小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
なかなかインパクトのある表紙
MOEの絵本屋さん大賞のランキングにランクインしていたのでずっと借りたかったんですが
すごく人気でいつも貸し出し中
やっと借りられました(^^)
いちごのすきな ごりらさん
いっぱいいっぱいたべたらね、、、
いちごりら♪
てな感じで
なかなかシュールな変身を遂げます!笑
読めば読むほど味が出る
スルメ絵本だと私は思います
子どもたちも最初よりも
読み慣れてきてからの方が楽しそう。
子どもたちの名前でくっつく食べ物を考えたり
食べ物からお友達の名前をくっつけて遊んだり
会話も広がる絵本です(o^^o)
最後のバナ -
Posted by ブクログ
村上春樹さん 文藝春秋2016年10月発行
短編6つ 読んだあとちょっと寂しさが残る物語
・ドライブ・マイ・カー
専属運転手みさきの本籍地「北海道上十二滝町」って「羊をめぐる冒険」では十二滝!なんか嬉しい
・イエスタデイ
聞いたことはないけど、へんてこな歌詞がとても気になる…
・独立器官
恋煩いで亡くなってしまう
その選択は、身近な人にはとても辛い
・シェエラザード
片思いの彼の家に、あえて留守に行ってしまうところは、ドキドキする
・木野
路地の奥の小さな酒場で、古いLPレコードを聴きながら過ごしてみたかった
・女のいない男たち
なにはともあれ、電話をもらったせいで思いを巡らせる…そうでな -
Posted by ブクログ
人間関係に不器用で繊細な管理人さん兼まかないさんと、それぞれに何かから逃げてきて身を隠したい下宿人たちの、連作短編集。
なかもり荘のみなさんの関係性がとても優しく、温かい気持ちになれるのは、真ん中にナギトがいるおかげですね。そして、そこに導いたみちるさんのおかげでも。ナギトがみんなに愛されていて、それが読後感の良さにもつながりました。
最後に明かされる真相は悪意に満ちていて、犯人の性格が悪いな、とは思うものの、自分の中にもそういう要素がないか、ドキッとした結末でした。ナオさんの言う「しかたない」ではなく「ただそういうこと」と受け止める、という言葉も心に残りました。
この暖かい関係が続いてほしい -
Posted by ブクログ
15年ぶりの再会。あの過剰な語りをまた経験したくなり、本を開いた。過剰な語りは過剰な感情と行動を伴い、有無を言わさぬ力で、読者を物語の世界へと深く引きずり込む。
色々と過剰で、化け物のような人々。このような人間がいるのかと思えるほど、感情と行動の起伏が激しい。今巻は特に、カラマーゾフ3兄弟の父親フォードルと長兄ドミートリィが目立つ。序盤の山場は、ゾシマ長老との会食での大立ち回り。強欲で好色なフョードルは、自ら道化のような役回りを演じる。自分でこしらえた感情を自分で真に受けて感動するもんだから、どこまで本気で、どこからが演技か境目が無くなってしまう。その結果、彼の人物像は、凡庸な理解が及ばない、 -
Posted by ブクログ
三冠達成から30年という節目に出版されたナリタブライアン本。著者はサンスポ記者/Gallop編集長などを歴任している。
大久保調教師・山路オーナー(そして言及はないが清水英次騎手)は亡くなっているが、南井騎手をしっかり取材している。ほか3名の(元)騎手のほか、最後には早田光一郎氏の刑事事件のエピソードも。村田さんとは連絡取れなかったのかな?
戦績や血統などが一切載っていないのは、スマホで簡単に検索できるからだろうな。それでいて、400ページ弱もあるんだからびっくりする。
時代を反映しているのが、「マル外」に注釈がついたり、シャドーロールが画期的だったことが説明されていること、大久保氏が香港に