【感想・ネタバレ】新訳 動物農場のレビュー

あらすじ

人間に搾取される家畜たちが反乱を起こし、理想社会を目指すも、やがて独裁政治へと変貌する――。人間の欲望と権力闘争を風刺し、全体主義の恐怖を描いた、『1984』に並ぶオーウェルの代表作。

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Posted by ブクログ

ソヴィエト(スターリン)風刺・批判
権力と腐敗を描く
変化の無い搾取の構造

独裁者の成功
「平等」から「特権」へ
ルールの改竄

ラストシーン
テヘラン会談がモデル→冷戦の暗示
♠1→“イカサマ”の象徴、切り札
「人間と豚の区別がつかなくなる」

歴史のメタファー
メイジャーじいさん→マルクス
ポレオン→スターリン
スノーボール→トロツキー
スクウィーラー→モロトフ
モリー→ブルジョワ階級の代表者
ボクサー→労働者階級の代表者

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

本編はもちろん傑作であるが、
「出版の自由」というオーウェルによる序文案が今日の日本社会への警鐘として特に重要と考える。この序文案のオリジナル原稿は1972年に発見されたもので、「タイムズ文芸付録」(Times Literary Supplement)として、1972年9月15日に初掲載された。オーウェルがこの序文案を書いたのは1945年頃ではないかと思う。

本編の「動物農場」は一応ソ連の共産党体制を批判したものと言われている、しかしソ連が崩壊した後もロシアは変わっていない。そして問題はロシアではなく、英国そして日本においても共産主義独裁体制への「忖度」であるということである。「動物農園」はなかなか刊行されなかった。民主主義国家であるはずの英国の体制は戦争中から「共産党独裁制への批判すること」は「不適切」であるとして押しつぶし続けてきたし、冷戦が終わった今でもやはり続いている。日本においてもやはり、ロシア・中国の軍拡を批判することは「不適切」であるというのが、マスコミの変わらぬ態度である。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

権利と腐敗を風刺した寓話小説。
このお話の中の豚(ナポレオン)は現実でいうヒトラーやスターリン、毛沢東といった独裁者にあたる。
豚や犬以外の動物は国民にあたり、権力者によって一種の洗脳のようにして独裁国家が作り上げられていく。

日々の暮らしの中で適材適所で、それぞれの人がその人に合った仕事をして国をつくることが求められるが我々国民が政治について無知というのはどれだけ怖いことなのかを理解するべきだと思う。
税金の上がる下がるばかりに目が向けられ、どこにどれだけ使われるかなどかに目を向けない。SNSの誤情報、人の言葉に左右されうわべだけで判断を下す。このような愚行をせず、批判的な姿勢でものごとをみる重要性が与えられる。

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2025年12月11日

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