである多様性の概念への警鐘を鳴らす上手い文章だとおもって心を動かされました。

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2023年08月22日

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自分が心の奥底に抱えてるものを言葉にして、代わりに吐露してくれたような気持ち良さがある一方で、まるで自分自身に向けて言われているかのようなセリフがいくつもあり、その度に心がぐっと締め付けられた。人間を「やる」どころか、人間を「演じる」に留まっている自分が情けなく思えた。

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2023年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まずは圧倒的な思考の量とその表現力に圧倒された。
話題としても各章でバラエティに富んでいたが、どれも共感できる部分があり、物語に入り込んでしまった。

結局言いたかったことは、表現には苦しみと矛盾がつきまとうこと、人間のあたたかさだったのかなと思った。

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2025年10月21日

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なんか、考えさせられる又吉の小説だった
読んでて又吉本人の事?!?と考えてしまった、、太宰治は読んだ事ないのに、太宰っぽいとも感じてしまった、、
人って、当たり前だけど色んな考えや思いがあるんだなと思う、、最後まで自分というものをもっている事は私はいい事だと思う。ズキズキしたけど暖かい気持ちにもなり本当に読んで良かったと思った。

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2025年10月28日

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『劇場』で又吉にくらいすぎて、そのまま本作
450ページくらいだけど、気持ち700ページくらいだった
重いのよ
思考がどんどん深く深くで、気ぃ抜いたら置いてかれる感じだった
あと作中で相容れない2種類の人間がケンカみたいなんしてるけど、片方はまあ自分の投影だからokとして、逆サイドの人格をあんなに立体的に作れるのすごすぎて意味不明やった

物語自体も楽しく読ませてもらったけど、やっぱ又吉という存在に興味が止まらない
俯瞰してる自分を俯瞰してみてる自分をさらに俯瞰してみてる。世界のレイヤーどうなってんねん

このまま東京百景とか読みたいけど最近又吉一色で影響されてキャラトレースしがちだから一旦離れます

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2025年10月21日

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主人公の僕も影島も仲野も、どれもが又吉の念を持った人物であり、3人を通して又吉自身の日々考えているだろう事が詰まっていた内容だった。

最後には父というぶっとんだ人間性に全てをもっていかれた感があり、これにも実話が含まれていたら面白いと思った。

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

いよいよ又吉さんの中身を全部ぶちまけてきたな。みたいな感じでした!
影島とバーで話す場面が好き。
カスミはなんなのかよくわからなかった。
めぐみが嫌いだった。自分と同じ名前だから読むのがキツかったー!こんな不快な情事の場面初めて読んだかもしれん。あと、前作の沙希ちゃんでも思ったけど又吉さん作品に出てくる女ってなんかちょっと抜けてて馬鹿っぽいのはなんででしょう?
長文が多いので、ところどころ簡単に読み飛ばしてしまいました。作者への冒涜になるのでもう一度細かく復習しようと思います。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

又吉の小説をはじめて読んだ。影山という芸人のブログを主人公が読むあたりからだんだんと又吉の思索を登場人物を通して読んでいるようで、面白かった。カスミも影山も、主人公あるいは又吉の思考を反映する鏡なのだろうと思いながら読み進めていると、最終章で主人公が沖縄に帰省するくだりで突然リアルな手触りになる。地域の伝統や人との関わり、血の繋がりを実感することで、地に足が着いたのかもしれない。その実感は沖縄から出ればまた失われてしまうかもしれないが、さて。

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2024年10月10日

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厚い本で読みきれるか不安だったが、そこはさすが又吉先生。集中して読み切ってしまった。とてもリアルな「人間」の様が描かれている。ノンフィクションかもしれないなぁ。彼女の三河弁?がちょっと変で気になってしまった笑

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

構成が良かった。
永山の生きづらそうな青年期が1章から3章まで書かれ、最後の4章には永山の全てを受け入れてくれる両親と沖縄の景色が描かれていていた。
永山の「ミチ」という名前は影島道生のミチと何かしらの関連がある?と思ってしまった。
影島とナカノタイチのやりとりはハラハラするけど、私はどちらの意見もなんかわかるなって思いながら読んだ。第三者だから冷静に見てられるけど、当事者だったらこんなことも言いたくなっちゃうだろうなと思った。

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2023年11月26日

Posted by ブクログ

「人間」という永遠のテーマにも感じられるこのタイトルの中で作者は何を語るのかとても気になっていたが、表現や考えの違いで世間に評価されたり、批判、揶揄されたり。その時の世間の流れであったり風潮に左右されるこの現実にどこか親近感が湧きもどかしさを感じた。

271Pでもカスミの言葉で
私なんて誰でもない。額みたいなやつ。自分に意味なんてない。自分ではない誰かでいたい。自分らしくとか、自分として強制されたくない。
この言葉が読後1番心に残っていた。
普段は気配りしたり自分を隠して何者かを演じてる自分を少し肯定してくれている様な気持ちになった。同じ気持ちを感じる方もいるのはないでしょうか。はたして人間とは、、

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2023年09月18日

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又吉さんの文章、非常に私の肌に合っているようで水を飲むかのように読み切りました。葛藤していく様がおもしろかった。他の作品もそうですが又吉さんの作品は会話が面白くて好きです

