あらすじ
もうすぐ50歳。もう一つの人生を回収しようと一大決心してみたけれど…
後ろ向きに考え抜いたその先には、
人生後半戦を明るく照らす
私の「ガンダーラ」があるはずだ!
コロナ禍の変化、更年期のとまどい、そして老後の話……
話題沸騰の「留学の話」を含む、書き下ろしエッセイ集。
40代になって仕事がゆる~りと減り始め、一大決心してレギュラー番組に休みをもらい、大好きな部屋を引き払って留学する予定だった2020年4月。しかし、緊急事態宣言が発出されて、留学を断念、家なき子の仕事なき子になってしまって……。
「東京に行けばすべてが叶う」と妄信して上京した18歳の時と同じような気持ちで決めた、50歳目前の新しい挑戦=留学。今年の夏にカナダ留学にリトライしよう、という新しい目標を決めて、留学するまでのことを23本のエッセイに。
40代最後の年の決意、コロナ禍に妹の家で過ごした居候生活、「イーーーーーーー!!!」となるくらい大好きな手芸のこと、更年期を迎えようとしている心と体の変化、なぜカナダだったのか、来年30周年のコンビのこと……。同世代にとって、そしてちょっと生き辛さを感じているさまざまな世代の人たちがクスっと笑えて、「あなたもですか」と共感しつつ元気をもらえるエッセイ集です。
単行本 2021年5月 文藝春秋刊
文庫版 2025年1月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いろいろ悩んでる時に読んだので
感情がシンクロして号泣しました。
マイナスの感情を包み隠さず言葉にして
くださったこと、またそんな著者が
今はカナダで自分らしく生き生き生活
されていること、私にとっては一筋の
希望をいただけた一冊です。
Posted by ブクログ
後ろ向きに考え抜いたその先には、
人生後半戦を明るく照らす
私の「ガンダーラ」があるはずだ!
コロナ禍の変化、更年期のとまどい、そして老後の話……
話題沸騰の「留学の話」を含む、書き下ろしエッセイ集。
40代になって仕事がゆる~りと減り始め、一大決心してレギュラー番組に休みをもらい、大好きな部屋を引き払って留学する予定だった2020年4月。しかし、緊急事態宣言が発出されて、留学を断念、家なき子の仕事なき子になってしまって……。
「東京に行けばすべてが叶う」と妄信して上京した18歳の時と同じような気持ちで決めた、50歳目前の新しい挑戦=留学。今年の夏にカナダ留学にリトライしよう、という新しい目標を決めて、留学するまでのことを23本のエッセイに。
40代最後の年の決意、コロナ禍に妹の家で過ごした居候生活、「イーーーーーーー!!!」となるくらい大好きな手芸のこと、更年期を迎えようとしている心と体の変化、なぜカナダだったのか、来年30周年のコンビのこと……。同世代にとって、そしてちょっと生き辛さを感じているさまざまな世代の人たちがクスっと笑えて、「あなたもですか」と共感しつつ元気をもらえるエッセイ集です。
もっと少なく読む
同年代のため色々参考になりました…面白かった〜
Posted by ブクログ
読みやすかった。この本を読んで光浦さんのファンになりました。
カナダに留学する前のエピソード。今までの光浦さんの人生。
なんかタダの一般人の私と一緒の部分もあり親近感がありました。方向音痴だったり、時間を間違えたり、体重が増えたり笑
50歳で色々人生チャレンジしていて、私もまだまだ前向きに頑張ろうと思えました。
カナダ
自然体の文章で、読みやすく、おもしろかったです。人の縁にも恵まれていて、いざカナダ留学すると決めて、その時コロナで色々な事があっても、無事カナダ留学に行けて良かったです。
Posted by ブクログ
50歳で新しいこと、しかも留学だなんて!
