ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 野火

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    極限状態の更に極致。行間を読まねば分からない部分も多い。難読書ではあるが、堪えて読みすすめるうちに、ジワリジワリと作者の叫びが胸をつきぬけていく。戦争を知らない世代こそ読むべき一冊。

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    2026年07月30日
  • うたうおばけ

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    心の声がそのまま文となり、爽快で微笑みながら読むことができました。登場する人皆が個性豊かで、優しく時に、いじわるさも感じられて温かくなれました。
    ももとクラゲでは、果物を買えるぐらい裕福になった自分と今まで買いたいけど目に入れないようにしてたあの頃を思い出して、今日キウイ食べよ、絶対にと2日前に食べようと買ったのをなんだかんだ置いたままにしている自分に喝を入れれました。

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    2026年07月30日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    まさに訃報の前日に読み終えたところでした。
    東野圭吾さんの作品でベスト5に入るくらい、素晴らしい物語です。複数のエピソードが徐々に絡まる物語の構成が圧巻でした。子供がもう少し大きくなったら是非勧めたい一冊です。
    東野先生、たくさんの素晴らしい物語をありがとうございました。

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    2026年07月30日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    前科を持つミリーが裕福な家庭の住み込み家政婦として働き始めるが、どこか様子がおかしい家族に違和感が募っていく。章が短くテンポも良いため、気づけばページをめくる手が止まらない。不穏さが少しずつ積み重なるサスペンスで、登場人物も少なく視点も分かりやすい。海外小説特有の登場人物の名前の覚えにくさや翻訳が苦手な私でも最後までノイズが少なく没頭できた。 衝撃的な事件やグロテスクな描写に頼らなくても、不思議と気になり続ける。自分が求めていたサスペンスは、こういう作品だったのかもしれない。

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    2026年07月30日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    そこまで真剣に読み始めてなかったが、途中くらいから窓を開けて鳥の声を探していた。
    ピーツピという鳴き声、絶対聞いたことあるなと思うし、この意味、警戒しろ!なの?知らぬうちに鳥に警戒されてたのか!と驚く。

    賢い人ほど、簡単に物事を説明してくれるから、自分もわかったような気になって興味を持てる。
    本の最後に二次元コードでシジュウカラの言葉が聞けるのも、印象的でよかった。

    大人こそ読むべき本。

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    2026年07月30日
  • 倫敦スコーンの謎

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    やはり米澤穂信は青春ミステリの金字塔だなと思いました。素晴らしい。
    …久しぶりにこのシリーズを読むと、主人公たちこんな性格悪…気難し…ひねくれてたかってビックリしちゃう(褒めてます)。

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    2026年07月30日
  • ガダラの豚 2

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    ついにアフリカに到着。呪術師がこんなにもアフリカで重要視されて居るとは知らなんだ。現地に取材に行ったんじゃ無いかって言うくらい地元の事に詳しい。

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    2026年07月30日
  • 尾崎世界観の書かなかったこと日記

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    クリープハイプのフロントマンであり作家の尾崎世界観さんが綴る、40歳から41歳の1年間の日記。具体的には2024年12月25日~2025年12月24日。ダ・ヴィンチで連載されていたらしい。

    いや〜面白い。ついつい読んじゃう。今日は半月分って決めていたのに、気がついたら二ヶ月も読んでいたり!計画の半分の日数で読み切ってしまった。

    「書かなかったこと日記」と言うのが面白い仕掛けで、毎日の日記の最後に書かなかったことの割合を「%」で示してくれている。めっちゃ長い日なのに「20%」で他に何があったん!?と想像させてくれたり、めっちゃ短いのに「86%」でほんまに何もしてないやん!と思ったり。楽しませ

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    2026年07月30日
  • どこかでベートーヴェン

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    シリーズはあと5冊。10冊目のとどけチャイコフスキーで作者自ら「シリーズ10作目にして、ようやく岬洋介のルーツを語れる機会を得ました。実は『いつまでもショパン』の頃から設定していたのです。」と言っているので、早くたどり着きたいが、一方もう少しシリーズを楽しんでいたい気も。
    他のシリーズも素晴らしいので、とにかく一日でも長生きして欲しい作者の1人。

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    2026年07月30日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    前作のラストで、それまでの「風通りの良い読み心地」に翳りが出て来たのを感じたが、全2作の悲惨な事件を受けてピッパはメンタルを病み、一転して陰鬱な世界観となる。そんなピッパにストーカーが現れる。それが数年前に捕まった筈のDT(ダクトテープ)キラーであり、その正体が1作目の殺人被害者であったアンディの父親ジェイソンであると看破する。しかし、ジェイソンに捕まり、6人目の犠牲者になる寸前で脱出に成功。
    この時点で全ページの半分。
    どうなるかと思いきや、前2作で全く頼りならなかった地元の警察、同級生を薬を使ってレイプしたマックスを無罪にする司法に失望し、頼れないと判断したピッパは自分の正義を行使するため

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    2026年07月30日
  • さかさまの

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    ネタバレ

    これは面白かった!
    怖さもちゃんとあって、なおかつ、ずっと引き込まれるストーリー。
    ダレることなく駆け抜けました。
    約300ページというボリューム感もちょうど良かったです。

    特筆したいのは、紫織さんの死生観というか思想というかなんというのか分かりませんが、それが良かったです。
    具体的に言うと、「善人も悪人も死んだら即成仏する。だから悪霊は存在しない。呪いなどの類は、生きている時の負の念、感情が残っていて、それに触れた者に悪影響を与えているだけ」という考え方です。

