小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ふたつの物語があって、最初のは、小学校4年生の、近所に住む、男の子麦くんと女の子ヘガティーのお話。次のお話では、2人が6年生になっている。
4年生の麦君は、まだまだ子供で、ヘガティーのほうがしっかり者って感じだけど、6年生の麦くんは、だいぶ思慮深い感じになってて、素敵だ。
ヘガティーは、徐々に思春期にさしかかって、いろいろに思い悩むんだけど、お父さんには言えないっていうところが、ああ、自分もそうだったなあ、と思った。
大人になってしまうと、泣きたくても、泣けなかったり、誰かに何かを相談したくても、誰にも言えずじまいだったり。なんとか自分の中で折り合いをつけてしまいがちだ。
この本の2 -
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本作は「その本は」に続く続編で、相変わらずユーモアと温かさが詰まった本でした。
私は、ハードカバーは殆ど購入しませんが、このシリーズは、ハードカバーであるからこそ意味があるように感じます。
本は通常、ページを開けて文字を読むことで世界観に没入するもの多いですが、このシリーズは、本の表紙、ページの硬さ、デザイン、重さ、カバーの手触りや質感等そういう全てが、作品の世界観を作っているように感じました。
作者お二方の、THE、天才感!たっぷり感じられました。誰も傷つける事ない温かなユーモア。
こんな村やこんな世界があったらなあ。想像が湧き起こる作品です。
一瞬で読んでしまったなあ。
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「よかったぁ〜⋯」とこの一言に尽きる。
本当によい作品と出会った時は何も言えなくなるんだなと実感しました。
とにかく、惹き込まれます。バレエは全然詳しくないから書かれている内容の半分も理解できていないけれど、こんなに感動できる!
「蜜蜂と遠雷」でも驚かされましたが、恩田陸さんの芸術に対する表現力は凄まじいです!!そして詳しい!当事者でもここまで鮮明に語ることはできないんじゃないのか⋯?
1つの演目を観たような、読み終わってもまだ遠い世界にいるような、そんな気持ちにさせてもらえます。
第4幕の出だしが面白かったです♪満を持して、いよいよ出番かな?って思っていただけに、まさかあのセリフから始まると -
Posted by ブクログ
ネタバレいままで読んだ中で1番面白かった社会派小説。
特殊詐欺(ト〇リュウ)、偽装修理(ビッ〇モーター)、LGBTQ、戦争、雇用問題などニュースになっている問題が小説になっていて、すべての話に登場する1台の車がこれらの話を繋ぎ、軌跡となって1つの物語になっているところがすごい。
どの話も自分の身近におきてるかもしれない話で、考えさせられることが多かった。
あの善良な後藤父が壊れてしまったところは辛かったけど、よく戻ってきてくれて涙。
全然内容に関係ないところだけど登場人物の名前が気になった。
作者はもしかしてファイアーエムブレム好きではないか。
フェリックスとか、ジェイクとか、「同士少女よ、敵 -
Posted by ブクログ
「テミスの不確かな法廷」続編。1作目の感想を以下のように書いた。
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『直島作品のこれまでの最高傑作と言っておこう。ADHD・ASDの裁判官(特例判事補)の活躍を描く、今までにないひと味違ったリーガル小説。法曹関係者が読むと違和感ある箇所はあると思うが、そんなことは気にならないぐらいよく練られたプロットと、ADHD・ASDの特性が事細かに綴られていて、その特性ゆえに苦労しつつ、その特性を活かして事件を解決していく様がとっても新鮮かつ快い。安堂清春主人公でもう一冊書いてもらいたい。できればシリーズにもしてほし -
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うーん、続編も良かった!あのあとどうなったか気になる3人の後日談よりも先に無関係そうな探偵の話から始めてそのエピソードのラストで引き込むのがうまい。そしてマモルと梶谷それぞれの再生の物語に繋がっていくんだけど、単なる再生だけではなくて、過去に追いかけられる怖さや不穏さがうまく描かれてる。
そんな中、あ、それがタクヤならいいな、2人が出会えたらいいな、と読者は気づいてそれを祈る。それははっきりとは語られないが、ラストで2人の再会が予告されて終わるのは本当に美しい。この作家が大好きになったよ。前作があってこその続編だと思うし、前作からのつながりが素晴らしくて、これで星5にした。
しかし人という -
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ネタバレウルフはツンデレさんなのかな?
なでなではさせてくれなかったけど、ちゃんとお礼をしてるあたりかわいいじゃないか\(//∇//)\
でもさすが野生、、、
いくらお礼でも死骸はちょっと⊂((・x・))⊃
読み進めるうちに犯人はお前だろ!ってなんとなくわかったけど、まさかの嫌がらせの理由が思春期拗らせた変態ストーカーとはΣ('◉⌓◉’)
櫻子さんすごいな、百合子ちゃんが危ないってすぐ見破った!
それ以前に嫌がらせの話を聞き、現場の靴箱と教室を見ただけで目星をつけちゃう・:*+.\(( °ω° ))/.:+
あと、正太郎くんの不安をかき消すように今居くんの潔白をすぐに証明してる!
友情 -
Posted by ブクログ
全体的な感想は温かい話でとても良かった。どの話も明るく前向きに完結していること。それぞれの登場人物の人生はもちろん続いていくが、文章の終わり方はみな前向きに進んでいくような雰囲気で終わっていく。そこがとても良い。
ただし相談内容に関して状況が大きく良い方に変化しているわけではないと思う。それなのに明るく前向きに進む感じがするのは最終的な物事の捉え方がみんな前向きだからだと思う。
主人公は占い師として出来るだけ明るい気持ちになってもらえるように相談者にアドバイスをしているが、常に選択肢を与えているだけ。結局は相談者本人が自分で答えを出して最終的には歩き出している。
以前、別の占いをテーマにした
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