ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ミーツザ・ワールドの時も思ったけど、金原さんの文章って癖があんまりなくて綺麗、だけどめっちゃ力強い感じ。こういう世界を文章化できる稀有な人。
    ラッパー金原ひとみって朝井リョウが言ってたのがよくわかる
    性描写は結構グロかった

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    2025年11月25日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻行人先生を読むのは2冊目でした。館シリーズならではのトリックは面白く、やはりミステリーの王道であるなと思いました。

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    2025年11月25日
  • とどけチャイコフスキー

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    ネタバレ

    楽しみにしていた岬洋介シリーズ。
    いつもYouTube片手に音楽を聴きながら。
    今回も世界情勢、政治的なことも教えて下さって頭を下げたくなる。歴史にもしかも!岬洋介の来歴にも触れ……。

    もはや、ミステリー小説ではなくて多様な意味合いがあって、しかも音楽まで(勝手に)聴いてまた、シリーズを読み直したくなりました。だけど想像するだけでこちらの本物のピアノを聴くことは出来ないけれど。
    生の演奏がそれだけ素晴らしいってこと、よく分かってます。機会があれば、演奏会場に足を運びたいと思うばかりです。

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    2025年11月25日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    分厚いけれど、一気に読んでしまうくらい面白い本に久しぶりに出会った気がする。ノンフィクションかフィクションかわからなくなる。原田マハさんの物語に引き込まれた。

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    2025年11月25日
  • 神様のカルテ2

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    医療に近い仕事をしているので、いわゆるライフワークバランスについて私も思うところがありましたが、主人公や細君たちの思い、言葉にジーンとくるものがありました。やや理想を善として貫いているところが読む人にとってどう思うかな?と感じますが、私はとてもよかった。読後感もよく続きをすぐに読もうと思ってます!

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    2025年11月25日
  • 妾屋昼兵衛女帳面六 遊郭狂奔

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    歴代将軍の中でも随一の在任期間と子沢山ながら、これといった特筆すべき業績がない家斉ですか、その背景にある心情はフィクションながら的を得た解釈です。
    結果は見えているとはいえ、山城屋対吉原の対決も良く描けており、次巻まで一気読みしたくなります。
    時代小説の中で有能さと人格を兼ね備えた人として扱われることが多い老中 青山下野守なのに、本書では少々滑稽な脇役を演じているところも面白い。

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    2025年11月25日
  • 革命前夜

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    どこでこの本を見つけたか忘れてしまいましたが、これはおもしろいと読む前から確信がありました。
    そんな期待を裏切らない、むしろ超えていくほどの大作です。


    ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツにピアニストを目指して留学をする主人公シュウジ。
    彼のピアニストとしての苦悩と成長を軸に、日本の元号が平成になった日からベルリンの壁が崩壊するまでが描かれています。
    世界史の知識がほとんどない私は、この小説を通して当時の東ドイツとその周辺国の状況に驚くことばかりでした。

    美しい音楽の描写はもちろん、登場人物の心理、そして最後のミステリー要素まですべて圧巻です。
    最後のページはとびきりのサプライズで震えまし

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    2025年11月25日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    これまでの館シリーズを読んでいたら、さらに楽しめる一冊。
    登場人物は多いが、情報が整理されていて人物像を把握しやすいのも読みやすさの要因かな。
    過去の出来事と現在の出来事が朧気ながら繋がってきて、推理しながら一気に読み進められた。
    下巻でそれぞれの登場人物がどのような結末を迎えるのか、自分の推理がどこまで正しいのかも楽しみたい。

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    2025年11月25日
  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

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    まるで中学の授業だと思った。
    特に枕草子ではみくのしんは教師レベルで読解力が高く、ちょっとヘンなところも「中学の時の現代文の先生こんなんだった!」と懐かしい気持ちになれた。
    今後、この本が教科書に載っていても良いとさえ思える。
    枕草子の最後の「をかし」だけはあんまし納得いかななかったかな。
    悪いというか寂しい?って言う意味で「をかし」を使ってるんじゃないかって、こういう想像さえ自然としてしまうようになった。
    素晴らしすぎる本です。読書が好きなら必ず読むべき。

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    2025年11月25日
  • 容疑者Xの献身

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    テンポよくあっという間に読み終わりました。深い愛情の形がなんとも切なく、登場人物がみなそれぞれの辛さを感じていた事でハッピーエンドとは言えないけど、読み終わった時には不思議と心に暖かさも残るストーリーでした。

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    2025年11月25日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    目から流れ出てくるのは涙ではなく希望だ、と言わんばかりに必死にそれを拭っている
    人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている
    「そんときは刺してねえ時だよ」と妙な弁解を口にする
    「突き抜けるような青い空ってのはいい表現だよね」と腕を組む
    「人間というのは、眩しい時と笑う時に、似た表情になるんだな」


    人間は自分の死だけを特別、ファンタジーに考えていると思った

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    2025年11月25日
  • 木曜日にはココアを

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    “頑張っている姿”を見てくれている人が必ずいます!

