あらすじ
1988年北海道千歳市。クリスマスイブの夜、十三歳の浅葉悟は、父の机から「血のついたコート」を発見する。テレビは白いワゴン車が絡む女児殺害事件を報じ、警察は町を巡回していた。父の乗る車もまた白いワゴンだったのだ。平穏な日常を守るために、悟は少し離れた林に行き、「血のついたコート」を焼くのだが、その一部始終をクラスメイトの見船美和に見られてしまう。見船は悟に「私といっしょに、犯人をさがしませんか?」と意外な提案を持ちかけるのだった。
乙一氏絶賛――目隠しをされて夜のドライブに連れ出されたような緊張感と暴力。なんて心を抉ってくる小説なんだ。胸が引き裂かれた後、食い散らされるような読書体験だった。
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Posted by ブクログ
とても考えさせられたミステリー小説でした!
次から次へと事件の怪しい人物が出てくる中、セリフであったり出来事を細かく推理して楽しめる作品でした。
家族とはなにか、各家庭を覗き壊れていく姿がゾクっとしました。
Posted by ブクログ
なんだか不思議な雰囲気の小説だった。
どこかB級ホラー映画のようでもあった。
結果、真犯人があいつなのが1番救いのない真実。
弟が可哀想だったな。
Posted by ブクログ
どうだろう…星を付けるのに戸惑う小説だった。
中学生の恋物語の様相から一変して、ジェノサイドの章からはイヤミス大全開の暴れぶりに、嫌な気分になりながらも読み進めてしまう魅力?があった。
小説だからこんな世界を描いても良いとは思うのだが、反発する気持ちもありながらも⭐️5つにしてしまった。
常識に抗う物語は嫌いではない。
Posted by ブクログ
ちょっとびっくりした。まさかこんな本だとは。
・キャラクターが濃い(みんなおかしい)
・色々とギリギリ。
苦手な方は、どうにも無理だと思う。
でも自分はけっこう楽しんでしまった。
そこはかとなく初期の白井智之さんのような雰囲気。読後感はB級ホラー映画を見たときに近い。
Posted by ブクログ
ずっと不気味な雰囲気が淡々と続いている感覚。
登場人物は皆、どこかが少しずつ狂っている。それが重なってしまうと起きる最悪な結末。
だが、読みやすさはあり、読後感が悪いわけでもなく、個人的に好きな作風だった。