    実はこれ、私の考えと100%合致しているんです。だから痺れました!
    地縛霊は、場所に対する激しい念、感情が強く残っている状態。だ

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    2026年07月30日
  • ドミノ

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    夏の読書フェアで気になって購入。
    気軽に読み進められるし飽きない。
    勉強に疲れた中高生や読書初心者に勧めたい。

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    2026年07月30日
  • 三日間の幸福

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    凄まじく辛い読書だった。心が耐え切れるように用意をして少しずつ読み進めなくちゃ、どうにかなってしまいそうだった。甘くて、そして何よりもすっぱい。幸せで、救いがない、ひどい。これを書いたやつはどうかしてる。二度と忘れられない。三秋縋は優しくてそして残酷で。
    三秋縋、斜線堂有紀、友橋かめつ、詠井晴佳。彼ら彼女らのその爪で心をかりかりと引っ掻くようなそのいじわるな著作たちから、優しさを感じてしまうのは、僕が間違っているのだろう。

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    2026年07月30日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    上巻の物語「木曜日にはココアを」を友だちにおすすめされて、それが連作短編で読みやすかったので続編も読んでみた。
     題名を「拍子木を鳴らして」としたのが、火の用心で鳴らす音のように清々しい人間関係が大切だと表しているいるようでいいなと思った。
     p234このように物語を通して、読者に現実と向き合うきっかけをくれるのだ。
     

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    2026年07月30日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    いつも自分が好んで読む本とは違うがオススメされたので手に取った。正直最後まで読みきれるか不安だったが、、
    結果は感動した!
    作者の情熱が凄い!
    よく見てよく聞く。根気よく!
    相手はシジュウカラ。自分のペースではいかない。
    それでも好奇心と使命感に突き動かされて、研究、実験されている姿に感動した。

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    2026年07月30日
  • 告白

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    ネタバレ

    まず、全体感として登場人物の語り口調だけで描かれている文体が新鮮かつ内容の緊迫感をより表現していて面白かった。

    各章登場人物のそれぞれの視点で描かれていて、人間味を無理やり感じさせられているという感覚になった。
    だからこそ続きが気になりスピード感を持って読み切ってしまった。

    論理的に話す人物も感情で動く人物もいろんな登場人物がいるが皆が孤独で、それゆえにそれを誤った方法をとってしまうがでも本人はそれがその時の自分の正義だから面白い。

    最後はバッサリと終わってしまうが、誰に感情移入するかで読後感は変わってきそうなお話しでした。

    読み応えのある作品でした。

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    2026年07月30日
  • 姉上、ご成敗ねがいます : 2

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    内容(ブックデータベースより)

    外からは由緒正しき旗本家に見える酒井家は、実はみな他人同士の隠密一家。老中に選ばれし面々が、その「優れた腕」をもってご公儀の目をかい潜る悪を闇ごと討つ。
    小夜を新妻として迎えた一家は、火付盗賊改の助力も得て闇場居党を壊滅させたが、その恨みを持つ者がいるのか、火盗改の滝沢家を探るきな臭い動きがあるようだ。
    案の定、小夜が滝沢家の美虎・美鷹姉妹と出掛けたところを何者かに襲われる。襲撃者はあこぎな商売で悪名高い天杯屋と分かるが、大身旗本がバックにいるので容易に手を出せない……痛快シリーズ、待望の第2弾!

    令和8年7月28日~30日

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    2026年07月30日
  • 江ノ電を待ちながら

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    【あらすじ】
     湘南の海沿いを走る江ノ電。
     湘南も鎌倉も観光地として有名だが、そこで暮らす人たちには日常や青春がある。
     悩み、立ち止まってしまっていた彼らが自分らしさを再発見し、新たな一歩を踏み出すまでを描いた5つの短編を収録。
    【感想】
     〈潮風キッチンシリーズ〉と〈しおさい楽器店ストーリー〉を書き終えた喜多嶋先生の久々の短編集は、潮風と喜多嶋節がほどよくブレンドされた爽やかな物語ばかり。
     私が湘南方面に行くときはドライブなので、江ノ電は眺めるものになってしまいます。
     その電車に乗る人々にもそれぞれのドラマがあるんだな、と感じられてほのぼのとさせられました。
     この年になって改めて感

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    2026年07月30日
  • 夜のピクニック

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    こんな青春してみたかった…歩行祭は嫌だけど

    歩行祭…一応実際にある行事らしいけど、昔だったらありえそうだけど今もやってるのか??
    過酷すぎるんじゃないかと読んでて思った。
    1年生と3年生同じ距離歩くのヤバくないか〜
    でも経験したらきっと良い思い出だったんだろうな。

    光一郎がめちゃくちゃいい奴!こういう友達いたら最高だな〜

    異母兄弟と同じクラスになるという、聞いた事ない話で、恋愛に発展するのか?喧嘩になるのか?仲が深まるのか、展開が気になりすぎて気づいたら読み終わってました。

    最高の青春小説です。読んで良かった。

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    2026年07月30日
  • ライオンのおやつ

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    すごい自分にとって大切な本になった。
    自分の父の他界の様子だったり、なんだか色んなことを思い出し、こんなにも鮮明に覚えているものなんだと自分自身でも驚いた。

    ライオンの家は、現世と天国を繋ぐ場所のように感じた。
    どうしても愚かな私は、こんな穏やかに生きていて元気に見えるから奇跡が起きて良くなって…なんてことを願ってしまったが、ここに入居する方々は日々「死」に近づくことを悪いことと思っていなくて。
    死に向かう時の方が1番悲しいなんて気づきもしなかったなと思った。

    とにかく私はマドンナに惹かれ、優しい訳でなく、全てをマドンナは受け止めてくれて、マドンナという存在があるからみんな落ち着いて死に迎

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    2026年07月30日