ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 本でした

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    本作は「その本は」に続く続編で、相変わらずユーモアと温かさが詰まった本でした。
    私は、ハードカバーは殆ど購入しませんが、このシリーズは、ハードカバーであるからこそ意味があるように感じます。
    本は通常、ページを開けて文字を読むことで世界観に没入するもの多いですが、このシリーズは、本の表紙、ページの硬さ、デザイン、重さ、カバーの手触りや質感等そういう全てが、作品の世界観を作っているように感じました。
    作者お二方の、THE、天才感!たっぷり感じられました。誰も傷つける事ない温かなユーモア。
    こんな村やこんな世界があったらなあ。想像が湧き起こる作品です。
    一瞬で読んでしまったなあ。

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    2026年01月29日
  • 30日de源氏物語

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    葵の上に取り憑いた六条御息所の生霊は、光源氏の罪悪感・六条御息所のストレス・世間の噂が見せた幻想だったとも解釈できる、とありまた新しい解釈に出会えて嬉しくなった。やっぱり紫式部はすげーや

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    2026年01月29日
  • spring

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    「よかったぁ〜⋯」とこの一言に尽きる。
    本当によい作品と出会った時は何も言えなくなるんだなと実感しました。
    とにかく、惹き込まれます。バレエは全然詳しくないから書かれている内容の半分も理解できていないけれど、こんなに感動できる!
    「蜜蜂と遠雷」でも驚かされましたが、恩田陸さんの芸術に対する表現力は凄まじいです!!そして詳しい!当事者でもここまで鮮明に語ることはできないんじゃないのか⋯?
    1つの演目を観たような、読み終わってもまだ遠い世界にいるような、そんな気持ちにさせてもらえます。
    第4幕の出だしが面白かったです♪満を持して、いよいよ出番かな?って思っていただけに、まさかあのセリフから始まると

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    2026年01月29日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    いままで読んだ中で1番面白かった社会派小説。

    特殊詐欺(ト〇リュウ)、偽装修理(ビッ〇モーター)、LGBTQ、戦争、雇用問題などニュースになっている問題が小説になっていて、すべての話に登場する1台の車がこれらの話を繋ぎ、軌跡となって1つの物語になっているところがすごい。

    どの話も自分の身近におきてるかもしれない話で、考えさせられることが多かった。
    あの善良な後藤父が壊れてしまったところは辛かったけど、よく戻ってきてくれて涙。


    全然内容に関係ないところだけど登場人物の名前が気になった。
    作者はもしかしてファイアーエムブレム好きではないか。
    フェリックスとか、ジェイクとか、「同士少女よ、敵

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    2026年01月29日
  • 地下室の手記

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    ひたすらに地下室で主人公は考え続ける!!自分はあまりにも賢すぎるがゆえに思ったことを行動に移せないのだ、と言い訳をしてみたり、身分や貧乏という自分の置かれた立場に関係なくもっと堂々としていたい、でもできない…と不器用で愚かな葛藤。とても暗い手記なのに、なぜか笑える、不思議なドストエフスキーの世界観が詰まった作品です。

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    2026年01月29日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作に引き続き、最高でした。
    特に第5章は圧巻でした。
    解説にもありましたが、作中に出てくる
    「本が好きな人と、好きな本を話しているときが何より楽しい。」
    この言葉がとても好きです。

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    2026年01月29日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    スタンプ
    フェルトペン
    消しゴム
    レポートパッド
    折り紙

    いい話ばっかり。
    良子さんとも幸せそうでよかった(^^)

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    2026年01月29日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    面白かったです。
    ずっとそうだと思っていたとこが、がらっと変わってしまった。
    まさか、後半で愛着を持っていたキャラクターがガラッと入れ替わるとは、、
    ただ、異常にポジティブな主人公に魅力を感じた。
    年とってもこうでありたい。

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    2026年01月29日
  • グレタ・ニンプ

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    グレてたグレてた!面白くグレた!
    自分の妻がこうなったらどう思うだろ、結構好きだけどな。
    不妊治療の経験があるから共感する部分あり。
    みんなグレたほうがいいかもな、こんなグレ方なら。

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    2026年01月29日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    「テミスの不確かな法廷」続編。1作目の感想を以下のように書いた。
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    『直島作品のこれまでの最高傑作と言っておこう。ADHD・ASDの裁判官(特例判事補)の活躍を描く、今までにないひと味違ったリーガル小説。法曹関係者が読むと違和感ある箇所はあると思うが、そんなことは気にならないぐらいよく練られたプロットと、ADHD・ASDの特性が事細かに綴られていて、その特性ゆえに苦労しつつ、その特性を活かして事件を解決していく様がとっても新鮮かつ快い。安堂清春主人公でもう一冊書いてもらいたい。できればシリーズにもしてほし

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    2026年01月29日
  • イクサガミ 神

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    完結おめでとうございます!物語のラストを描いていただき、ありがとうございます!イクサガミのスピンオフ小説が出るのでは?と思うくらい、どの戦いも魅力的で拡がりそうだと思いました。

