【感想・ネタバレ】玉依姫【新カバー版】のレビュー

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購入済み

泣いた

実は「空」と間違えて先にこちらを買ってしまった。買ってしまったので読んだら全く別の角度からのストーリーでとても楽しめた。志帆に感じた焦ったさも後半になると納得。さらにラストでは神々しくさえ思えた。圧巻だと思った。
泣きました。

#感動する

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2024年05月03日

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ネタバレ

山内の外視点だから山内側で何が起こって、こうなったのか分からなくて凄く不安。
山神さまの怒りで死んでしまった護衛と重症の護衛が誰か分からなくて怖い。誰か想像するだけでも怖い。

サエの時も誰かが傍で見ていれば何か変わっていただろうか。

猿が何を考えているのか分からなくて怖い。

山神さまによって創られた山神さまの荘園。
時代の変化と人の意識の変化、そして百年前に荘園が機能しなくなったことによって綻び始めた。
山神さまが椿と志保の代で終わりと言ってるから綻びが悪くなっても良くはならんのだろうね。
山内の在り方、八咫烏ば変わるんだろうか。変わって続いていくことは可能なのだろうか。

まだ解決してないから不安しかない。

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2024年04月03日

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ご本人がエピソード0と言うように、ここから始まった八咫烏シリーズ。八咫烏や大猿たちが脇役になっている物語でしたね。生贄なんて、本当に時代錯誤もいいとこ。令和の時代でも生贄なんてものがあったら、私は絶対志帆のおばあちゃんと同じ行動を取ってただろう。それにしても、最後がちょっと…急に志帆が玉依姫の口調で話し出したところから若干モヤモヤしているwなんだろう…

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2023年02月02日

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ネタバレ

主人公は女子高生の志帆。かつて、史帆の祖母が飛び出して行った山内村を、訪ねてみると、恐ろしい儀式に巻き込まれてしまうことに。

儀式は、人身御供として山神に捧げられ、その母親としての役目を負わされるというものだった。
前回の終わりで出て来た山神、そして、味方がわからない八咫烏の長である奈月彦と大猿。
話が進むにつれて山神が化け物から人間らしくなり、そして、ちゃんとした神となる。その過程の志帆の献身さがとっても良かった。
また、ずっと八咫烏視点で話を読んで来たので、この話は違う視点になりおもしろかった。
ただ、山神と「英雄」の関係には途中の荒魂と和魂というバレバレの伏線がちょっと残念だった。

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2023年06月05日

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ネタバレ

祖母と暮らす志帆は伯父と出会った事で、母と祖母が逃げたきた故郷へ。
だか、それは堕ちた山神への生贄にされる為だった。

流れとしては異類婚譚。そして、猿退治と民俗学色が強い。

お約束な展開は先が読めてしまうのが、残念。

ただ、ここに猿と烏の確執が判明した。
次の巻で一部が終わるので続きが楽しみ。

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2024年04月28日

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今までの八咫烏シリーズとは違い、八咫烏がメインではない話で。
この章が、今後のストーリーにどう影響してくるのか、楽しみ。
個人的には雪哉が今回出番なしで、ちょっと寂しい

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2024年03月17日

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1回目は正直深く理解できなかった。少女が見捨てられ続けた血のつながらない神様を愛情を持って育てる感動系小説だと思っていた。しかし、烏シリーズを経て何度も読み込むとら様々な視点から俯瞰してみることができ、考察しがいのある作品であると感じた。

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2024年01月12日

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2回目。文庫にて。このシリーズ、巻を増すごとに視野が開ける。これまでの八咫烏の世界から一気に八咫烏の見え方が変わる。

1回目読んだ時、この作品があまり好きでなかった。
今まで信じていた烏の世界が大きく揺さぶられることと、ワクワクよりじめっとした世界観が強く残った。でも、今はこの先の展開も読んでいるのでもっとフラットに、世界観の転換として捉えることができた。

1回目にこの作品を読んだ時の奈月彦の印象の違いへの驚愕は、まだ第一段階にすぎない。フリーザ第1形態では驚いちゃいけない、という感じ笑

2024.1.7
5

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2024年01月07日

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ネタバレ

人間が出てくる話。
シリーズ1から4までとは違い、山神についての話だった。雪哉が出てこなくて少し残念。
この話は、阿部智里さんが高校生の時に考えていた話と巻末に書いてありすごいなぁと思った。

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2023年11月10日

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八咫烏シリーズ5作目。

前作が、いよいよ烏vs猿の壮大な戦いが始まる……
といった終わりだったので、読み始めて、あれ?となった。
思わずカバーと中身違う?と思って、確認したほど。

山内という今までの世界を抜け出し、まさかの現代、しかも日本での物語。
主人公も今まで名前すら出てきていない、新しく出てきた、女子高生。
雪哉は?若宮は?もういっそあせびでも良いから、八咫烏に出てきてほしい……
と焦れてきた頃、段々と繋がりが見えてくる。

