いとエモし。 超訳 日本の美しい文学

いとエモし。 超訳 日本の美しい文学

1,628円 (税込)

8pt

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10代のうちは、国語にも古典にもまったく興味が持てなかった著者が、大人になったある日、

「まいて雁(かり)などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。」

という、『枕草子』の一節を見てふと心をつかまれた。

「ああ、『エモい』ってことか」

秋の夕暮れを見て、
冬の朝の寒さに震えて、
春の朝焼けの景色を見て、
夏の夜に雨音を聴いて、

清少納言が感じた「いとをかし」。

それは「まじエモい。」だったのだ。



本書は、枕草子、万葉集、古今和歌集、徒然草……などに綴られた古の言葉たちを、「いまを生きる私たちの感覚」に合わせて“エモ訳“した上で、超美麗なイラストによって視覚化した新感覚エッセイ。
ページをめくるたびに、先人たちが作品に込めた「エモパワー」を強烈に感じながら、切なくなったり、勇気がわいてきたり、なんともいえない胸いっぱいな気持ちになれる本です。

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いとエモし。 超訳 日本の美しい文学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    31音で感じたことを表すなんて絶対に私にはできない!笑

    43の静御前のお話が絵も含めて1番好きだった。切なくて、綺麗なお話だと感じた。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    古典文学を現代の言葉に訳した本。
    綺麗なイラストと共に現代語訳が美しく解りやすく。こういうのを国語の教科書に取り入れたらいいのに✨

    0
    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    大学受験の国語にも、回り道ではあるが役立つ

    古典の亡き作者たちが、教養の基本のキと考えていた作品がずらり。

    受験の話に戻れば、共通テストなどでしばしば和歌やらの引用についてその意味を問う問題がでるし、作中で読まれる和歌の前提となっていることもあり、読解にも一役買う。実際模試で和歌の意が問われたと

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    古典で習ってる時はほとんど何も感じなかったけれど、ある程度歳をとってからは昔の作品が面白いってなんかすごいなと思うようになった。

    改めて思うと平安時代は特別な時代で、政治の中心部については日本史の中でもあまり生臭さを感じない、女性差別もそこまで匂わない、面白い時代。

    みんなが恋の歌を読むってなん

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    こんなに身近に和歌を感じられるとは思わなかった。
    紫式部日記を読んでみたくなった。みんなが楽しそうにお祝いムードになっているのに自分だけなんか心に引っかかるものがあったり、後から入った職場に馴染めず数ヶ月出勤拒否をしたりしていたなんて共感できるなと思う。
    平家物語1巻1段の「祇園精舎の鐘の声...」

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    とりまく環境が違っても、人の感情というものは今も昔も変わっていない。
    ただ昔の人の方が自分が見ている景色や、抱いてる感情を文字に表すのが上手だなと思った。

    まさに愛も、喜びも、悲しみも
    ぜんぶ詰まった一冊でした。

    0
    2024年07月25日

    Posted by ブクログ

    日本の言葉、文学を大切にしたい、そんな筆者の想いが詰まった宝物のような作品だと思う。
    「万葉集」「古今和歌集」「拾遺集」「枕草子」などの「一度は見た(聞いた)このある」美しい和歌を味わうことができる、この企画は傑作だと思う。
    平安の日本文化の黎明期、そして鎌倉、室町の武士社会のいわば混乱期に詠まれた

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった…
    たくさんの方のイラストもあってあっという間に読み終わった感じ。何度もページを戻って見直したとこもあった…エモい?なんか不思議な感覚…

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    これは…

    お勧めされて、ずっと気になって、買うかどうか悩みに悩んで
    何を躊躇う?買いましょう!
    と言われ続けて買ったけど

    良い!!!

    古文とか、和歌とか必ず学校で習います

    大体の人が
    古文わかんない、面白くない、というかこれ習ってこれからの人生役に立つ?というか使うことある?
    と思ったと思い

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    枕草子や平家物語の冒頭など
    私たちのよく知る短歌などを現代語訳したものですが
    挿し絵のきれいさに目を奪われました。

    0
    2024年01月14日

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