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    2026年01月29日
  • 愚か者の疾走

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    うーん、続編も良かった!あのあとどうなったか気になる3人の後日談よりも先に無関係そうな探偵の話から始めてそのエピソードのラストで引き込むのがうまい。そしてマモルと梶谷それぞれの再生の物語に繋がっていくんだけど、単なる再生だけではなくて、過去に追いかけられる怖さや不穏さがうまく描かれてる。

    そんな中、あ、それがタクヤならいいな、2人が出会えたらいいな、と読者は気づいてそれを祈る。それははっきりとは語られないが、ラストで2人の再会が予告されて終わるのは本当に美しい。この作家が大好きになったよ。前作があってこその続編だと思うし、前作からのつながりが素晴らしくて、これで星5にした。

    しかし人という

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    2026年01月29日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先

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    ネタバレ

    ウルフはツンデレさんなのかな?
    なでなではさせてくれなかったけど、ちゃんとお礼をしてるあたりかわいいじゃないか\(//∇//)\
    でもさすが野生、、、
    いくらお礼でも死骸はちょっと⊂((・x・))⊃

    読み進めるうちに犯人はお前だろ!ってなんとなくわかったけど、まさかの嫌がらせの理由が思春期拗らせた変態ストーカーとはΣ('◉⌓◉’)

    櫻子さんすごいな、百合子ちゃんが危ないってすぐ見破った!
    それ以前に嫌がらせの話を聞き、現場の靴箱と教室を見ただけで目星をつけちゃう・:*+.\(( °ω° ))/.:+

    あと、正太郎くんの不安をかき消すように今居くんの潔白をすぐに証明してる!
    友情

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    2026年01月29日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    猪苗代湖で不思議な体験でつながるビジネス&SF小説。途中から小さな世界との繋がりに気づきながら、物語の展開を楽しんでいける。最後に色々な繋がりが思わぬハッピーを。

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    2026年01月29日
  • 大河の一滴

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    このベストセラーが30年近く前に書かれたとは。
    平成から令和、更に世知辛い世の中になって、我々はどう生きるか?
    何もかも受け入れて生きていくしかないのだな。
    数年後にまた読み返したい。
    また別な発見があるかも知れない。

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    2026年01月29日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    今まで読んだどのどんでん返し系よりも、読後の呆然感が強かった。結末が意味分からなすぎて、解説読んでも分からず2周目読んでやっと理解した。
    連続猟奇殺人犯が犯した殺人を、犯人・母親・元刑事の視点から描いた話。冒頭で犯人は逮捕され、彼の罪をただ描いてるだけなのに、読後は頭が「?」で埋め尽くされる。
    結構グロいから苦手な人は苦手だと思う。期待と予想を遥かに上回るどんでん返しにあっぱれ。

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    2026年01月29日
  • 強運の持ち主

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    全体的な感想は温かい話でとても良かった。どの話も明るく前向きに完結していること。それぞれの登場人物の人生はもちろん続いていくが、文章の終わり方はみな前向きに進んでいくような雰囲気で終わっていく。そこがとても良い。
    ただし相談内容に関して状況が大きく良い方に変化しているわけではないと思う。それなのに明るく前向きに進む感じがするのは最終的な物事の捉え方がみんな前向きだからだと思う。
    主人公は占い師として出来るだけ明るい気持ちになってもらえるように相談者にアドバイスをしているが、常に選択肢を与えているだけ。結局は相談者本人が自分で答えを出して最終的には歩き出している。

    以前、別の占いをテーマにした

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    2026年01月29日
  • 川のほとりに立つ者は

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    自分から見えている部分は、その人全てではない事。普段の生活すら変えられる本だと思った。見えているものが全部じゃない。
    例えばいつも不機嫌な身近な同僚だって、何かしらの理由があるのかもしれない。『不機嫌』だって、私が思っているだけかもしれない。私がその人を決め付けたらいけないよな…。反省してしまった。寺地はるな先生の本は以前も読んだけど好き。

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    2026年01月29日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    こんなに長い物語を、一つの作品としてまとめ上げる、作者の技量と心意気に感服する。

    館シリーズ最初からの読者にとっては、最後に驚きと喜び必至の仕掛けがある。

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    2026年01月29日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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     冬山登山に来ていた若い夫婦が遭難によって亡くなった。夫の遺体の上にはいくつもの雪だるまが置かれていて、左手の小指が切り取られていたらしい。その切り取られた指を抱いていたのは、妻の遺体だった。この二点以外は不審な点はなく、警察は事故として処理をした。警察にも協力している謎解きコンサルタント〈オフィスレイヴン〉にその事故に関することで相談に訪れたのは、亡くなった夫婦の妹の親友である大学生の咲だった――「スノウマンの葬列」

     切なさの先にビターな印象を残す表題作からはじまり、どの作品も読み味は様々ですが、どれも余韻のとても良い短編が並んでいます。特に好きだったのがラストの「初めては毒殺」で、それ

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    2026年01月29日