小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
何を軸にして読むかで印象が変わりそう。
詩的表現でAIやVRなどのデジタル技術が題材になった作品を描いている点がなかなかに面白く、これまで読んだことがない感覚になった。
昔、バイオハザードヘビーユーザーだったことがあるので、やっつけた敵が地面に転がってて邪魔だなとか、いつのまにか死体が消えてて不思議だなと思った、その経験も生きた。
ゾンビ回収という仕事に、並々ならぬ思いを抱いているところなどは『コンビニ人間』を彷彿とさせる。他者に認められたいという思いが強い、真面目な主人公の苦悩や心情の吐露などは、共感できる人も多いのではなかろうか。
キーワードとしては、AI、VR、労働、自我、身体。
私はV -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作も面白かったが、さらに上回る面白さだった。
八百万町は小さな町なのに、話題に事欠かない。
まずは町長選挙があり、若手IT企業家が名乗りを上げる。新町長は町民から厚い期待を寄せられている一方で、パワハラや汚職の疑惑も見え隠れする。
太郎の作品は文芸賞にノミネートされ、同じくノミネートされた美人小説家は、ハヤブサに縁があったり、盗作疑惑があったりと、謎めいた存在だ。
事件も起きる。若きシングルマザーが川で遺体となって発見されたり、放火犯は捕まったはずなのに、不審火による火災が続いたりする。
こうして一見バラバラに見える出来事が、実は一本の糸でつながっていて、ラストで見事に回 -
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ネタバレ君の話から三秋さんの本に興味を持った。
主人公とヒロインの年齢差がかなりあるので読めるか不安だったけど、そこは物語の流れ的にあまり気にならなかった。
終盤でハッピーエンドに期待したのに、そううまく行くはずもなく、辛かった。
最後に主人公と左薙の寄生虫の正体がわかった時の衝撃といったら。
けど、左薙が"両方とも死ぬはずが、片方は生きることができるようになった上に、本当に恋をしていたことがわかった"というようなことを思っていて、ただ悲しいだけの終わりではないのだと思った。
設定が本当に作り込まれていて、実際にいる寄生虫のことも踏まえた内容で、違和感がないのがすごいと思う。 -
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突然日常が奪われ、恐ろしいほどの衝動と覚悟に突き動かされる少女たち、退くことができない少女たちの様相に引っ張られるように一気に読んでしまいました!少女が抱えた憎しみとは、「敵」とは何か、絶対的な正答はない問いですが、少女がどのように答えを出し、スコープの先に何を捉えるのか、息を飲むような展開が待ち受けていました。
今までにない読書体験でした。この物語は間違いなく自分の価値観になにか問いかけてくる力があると感じます。第二次世界大戦は過去の重大な歴史として教わり、戦争とは絶対にあってはならないものだとたくさん聞いて育って来ました。みなさんもそうだと思います。もちろんその考えは揺らぎません。実際こ -
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姉の死で帰郷したアイリ―シュは、地元の青年ジムといい雰囲気になるが、ブルックリンに恋人ト二―がいるため、結局アメリカに戻る。選択理由は、単に愛情だけではない。アイルランドよりも、アメリカの方が、圧倒的に就職先があり、収入も良い。つまり、暮らし向きが楽なのだ。
1976年のロングアイランド。アイリーシュは夫のトニー、十代の娘、息子とともに新興住宅地で暮らしている。ある日のこと、見知らぬ男が彼女を訪ねてくる。トニーがその男の妻を妊娠させたので、赤ん坊が生まれたら連れてくるというのだ。「留守なら、玄関先に置いて帰るからそう思え」と。赤ん坊の姿を絶対に見たくない、と夫に宣言したアイリーシュは、その -
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46歳のノ―ラ・ウェブスターは、近所の人達から‘先生’と呼ばれ尊敬された夫を亡くしたばかりだ。4人の子供たちのうち、2人の男の子はまだ幼く、娘達は故郷を離れており、夏の別荘を売っても生活費には足りない。そのため20年ぶりに知人の紹介で元の職場に再就職する。ところが始めたばかりの新生活は何かと軋みが出始める。
あの『ブルックリン』のヒロイン、アイリーシュの母親が、ノ―ラを悩ませる人として登場。「夫がいなくなったんだから、夏の別荘は要らないんじゃないの?」と、自分の息子に売ってくれないか打診しに来る。併せて「情緒不安定だったが落ち着いた」アイリーシュのその後がここで紹介される。住む場所は違って -
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魔法製作所第2弾。
最悪な以前の職場から脱出し、新しい職場に少しずつ馴染み始めた矢先、会社で発生するスパイ疑惑。
プライベートではテキサスに住む両親が感謝祭休暇でやって来る事になり、さらにケイティ自身にも危機が迫る急展開のストーリーだった。
様々な事件やトラブルが発生し、ケイティの平穏でおかしな日々はどうなるのか心配だったけど、ページを捲る手が止まらず、今回も楽しく読んでしまった。
ケイティの勇敢さや現実との泥臭い向き合い方、不器用な恋愛の姿がとてもキュートで応援したくなってしまった。
まだまだシリーズは読み始めたばかり。
これからのケイティの成長が楽しみだ。
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