    自分では気づきにくい”自分だけの魅力”を
    教えてくれる人もいると思います!

    当たり前のことかもですが、
    色んなことがある毎日で
    ついつい忘れてしまいます、、、

    『頑張っても意味ないんじゃないか?』って
    勘違いしてしまうとき、
    『周りに見守ってくれる人がいること』を忘れてしまいそうなときはこの本を思いだしたい笑

    どんなときでも頑張れそう!
    前向きな気持ちになれる作品です!!

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    2025年11月25日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    いよいよ始まった本選。怒涛のレース展開に、ページをめくる手が止まらない。一人一人の思いが詰まった、俺たちの箱根駅伝!本当のテレビ実況を見ているような臨場感と感動が味わえた。メインアナ辛島の実況が泣ける。

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    2025年11月25日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    スープ屋しずく、第二弾。

    第1話 上司の新築のおうちにまつわる謎
    第2話 中学の同級生にまつわる話
    第3話 猟師の猟を見学に行くことになり、麻野のジビエ熱が高まる
    第4話 4年にもわたる引きこもり。なぜ引きこもりになってしまったのか。その謎を探るべく、スープ屋しずくでお昼のアルバイトを始める。

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    2025年11月25日
  • さいはての彼女

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    最近、肩の力入りすぎてませんか?

    そう言われてる気がした。
    日々の仕事をこなすのに一生懸命になってしまいがちだし、休みの日にも仕事のことを心配しちゃうのもあるあるだけど、時には息抜きもいいんじゃない?って優しく教えてくれる素敵な本でした✨

    なんだか旅行に行きたくなったし、ハーレーのことも知りたくなりました笑

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    2025年11月25日
  • 普通の子

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    読み進めるのも嫌になる感覚を味わいながらも読み進めずにはいられなかった。
    小さい頃のトラウマ的な記憶を私は改竄せずにいるのだろうか?細かいところで改竄しているのではないか?
    そして、子どもは残酷だが、大人もそんな一面を持っているのではないだろうか。
    丁寧に気をつけて自分の言動を見ていきたいと思った。

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    2025年11月25日
  • 宮沢賢治童話集 猫の事務所・銀河鉄道の夜など

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    この秋は熊の目撃情報が私の住む町で毎日報道されています。熊騒動のなか、賢治のなめとこ山の熊が浮かびました。本屋さんで賢治の童話集と出会い早速購入しました。昔は人間の都合で狩猟され皮と熊の胆を売られていた熊が今では生活のためではなく人間の暮らしを脅かす為に退治の対象になっています。今年の猛暑は野生動物をはじめとした大自然の中で生きるもの達に大きな打撃を与えてしまったようです。いつもなら冬眠する熊が人里で食べ物を探し彷徨う姿は可哀想に見えます。人間の都合で温暖化し自然の摂理が乱れている地球を賢治が見たらどんな想いを抱きどんな物語を書くのでしょう。

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    2025年11月25日
  • 現代生活独習ノート

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    クソみたいな日常で生き延びる術を教えてくれる。具体的に何をどうするという話ではなく、自分と重ねて読み進め(驚くほど荒み具合に共感しつつ)て行き、ラストではまあ何とかやってくか、という気持ちになれる。最後に希望を与えてくれる、それがまた良い塩梅で。
    あるいは、若者の無力さと希望(無力であるが故これから何にでもなれるというか)、澱んだ空気にスッと風が入るような。
    本作もとても良かったです。

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    2025年11月25日
  • 母影(新潮文庫)

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    『私』の世界観から語られる言葉が物語を動かしていて、幼い『私』の言葉足らずさが読者である私に考える幅を与えてくれるとても考えさせられる作品でした。未熟な私を写して考えてみるけれど、『私』の置かれている状況は、投影できるほど生やさしいものではない。読んでいて少し苦しくなる。

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    2025年11月25日
  • 拒絶の理由 警視庁総合支援課4

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    少し時間かかりましたが、本日読み終えました。
    ヒロイン“柿谷晶“、警視庁総合支援課4は完結せず、次巻「5」へ持ち越しとなります。
    ひょっとして、大長編小説になるのでは⁉️

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    2025年11月25日