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Posted by ブクログ 2023年12月14日
『ファウスト』と並ぶ、ゲーテの代表作にして、近代文学の傑作である。アイドルオタクの私の心はズタズタに切り裂かれた。
繊細で恋愛を知らない若貴族ウェルテルが、法官の娘シャルロッテに空前絶後の恋に落ちてしまう。しかし、シャルロッテには既にウェルテルすら尊敬してしまう許婚がいたのである。
伝統や風習、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月12日
アラフォー既婚の私が読んだので、どうしてもロッテの立場を考えてしまう…。
この後ロッテはまともに生きていけるの?女の人って精神的に強いから大丈夫かな。
もっと若い頃に読んだらどんな感想を持っただろうか?ウェルテルに共感する部分が多かったのだろうか?ウェルテルの熱い情熱にひきつつも、人間の内面を深く...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月30日
ウェルテルは即死じゃないんだ、、が一番の驚きポイント。
ウェルテル自身ちょっとだけ生きづらいタイプの思考をする傾向にあるけど、真逆というか相容れないタイプの人(恋しいシャルロッテの結婚相手)にも割とそれなりに反論したり攻撃的になったりするところも見れておもしろい。
全体に、恋に落ちて夢中になってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月22日
「初版」訳の光文社古典新訳文庫を読み、「改訂版」の新潮文庫も読んでみた。前者の解説によると、11の書簡の追加と「編者から読者へ」の全面的書き換えがあったとのこと。受ける印象は大きく変わらないが、改訂版の方がウェルテルの心情が客観的に書かれているように感じた。それでも後半に向かうにつれてのウェルテルの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月06日
ウェルテルの思考が情熱的で芸術的であるがゆえにウェルテル自身の悩み、嫉妬などの暗い感情がこと細やかに書かれていた。
もう少しウェルテルがさっぱりした性格であったならこんなに悩んだりすることは無かったのかな。
ロッテと似たような感性を持ち合わせていたり、その性格ゆえに恋に対して悩みすぎてしまったり、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月29日
率直な感想は、「かまってちゃんのSNSかよ!」
手紙の形式で語られるので、ウィルヘルムが何をしているのかはこちらの想像に委ねられる。誰もが若い頃経験した叶わぬ恋の話なので、ワクワクドキドキのストーリー展開!は無く、共感すら覚える。でも自分の命を絶たずにここまで生きてきたのはなぜか、自分の周りに自分を...続きを読む
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