あらすじ
※2020年8月8日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。
エリート武官養成学校でくりひろげられる少年たちの胸熱な青春!
大人気「八咫烏シリーズ」第4弾
八咫烏の一族が支配する世界山内で、宗家を守るのは山内衆と呼ばれる上級武官。勁草院という養成所で厳しい訓練がほどこされ、優秀な成績を収めた者のみが護衛の栄誉に与る。平民の茂丸、下人の千早、大貴族の明留、そして武家の雪哉。生まれも育ちも異なる少年たちは、勁草院の過酷な争いを勝ち抜き、日嗣の御子を護る武人になれるのか――。解説・大森望
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八咫烏シリーズの中でも人気の高い巻。山内のホグワーツとも言うべき勁草院での学生生活が中心です。
勁草院は進級試験に合格しなければ、身分にかかわりなく退学という実力社会です。
そんな中でもご飯を食べたり、語り合ったり、時には喧嘩したり。ハリー・ポッターの魔法学校、ホグワーツを思い出しました。
最初は貴族の明留と平民(雪哉は郷長の息子だけれど平民寄り)の生徒たちとの軋轢があったりするのですが、それを乗り越えて行くところが胸熱で。青春ていいな♪
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ここからはアニメでまだやってないところ。
チラリと雪哉が学院に入ることだけはわかっていたけれど…
正直、学園ものになっちゃうのかー…
と、がっかりしてました。
だけど、そんなこと思っていたのは愚かでした。笑
雪哉が院生を仲間にしていくことを嬉しく思う反面、雪哉くん、そんなに怖い人だっけ?とドキドキしてしまいました。
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八咫烏シリーズ第四弾。
今回は学園ものの面白さがありますね。章ごとに視点を変え、群集劇の面白さも味わえます。
前巻での雪哉の覚悟。それは自分のことだけでなく、もっと広く大きな視野を持っていたとも知れる。
物語も大きく動き、続きが楽しみ。
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全ての章が回想から始まる本作。若宮の空の記憶は今後どうなるのか。そして、真の実力を開花させ始めた雪哉。立派な風貌の青年へと成長し、わざと縮こまっていた小さな少年ではなくなったのが印象的。
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気を付けて読んでたんです。
今までの3作を読んで、
きっと黒幕がいて、どんでん返しがあるんだろうなと。
でもやっぱり気付かず、最後にあっとなりました。
雪哉、家でも何でも使ってやるって、そういうことか…。
腹をくくった君は、頭が良くて性格が捻くれまくっているんだね。。
より好きになりました。雪哉推しです。
そして、趣味の悪い服の似合う明瑠も可愛くて好き。姉弟ともども可愛い。
Posted by ブクログ
いやーーーーー八咫烏シリーズ、圧巻すぎる。
間延びせず、ここまで面白くできる
作者の技量が凄まじい。
世界設定がすごく緻密で
「え?そんな訳あるかい」と思う瞬間がなく
ファンタジーなのにすんなりのめり込める幸福感たるや…
八咫烏の世界を理解したと思いきや
猿との共存の過去まで出てきて思考が追いつかなくなりそうだけど
展開もストーリーも面白いから食らいつき理解しつつ楽しんでいる。
Posted by ブクログ
ここにきて学園ものか!とびっくり。
雪哉と同世代たちのやりとりに微笑ましさを感じつつ、学園という独特の空気感を物語に感じます。
前3巻よりもするする読めるのは、
慣れによるものか、この学園もののテンポ感によるものか。
私はハリーポッターシリーズが好きですが、
どうやら著者の阿部智里さんもそのイメージで日本版ホグワーツ魔法魔術学校のように『勁草院』を描かれたとのこと。
わかる!!
「勁草院」は、山内を統べる族長一家の近衛隊・山内衆の養成所。
前作で雪哉が若君に、
山内衆になります!勁草院に行きます!
と宣言してますが、その「勁草院」です。
若宮・長束中心の朝廷での様子も描かれつつ
『空棺の烏』ではそれぞれの章のタイトルが、
雪哉が勁草院で出会う同輩の友人たちの名前になっています。
今後、若宮を守る山内衆の仲間になるのだろうとワクワクします!
