ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 紙の月

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    読んでいてずっと怖いと思っていた。

    なにが怖いのかといえば、
    梨花の空虚さや、
    金が人を狂わしていく様が、
    加速して留まることを知らずに転がっていくことが。

    しかし物語が進んでいくと、
    梨花の友人たちも、
    最後には梨花自身も、
    私やあなたを発見するのだ。
    その見事な到達点に、
    ここをめがけて転落してきたのなら、
    意味のある地獄だと思った。



    映画はだいぶ前に観ていて、
    とてもおもしろかったので、
    お陰でずっとイメージの中で梨花は宮沢りえの顔をしていた。

    ラストの違いについては、
    吉田大八監督の解説でなるほどと感じた。

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    2026年04月21日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    子育てのバイブルの1冊になった。
    子供とともに自然にわけ入ることの素晴らしさを教えてくれる。
    解説エッセイもいい。

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    2026年04月21日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    結婚、出産や恋人がいることが普通の幸せだと思われがちで自分もそう思いがちだが幸せは自分が幸せだと思えばそうだという当たり前に気付かされた。自分を愛せないなら自分を信じてくれている人ごと愛せばいいと思った。
    月が綺麗な夜に、自分を思い出してほしいと思えるひとがいることが幸せだなとおもった。

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    2026年04月21日
  • キャロル

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    ネタバレ

    最後まで読んでよかった。
    途中まで睡眠を疎かにするほど夢中になって読み進めていたけど、テレーズとキャロルの距離が離れてから読むのが苦痛で仕方がなくて、この本との距離も離れてしまった。
    今は晴れやかな気分で感想を書いている。この本はテレーズがモラトリアムを脱するまでを描いているのかな。そう思えば、テレーズの感受性豊かなところ、惚れっぽいところも納得できた。ただの恋愛小説ではなかった。翻訳が素晴らしく読みやすかったし、何よりどちらかと言うと地味で淡々としたストーリーなのに、読ませる力が凄い。情景が、温度や湿度が、感情が、全身に染み渡ってくるような文章だった。
    言葉にできない感想が沢山ある。言葉にし

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    2026年04月21日
  • 雨の日のイルカたちは

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    P39:でも、自分の一生というのが、このわたしの一生という気がしない。なんだか他人事みたいで……だから、かわいそうと思っていることも、きっと他人事なのだろう。
    ひょっとしてわたしたちは、イルカよりも悲惨な人生を歩んでいるのかもしれない。
    P42:ワニといいところは、自分のことだけ考えて生きていることね。
    P44:イルカの顔って、いつも微笑んでいるように見える。
    P56:〜サンマの値段は八十九円。

    付箋を忘れたので。
    すごく心がすり減ってる時に読んだので、一言一言がいつもより重かったし、刺さった気がする。まず、片山さんの表現力というか、世界を見る感覚がすごいんだなって感じた。帯に、片山さんのコ

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    2026年04月21日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    オーディオブックにて。

    前作とは違い、登場人物が増えてそれぞれの視点から成瀬に関して描かれている。
    成瀬のように真っ直ぐに生きたい。
    という感想を抱く人は多いのではないだろうか。
    元気になる作品。

    やはり島崎との関係は好きだ。
    前作では島崎と離れてしまうやるせない気持ちの成瀬に共感したが、今作では島崎が膳所を離れて成瀬に思いふけるところがなんとも言えない気持ちになった。

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    2026年04月21日
  • ミステリが最強の文芸である “世界でいちばん”のトリック技法

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    面白かった!!

    自分が小説を書くことは絶対無いだろうけど、楽しめました。
    ミステリが一番好きなジャンルなので、作者の考え方とか伏線の仕込み方とか分かって面白かったです。

    サンプルとして書かれた2つの物語も面白かったし色々勉強になりました。

    二段落ちは俺も大好きです!杉井先生!

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    2026年04月21日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    なんだろ…
    言葉にしてはいけない気がする
    言葉で表現してはいけない気がする
    何を言っても軽々しくなってしまう気がする

    ただ…
    涙が出ました

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    2026年04月21日
  • 卒業生には向かない真実

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    ピップシリーズ、完結編。
    いやー、まさかの展開にびっくり。
    ピップの取った判断、行動は、結果としてどうだったんだろう。
    それからも、起こったかもしれない悲劇を、食い止められたのかもしれない。
    連鎖を断ち切れたのかもしれない。

    しかし、しかし…
    よく、まぁ、作者は思い切ったストーリーを作ったもんだ、と感心する。

    ただ、ただ、すごい。

    ピップの仲間たちがいいなー。
    みんなの愛情を感じる。
    今まで、ピップがたくさんの友達を助けてきたから。

    これで、ホントに終わり?
    もう少し、続きが読みたい気もするし、もう静かに平和に暮らして欲しいとも思う。

    とにかく、面白かった!

