ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ひかる風~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)~

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    内容(ブックデータベースより)

    西国の大名、山野辺藩から、牡丹堂に菓子の注文が舞い込んだ。小萩をはじめ見世の面々は晴れがましく感じながらも、何やら落ち着かない日々だ。そんな折、もともと山野辺藩の御用を務めていた老舗の伊勢松坂が、何者かに乗っ取られた。主の松兵衛が相場で大損をして、借金の形に取られたというのだが・・・。菓子の味と人情に心ホッコリする大好評シリーズ第四弾。

    令和8年8月17日~19日

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    2026年08月19日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    私のいちばんの本

    私の理想の生活がここにはあった。寄り添ってくれる、包んでくれる、優しさ溢れるあったかい。
    なぜ私がここまで響いているのか不思議でしかなかった。何度も読んで読んで思った、私はまいと似ている、似ていた。

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    2026年08月19日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    え、そのまま当真が犯人なの…?と心配したけどそんなわけはなく、ピアノ母が真犯人。簡単な叙述トリックにもなぜか全く気づけず悔しい…っ(笑)
    なるほどなるほどそういう感じ!…と思いきや、さらに裁けない黒幕がいたというのが良かった!2段どんでん返し!
    ところで、罪のない子どもが性的に酷い目にあう描写は嫌だな…顔を顰めて読みました。
    あと古手川の異常な生命力が一番気になった。

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    2026年08月19日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    水彩画のような本だった。

    森や草木、おばあちゃんとの暮らし、季節の移ろい。淡く優しい色が少しずつ重なって、一枚の絵になっていくような物語だった。

    特に心に残ったのは「自分で決める」ということ。
    自分の人生なのに、自分で決めることは案外難しい。私自身にもまだ足りないところだと感じた。

    自分で決める力を持つこと。それが、不安や恐れ、自分を惑わせるものから自分自身を守ることなのかもしれない。

    そして、おばあちゃんには自分の死が近いことが見えていたのだろうか。

    最後のメッセージには胸がいっぱいになった。
    身体がなくなっても魂まで消えてしまうわけではなく、身体から離れた魂は自由になれる。

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    2026年08月19日
  • 宙ごはん

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    結局続けて読んでしまった町田そのこさん
    そして今回もココロを掴まれた(泣)
    登場する人達みんなを応援したくなるお話でした

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    2026年08月19日
  • ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体

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    冒頭は主人公のおばあさんがお節介すぎて読み続けられるか心配だったけど、だんだん引き込まれる内容で大半の内容がミステリーからかけ離れてるけどどの部分も面白かった!最後まで飛ばし読みせず楽しみる本

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    2026年08月19日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    読み終えたあとの満足感が最高の一言。
    それぞれの登場人物から語られる物語から、仇討ちの真実に迫っていく、ミステリー小説としても楽しめました。

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    2026年08月19日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

    今回は長編!
    やっぱり個人的には短編より長編の方が好み!伏線の回収のされ方が好き。
    美星さんは完璧な推理を最後はするけど、
    完璧な人ではない。
    だから魅力的なんだろうな。
    青山さんも、推理を間違えたりするけど、この人は絶対にモテる人。
    2人が幸せになることを願う。
    石井さんはなんかあると思っていたらそう言う最後で、
    人って捨てたモンじゃないのかもしれない。
    でも運命は変えられないよそりゃ!

    何より、最後、物語の時系列を知った瞬間、鳥肌が立つと言うかうれしくなるというか。
    私たちは間接的にもうこの結末を知っていたんだなー。

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    2026年08月19日
  • 怒り(下) 新装版

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    人を信じることの難しさ、苦しさを描いた物語。
    若い夫婦が自宅で惨殺され、犯人の男が逃亡して一年が経ったところから物語は始まります。
    読み始めは犯人の逃亡劇かと思いきや、それだけではなく、千葉・東京・沖縄を舞台にそれぞれの登場人物の視点で、家族・恋人・友人を信じることができるのか?ということが描かれていました。
    一番印象に残ったのは、洋平と愛子の親子。愛子は幸せになれると思いたいのに、心のどこかで娘に対する自信のなさが顔をだしてしまう描写がとても切ないです。洋平が田代に対して逃亡犯ではないかと疑い始めたとき、身近にいる田代の真面目さから逃亡犯なわけがないと思いつつ、逃亡犯との共通点を探してしまう

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    2026年08月19日
  • ひきこもり家族

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    多様性の社会。あらゆる人達が幸せに暮らせる世の中になってもらいたい。
    さて、ひきこもり事情を知りたく本書を拝読。
    ひきこもりの人も当人にしかわかり得ない複雑な想いが有るんだと、改めて深い胸中が少しわかった気がした。

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    2026年08月19日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    さすが伊坂幸太郎。映画を先に見ていたが、原作の方が面白かった。人の最大の武器は信頼っていう言葉はかなり胸を打った。主人公は、本当に人からの信頼で生き延びた。自分もこういう人になりたい

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    2026年08月19日
  • セシルのもくろみ

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    ファッションの世界好きだし、
    『セシル』の意味は何?っていうのがはじまりで読みすすめたワタシ…

    平凡な主婦が女性誌の読書モデルになるってことがもぅ古いけれども(女性誌はどんどん休刊になってるし…)

