小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
統率されてく社会怖い。今も遺伝子とか知能とか、最適解が徐々に分かり始めてる世界になってきてるから、いつかこの世界も一つの良いものに向かって収束してく気がする。
後半、役たたずのピョコルンにイライラしてしまった。気持ち悪い世界観で面白かった。
世界99に住んでる人は、多分沢山いる。
○49歳
白藤さんは、10%の「かわいそうな人」そのものの行動をするので、たまに一緒に買い物に行ったりするととても恥ずかしい。どうして、「怒り」だとか「憎しみ」だとか、誰かを「叱る」だとか、そういう「汚い感情」を持ち続けているのだろう?
私たちは矛盾している。でも、矛盾してなかった私たちなんて存在しただろうか?な -
Posted by ブクログ
さすがだ、、!
久しぶりに貫井徳郎作品を読んだら、圧倒された〜。
ほんまにそういうコンプレックスがある女性が書いているかのような没入感だった。
さすがです。
初めから結末がどうなるかわかっているつもりだったけど、ほんまのラストはまさかの、ではあった。そこも貫井徳郎作品らしい展開で、おもしろかった。
とはいえ、これ以外の貫井徳郎作品とは一線を画す、女性主人公で、ほぼ一人の視点で描かれる。性別はともかくとしても、貫井徳郎が1人の人間の視点で物語を描くと、こうも描写が深くなるか、、、、と納得した。
ちょい役ではあったものの、天才小説家・鴻池のセリフが印象的だった。
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Posted by ブクログ
直径七・七キロメートルを超える小惑星が熊本県阿蘇郡に衝突する。それはこの世界では確定事項となっています。衝突によって三十億人が死ぬとされ、仮に生き残ったとしても気象・環境への多大な影響により、結局、人類は滅亡するという予測が立てられていて、留まるも地獄、逃げるも地獄、という状態です。暴動、逃亡、悲観……混沌とした世界の中で、小春は自動車教習所に通っている。ある時、小春は車のトランクの中から他殺体を発見する。自殺するひとはめずらしくない。だけどどうせもうすぐみんな死ぬのに、どうして今殺したのだろう。
ということで本書は間もなく死ぬことが分かっている状況で、なぜ殺人が起こったのか、という魅力 -
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Posted by ブクログ
ほっこりするけどやっぱり泣ける。
人は必ず家族の誰かを看取らねばならないし、自らの死からも逃れられない。人生、出会いの数だけ別れがあり、関係が深くなればなるほど別れは辛くなる。どう自分らしく生きるかに重きが置かれる昨今、どう死ぬか、どう別れるかは見落とされがちではないかと思う。
神様のカルテはそんな事実に目を向けさせると共に医療が患者の死とどう向き合っているのかということに気付かせてくれる。当たり前だけど医者をはじめとする医療従事者が全ての病気を治せるわけではない。死は公平に訪れるけれど、それは辛いし不条理でもある。だからこそしっかり生きたいし家族や友人を大切にしたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「介護のために手足を切断する」という倫理を大きく逸脱するような療法に度肝を抜かれたのは私だけではないはずだ。
しかし漆原医師の遺稿を読みはじめると、患者自身の心身の負担だけでなく、介護の現場の負担も軽減できる至極真っ当で合理的な療法のように感じた。
今後さらに逼迫していくであろう老人介護の現場を考えた時、合理性が求められることは必須で、Aケアが老人介護のスタンダードな療法となる可能性も十分あるのではないか。
それほど漆原医師の遺稿は老人介護のリアルが克明に記されていると感じたし、患者と介護者、両者の視点に寄り添った結果、考え出された療法だと感じた。当初は無しだと思っていた手足切断という療法だが -
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バンド好きな自分は、読み進めるのがとても苦しい作品でした。
リーダーへの尊敬、畏怖、敬愛etc…とあるバンドを人生の全てだって言えるくらいに支えられてる自分は瑞葉の気持ちが痛い位届いてきました。
けれど、そのポジティブな気持ちとは裏腹に才能が無い事への僻み、劣等感を持ち合わせるのは至極当然で、必死に喰らいつく様は心に残ります。
仲良しこよしだけでやってない、真剣に上を目指す。そんな仲間だからこそ、ぶつかり、反省し、また励んで…けど、大好きな自分のバンドがもっと行って欲しい。
ラストの3ページは兎に角圧巻です。読み終えたくないのに、読むのを止められない。苦しくなるほどなのに、見届けたい。そ -
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