あらすじ
猟区管理官ジョー・ピケットは、隣の地区の猟区管理官から、ドローンがミュールジカの群れを追い立てている件で協力を要請される。ドローンを使う狩猟は違法だ。情報を集めていくうちに、ドローンの所有者が2年前に東部から来た男で、ジョーの三女ルーシーのボーイフレンドの父親らしいとわかるが、なぜか捜査にFBIが絡んでくる。一方、鷹匠のネイトは、アリゾナ州ナンバーの車に乗ったガン・ケースを持つ男女を目撃し、不穏な予感を抱くが……。ジョー・ピケットVS.冷酷非情な暗殺者チーム! 大人気冒険サスペンス・シリーズ待望の最新作。/解説=吉野仁
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Posted by ブクログ
ジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十八弾。
前作で猟区管理官をクビになったジョーだったが、
ルーロン元州知事の暗躍(?)のお蔭で無事復職していた。
新しい家に車、昇給、そして元のバッジナンバーを取り戻して。
(今回はそこらへんの話になるかと思っていたが、
箇条書きで終わっていた)
今回は、
ドローンがミュールジカをいたずらに追いまわしているのを、
隣の猟区管理官が発見するところからはじまる。
ドローンが逃げ帰ったのはジョーの管区で、
協力を求められたジョーと
同じドローンに腹を立てていたネイトが協力して、
ネイトの鷹がドローンを叩き落す。
犯人はルーシーのボーイフレンドの父親と判るが、
なぜか自分は逮捕されないと高をくくっており、
FBIが乗り込んでくる。
そして、狼の群れという二つ名の暗殺集団も。
ドローンの犯人が証人保護プログの保護下にいる元犯罪者で、
「狼の群れ」のターゲットあることは予想がついたので、
意外な展開ではなかったが、
事件の発端となった猟区管理官、リード保安官、ダルシー群検事長が狙撃されたのは
ショックだった。
ネイトがテーブルの上にワイングラスの数が足りないことから、
ジョーにリブの妊娠を気づかせようとしたのに、
全く気がつかないのがジョーらしかった。
だが、常にボイスレコーダーを携帯して会話を録音するとは、
いろいろやられてジョーも賢くなった。
三女のルーシーが高校を卒業して家を出て行くのもさびしかったが、
ネイトがリブが結婚し子供が産まれるとは、
時の流れを感じた。
Posted by ブクログ
2025年の47冊目、今年の最後を飾るのは、C・J・ボックスの「群狼」です。今年2回目のジョー・ピケットのシリーズです。
ストップモーションのように映像が浮かぶクライマックスの銃撃シーンの描写は、さながら現代の西部劇の決闘シーンを見ているようで有ります。流石だと思います。シリーズのスクラップ&ビルドと仰っている方がいましたが、正にその通りです。シリーズに激風を吹き込んでいます。
いくつかの出来事が結び合いながら、1つの真実に辿り着く様子が、サスペンスフルに描かかれて行きます。
ここ数作品の中では、1番ではないでしょうか。
ドローンという最新の物も取り上げつつ、正義と人情で動く、ジョーとネイトの2人に心が熱くなると思います。
☆4.6
Posted by ブクログ
シリーズものは
ひとによって
手応えが違うかと思いますが
私はこの作品は大拍手!
それにしても
毎年一作と
コンスタントに書き続けておられるようで
これからも追っていきたいと思います。