様変わりしただけでなく、少しおどろおどろしいテイストなので、好き嫌いが分かれそう。
結末も賛否両論ありそうだけど、私は1作目同様、嫌いではなかった。

お気に入りというか、「まるで口の中に入ってしまった一本の髪の毛のように、ささやかながら強烈な違和感を残していた」という表現は、分かりやすくゾクリとさせられた。
志帆の台詞だったら、やっぱり「——あなたは、ただ単に、生き方が椿の花と同じだったというだけ」が好きだった。

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2023年06月16日

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今までのハイファンタジーからローファンタジーへ。プラス村怖和製ホラー。
八咫烏や大猿は出るが、メインは女子高生と山神の成長と愛の話。こっち系が好きな人には良いのではないだろうか。
ただ、このシリーズは毎回最後のまとめがいけ好かない…

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2023年05月15日

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外の世界から描かれていて、これまでの八咫烏シリーズとは一味違うお話。ほぉ~、そうなっていたのねと思いました。

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2023年05月06日

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八咫烏シリーズでエピソード0に当たるそうな。様々な謎が解き明かされて行きなるほどとスッキリした反面、物悲しさを感じさせる心にずしりと響く作品でした。

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2023年04月01日

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人の考え方がずれている主人公
ちょう利他的

自分が不幸になっても相手が幸せなら幸せって、うーん私自身にない感覚なので余計に複雑に考えてしまう。

次作、大猿との戦いが気になってワクワクしている。

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2022年11月20日

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なるほど。これが八咫烏シリーズの原点の話なんだ。シリーズ5作目ですが、ここから話が始まる感じですね。これからのシリーズの展開が楽しみです。

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2021年11月14日

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この巻は人間が主人公である。
唐突すぎて、正直、番外編なのか?と思ってしまったほど。しかし、この5巻と6巻が先の1・2巻と同様にセットになっており、第1部を締めくくることになる。
ここまでに登場した大猿や外界のこと、失われた金烏の記憶、八咫烏の世界「山内」を開いた山神について明かされることになるのだが、急に世界が広がりすぎて説明に不足を感じる部分があり挫折者が多そうな巻になってしまっているのが残念。民俗学や神道がモチーフ(まあそもそも主人公が八咫烏なので、その可能性は考えてはいたが)として登場するので、そのあたりを心得て読むのがいいかもしれない。
以前の巻に比べミステリーとファンタジー要素が薄まってしまうのが残念ではあるが、ここまでの謎を回収するにはしょうがなかったのだろうか…とも考えてしまった。

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2024年05月02日

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ネタバレ

前作までが八咫烏サイドのお話だったので、今作では世界観ががらりと変わって驚いた。

山神とは何かと、山内の成り立ちの全容が明らかとなり、興味深い章でした。

雪哉など八咫烏側の物語を楽しみにしていたので、そこが描かれなかった分少し物足りないけれど、若宮と天狗の関わりなどは楽しく読めました。

肝心の志帆と山神にあまり感情移入できなかったのが残念です。物語としては綺麗にまとまっていたのかな、と思います。

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2024年02月29日

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エピソード0の位置づけとなる『八咫烏』シリーズ第5巻。神隠しの話しは、丸で十二国記の『魔性の子』のようであり、『天上編 宇宙皇子』にも似たような話しがあったなぁと思いながら、読み終えました❗

1巻と比較すると、大どんでん返しがある訳でもなく、自分が少し日本神話を苦手にしていることから、読み終えるのに少し時間が掛かりました❗

また、途中に少し遣り切れない話しがあって、純粋に物語を楽しめなかったのは、ちょっと残念でした❗ともあれ、物語の全容が解明されて、次巻の最終作に期待したいと思います♫

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2024年01月05日

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シリーズ通して読んでいるが、違った視点でのストーリーでした。
読後の感想としては、鬼より神より信仰心の強い人間の怖さが垣間見えた。生贄文化というより、自分たちさえ良ければいい。そんな人間のエゴで神も邪神になりかねないという思い。

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2023年10月19日

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子供の頃読んだ、藤子不二雄さんの短編で、普通の男性が、世界を育てる話がありました。その世界にとって、その普通の男性は神様なんです。それをちょっと思い出しました。なんというか、八咫烏シリーズの楽屋裏を見てしまった感じで、この作品がシリーズの間に挿入されて来たことにびっくり。この作者さん、引き出しが多すぎる(笑)この流れで、本編?がどういう流れになるのか、楽しみです。

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2023年08月10日

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仕方がないことだけど、これまでの金烏とちょっとキャラが違っててそこだけ少し残念だったかなと。
ただこれまで思っていた以上に日本的な背景のある物語だったんだなと。さらに世界が重厚に広がっていく感じ。

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2023年07月12日

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2023.06.02

これだけなんだから他のシリーズとちょっとちがうな…と思いながら読みました。
あとがきを読んで、このお話のスピンオフから山内の世界が広がっていった初めの話だったからこれだけ毛色が違ったんだなあと。神目線が多いからなのか?なんだかスッキリしないというかよくわからなかった終わり方。やっぱり八咫烏目線からのお話が良いです。