さて、前3作までの雪哉を思うと、
この4巻目での成長ぶりに感動します。
覚悟が決まったことでの、肝の座り方がカッコ良い。
これまで若宮に付き従いながら、
まず金烏について、朝廷について、学ぶところからだったひよっこ雪哉が
次はそこで学んだ心の持ち用などを教える立場になっているところがいい。
雪哉がこれまでこだわってきた『出自と自分は関係がない』という気持ち。
それは若宮と関わることで、雪哉が改めたことの1つでありました。
とはいえ15〜16歳の雪哉が、それまでの生き方や環境で培われたアイデンティティが崩されるには、1〜3巻までの壮大な物語があったわけです。
勁草院に入学できるのは15〜17歳まで。
雪哉と共に入学した八咫烏たちもまた、それぞれがそれぞれの理由を持って山内衆を目指していますが、年若い八咫烏たちのそれまで培われたアイデンティティでは勁草院内・山内衆としてはやっていくことができない。
そこで、1〜3巻で揉まれた雪哉の出番が来るわけです。
↓印象に残った言葉たち↓
p.104
茂丸「そういう時はな、自分のものさしでしか世界を測ることが出来ねえ、器の小さい野郎だって馬鹿にしてやればいいんだよ。宮鳥だってだけで馬鹿にしてちゃ、そいつと何も変わらねえぜ」
p.183 明留の章
雪哉「権力ってもんは、使いどころを間違えれば自分をも滅ぼしかねない厄介なもんだが、一方で、切り札になり得る力を持っているのも事実なんだ」
p.246 千早の章
明留「全てを擲って(なげうって)、自分自身も同じ目線で戦うか。もしくは、自分の傲慢を自覚しつつ、その傲慢を押し通すか…」
p.288 千早の章
茂丸「黒い面なんて、誰だって隠して当然だ。それ以上に、目に見える白い面を見て、付き合っていきたいと思えるかどうかなんじゃねえの」
雪哉の働きかけもありながら、子どもだった友人たちが成長する中で
それぞれがそれぞれの考えや悟った事を語るシーンがあります。
生きてきたアイデンティティからくる言葉、勁草院で培ったことも混ざってくる言葉。
雪哉が成長してきたように、この友人たちの成長も感じられ、『若宮を守り、山内を守る』という目的に大きく近づいた事を実感。
そして雪哉と若宮の2人の縁は、3巻までの中では長束・桜の君・澄尾(まぁ、路近も)を交えた小規模なものでした。
今作で信頼できる同僚や友人を得たことによる頼もしさもあり、これからの脅威に対する土台が完成したようなどっしりとした重さを感じます。
読んだ後はそんな“基礎”が完成した。
と、ホッと息をつきました。
雪哉、友人たちの成長とともに、
若宮を中心とする山内の根幹の成長の物語でもありました。
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズの学園モノ。
ある程度予想しながら読み進めるけれど、いつも『そーやったのかー』という上を行かれる展開が繰り広げられる。
今回もドキドキしながらページをめくる。
このシリーズは本当にすぐ読み終えちゃう。
繰り返し読むのもありかも。
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はちゃめちゃおもしろかった〜…!
しびれる。
ボーイズのわちゃわちゃした感じがサイコーで、不穏な雰囲気も吹っ飛ぶ癒しでした。かわいい。
のんびり読んでしまったので前半の記憶が曖昧ですが、中盤からバリバリ面白くて夢中。いやほんと、どうなるのこの後、、、!?!となりつつ、楽しみにしてたシリーズたちの続刊が3冊(!)積読かれているので、八咫烏は一旦お休みしてそちらを、、、、時間が、時間がたりない泣笑
Posted by ブクログ
今回アニメにどハマりし、続きが知りたくて小説を購入。
やっぱり八咫烏シリーズ面白い!
新キャラも多く登場し、新しい風が入ってきたのを感じました。
雪哉が信頼出来る仲間たちと共に成長していく姿にも感動。皆のこれからの活躍に期待が膨らむ!
