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「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下190度の惑星だろうと取り立てる」植民惑星・二番街の金融会社に勤務する「ぼく」は、凄腕の上司とともに今日も債権回収へ。超絶SF連作集。
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Posted by ブクログ
初めての宮内悠介さん。面白かったー! すごく好きなタイプでした。他のも読まなきゃ! それにしても主人公可哀想すぎる笑。
宮内悠介、伊藤計劃亡き今SF界のトップランナーなのかな。何となくやけどこれについては楽しんで書いてそう。正直理屈についてはよく分からんけど、まぁ何となくでそれでええような気もする。
酷い上司と部下の、バディ物SFで、借金取りストーリー。めちゃ面白かったです。回収経費を考えたらダメですw
直球王道、本寸法のバカSF(←褒め言葉ヽ( ´ー`)ノ)。いや、バカSFに本寸法も何もありませんけどねヽ( ´ー`)ノ 地獄の女王にこき使われていた天才SEの青年が、銀河を股にかける金融会社の取立て担当者に助けられ、共に貸付の取り立てをするために宇宙やら地獄やら情報の渦の中やらに飛び込んで大冒険。・...続きを読む・・って話なんですが、みなさん意味わかります?鴨も書いててよくわかりません(笑)。取り立てをするときに主人公が先輩に突かれて発声する企業理念「わたしたち新星金融は、多様なサービスを通じて人と経済をつなぎ、豊かな明るい未来の実現を目指します。期日を守ってニコニコ返済・・・」が水戸黄門の印籠のように登場するのがお約束。周囲に振り回されているように見えても最後はちゃんと着地すべきところに着地する主人公と、自分勝手で横暴ながらもやるべきことはキッチリこなす有能な(?)同僚ユーセフの丁々発止のやり取りが、この作品の定番です。 そんな一見「お笑い」のシリーズですが、でも、相当ハイレベルでハードコアなSFのロジックが、ストーリーの中心にズバッと刺さっているのが、この作品の見どころ。そのハードさを全く感じさせない”フラ”のある筆致が、さすがの宮内悠介節です。 ・・・と書き進めて、鴨はふと気づきました。そうだ、これ、落語だわ。 二人の言葉のやり取りでくすくす笑わせつつ同じ枠組みで同じ決め言葉で、最後にストンとオチで決める。落語の「八つぁんと長屋の御隠居」ですね、これ。手練れの作家が全力でバカSFを書くと落語になるという、新たな発見ですわこれは。軽い作品と見せかけて、かなりのSF上級者向けですよ、この作品。
何にでもお金を貸して、どこにでも取り立てに行くという金融業者のお話。取り立ての本気度がすごい。というか、アンドロイドや機械はおろか、惑星とか植物まで借金しているのがすごい。どうやって契約結んだんだろう。意思の疎通ができるから良いのか。 とは言え毎度毎度、主人公ばかりが割を食うのはあまり読んでいてス...続きを読むカッとしない。最終的にあのイケスカナイ上司も何かないとエンタメとしてはモヤっとして終わるなと思いました。
タイトルを見て予想した通り青木雄二『ナニワ金融道』のパロディだった。取り立ての舞台はなんと遥か未来の宇宙という、かなり野心的な設定ではあるんだけど・・・。 様々な本格SFのエッセンスが盛り込まれているとのことで、元ネタを知っていたらニヤリとさせられてそれなりに楽しめそうだ。しかし『ナニワ金融道』もア...続きを読むイザック・アシモフのロボット工学三原則もちゃんと読んでない(中居正広主演のドラマは観たことがある)私にとっては、ちょっととっつきにくかったというのが正直なところ。アンドロイドの意識に関する考察など、内包しているテーマは結構難しく感じられ、宮内さんらしいといえばその通りなんだけど、さすがにマニアックすぎるんじゃないかなあと思った。 語り手である取り立て屋と、その上司にあたるハラスメント男との掛け合いは馬鹿馬鹿しいながらも結構好き。初読時はあまり難しく考えずに読んだほうがいいかも。
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