ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • タスキメシ 箱根

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    文句なしに面白かった、タスキメシシリーズ第二弾。
    早馬が社会人3年目、スポーツ栄養学をさらに学ぶためて大学院にすすみ、駅伝チームの管理栄養士兼アシスタントコーチとして…というところからスタート。

    飛ばされたはずの早馬の大学時代がチラホラ出てきてそのあたりの描き方が、うまい。

    最後、ここで裏切るのかーーとまだどんでん返しがあり、箱根の毎年繰り返されるリアルドラマを効果的に描いている。
    運動部だった人はきっと共感できるはず。紫峰大学の面々の描き分けもうまく、感情移入できる。
    シリーズ3作の中で1番面白かった!

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    2026年08月20日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    太宰治の走れメロスをパロディにした作品。

    大筋を踏襲しつつ、箇所で殺人事件を解決していく。たしかに、これだけ事件があったら走っている場合じゃないよね。

    メロスのフィジカル重視のキャラクターがコミカルで面白かった。ふだん、ミステリーは読まないのだけど、テンポ感が絶妙でよかった。

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    2026年08月20日
  • タスキメシ

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    司書仲間推薦の1冊。
    主人公、早馬がなかなか走り出さない…そこにモヤモヤして最初なかなか読むペースが上がらなかったが、途中流れに乗るとあっという間に読めた。

    これがこのシーンに繋がるのかという感動。あと丁寧な料理の描写もよく和食のだしのにおいが香るそんなお話でした。

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    2026年08月20日
  • 外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常

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    ネタバレ

    10年以上前に発売された本、ということに納得。
    いまはアニメ関係も推し活のネタになりがちだけど、ノブさんは本物のオタク。オタクってそう、これこれ!って共感できるところ多くて、読んでいて気持ちよかった!過度なブランドものではなく、一般社会に馴染む程度に見た目に気を使う。分かる。

    コミケに関わりのない別ジャンルオタクだったので、押しかけ厨の話にはびっくり。そんな人、実際にいたの、、、、???

    続きの話も読みたい!!

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    2026年08月20日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    葬儀を終えてー謎めいたタイトル
    多くの遺産を残した当主の末妹コーラの「だって彼は殺されたんでしょ」この発言から一気に不穏な空気に支配され物語は加速していく。翌日にそのコーラも殺されることとなり、ポアロが事件解決に挑む。
    たくみに散りばめられた伏線と思われる違和感に読み手は翻弄されポアロがつかんだ真実には到底辿り着けない。終盤のミステリアスでスリリングな展開は、これまで味わったことのない極上のミステリー体験だった。ポアロシリーズの中でも至極の作品だと思う。

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    2026年08月20日
  • びっくり館の殺人

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    ネタバレ

    俊生とリリカ、おじいさんの関係性が怖い。ある殺人事件の犯人が誰か?その犯人が推測でも明らかになるとあらたな真相が見えてきた。最後にも謎を残しているので自分なりの考えを構築出来るのでおもしろかった。

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    2026年08月20日
  • ゾンビ回収婦

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    何を軸にして読むかで印象が変わりそう。
    詩的表現でAIやVRなどのデジタル技術が題材になった作品を描いている点がなかなかに面白く、これまで読んだことがない感覚になった。
    昔、バイオハザードヘビーユーザーだったことがあるので、やっつけた敵が地面に転がってて邪魔だなとか、いつのまにか死体が消えてて不思議だなと思った、その経験も生きた。
    ゾンビ回収という仕事に、並々ならぬ思いを抱いているところなどは『コンビニ人間』を彷彿とさせる。他者に認められたいという思いが強い、真面目な主人公の苦悩や心情の吐露などは、共感できる人も多いのではなかろうか。
    キーワードとしては、AI、VR、労働、自我、身体。
    私はV

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    2026年08月20日
  • 自分の感受性くらい

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    表題作の「自分の感受性くらい」はさることながら、すべての詩が鮮烈で衝撃的だった。「四海波静」「殴る」が特に良かった。解説は伊藤比呂美さん。大変良かったです。

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    2026年08月20日
  • 謎の香りはパン屋から

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    日常の謎を解決していくほっこりミステリー。そんな中にも登場人物たちの葛藤や苦悩や喜びなどの人間ドラマが描かれており、非常に面白い作品でした。それぞれのパンの豆知識も誰かに話したくなりました。

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    2026年08月20日
  • ハヤブサ消防団 森へつづく道

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    ネタバレ

     前作も面白かったが、さらに上回る面白さだった。
     八百万町は小さな町なのに、話題に事欠かない。   
     まずは町長選挙があり、若手IT企業家が名乗りを上げる。新町長は町民から厚い期待を寄せられている一方で、パワハラや汚職の疑惑も見え隠れする。 
     太郎の作品は文芸賞にノミネートされ、同じくノミネートされた美人小説家は、ハヤブサに縁があったり、盗作疑惑があったりと、謎めいた存在だ。
     事件も起きる。若きシングルマザーが川で遺体となって発見されたり、放火犯は捕まったはずなのに、不審火による火災が続いたりする。
     こうして一見バラバラに見える出来事が、実は一本の糸でつながっていて、ラストで見事に回

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    2026年08月20日
  • 恋する寄生虫

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    ネタバレ

    君の話から三秋さんの本に興味を持った。
    主人公とヒロインの年齢差がかなりあるので読めるか不安だったけど、そこは物語の流れ的にあまり気にならなかった。

    終盤でハッピーエンドに期待したのに、そううまく行くはずもなく、辛かった。
    最後に主人公と左薙の寄生虫の正体がわかった時の衝撃といったら。

    けど、左薙が"両方とも死ぬはずが、片方は生きることができるようになった上に、本当に恋をしていたことがわかった"というようなことを思っていて、ただ悲しいだけの終わりではないのだと思った。