終わり方も続きが気になるラストで、
次作も読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
アニメで見ていたので、
キャラの雰囲気はわかっていたが、
今作では、新キャラが多く登場した。
新キャラから見た雪哉の印象や行動を客観的にみることができて良かった。(アニメは雪哉を中心に回っていたこともあり、主観的ではあったため)
また、学園ものということもあり、これまでとは打って変わって、友情が描かれており、自分には読みやすかった。
しかし、後半は打って変わり、
いつもの独特な世界観に引き込まれる展開となった。
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解説大森望氏。相変わらず解説者が熱くてためになる情報満載。
日本のファンタジー作品を列挙。
小野不由美『十二国記』既読
茅田砂胡『デルフォニア戦記』既読
上橋菜穂子『守り人』既読
荻原規子『西の善き魔女』既読
須賀しのぶ『流血女神伝』→知らない
雪野紗衣『彩雲国物語』→アニメのイメージ
菅野雪虫『天山の巫女ソニン』→知らない
乾石智子『オーリエラントの魔導師』→知らない
→女性作家が多いイメージ。未読含め読んでみたい。
松本清張賞
岩井三四二、山本兼一、葉室麟、青山文平など歴史時代小説作家や牧村一人、本城雅人、三好昌子も気になる。
本作、アニキっぷりが凄まじい茂さんのファンになるのではないだろうか。包容力が半端ない。
千早と明留の友情も眩しい。(市柳の私服選択のセンスはギャグなのか、どうなのだろう??)
と、学園生活にぐいぐいのめりこんでのラスト。またもや明らかになる新事実に驚愕する。
子猿の彼に協力した猿はどうなったのだろう??
鳥形への大烏、当たり前となっているから受け入れられているのだろうか。なかなかな処遇。。と思っていたので千早の過去が衝撃。
『お互いに、わからないことはわからないで構わないと思うんだ。無理に、わかった気になるよりも、そのほうがずっといい。理解できないってことが、自分の知らねえ世界に生きる八咫烏を馬鹿にする理由にはならねえんだと、弁えていれば十分だ。』
『なまじ、自分が善意でそれを行おうとしたがために「こんなにしてやるのだから、感謝されて当然」と思ってしまった。…無意識であるがゆえに、確実に相手を見下している心の持ちようだった。』
『化け物を倒すためには、己も化け物になるしかない…化け物でも構わない、と君は言うかもしれない。だが、化け者ではない君も、確かに存在するのだということを、決して忘れないでほしい。』
『黒い面なんて、誰だってかくして当然だ。それ以上に、目に見える白い面を見て、付き合っていきたいと思えるかどうかなんじゃねえの…まぁ、どこに行こうが、何をしようが、お前がどんだけ腹黒かろうが、俺が見捨てずについててやるからよ。心配すんなや。』
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この八咫烏シリーズはTVアニメを見て読み始めたのですがシリーズ5作目に当たる本作がアニメ放映以降の話になります。
八咫烏シリーズはアニメを見る前に予備知識なしで1作目から読みたかったと痛感しています。それほどに面白い。
今作のように痒いところを隅々まで書いてくれる物語は好物なのです。
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「目的の為なら手段を選ばず」という言葉がぴったりの作品。前作を読んできて雪哉が凄いんだろうなと、もちろん思ってたけど、ここまでとは…
しかも全ては偶然ではないという所が、最後に分かり今回もやられたなという感想。
信頼できる仲間も出来て、よしこれから大猿と戦いに備えるぞ!と思ったらこの展開だし、若宮の記憶の問題も抱えつつ次回作もすぐ読みたい。
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流石雪哉!天晴れ!と申したい所ではあるが、巻末にてかなりシリアスになったので、両手を挙げて喜びかねる事態に。
最後の方の、治真と雪哉のエピソードとか、もっと読んでみたいなと。
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やっぱり面白い。
雪哉って本当に凄いんだなぁとしみじみ。
若宮の「今の時代、ここに存在…」の言葉にはグッ
ときた。 成長した雪哉を見たいので、ここもいつか
アニメ化されるといいな。
勁草院での雪哉のお話だけかと思えば、そんな事は
ありません。
読み始めると夢中になり、タイトルがすっかり頭か
ら消えてた私にはちょっとしたサプライズでした。
間抜けな私へのサプライズとは別に、ちゃんと阿部
先生らしいサプライズもあります。
そして前巻からの繋がりもあり、全体的にバランス
よく面白さが散らばってます。
次巻の「玉依姫」は高校生の時に書いて松本清張賞
に応募したものを大幅改稿したものだそうです。
楽しみ。
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勁草院に入学した雪哉の三年。最初はお高く止まってるなあと思っていた明留も、何考えてるかわかんなかった千早もいい奴だった。雪哉の癖のある性格を知ってもなお一緒に奈月彦に仕えようとしてくれる仲間が増えてよかった。後輩の治真くんのこれからの活躍も楽しみ。
新しい仲間
新しいキャラクターはとても魅力的だ。雪哉はどこにいても計算高く、強い。腹を括った雪哉は若宮を護るためならどんなことでもするのだ、たとえ化け物になろうとも。勁草院での院生たちとの出会い。わずかなこの数年の雪哉を思うと、この後にくる猿との決着は辛い。
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雪哉…恐ろしい子…
どんどん話が広がっていくー
Audibleで聴いているので、コザル(?)がロード・オブ・ザ・リングの「ダンナさん、コッチよー」のイメージに笑
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第4巻はまさかの学園物。八咫烏たちのための学校・勁草院を舞台に少年たちが切磋琢磨していく姿が心地よい。茂丸、明留、千早らいいキャラクターが増えたのが嬉しい一方、成長して策士度が増していく雪哉がちょっと寂しくもある。
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家事をこなす為に休みを取ることが時々あります。
今日は歯医者と家事の日です(*´꒳`*)
というわけで自宅に居たのですが、私は家族の誰も居ない時はテレビを見ません。
テレビを消して、家のお掃除、大物のお洗濯をしていると、携帯からけたたましい音が!?