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2023年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美術を志す若者たちの思い出から始まったのに、最終章はまったく別の物語を読んでいるような気分になった。主人公は思ったことを意外とハッキリ言うので時には辛辣でヒヤリとするものがあるし、仲間たちの間で傷付いていく様子にはこちらも痛みを感じて苦しかった。
長い人生のなかで変化していくものと変わらないもの、どちらもあると思うけれど、あのときの永山と今のミチは違う。成長というのもどこかまた違って、自分自身を痛めつけるのをやめてケアしているように見えた。
ケアで言うならば、影島との会話もかなりお互いをケアし合っていると思った。このふたりならば訳のわからない会話も成立する。ひとりの人格がふたつに分かれたような登場人物だなと思った。内省する心の声の硬さに比べて、こういった会話文はやわらかくて印象は良かった。
なんとなく、最後の心穏やかなミチを見せるためにこれまでの孤独な物語があったんだというような気がした。元の生活に戻ればまた始めから繰り返されるだけかもしれないけれど、その繰り返しこそが人生なのだろうし、人間みんながそれぞれの物語を背負って生きているイメージが湧いてきた。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

又吉が好きで。
永山、奥(影島)はどちらも又吉だった。
めぐみは劇場で出てくる女の子と似ている。
ハウスでの描写は気持ち悪すぎて、ここまで気持ち悪いものが書けることが又吉の凄さ。

影島の記者会見のところがわたし的にはこの本のピーク。
時間が経ったらもう一度読んで噛み砕きたい。

そうだ、人間失格を読んだことないから読まないといけないと思った。
わたしが尊敬している高校の先生も大好きな太宰治


良く、渦の百の三を見ているので、後半の人間部分は又吉が良く話していることで聞いたことのあることが書いてあった。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやはや、文学的感。
又吉さんの頭の中を見ているようで。

こういう、ごちゃごちゃした想いは僕の中にもあって、それをこうして文章に表せば、文学作品になるんだなと。

途中のブログのところなんかは、想いを全て文章にした感じがあり、こうして書きたい気持ちも凄く分かってしまう。
僕の中での想いは。いつも頭の中でぐちゃぐちゃしていて、それを整理しようと言葉少なにしようと思いがちだけれど、ブログ部分は、それを全て言葉にしている感じ。
きっと、それを作品としてできるのが凄いんだよな。
生き方考え方を作品にしてみたい。

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

又吉さんの作品大好きです。
だけどこの作品は本当に読みづらかったというか、読み進められなかった、、、、。
スラスラ読める本がいい本とは限らないんだけど、、、。
又吉さんだから、読みきれました。

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

又吉直樹の「火花」を読んで、その次に買った本。

ハウスという芸術を志した若者たちが住む共同住宅での事件が綴られる。

若者が持つ「何者かになりたい」という内面描写これでもかというほど書かれている。
これが純文学というものか。

1章目のハウスで起こる事件は、恋人に関する物語であるが中々読み進めるのが億劫だった。
ハウスに出てくる登場人物のクセが強すぎて、一歩引いてしまうかもしれない。

最終章は家族愛について考えさせられた。
自分が何者かになる必要ってないのかもしれない。

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2024年12月25日

Posted by ブクログ

良く分からないけど面白かった。
どこがどう良かったのか、バーで影島と語り合うシーンは好きだったけれど、具体的に何を話していてどう思ったかとか良く覚えていない。抽象的な話をそれっぽく連ねているだけだったような気がする。

そういう一見無駄な時間が永山や影島にとっては大切で、作者にとっても大切なことなのかもなぁ、と思う。
その無駄な時間を積み重ねていくのが人間だよね、ってことかな。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ジャケ買いしましたが、個人的にはあまり面白いと思えませんでした。しかし、内地から沖縄に帰ってきた人間として、生きるとは何か、人の温かさや家族、親戚に囲まれて生きる事の意味を訴えかけているように感じました。

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

前半はすごく読んでいて苦しかった。自意識に囚われている主人公と自分に重なる部分があったからかもしれない。きっと主人公は著者自身で、影島道生は著者の胸のうちをさらけ出せる登場人物だったのだと思った。
人間というと簡単だけど、ひとりひとりをクローズアップするとそこにあるのはその人自身で、人間として共通のものはないのかもしれない。自分の拙さに苛まれ自意識が過剰になることもあるが、これからはそんなところも自分という人間らしさなんだと受け入れられるようになる気がした。

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2023年12月06日

Posted by ブクログ

 人間が拙い人たちのお話。正直少し分かり難かった。何者かたらんとする若者の自意識と、不器用ながらも自意識と折り合いを付けつつ生活をやり過ごす嘗ての若者たち。

 お笑い芸人・又吉直樹の手に為る作品として読むことを前提としていると思う。そうでなければ多分よく分からない。一部の登場人物は又吉の半身とも読める。或る種の自伝的作品とも言えるか。勿論多かれ少なかれ騙りは含まれるのだろうし、彼一流の破綻も忍ばせてあることだろう。

 作者とテキストを切り離して読むことの是非によって評価の分かれる作品かも。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

「火花」「劇場」は読んだことがあったけどこれが1番読みにくくて読後感も暗く感じました。

読みにくさは主人公 永山の視点で語られることによる独りよがり感。特に誰に伝えるわけでもない永山の心の動きが訥々と続きます。読みにくいといえば読みにくいのだけど、人間の個人の胸のうちとはこういうものだよなと思いました。

「人間」というタイトルだけあって凄く人間臭くて本を投げ出したくなるところも所々ありました。作者が自己や生きることと対峙したうえでうまれた作品なのだと言うことをひしひし感じました。

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分はまわりとは違う、他の人よりも優れているとまわりを見下しながら生きるも、自身は何も成し遂げることができないよくいるサブカル大学生のような主人公の人柄を、巧みな例えを用いながら表現していて面白かった。あの批判記事が実際に存在することに驚いた。小説の中でそれに対して反論しており、テレビやyoutubeで見るときの知的で優しそうな又吉さんと違い、腹黒い部分も垣間見えた。最後の田舎のパートだけよくわからなかった。

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2023年09月17日

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