新しいことに挑戦する姿に、羨望、憧れ、嫉妬、、、
色んな感情と一緒に読み進めた一冊。同じ年代だからこそ共感する部分が多かったな。
Posted by ブクログ
あまりテレビを見ないので、前から有名で、高学歴で、大久保さんとコンビ組んでて・・・くらいにしか認識していなかった光浦さんですが、50代でカナダに留学されたということで、シンプルに「すごい!」と思って興味が湧きました。
本書は「カナダに行こう、何かが変わるかもしれない(し、嫌で戻ってくるかも)」と決意した光浦さんが、コロナに阻まれ、渡航するにできない、仕事も断っちゃった、家も解約した・・・という時期をエッセイにしているものでした。
昔テレビで拝見したお姿そのままのエッセイでした。淡々と面白いこと、辛口意見を言ったりしながらも、「なんか泣けてくる」的にメガネをあげて涙を拭う姿をなんとな~く覚えていて、読みながらその姿が脳裏によみがえってきました。
ご自身をややこし性格と分析されているようですが、誰しもそんな一面はあって、それが素直に出ているのが光浦さんで、それが「らしさ」につながっているような気がしました。
文具が好きで、好きな物を見ると「イーーーーーー!」となるという表現、すごく好きでした。わかります、「イーーーーーーーー!」となるんですよね。
それから、子ども好きなようで、小学生のかわいさに「キュンキュン」きたとか。光浦さん、絶対いい人やん、て思いました。
東京の満員電車での世知辛い現実(降りる人を待たずに乗り込んでくる人に対してイライラする、早く降りろとばかりに後ろから押してくる人にイラっとする、さらにはかかとを踏んでくる人に仕返ししようと試みるも、できずに同じレベルになり下がらなかったことに安堵するなど)のところなんて、「そう!そう!」とすごく共感しました。余談ですが、昔東京に住んでいて、あの満員電車での通勤を数年経験した私は、東京は嫌いではないけれど、やっぱもう戻りたくないな、と思っています。
あと、芸人仲間の清水ミチコさん、白鳥さん、黒沢さんとの関係が、なんか、いいですね。こういう友人関係、理想です。
そうそう、光浦さんと言えば、手芸!女性が集まって、ぺちゃくちゃおしゃべりしながら手芸するっていうのは、私も憧れる情景です。私は手芸苦手だけど。この憧れのために、編み物したいなと思ったことも何度もありますが、まだ手つかずです。なので、ますます光浦さんが眩しい。光浦さんがこんな場を本当に作られたら、こそっと参加したいです。
さてさて、このエッセイを経て、カナダに行って、生き生きとされていることは多くの方がもう知ることとなったのではないでしょうか。
次は「ようやくカナダに行きまして」をぜひ読みたいと思います。楽しみだな~。
Posted by ブクログ
光浦靖子さんのエッセイ
ふんわりしてるけど芯がある…そんな人なのかなと言うのが垣間見えるものでした
コロナの影響で転居が大変だったこと、収録に遅刻したこと、現場にいるのに遅刻したこと笑
光浦さんって結構行動派で色々なこと考えてるんだなって思って、親近感湧きました。
Posted by ブクログ
光浦さんのエッセイ初めて読みました。アラフィフにしてカナダ留学される前の話。文才があり所々で笑いもとって人柄も伝わってくる。とても読みやすかった。
Posted by ブクログ
不器用で、正義感が強くて、天邪鬼で…そんな風に生きてきた人だから、話に説得力があって愛おしい。
この前に読んでいた『ようやくカナダに行きまして』では、初めての経験におどおど対応していく50代女性を応援する気持ちで読んでいたけど、
今作はそこに至るまでの断捨離とか、仮住まいとか、
なんで留学という考えに至ったか、みたいなことが書いてあって、合わせて読むと面白かった。
(どちらが先でも全く問題ない。)
「男女の服装は逆じゃないか?」って話には妙に納得してしまったし、
「5年着ていない服は、5年後にヘビロテになったりする」って話は、私自身もそうだから鬼共感。
本好きに刺さりそうな話は、カナダに行くにあたって断捨離する中で本も整理するけど、
作家1人につき2冊残しと決めて、決められなくて悶々と悩む…とか。笑
なんかもうかわいいんだよなぁ。他人事だからね、笑
あなた、あんなに売れてた芸能人でしょ?