雨も降っていないのに何!?
と思ったら津波注意報。
直ぐにテレビをつけて確認。
カムチャッカ半島が震源らしいので、ここは少し離れているし、まぁ大丈夫かと一安心。
息子のほつれた作業着を繕い、アイロンをかけていると2回目のけたたましい音。
今度は警報ですと!?
そしてさらに、私の住んでいる隣の町に避難指示が!!マジっすか!?注意報が警報に変わっておりました。
我が家は海に近いので、取り敢えず段ボールや紙類を捨てに区役所に行ってから、大量のビールを買いに、、、(いつもと一緒やんっ!)
そのまま海からかなり離れた歯医者さんへ。
歯医者さんが終わる頃には各地に津波が到達していましたが、そこまで酷い被害はなかったようで安心しました。
さて、先輩にお借りした本の続きです。
今回は雪哉さんが、エリート武官を養成する学校『頸草院』に入学。
頸草院では、兄宮派、若宮派の対立があったり、山烏、宮烏のいざこざがあったり。
雪哉は次々と起こる難問に立ち向かう。
雪哉さんがこの学校に入った真の目的が明らかに。
そして再び猿がっ((((;゚Д゚)))))))
ファンタジー苦手ですが、かなり面白いです。
人気がある作品というのも頷けます。
この巻で、雪哉さんは少年から青年に成長しておりました。
テレビアニメでは少年だったのですが、どんな風に成長しているのか?見てみたいです(*´꒳`*)
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雪哉が勁草院に通う中で、新たな仲間を増やしていく巻。
雪哉自身も成長し、猿と相対する準備が整っていく。
猿も一枚岩ではなさそうなのもなんとも。
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八咫烏シリーズ、四作目。
アニメを見てから本を読み始めたので、ここからはアニメ以降の内容です。
主人公は勁草院に入学した雪哉。
ちょうど今、ハリーポッターシリーズを読んでいたこともあり、勁草院とホグワーツとどことなく似ていて面白かったです。
物語後半の展開にはドキドキさせられ、ますます自作以降も楽しみになりました。
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アニメ「烏は主を選ばない」から入った勢です。
やっぱ面白いわ〜!
いよいよ開花する雪哉の才能と本性。
同世代の学友との交流が新鮮で微笑ましくも背負ってるものが重すぎる。清賢先生の言葉が沁みる。
同時並行で語られる真の金烏と世界の謎。そして猿再び
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山内衆になるため養成所の勁草院に入学した雪哉。
彼の同室の先輩は同郷の幼馴染の市柳。同期は同じ北領出身の大柄な茂丸。相変わらず、のらりくらりの雪哉は徐々に勁草院を掌握していきます。
若宮派の坊ちゃん明留、妹を人質にとられている千早等、将来の仲間も出来て、有意義な院生活を送ります。
実戦試験の最中に雪哉の後輩治真が猿にさらわれ、若宮との対談を要求されます。雪哉は若宮を危険にさらすわけにはいかないと主張しますが、若宮は行くことを決意します。八咫烏の父であり母である金烏の若宮が治真を見捨てることは出来ないかもしれませんが、雪哉の本当の願いを汲み取ってのことだと思いたいです。
若宮のために後ろ暗いことをすることも辞さない決意の雪哉に「俺が見捨てずについててやる」という茂丸。
かっこいい!