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    2026年04月21日
  • ドクター・デスの再臨

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    犬養シリーズを読み終わってしまいました。寂しい。またまたの、どんでん返し、さすがの中山七里さんです。
    ドクターデスの前編の「ドクターデスの遺産」を、ドラマで見たのですが、小説の方が、壮絶でした。私は聞く読書で、オーディブルなのですが、聞くのか怖くて痛い、大変な経験の描写もありました。
    昔、中山七里さん、ちょっとだけ読んで、残虐的な描写が苦手で、食わず嫌いてで、読むのをやめてしまったのですが、どんどん、読み始めると、プロットが素晴らしく、楽しめる読書になっています。残虐な描写も、それがあるからこその、心の苦しみや、痛みや、葛藤や、いろんなことに、つながっていく感じです。

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    2026年04月21日
  • 台湾にひとりで1か月住んでみた 50歳、セカンドライフ模索中!

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    久しぶりに本を読んだので、本とも言えないがトレーニングがてらに漫画を。台湾の友人は私にはいないので、実行はできないがすごく羨ましかった。食べたことない組み合わせのご飯。行ってみたいな台湾。と素直に思った。

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    2026年04月21日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    このシリーズは全て読んで下さい。
    生と死についてとにかく考えさせられるし、生きるとは死ぬとはについてここまで考えたことなかったなーって。
    桐子先生と福原先生についても詳しく知れます。

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    2026年04月21日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    【最後の医者は桜を見上げて君を想う】の続編。
    生と死をとにかく考えさせられる。
    ぜひ桜を読んだあとに上下合わせて読んでください。

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    2026年04月21日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    最初は表紙の綺麗さで、いわゆるパケ買い。
    それが本当にのめり込める。この後続編も2冊あるんだけど全部良かった。
    いいのよ皮膚科の先生。桐子先生。
    桐子先生は【死を肯定する先生】
    対して福原先生は【生に賭ける医者】
    対立する2人だけど患者を助けたいっていう思いは同じで、死をテーマにしながらも患者の『 生きる』ことを一番に考えている医療の物語。

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    2026年04月21日
  • 人魚が逃げた

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    心が暖まる。
    第3章かな?家族のお話、親娘、夫婦のお話ぜーんぶ本当に暖かい。涙でる。
    青山美智子さんのほかの小説もぜひ読みたい。
    そして小説の中にでてくる銀座の喫茶店には絶対に行きたい。カフェパウリスト?☕だったかな?

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    2026年04月21日
  • 春琴抄

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    琴、三弦の名手であり、盲目の美女→春琴
    男女関係があるも表に知られないようにし、最後まで師弟関係を貫き通した→佐助

    春琴と佐助、2人の生き様と谷崎潤一郎の文章の妙に、非常に興味を掻き立てられました。こんな愛もあるのかー、とゾクゾク感ハンパなし!とても短い小説でありながら、深みがあります。文章が何しろ素晴らしいです。この小説は、句読点が結構な割合で省略されています。現在も筆でフォーマルな手紙を書くときには、句読点を省くのが通例ですので、谷崎さんは小説の原稿を筆で書かれていたのかな?と想像しました。

    芸の道の厳しさ、春琴のわがままな性格と盲目である故の苦悩、佐助の徹底した春琴への敬愛、奉仕の精

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    2026年04月21日
  • グアテマラの弟

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    今回もとてもおもしろかったです!片桐さんの自由で素直な考え方と行動力があるからこそ、異国地の地でも魅力的な人が集まるのかなと感じました。
    わたしもいつかグアテマラに行ってみたい、グアテマラ産のコーヒーが飲みたいと思いました。

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    2026年04月21日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    ネタバレ

    シリーズ4作目!
    スープだけでなく、他の料理の描写にもヨダレが出そうになる。
    苺のスープが特に気になったし、ジビエにも興味が出てきた。

    このシリーズ読み始めてから、スープを作ることや食べることが増えてなんだか嬉しい!

    さりげなく重い話があったり…
    人生の分岐点で悩む話があったり…
    スープのように温かな話ばかりじゃないけど
    2人の関係にまた少し変化が見られた最後で終わるのが、個人的に好きな部分だった!

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    2026年04月21日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    人を占うときは直感と探偵のような探りで、それらしく言えるのに、自分のことになるとぐるぐる考えてしまって占いに頼っているのが可愛い。
    ルイーズのように、結局、自分の今までの人生からくる直感や考えを大事にして生きていったほうが後悔はあまりしない気がする。

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    2026年04月21日
  • ロビンソン・クルーソー

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    初めてちゃんと読んだけど、こりゃ面白い。
    この主人公、かなりの強運だし、フィジカルもメンタルもとんでもなく強いと思う。
    教訓めいた部分も多い。落ち込んだりした時はこの物語を思い出すのも良いかもしれない。

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    2026年04月21日