    『悲しみよこんにちは』のセシル(読んだことのないのでイマイチパッとしない(笑))のように可愛い顔してとんでもないもくろみを持ってるのがオンナいう意味では時代は関係ないよねぇ~っと
    熱く燃え上がるものを持ってるのとセットで♡(笑)

    ファッション✕オンナの闘争心が燃え上がる作品、、
    やっぱり好き♡

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    2026年08月19日
  • 森のバカンス

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     小川糸さんのエッセイ。いろいろな生活にチャレンジして、それを文で表現してくれていて、なんともまあ、キラキラとしていて素敵。そして、表現がまた独特でとてもいい。こちらは森での暮らしを書いたエッセイになります。

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    2026年08月19日
  • 暗号解読(下)

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    暗号解読 下
    原作:サイモン・シン
    訳:青木 薫
    出版社:新潮社
    新潮文庫 シ 37 3

    下巻のはじまりは、暗号ではなく、言語と、古代文字の解読である。暗号は、言語に通暁している者が適しているといわれていて、ヒエログリフなどの解読の手法と暗号との対比による解説である。

    もともと、敵が知り得ないような言語があれば、その言語で対応していれば、平文でも全く問題はない。太平洋戦争の中で、ナヴァホ暗号といわれた言語がそういった使われ方をしている。

    そういえば、映画でマンハッタンで、敵にかこまれた工作員どうしが、アフリカ戦線で覚えた言語でコミュニケーションを図っているのを思い出した。

    次にヒエログ

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    2026年08月19日
  • 見仏記

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    TV見仏記が再放送されているのをたまたま見て興味が沸いたので読み始めた。
    TV版と同様のユルさはあるが、異文化の受容といった視点は30年経った今だからこそ考えさせられるものもあった。
    いとうさんの「思考の暴走」とみうらさんのユルいイラストがバランスが取れていて本当にいい仏友コンビ。

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    2026年08月19日
  • エピクロスの処方箋

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    1月に読んだ本
    やはりよかった!
    心の深い余韻が、今もしっかり残っている
    医療の第三の道

    私も静かに死を迎えたい
    その手伝いをお願したい

    「医療では人は救えないんだよ」

    エピクロスに興味を持ち
    岩波文庫で読んだけれど
    よくわからなかった

    夏川草介さんこそだなあ

    ≪ 命とは? 終わりの時に ためされて ≫

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    2026年08月19日
  • おいしい給食 チリコンカンと北の友達

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     テレビドラマ『おいしい給食 season3』のノベライズ本です。
     10月からseason4が放送されるということで、現在BS12でseason3が再放送されています(金曜日の午前2時30分~)。

     わたしは、この作品は全然好きでもなく、まったく興味もなかったのですが、先日たまたまWOWOWで『劇場版 おいしい給食 Final Battle』を観てしまい、不覚にもラストで感動してしまい、今、ハマっていますw

     主人公の甘利田 幸男(あまりだ ゆきお)さんは、中学校の数学教師で、常節(とこぶし)中学校から、黍名子(きびなご)中学校へと異動し、現在は忍川(おしかわ)中学校で勤務しています。

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    2026年08月19日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    タイトルと雰囲気で面白そうだなーと思ってたのでやっと読めて良かった〜

    最初は海外小説にありがちで固有名詞が全然頭に入ってこないし、ノースカロライナ?の湿地??1950-60年代のアメリカの文化的歴史的背景も分からないので読んでても文章が頭のなかで滑ってたんですが、頭のなかに入るようになってからは一気に面白くなってきました。
    A面B面で話が進む展開大好きなのでA面とB面が交わってからはもう読む手が止まらなかったです。早く読みたい。仕事してる場合ではない!!

    ノースカロライナの湿地帯の美しい自然や野生動物たちの強かさなどの描写が素敵だった。
    是非実写映画も観てみたいなぁ!
    カイアの強さ、美しさ

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    2026年08月19日
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    医療×ミステリーという組み合わせだけでも面白いが、本作で特に惹かれたのは天久鷹央という人物そのものだった。

    著者が現役の医師ということもあり、病気の症状や診断に至るまでの過程、病院内の描写には説得力があり、それが物語への没入感を高めてくれる。
    一見すると怪奇現象や不可解な事件にしか見えない謎が、医学的な知識によって論理的に紐解かれていく。その過程こそ、本作ならではの醍醐味だ。

    中でも一番刺さったのは「不可視の胎児」。

    その小さな頭の中に膨大な知識と無限の好奇心を詰め込んだ鷹央だが、倫理観や人の感情、いわゆる「空気を読む」ことは苦手であり、本人もそれを自覚している。

    そんな鷹央が、患者を

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    2026年08月19日
  • 八月の御所グラウンド

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    短編と中編が一つずつ。
    久々の万城目学だったが万城目節健在で楽しめた。
    短編は高校の女子駅伝が舞台。登場人物がみな明るく、頑張ったり落ち込んだりの青春小説◎。
    表題作は中編。京都の大学生が灼熱の夏休みに野球をやるはめになるのが舞台装置。チームは女子学生や近くにいたおじさんとかの寄せ集め。ただの明るく楽しい話から、物語は人々の思いや思い出につながって広がっていく。読後感も同様に広がっていき、それが好ましい。

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    2026年08月19日