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ダメだー八咫烏シリーズは読めば読むほど推しが増えていく危険な話だー!
本当にみんな穏やかに楽しく生活していってくれ……。
八咫烏シリーズ4巻目はこれまでとちょっと毛色が違う、若宮の護衛を勤める為の人材を育てる学校(みたいなもんよね?)での話。
同期でありライバルでもあるこの巻でのメインキャラクター4人それぞれの目線での学校生活やら授業内容、そしてそれぞれが抱える「何故戦う力を身につけたいのか」等の過去などが語られます。
もうね、この話は本当に毛色が違うのにあぁ八咫烏シリーズだなぁと唸ってしまったんですけど、まぁみんなそれぞれ抱える過去が重いんですよね。
八咫烏シリーズって一件煌びやかな和風ファンタジーに見えるんですけど、それは外見だけで中身はもう……絶望とか陰謀とか思惑とか人間の醜さとかをぐっちゃぐちゃに煮詰めてある感じの話でして、ここに来て新しい登場人物達の過去も例に漏れず悲惨すぎてもうね……というかNHKよくこれをアニメにしようと思ったよね、文章でも結構しんどいのにこんなの映像で見たらメンタル落ち込むでしょ絶対。
そして学校での人間関係やらとは別で前回から話に現れ始めた猿に関しての謎やら、今まで「この人金烏ですから!」で通っていたはずの若宮に降りかかる衝撃の事実まで出てきてなんかもうね、盛りだくさんすぎた。
でもひとつだけ言えることは、そりゃ長束怒るわ。私も長束と一緒に怒ったもん、「話が違うじゃないか!」って。
まぁそこも含めて伏線みたいなものは見えてるのでどこかで明かされるのでしょう。
そして遂に若宮体制が動き出すのかと思いきや不穏な最後の文章……いや本当に山内どうなっちゃうの?
どう考えてもこれから話の内容が暗くなる感じしかしないので不安しかない……私の推し達よ健やかであれ……。
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雪哉が勁草院に入峰するところから物語が始まる。ここで新たな仲間となる茂丸、千早、明留らと様々な出来事(揉め事?)を乗り越え絆を深めていく。雪哉は底が見えないほどの何かを抱えている印象だったが、その思いは更に深まる。過去の若宮暗殺未遂を起こしたのが山内衆だったことで、その原因は勁草院にあると睨んだ雪哉は、その改革を行うために勁草院に入峰したことが明かされる。そしてまた言葉を話す猿が現れる。真の金烏とは何か。そして本編後、山内を未曾有の大地震が襲うらしい。これはもう続編も読むしかない!
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今回は学園もの。学園での友情や確執などなかなか楽しめました。謎多き山内の秘密が徐々にわかってくる一方、危機的な状況になりつつあることも判明する。これからの展開も楽しみです。
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第4巻
雪哉が山内衆の登龍門、勁草院で仲間をつくる青春物語、と思いきや、またもその冷徹さ、厳酷さを披露する、怖い話w
とにかく、おっかねぇ、雪哉さん。味方となると頼もしいのだろうけど、いいかげんな自分は、味方でもすぐにコテンパンにされそうw
ただ、皆を守りたいという想いの真っ直ぐさは第3巻からちゃんと続いていて、さらに新たな仲間が、凝り固まった雪哉をほぐす、また違ったポジティブさが嬉しい。
新たに出てきた猿の老人、意味ありげで今後活躍するのかと思いきや…なにやら平穏を望むような彼の意志が身を結ぶことを願いたい。
今回は学校です。
男子校です。登場するキャラが濃いくてとても良いです。
あと、雪哉!
賢いのは分かってましたがこんなに桁違いだったとは!
この巻での出会いがこの先どうなっていくのか楽しみです。
Posted by ブクログ
学習するときは切磋琢磨する同期や先輩が
いた方が成長するといういい例となっている。
得意分野は様々で補完しあえる関係性も
重要なのだ。
ここまで4冊を読んでどんどん読む手が止まらなく
なってきた!
さ、次の号にいくかな
雪哉メインの成長物語
前巻にて若宮に忠誠を誓った雪哉。
その雪哉が護衛となるべく、いわゆる軍の学校に行くお話。
雪哉は今までも記憶力の良さなど優れた一面を垣間見ることはあったが、ここでの物語によってその優秀さが際立っていた。
鍛え上げられた雪哉がこれから若宮の護衛として活躍する姿にこれから期待。