しかも独身でしょ?お金あるでしょ?って思うけど、
読んでいるとなんか、ブランドとかも興味なさそうで、
身支度した荷物は、衣装ケース1つと観葉植物とノートパソコンだけで…
なんか、普通っぽいというか、我々一般人と同じ感覚で生きている人なんだなぁって安心できる。
もっと色々エッセイ読みたいな。
カナダ留学エッセイの続編・カレッジ編も楽しみに待ってる。
Posted by ブクログ
繊細で真面目な光浦靖子さん。
否定的に物事を考えてしまうところとか、
電車での話とか。
(ぶつかってくるのは東京だけじゃなくて
関西でも同じですー!笑)
共感するところがたくさんあった。
そんな私も、友達少ない。笑
光浦さんは清水ミチコさんや
白鳥さん黒沢さんという
お友達がいるのが凄く羨ましい。
そして、無事にカナダへ留学も行けて
良かった〜。
のびのびと楽しく過ごされているようで。
やっぱり海外に行くと人生変われるのかなぁ。
いいなぁ。
Posted by ブクログ
あの光浦さんの声をイメージしながら読み進めたせいか、ネガティブなな内容もなんだかサラッとクスっとした読書感。
50歳、まだまだこれから‼︎ と不安になり過ぎず気合いを入れ過ぎずなのに、大きな一歩を踏み出している彼女に好感しかありません✨
Posted by ブクログ
タレントの光浦さんのエッセイ。
光浦さんの印象は、学生の頃に見ていためちゃイケの頃で止まってました。なのでこのエッセイ読んで、人柄とか気質とか色々分かって面白かったです。
自分も繊細すぎたり不器用だったり、それゆえ生きづらさを抱えていて落ち込む事も多々ありますが、光浦さんは私の上をいく生きづらさを抱えているのを知り、励まされたような心配になるような色々な気持ちになりました。
すごく共感できる部分と、ここはあまり共感できないなあと思う箇所が結構ハッキリ分かれて、こういう感覚になるエッセイは初めて読んだので新鮮でした。光浦さんの事応援したくなりました。
清水ミチコさんの解説もいいです。光浦さんの事を好きなんだなという気持ちが、しっかり伝わってきてなんだか嬉しくなりました。
Posted by ブクログ
光浦さんの書く文章には、一目置いていた。
コンビの大久保さんとの書簡という形で出版された『不器用な友情』の文章が素晴らしかったからだ。
それで、本当に久しぶりに光浦さんの本を手に取ってみた。
あの本のことを思い出すと、残念ながら、期待したほどの文章ではなかった。なぜだろう?
思うに、「そこに大久保佳代子がいなかったから」という気がしてくる。読ませる相手が大久保佳代子、そこには相手に負けてはならじという気概が感じられた。皮肉もあり、ユーモアもあり、お笑い芸人としてのエッセンスに溢れていた。
でもこの本は、一人語りの、不特定多数に向けた文章なのだ。だから面白くない、というわけではなく、相変わらず達者な文章だとは思う。
置かれている状況がよくない、コロナ禍で、しかもカナダ留学が阻止された状態。妹家族の家で小さくなって暮らしたり、テレビの仕事がない状態に不安を抱きつつの日々なのだ。(ラジオのレギュラーはあった)
愚痴っぽくなったり、不安がダダ漏れるのも仕方ないだろう。
ということで、次はカナダへ行ったエッセイを読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
「自分テレビに全然興味ないから滅多に見ないんだけど」というマウンティングと虚勢 地獄谷野猿公苑に入る日本猿を見に行きました 「安泰」という椅子は回ってくるどころか、競争率は永遠に上昇中です。
Posted by ブクログ
「ずっと着ていなかった服が5年後にヘビロテになることがあるから、断捨離ができない」私も同感です。
もう痩せることはないだろうと思っていても、お気に入りなので、捨てられなかったスカートが奇跡的にまた痩せて着られるようになったことさえあります。(そしてまた着られなくなってしまいましたが…。)
著者と同じく捨てた服にぴったりのコーデを思いついて、捨てたのを後悔したこともあります。
服が捨てられなくても、誰かに迷惑をかけるわけではないので、「捨てられなくて、何が悪い?」と開き直ろうかなと思いました。