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2023年06月02日

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人間世界の女子高生がこの世界に関わる事となったこのシリーズの裏側譚。
結構オドロオドロしく、なかなかに読み難い。色々な側面からの思惑があり、そんなかなぁと思う心情もある。まぁ読み難いの一言。

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2023年05月14日

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次は人間の女子高生の視点で物語が進んでいくんだね!と期待していたけれど。八咫烏シリーズのキャラは出てくるのに、本当に阿部智里が書いたの?と思うくらいに今までの本と作風が違うというか、一貫性がなく、なんだか釈然としない。主人公は急にキャラ変してしまって共感できないし、奈月彦も役に立ってないし。でもその理由は後書きを読んで納得。

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2023年04月06日

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ネタバレ

はじめは、何で女子高生?急にリアリティが出てきて嫌だなぁと思ったけどストーリー的にはファンタジーだった!
中盤から涙止まらない...
椿も立派になったし、志帆も凄いし。
ラストの志帆は、果たして本当に志帆だったのか……

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2022年12月14日

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はー…こんな展開で来るんですね。
前巻まで慣れ親しんだ八咫烏たちの住む山内という世界とは違って、今巻の舞台は平成の日本。

登場人物たちも、出てくるのは若宮と真赭の薄ぐらい。なんと、雪哉が出てこない…だと…!
あと、ひどい怪我を負った八咫烏はたぶん彼だよね?真赭の薄があれだけ親身に看病してたということは。助かってほんとに良かった…。

日本神話をベースとして、山神とそれに仕える巫女・玉依姫の話はそれはそれで面白いんですが、どう前巻までの八咫烏たちの話と繋がるのか読みながら気が気じゃありませんでした。

やっぱりずっと読んできて感情移入もバッチリしちゃってる登場人物たちにはみんな幸せになってほしいし、でもどう考えても不穏なことになっちゃってる雰囲気しか感じ取れない。

ラスト、彼らはあれはあれで幸せになったと言えるのかもしれませんが、八咫烏たちの山内はどうなっちゃったのー!?

…とりあえず、次巻を早急に読みたいと思います。
次巻で第一部が完結するみたいですしね。

すべてがまるっとハッピーに片付きますように!(でも難しそう…なんとなく泣)

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

日本の神話に題材を取ったお話で、現代で少女が山神の養育者に仕立て上げられるというお話。八咫烏や大猿とか、玉依姫がどうだとか、日本神話に親しんでいないのでピンと来ない。正直微妙なお話だと思っていたが、後半謎が解けていくような展開もあり、多少は面白くはなったかも。読後にわかったのだが、全6巻からなる八咫烏シリーズの5巻目。とはいえ、続き物だったようには思えなかった。

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2022年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間界から来た高校生、志帆の目から物語が進む。
山内の起源、猿と八咫烏と山神の関係が少しずつ分かってきて、次の『弥栄の烏』が第一部の最終巻。いよいよ大詰めか~。
志帆は人間でなくなって山神と一緒に生きることに決めたが、この山神は英雄と椿が融合したもの?そこがよく分からなかった。

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2022年04月04日

Posted by ブクログ

高校生の志帆は夏休みの期間を使って、祖母の故郷山内村に行くことにする。それまで疎遠であった叔父が突然来た理由、実の息子を邪険に扱う祖母に疑問を持った志帆は山内村でその謎が解けると思っていた。
始めに読んだ時に、これ八咫烏シリーズだよね?と思い、読み終わった後も同じことを思った。八咫烏の始まりが分かる物語なのは理解出来るがいきなり山内の外が舞台になり、主人公も現代人、敵だった猿もどういう立ち位置か謎、山神もそもそもなんなのか分からない。そして主人公の志帆もどこまでが志帆でどこまでが玉依姫か最期まで分からなかった。志帆ベースで動いているのか玉依姫ベースで動いているのかかが分からず、主人公に共感出来ずに終わった。もっと志帆の内側の部分、玉依姫が介入していると感じる描写をして欲しかった。そして八咫烏シリーズなのだから八咫烏ベースでないとどうしても楽しめないと感じた。

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2022年02月05日

Posted by ブクログ

突然の現代物。
でもこれが、物語の核で、ここから肉付けされていったのが山内で。
作家さんが高校生のときにおおもとをつくっていた、って凄いなぁって思います。
なので少し毛色が違うのだけど、次のラストを読めばまた八咫烏サイドなので、読み終わったあとは、ああ、こういう位置のファンタジーなのねってわかる。
初めて読んだ時、あれ?1冊飛ばした?とか、八咫烏シリーズではなかった?
って思っちゃったよね。

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2021年09月28日

Posted by ブクログ

2021.9.18
いきなりの展開に思わず
一巻飛ばして読んでる!?となってしまった。
こりゃあどうなるんだ…?
雪哉が恋しい笑

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2021年09月18日

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