    設定が本当に作り込まれていて、実際にいる寄生虫のことも踏まえた内容で、違和感がないのがすごいと思う。

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    2026年08月20日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    突然日常が奪われ、恐ろしいほどの衝動と覚悟に突き動かされる少女たち、退くことができない少女たちの様相に引っ張られるように一気に読んでしまいました!少女が抱えた憎しみとは、「敵」とは何か、絶対的な正答はない問いですが、少女がどのように答えを出し、スコープの先に何を捉えるのか、息を飲むような展開が待ち受けていました。

    今までにない読書体験でした。この物語は間違いなく自分の価値観になにか問いかけてくる力があると感じます。第二次世界大戦は過去の重大な歴史として教わり、戦争とは絶対にあってはならないものだとたくさん聞いて育って来ました。みなさんもそうだと思います。もちろんその考えは揺らぎません。実際こ

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    2026年08月20日
  • 処刑館殺人事件

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    そして誰もいなくなった+十角館の殺人のいいとこ取りみたいな感じやって、途中までは、目新しさないなぁーと思いながら読みつつ、ここミスリードで実はこっちが犯人やろ?と犯人当たってしまってて、なんだかなーと思ってましたが最後に自分が全部間違ってたことに気付かされて打ちのめされた。凄かったです

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    2026年08月20日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    おもしろかった!!改訳版だからか読みやすくて一気に読んでしまいました。なるほどなあ〜〜!!!
    答え合わせとしてもう一度読み返したくなりました!

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    2026年08月20日
  • アンナ・カレーニナ 1

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    ヴロンスキーとオブロンスキーの名前が似ていて、最初戸惑った。

    私は、正直なところヴロンスキーの魅力があまりよく分からなかった。
    キティもアンナも彼に惹かれていくけれど、私にはどうしてそこまで女性を夢中にさせるのかが理解できず、むしろ浮気な男性という印象が強かった。

    小説の中に出てくるご婦人方が、魅力的で華やか。読んでいて優雅な気分になれる。

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    2026年08月20日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    読み終わっての率直な感想、
    なんだこれは?でした。
    ハッキリと犯人がわかるわけでもない、
    各章ごとに誰かの主観で話が進む…かと思ったら時々違う人の主観で進んでいる違和感。
    途中で毒殺された一家の名前が違う章が出てきたり…。
    人間の記憶の曖昧さを表現したのか、
    かなり理解が難しく、
    何度も戻ったりした。
    ただ、ホントに少しずつ真相に近付くような展開、
    少し肩透かしをくらうような体験は中々味わえないような面白いものでした。
    読み終わってもずっと目は見えていたのではないかと自分は思っているけど…。

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    2026年08月20日
  • ロングアイランド

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    姉の死で帰郷したアイリ―シュは、地元の青年ジムといい雰囲気になるが、ブルックリンに恋人ト二―がいるため、結局アメリカに戻る。選択理由は、単に愛情だけではない。アイルランドよりも、アメリカの方が、圧倒的に就職先があり、収入も良い。つまり、暮らし向きが楽なのだ。

     1976年のロングアイランド。アイリーシュは夫のトニー、十代の娘、息子とともに新興住宅地で暮らしている。ある日のこと、見知らぬ男が彼女を訪ねてくる。トニーがその男の妻を妊娠させたので、赤ん坊が生まれたら連れてくるというのだ。「留守なら、玄関先に置いて帰るからそう思え」と。赤ん坊の姿を絶対に見たくない、と夫に宣言したアイリーシュは、その

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    2026年08月20日
  • 喫茶おじさん

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    主人公と同じ年代です。
    先日亡くなった父とも自分とも似ているところはないけれど、上手くいかなかった結婚生活やサラリーマン人生についてのいくつかは多くの人が思い当たるのでは。

    カフェ巡りではなく、喫茶おばさんを始めてみたくなりました。

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    2026年08月20日
  • ノーラ・ウェブスター

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    46歳のノ―ラ・ウェブスターは、近所の人達から‘先生’と呼ばれ尊敬された夫を亡くしたばかりだ。4人の子供たちのうち、2人の男の子はまだ幼く、娘達は故郷を離れており、夏の別荘を売っても生活費には足りない。そのため20年ぶりに知人の紹介で元の職場に再就職する。ところが始めたばかりの新生活は何かと軋みが出始める。

     あの『ブルックリン』のヒロイン、アイリーシュの母親が、ノ―ラを悩ませる人として登場。「夫がいなくなったんだから、夏の別荘は要らないんじゃないの?」と、自分の息子に売ってくれないか打診しに来る。併せて「情緒不安定だったが落ち着いた」アイリーシュのその後がここで紹介される。住む場所は違って

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    2026年08月20日
  • 赤い靴の誘惑

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    魔法製作所第2弾。
    最悪な以前の職場から脱出し、新しい職場に少しずつ馴染み始めた矢先、会社で発生するスパイ疑惑。
    プライベートではテキサスに住む両親が感謝祭休暇でやって来る事になり、さらにケイティ自身にも危機が迫る急展開のストーリーだった。
    様々な事件やトラブルが発生し、ケイティの平穏でおかしな日々はどうなるのか心配だったけど、ページを捲る手が止まらず、今回も楽しく読んでしまった。
    ケイティの勇敢さや現実との泥臭い向き合い方、不器用な恋愛の姿がとてもキュートで応援したくなってしまった。
    まだまだシリーズは読み始めたばかり。
    これからのケイティの成長が楽しみだ。

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    2026年08月20日