Posted by ブクログ
光浦さんの不器用な生き方や考え方に、自分と同じところを感じました。他の人に決めつけられると、生きにくいですよね。
でもそんな中でも、光浦さんなりの考え方で生きている姿に共感がもてました。そして、自分の中で起きるツッコミにクスッとしながら読み進めました。
最後の老後の話では、人生後半戦を少しでも楽しく進むために、子育てならぬおばあちゃん育て笑たしかに、他人事なら楽しく進められそう。私もやってみようかな。
Posted by ブクログ
カナダに留学されているというのをTVで知り、その後にたまたま本屋で見つけて読んでみました。
この本は、コロナ直前からカナダ留学までのことを綴ったエッセイ。
物事のとらえ方が面白く、クスッとなる場面がありました。
ただ、こんなにネガティブ思考だと生きづらそうです。
でも、カナダに行かれて楽になり幸せな日々を過ごされているそうで、カナダに留学されてからのエッセイも読んでみたいです。
Posted by ブクログ
はじめに が1番すきー。ラストの老後の話も良かった。
TVで見てたはずの方なのに、いまは相方の大久保さんの方がヒットしてるのもあり、イメージはあるもののどんな話をするような方だったかとか記憶があまりない。
でも、光浦さんは光浦さん。
想像通りの内容と読みやすさですぐ読めたし、普通の感覚を持った自分のことをよく理解されてる自虐もありつつも自分ほ好きなことを真っ直ぐ行動に移しているのは凄い。
妹家族との関係も面白かった笑
留学の話も楽しみだし、50歳ってまだ若いんだなって感じられた!
Posted by ブクログ
普段エッセイはあまり読まないけれど、小さい頃からテレビで観ていた光浦さんの頭の中を覗いてみたくて手に取った。
やはりイメージ通り。気難しくて偏屈で小さいことが気になる方のよう。でもそんな彼女が芸能界という強者揃いの世界をなんとか生き抜いて、コロナ禍を経てカナダへと向かうまでの、少しの気持ちの変化と大きな行動を起こしていく様はすごい。何度も言うようだけど、彼女は気難しくて偏屈で小さなことが気になる人だけど、決して繊細なタイプではなくて、むしろたくましい人だった。
色んなことに文句を言って、色んな人と上手く折り合いがつかなくて、人間として生きにくそうだなと思いつつも、どこか少しだけ楽しそう。清水ミチコさんが目にしたという、カナダへ行ってからの彼女の変化をまた覗いてみたいと思った。
Posted by ブクログ
光浦さんの文章はすらすらと読めます。
物事へのツッコミが面白く、くすっとする文面もあり楽しく読めました。
文面からとても神経質な方なのがわかりますが、ユニークに物事を捉えており面白い人だな、という印象です。
光浦さんの小説を通し、名が知れた芸能人の方にも仕事の焦りや不安ってあるんだな、と気付かされました。
カナダ留学など、やりたいことにチャレンジする姿は格好いいですね。一般人にとっても励みになります。
将来に対し不安を感じる同世代の女性が少し勇気をもらえるようなそんな一冊かと思います。
Posted by ブクログ
光浦さんが自分の性格を分析し、このまま残りの人生を送るのは…と、カナダ留学を決意した。
正義感が強い、感情表現が苦手、天邪鬼、ネガティブ。
なんとなく自分も光浦さんに似た部分があり、うんうんと頷けることがあった。
光浦さんは、どんなに些細なことでも自分のことが間違って人に伝わるかとが許せないそうで間違いを訂正するつもりが、人からは否定されてると思われると書いてありました。
相方の大久保さんからは、いちいち訂正する方がパワーがいる、間違いでも一度受け入れる、と言われたそうです。
確かになぁ。
性格は人それぞれいろいろあるけど、留学を決めた光浦さんはスゴイ!
Posted by ブクログ
コロナ以前にカナダへ語学留学しようと決めていたが
コロナで中止
マンションも引き払い妹宅に住まい
甥っ子姪っ子との生活
タバコや1日に大量に飲みたいコーヒーなど なかなか難しい
この年齢になると芸人として
生きるのも難しい
自由になってカナダでの生活が
中心に書いてあるかと思ったが
そこに行くまでの思いや生活が
中心で ちょっとクドかった